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伊豆に住み、八ヶ岳を巡り「空と森と水」の美しい風景を求めて・・・。 自然に包まれて暮らそう!---Martinのフォトエッセイ
by martin310
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ガーデンハウスをD.I.Yする。<18> ~最後の工程、板葺屋根の施工に入る。~これぞ忍耐の手作業の連続だ。


ガーデンハウスをD.I.Yする。<18> ~最後の工程、板葺屋根の施工に入る。~これぞ忍耐の手作業の連続だ。_a0282620_13172351.jpg


ガーデンハウスの製作段階も、遂に最終工程の板葺き屋根の施工に入った。
本当は屋根葺きはもっと早くにやるのが基本だが、気持ち的に内装や外装を急ぎたい気が逸って、屋根は一番後回しにしてしまった結果でもある。
なにせやったことのない板葺き屋根というだけあって、方法はまったくの手探りで、参考にしたのは海外のキャビンの屋根の部分画像のみ。
まったくネット上で探しても、今どき板葺き屋根などやる人が皆無なのか、一切施工に必要な情報はないときている。
しかも板材は最も安価で耐久性のない杉の荒材。
そんなもので屋根を葺くなんてプロはいないだろうし、DIYフリークでも普通はアスファルトシングルガルバリウム、もしくはオンデュリンだろう。

そこをわかっていながら挑戦するのが我がモットー。
いったいどのくらいもつのか、実際問題セルフビルドで耐久実験である。
ウエスタンレッドシダーなどを使うのが、アメリカなどではセオリーのようだが、軽くて軟らかくてふわふわで反りやすい杉板なんぞが、いったい屋根材の役目を担えるのだろうか。
まあ、それを塗装でカバーしながら、年数を稼ごうという算段なのである。


ガーデンハウスをD.I.Yする。<18> ~最後の工程、板葺屋根の施工に入る。~これぞ忍耐の手作業の連続だ。_a0282620_13183789.jpgというわけで、まずはその杉板(2m長)の40枚を、まずはただひたすらサンディングすることから始めた。
わざわざ手間のかかるサンダーがけするのは、単純に電動カンナを持っていないからだ。そうそうあの手作業用の伝統的かんなも持ってない。
いつもSPF材のテーパーがかかったものばかり材料にしているので、表面をきれいに削るなんていう作業はほとんどしないツケがまわって来た感じか。
この作業に半日かかった。手も振動で痺れていた。

そして次は、40㎝長にカットして(計160枚)を塗装する。
これには「インウッド」の“ピーカン”を使い、ウエスでひたすら表と側面を塗っていった。これも同じ作業を延々と繰り返すけっこう時間のかかる工程だ。
あとどれくらい、あとどれくらいと、残りの板ばかりを見るほど忍耐の作業。
途中で塗料がなくなったので、約半分くらい残して終了。
それでも午後のすべてを費やした。


ガーデンハウスをD.I.Yする。<18> ~最後の工程、板葺屋根の施工に入る。~これぞ忍耐の手作業の連続だ。_a0282620_13215253.jpg
▲塗装して乾かすのは隣地の草むら。このまま一晩放っておいた。


ガーデンハウスをD.I.Yする。<18> ~最後の工程、板葺屋根の施工に入る。~これぞ忍耐の手作業の連続だ。_a0282620_13251886.jpg
▲つい最近まで薪棚があった場所へ、同じ単管パイプで屋根葺き用の足場を組んだ。


さて翌日は足場組みからだ。
傾斜してガタガタな地面に脚立はまったく機能しない。やはり、シンプルながらも単管パイプの足場は欠かせない。
設営にはこれでもツレと二人で2時間はかかった。
いつもながら最初のうちは、高さに恐々腰が引けて登っていたが、そのうち慣れてひょいひょい気楽に屋根に立っているという。


ガーデンハウスをD.I.Yする。<18> ~最後の工程、板葺屋根の施工に入る。~これぞ忍耐の手作業の連続だ。_a0282620_1328206.jpg


鼻隠しや破風からは1㎝出すことにして、最下段の一列目から葺き始めた。試しに2列目はどうなるかと板を置いてみると、あれっ!2列目が傾かない。
そうか、1列目が長すぎるのが問題だ。で、長さを3分の2にした。
これで後は10㎝ずつずらして貼っていけばOKだ。
ガーデンハウスをD.I.Yする。<18> ~最後の工程、板葺屋根の施工に入る。~これぞ忍耐の手作業の連続だ。_a0282620_13292311.jpg板と板とのあいだは1列目(スターター)はあけずに、隙間なく貼った。
2列目もあけると水が内部に入る。
3列目からは内に隠れる長さがあるので可能だ。で、3列目からは、板間の隙間を6mmあけながら貼っていった。(隙間をつける方が雨水の排水にもいいだろうし、見栄え的にもきれに見えるようだ)
もちろん、板の切れ目には次に上に来る板の切れ目が重ならないようにする。こうすることで、雨水は板の下部へはまわらないということだ。
この板の切れ目位置の調整は、途中で幅の狭いものを入れることで可能になる。これも、海外の画像をよくよく精査しながら見つけた方法だ。


