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伊豆に住み、八ヶ岳を巡り「空と森と水」の美しい風景を求めて・・・。 自然に包まれて暮らそう!---Martinのフォトエッセイ
by martin310
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はじめての車中泊の旅。宿泊料無料はやはり画期的だ!・・・だがそれなりにしんどいものでもあり。汗。。


はじめての車中泊の旅。宿泊料無料はやはり画期的だ!・・・だがそれなりにしんどいものでもあり。汗。。_a0282620_2252623.jpg
▲妻籠宿から見た「恵那山」(2191m)の雄姿。


車中泊仕様の一応の準備が整ったところで、さっそく以前から、行くのならまずはこの地方と思っていた、一泊二日の車中泊コースを巡った。

犬連れの泊まり旅は、到底条件が限定される為、まずキャンプかそれに近いもの以外は考えにくい。ペット同伴の宿泊施設なぞ、もともと経費をかけたくない心情からは、まずもって設定範囲にない。やはり、どんなに狭くても、二人と一匹が軽量装備でお気軽に泊まれるというのは車中泊以外にはない、・・・と、いうことで、日程もフリー、予約などなしの勝手きままな行き当たりばっ旅が可能な車中泊というスタイルは、考えられる当然の帰結のようだ。

だが、もともと車中泊に適した車など所有しているはずもなく、幅も長さも高さもあるワゴンや商用バンタイプなら、なにもこんなに創意工夫してあれこれ手づくりしなくてもいいのだろうが、我が愛車は年季もいって、使用程度もすでにご老体の部類なのだが、またこれも愛着あり、問題なく走れるうちは、そう簡単に買い換えたくもない。
なのでD.I.Yした床下収納で上げ底になった就寝スペースに、荷物にまみれながら、二人と一匹が「川」の字ならぬ、「パ」の字になって寝息を立てるのである。

向かった先は木曽路の馬籠島崎藤村の故郷であり、「夜明け前」の舞台であるのは周知のとおり。この地の空気に触れたい、恵那山の山容を眺めてみたいと、島崎家の墓参も含めて、「木曾路はすべて山の中である。」という「夜明け前」の世界へ旅立った。
(※参考:松岡正剛氏の千夜千冊の「夜明け前」の評はなかなかお薦め)


はじめての車中泊の旅。宿泊料無料はやはり画期的だ!・・・だがそれなりにしんどいものでもあり。汗。。_a0282620_22154053.jpg

▲これが今回の旅の周遊ルート。静岡、長野、岐阜、山梨と4県にまたがり、南アルプス、中央アルプスをぐるっと右回りに一周するような行程だ。高速は、都市部の混雑エリアをショートカットするためだけにわずかに使い、あとは山中を分け入る山路ばかりの国道を好んで進む。行き交う車も珍しいほど閑散としていて、専用貸切のように我々のみが急峻な林道のような渓谷の側道を行く。
なかには国道というイメージからはまったくほど遠い、すれ違いもままならない狭小な道路がくねくねと深い山の中に続くところもある。それでも忘れた頃に、確かに国道というように標識が小さく立っている。これが国道とはと驚きながらも、一向に「P」エリアさえない、もちろん店舗さえない、限界集落的な村々を掠めて走る。
天竜川を遡上し、残雪が層をつくる山岳路を眺めながら、中央アルプスを越える峠道を経て木曽路へと下りる。

日が暮れる前に阿智村へ出た。寒い木曽路で一泊する前に昼神温泉で湯に浸かった。(思いがけず“湯ったり~な昼神”という日帰り温泉でワンコイン入湯を得た。けっこういい施設でいまどき¥500とは実にありがたい)

すっかり日が暮れて、国道19号の道の駅「賤母(しずも)」に到着。
当初宛てにしていた場所はまだまだ相当先なので、時間的にも無理があり、先には行かずこの場に決定する。
トラック軍団が仮眠しているが、一般者の車中泊者はいないようだ。一番端っこに停めて宿泊準備に取り掛かる。

荷物は厳選してきたつもりだったが、結局使わないものも多くなり、床下の収納場所以外は上に出しておくほかなく、その量のかさばりに狭い室内で収集がつかず悶々とする。
テントのように広ければ、荷物は脇に集めておけばいいが、ほとんどが就寝スペースになる室内では、荷物を寄せておく場所がなく、夕飯の準備もあり、脳の中は混乱の極みにパニくるのである。ワンコも一区画を占有し、キャリーの中で安眠させなくては、自分たちも眠りに着けない。
夜はしんしんと冷えて、外気温は4℃くらいだろうか。
それでも温泉効果が持続して、ありがたいことに体はぽかぽかして暖かい。


