週間予報を見ると、いよいよ、じとじとと雨が降ったり止んだりという梅雨特有の時期がやって来そうな気配ですが、我が庭は、今でさえ、隙間なく緑が盛り上がって来ているところ、雨が増えれば、またさらにその度合いが増すようで、雨でしなだれて見栄えもよくなく、いっそうそのジャングル度は高くなることでしょう。
初夏から真夏にかけて、昨年植えた宿根草類の花々が、順次花色を見せてくれはするものの、乱雑に伸び切って、倒れたり、曲がったり、他と絡み合ったりして、せっかくの花が無惨に見苦しくなったり、この時期の庭は色の豊かさと同時に、なんともきちんと出来ない鬱陶しさで、なかなか眺めてもフラストレーションが溜まって来てしまうものです。
気になるところは手を入れて、整理すればいいものの、それではせっかくの自然の風合いが壊れてしまうとも言い訳して、なかなか手を出さずに悶々としたりして、なんだか雨降りの時期は庭への思いまで梅雨っぽくなってしまうようです。
そんな中、この時期の主役級の座の、アナベルやカシワバアジサイが大きく膨らんで来て、道路側からの庭の眺めに、豪華な縁取りを加えてくれています。
今ははじめで真っ白ですが、このあと様々に色が変化して、その風情の変わり映えにも興味が湧いて来ます。
さてさて、雨の時節はバラ軍団にとってはもっとも病気におかされやすいとき、もう一度薬剤散布もしておかないと、重症にかかることもあるので要注意です。
それに雑草の勢いも増すので、気の抜けない本格梅雨シーズンの訪れです。