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光の降下は精霊界も甦らせるか。冬の湖水に思う。思い返してみると、先日行った本栖湖の精霊界の状態はどうだってあろうか、現場ではそんなことすらも思い浮かばなかったが、今になってそんな観点から眺めてみることが浮かんで来た。今や、どこの自然の場に行っても、本来の天の氣が充実しているところがないのが常になり、いつからか意識することすら失くしていたようだ。 逆に、マイナスの闇の場にばかり気が行き、その影響のうすいエリアにだけ安堵の気持ちを抱いていたのが現実だった。 自然の森や湖や山や谷や川、滝など、人の手からの影響が極僅かで、太古からの景観の調和が保たれている場というのは、天の氣が溢れているだけでなく、その氣の力をまんべんなくすべての生命あるものへ与え、絶妙のバランスをとり、美しく調和させているのは、まぎれもなく精霊の存在なくして成り立たないものだ。この精霊の力の如何も、もちろん天からの光の降下に依るものであることはいうまでもないが、この過去10年くらいのあいだ、この力はかなり落ち込んでいた感がある。それも闇の制覇力の動向と同期するように、精霊界の力は殺がれ続けて来ていたようだ。 おそらく、それが今年以降、徐々に復活して来ることが予想される。既に、私見では、本栖湖の周囲ではかなりの回復を見せはじめている感覚を持った。ただ、湖の精に関しては、未だ眠りが深い気がする。98年頃の独特の湖水の存在感はまだない。森もやっと少し目を醒ましたくらいの感じだ。 湖に関しては、どういう訳か、一目見るとその湖の精霊の状態が一目瞭然の如くわかってしまう。遠く道路を通過中に、一瞬湖水を目にすると、状態がわかり、心配になることがよくある。実はこれは誰にでも簡単に目視できるのだが、湖に憂いを帯びた物語性があるときは○なのだが、まるで水を貯めただけの生気のない場に見えたら、それはよほど状態が悪いということだ。ひどいところは、まったく精霊がいなくなることがある。観光地化して、レジャーランドになってしまえばまず完全にアウトだ。それでも湖の規模が大きいところは、その俗化の影響のうすい箇所ではわずかに精霊界が生き残っている場合もある。人の来ない真冬の時期には、やや持ち直して春先までは復活することもある。 それから、湖の精霊には女性的な存在が割りと多い。その場の精霊の気品どおりの自然界になり、精霊の波動の質が湖の性格になる。 ほかに、龍神がそれの場合もある。ただ、活動出来ずに封印されていることが多かった。 北海道の湖の精霊には、アイヌの方の霊が精霊化してその場を守っているケースもあった。 かつては、湖畔の草地や森の入口などに、エネルギー体の妖精のような小振りの存在もいたものだが、2000年以降、徐々に姿を消していった。 これらのことは実に大きな問題である。すべては人間の罪過である。 本来、太古の昔には、彼らと共に生きていた地球であったのに、いつのまにか、まったく人には見えず、感じず、故に破壊をものともせず、自然界の調和を甚だしく破って来た訳だ。 彼らが保つエネルギーに満ちた地上であるから、人も光に満ちて生きられたはずなのに・・・。 こんなことに価値を感じる人はどれほどか知らないが、時代の行く末はガイアと共に生きること以外にないだろう。それは自然界の精霊の心をも知ることからはじまるということも、知っておくべきだろう。
by martin310
| 2014-02-01 22:41
| スピリチュアル
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