はじめての車中泊の旅。宿泊料無料はやはり画期的だ!・・・だがそれなりにしんどいものでもあり。汗。。_a0282620_22163398.jpg自作ウインドーシェードを窓に固定した室内はこんな感じ。すべてのウインドーを目隠しした状態は、思いのほか独立した空間になり安心感が増し、外の世界のことは忘れてしまうほどだ。
トラック軍団のアイドリング音や、国道を疾走する車両の音は少し聞こえるが、眠れないほどでは全然なく、二重のシュラフにさらに上掛けした中にもぐれば、立派なねぐらになって安眠できそうな気配だ。
だが、なかなか眠気が来ず、何度も寝返りを打ちながら時間が過ぎるのを待つ。ツレはすでに夢の中のよう。ワンコかツレか、どちらの寝息か判別がつかず。そのうち気づいたら自分も同じ夢の中だった・・・。


はじめての車中泊の旅。宿泊料無料はやはり画期的だ!・・・だがそれなりにしんどいものでもあり。汗。。_a0282620_22173990.jpg

▲これが早朝の道の駅「賤母」の光景。
朝はさすが木曽路、気温は2℃まで下がったが、前回の朝霧高原の冬キャンプのマイナス2℃の寒風下よりは全然ましだ。ワンコも朝までぐっすり寝ていたようだ。(顔のすぐ横にワンコのキャリーがある。ここまで犬と接近して寝たのはじめてだ。自分が犬になった気分だった)
シェードの下のガラスはけっこう結露しているので、朝一にエアコンでまずは除湿暖房する。


はじめての車中泊の旅。宿泊料無料はやはり画期的だ!・・・だがそれなりにしんどいものでもあり。汗。。_a0282620_22195510.jpg

▲朝食の準備へ。
カセットボンベの「ガスピア」が活躍。室内が狭いのでこれだけでもかなり暖かくなる。


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▲もちろん、自作の車内ミニ換気扇も活躍。
湯気を近づけると、ちゃんと排気しているのがわかった。(一応多少は役に立っているようだ)
調理と暖房の換気はこれで少しドアを開けておけばOK。


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▲カセットコンロでまずはお湯を沸かす。
荷物を脇に積み上げながらの朝食の準備だ。朝日が射して徐々に室内も暖かくなる。

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▲感度の安定と音質がいいとのレヴューから3バンドラジオはSONYの「ICF-SW11」にした。だが、よほどここはFM波のロケが悪い山間部と見えて、なかなかよく聴けない。家では今まで聞こえなかった放送局がいくつも清澄な音で聴けたのに残念だ。


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▲朝は簡単な野菜スープで。
シェラカップで食べる、車中泊明けの食べ物は実においしいい。バターロールも軽く火で焼いて食す。モーニングコーヒーは豆からミルで挽いて淹れる。う~んと唸りながら「うまい!」を連発。

天気は朝から快晴で、まわりの山々は残雪が白く輝く。ここからほど近い馬籠宿へ向かう。


旧型キューブ(Z11系後期)で、こんなかたちで車中泊している人はまず希少だろう。なにせ他にいくらでも適した車はあるはずで、キューブにこだわる理由もない訳で、自分たちもやはり広々した定番のハイエースクラスのベース車が最良だろうと思う。だが、そこは今あるものを生かそうとする我が主義がそうさせる。出来る限り出費をせず、現況で創意工夫して旅を愉しむ――そういうこだわりがこうもさせるのだ。だが、結局、備品を揃えるうちにどんどん出費がかさむことに・・・。

でもまあ、これで旅自体は交通費と食費くらいしか出費はなく、楽々ローコストな旅を実現できたことは確かだ。これを契機に次なる旅で、さらにエリアを広げて行こう。2泊3日コースはさらに遠くまで行けるはずだ。


はじめての車中泊の旅。宿泊料無料はやはり画期的だ!・・・だがそれなりにしんどいものでもあり。汗。。_a0282620_22215282.jpg※床下収納はいいにはいいのだが、荷物の出し入れにはその度に難渋する。なにせ、床板を取り外すには、上の荷物をどける必要があり、もちろん自分も同乗者も外へ。
一旦、車外に荷物を置いてから蓋を開け、同様に仕舞うときも同じで、この作業は雨が降っているときはまず無理だ。しかも、床下に入れてしまったものは後で容易には取り出せないのが玉に瑕。(汗)
これにルーフキャリアが如何に利用価値があるかはこれからだ。
※写真は、愛知県東栄町の大千瀬川上流にある「煮え渕ポットホール」付近でランチをしたときの様子。(必要な荷物を外に出しての昼食調理)


でつづきは・・・。
「馬籠宿」のフォトギャラリー編になる予定。


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by martin310 | 2015-03-06 22:27 | 車中泊の旅
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