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伊豆に住み、八ヶ岳を巡り「空と森と水」の美しい風景を求めて・・・。 自然に包まれて暮らそう!---Martinのフォトエッセイ
by martin310
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小説の描く人間ドラマのうちに、過去生の魂のドラマを見る。


小説の描く人間ドラマのうちに、過去生の魂のドラマを見る。_a0282620_23335333.jpg


日本の自然主義文学の作家の作品を読むと、リアリズムを追求したものだけにテーマは私小説的なものになるのは自ずと知れたもので、そこにかなり作者自身の実人生での事柄を題材にしたものが多いものだが、当時の解釈では、それら人間界の規範を害した倫理の枠を外れた奇行に走る遠因を、大概は家系の血の因縁に求めたり、理性と本能の相克の果てのある種の狂気に見立てたりするのが慣行のように書かれていたりする。
若かりし頃、それらを読んでは、大人の世界はあまりにわからな過ぎるものが、時に無秩序にドラマを作り出していくものだと、変に納得していたものだが、後年になって、はからずも自分や近しい者らの過去生探求をもとにした人間の“業(ごう)”というものを追求するにつけ、魂に刻まれたカルマの転生後の発露の実体というものを知ることになると、これら過去に読んでいた小説の内部の人間ドラマを動かしているものでさえ、そこに確実に魂の神秘な世界の働きがあるのを実感することになったことを思うのである。

つまりは、今それらの大いなる実体験による学びを越えて新たに、私小説のドラマの成立要因の中に、まざまざと過去生の生み出した宿業というものが垣間見えるようになったということだ。
人は人生の途上で、思い掛けない出会いを経験する。それも、あってはならない関係へと迷妄の道へ転落していったり、はたまた、行きがかり上、どうしても関わらずを得ない人物やその取り巻きとのあいだで起きる、予想もできない対立やいざこざや、抗争や、相克は、過去生での関係性の持ち越した延長戦の場合や、怒りおさまらぬ復讐劇の再現であったりもするものだ。
小説の描く人間ドラマのうちに、過去生の魂のドラマを見る。_a0282620_23352284.jpg特に、武家社会の長かった日本の過去生を引き継ぐものは、そこに起きた様々な血で血を洗うような凄惨な闘争の結果を引き摺ることがことに多い。封建の世の中での地位や財力や力の上下の中で、不条理極まりない死を余儀なくされた無念の想いを残したままのものや、騙し騙され窮地に追い込まれた無残な死を遂げたものやもまた、決して死してをも尚、赦すことの出来ない想いを強く持ったまま転生に出ることもある。
えてして、過去の世の登場人物の魂は、当時の配役を変えながら、また、メンツを同じにして、次の世にも登場し、続くドラマを演ずることに相成るものだ。
そういう視点で当人の無意識裡のうちにある、魂記憶による霊動というものを加えて、人間ドラマの動きを見つめてみると、妙に原因がベースに見えて来るだけに、もし、それを当人たちの意識の届くように伝えることが出れば、少なくとも、それ以上の破綻へは至らないでおさまる気がして来るものだ。
なぜなら、それを深く意識に落とし込んだとき、当人たちの魂の動きに何らかの納得の兆しが出て来る可能性が高くなるからだ。意識はわからないうちは、わかるまで、わかろうと無性に感情や行動が無軌道に高まっていくものだが、そこへまさに想いのたけを素直に昇華するだけの力を、それらの過去生での原因となる物語を知ることによって与えることは出来るのである。

もっとも、そんな風に解決出来たなら、そのドラマは終了になり、物語自体が成立しなくなるので、小説にはならなくなることにはなるのだが・・・。

なんなら、現世と過去世の原因と結果が交錯する重層的ドラマを書けば、それらの全体像がわかる画期的な小説が出来る訳だ。自然主義文学の作家たちに、再度、新自然主義を標榜してこの世に出て来てもらうしかないのかもしれない。


小説の描く人間ドラマのうちに、過去生の魂のドラマを見る。_a0282620_23344518.jpg

by martin310 | 2014-07-02 23:36 | スピリチュアル
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