ガーデンハウスをD.I.Yする。<18> ~最後の工程、板葺屋根の施工に入る。~これぞ忍耐の手作業の連続だ。_a0282620_1329485.jpg


で、この日はどうにか3列目まで完成。
墨線や水糸を引いたりして直線になるようにしたので、けっこうきれいに揃っているようだ。
塗装色はちょっと明る過ぎのようだが、次第に板が黒ずんで来るのでもっとこげ茶系になるはず。でも、一度塗りが売りの「インウッド」でも、やはり仕上げにはもう一度塗りしたいところだ。
葺き終わってから再塗装すれば、そこそこいい感じの色合いになるのではないかと・・・。


ガーデンハウスをD.I.Yする。<18> ~最後の工程、板葺屋根の施工に入る。~これぞ忍耐の手作業の連続だ。_a0282620_13302941.jpg


来週はまたひたすら板屋根を葺く作業が待っている。
完成までもう一息。(汗)


ガーデンハウスをD.I.Yする。<18> ~最後の工程、板葺屋根の施工に入る。~これぞ忍耐の手作業の連続だ。_a0282620_13313250.jpg
▲母屋の横に3棟並ぶ我が家の光景。画面左から「TOOL SHED」(自作)、「ガーデンハウス」(自作)、「ミニログ・コスカA」(ログメーカー作)。


by martin310 | 2016-03-18 13:35 | ∟ガーデンハウス | Comments(5)
Commented at 2019-10-22 13:44 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2019-10-22 13:46 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by martin310 at 2019-10-22 15:08
izurin-87さん、
とてもマニアックな趣味趣向の合うコメントありがとうございます。
とても詳しく、また理路整然としたメッセージで、とてもありがたく思います。
我が拙blogなんて、いったい人の役に立つのかなぁなどと、
ちょうど思っていたところなので、余計にありがたさが増します。
また、同じ伊豆人(移住組)のようで、DIY共々同類のようで…。

そうですか、板葺き屋根ですか。
検索で必ずヒットするほど、誰もやらないような無謀な施工
でしたからね、杉板の板葺きは私くらいなものでしょう。

耐久性はおすすめ出来ませんが、
一応、未だ問題なく屋根の機能は果たしているようです。
2階の窓からいつでもこの板葺き屋根が見下ろせるので、
状態が一目でわかります。
なので、塗装の状態からそろそろかな?と思う頃、
再塗装をやってます。
これもblog記事にあると思いますが。
なにせ、板といっても野地板のあの一番安い杉板ですからね、
多少反ったりもしてますが、塗装で持っているのか、今のところ
それほど劣化の様子はみられないみたいです。

脚立ですぐに乗れる屋根なので、思い立ったら補修可能
なのでいいのかもしれません。
本来は、ウエスタンレッドシダーなどの丈夫な板を使うので
しょうが、とてもそこまで予算をかけれないのでこれにしました。
手間的には、板自体が水分が凄くてそれを乾燥させ、
カットして表面をサンダーがけして、両面塗装して…など、
けっこう手がかかりましたけど、やはり板の重なりの美しさは
いいですね。

それと、ウッドデッキ、なかなか本格的ですね。
こんなシビアな作業、本当に女性がやってるとは…。
凄いの一言です!
こんな繊細で正確な細工が出来るのなら、板葺きなんて
そう難しくはないのではないでしょうかね。

※オンデュリン・・・、私も考えましたが、やっぱりイメージに合わないと板葺きに。

応援します。

Martin
Commented at 2019-10-22 19:58 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by martin310 at 2019-10-22 20:57
izurin-87さん、

「小屋マニアのつぶやき」って何のことだろうと…、
思わず自分のブログ内を検索してしまいました。(笑)
はー、そうか、以前こんなんのを書いていたのですね。
やっと思い出しました。

ああ、この「いたいけな板葺き屋根」のことですね。
ふむふむ、これはなかなか味がありますよね。
これならかえってあまり頻繁に塗装しない方がこうなりますね。

izurin-87さんのブログの庭風景から、東海岸方面だなあと
思っていました。
是非、機会あるとき一度お庭拝見したいと思ってました。
きっとウッドデッキも完成することでしょうから。

その際はご連絡させていただきます。
ありがとうございます。

Martin
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