前回記事の
“日野春ハーブガーデン”に立ち寄った後、小淵沢の
“ミヨシ・ペレニアルガーデン”へ行ってみた。
ここは以前から、ブログ記事などでその存在は知っていたものの、遂に今まで一度も立ち寄ったことがなかった場所だ。今回、八ヶ岳周辺の苗の販売をしているガーデンを巡ることで、漸く興味がぐんと湧いて来た所で、ネットで調べてみるとガーデンは無料で開放されているようだ。
ここは
株式会社ミヨシという花関係の育種、開発、生産、販売を行っている会社が開放しているガーデンで、“ペレニアルガーデン”の
「ペレニアル」とは、多年草・宿根草のことらしい。この宿根草を中心にしたガーデンとその苗を販売しているショップ
“ABABA”がある。
入ってみると、そこは会社の敷地の一角に見学者用の駐車スペースが少しあり、その右手にガーデンがある。その周りはやはり植物関係のプラントといった趣で、何か無理やりどこかの会社内へお邪魔してしまったような感覚がある。
でも、ガーデンとショップは一般開放されているので、そう遠慮することもないのだが・・・。
ガーデンはそれほど広くはないが、樹木の借景にうまく調和させたけっこう優れた出来のガーデンのようだ。
暑い夏が終わり、宿根草の草丈もかなり伸び切って高くなり、花も既に終わりかかっているのだが、かろうじて見られる候だったようだ。それにしても、この秋口の時期にこれだけの花の色を保っていられるというのは、よほど考えられた品種のレイアウトになっているのだろう。シーズン中は花の数の絶えない設計になっているだろうし、その管理も優れているのが見て取れる。
もし、これが初夏の頃であったなら、相当な色鮮やかな花々で溢れていることだろう。
ガーデン自体は、あまり人口的でない植え方で、自然な雰囲気を醸し出しているようで、それほど広くはない中でここだけ別世界のように際立っている。
自分的な見どころとしては、このガーデン内よりショップの方が興味深いものがあった。それはまた次の記事にて。
―つづく―