伊豆に住み、八ヶ岳を巡り「空と森と水」の美しい風景を求めて・・・。 自然に包まれて暮らそう!---Martinのフォトエッセイ
by martin310
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夏キャンプの宵。 @清里・丘の公園オートキャンプ場


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今までのキャンプで、今回は一番早く現地着が出来たのにもかかわらず、設営を開始するとこれがなかなか終わらず、気がつくとあたりは大分暗くなって来て、夕が近づいていました。

おかしいな、何にそんなに時間がかかっているのか、ほとんど時計を見ることなく、やるべき作業を黙々と進めていただけなのに、いやに時間だけが早く経っているなぁというのが、このときの感覚。
実際は、設営作業で手を動かしながらも、どこをどんな風に撮って、どんな構成にしようかなどと、もう、あまりに煩雑過ぎて細かな撮影が出来ていない動画のことをあれこれ脳裏に巡らしながら、どうも思い通りにいっていない状況に少し苛立ちながらの焦りも感じている時間帯であります。
今回は多少は余裕がと思っていたのに、いつも以上にペースが遅いようで、休憩する暇もまったくなく、ずっと動きづくめでほとほと疲労の度合いも酷くなっていました。

またも、設営の完成を見ずに、夕餉の支度に取りかからねばならない時間になって来ました。
そのあいだを見て、多少の撮影もしておかねば記録に何も残りません。果たして、キャンプとは常に常に重労働そのもので、なかなか待望のまったりタイムを迎えるに至らないのが常となっています。

辺りがあまりに暗さを帯びて来ると、ランタン類の点火もはじめなければと、一度腰を下ろしたあぐらチェアーから、また腰を上げるのがおっくうになる中、くたびれながらも作業はまだ続くのであります。


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a0282620_14015539.jpgとにかく何か飲み物を一杯やりたいと、ステンレスマグにジャグに入れたライム水を汲んで、ジンビームを少し加えぐっといきます。ふーっとやっと一息つきます。

タープの外の暗さがまた少し増して、テーブル上に置いたランタン類がいっそう明るさを増して見えて、キャンプリビングでの夕暮れ時の独特の雰囲気になって来ました。
傍らでバーナーで調理するツレのピッチも上がって来ているようで、もう炒め物のいい匂いが辺りに漂いはじめました。


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新品の初下ろしのときに、見事にホヤを割ってしまったルミエールランタンがいい感じの炎を見せてくれています。
一度やってしまっただけに、このランタンの扱いは息をのむように慎重になり、だいじにだいじに扱い過ぎるほどの気のつかいようです。
キャンプ中は、出来る限りものを壊したりするアクシデントをなくしたい心理が働きます。
それは、のんびりまったり愉しむ気持ちの流れを一気に寸断してしまうので、けっこう安全にいきたいと思うのも確かです。


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マイテーブルの上は、どこかビル街のネオン輝く夜景の如くに見えて来ました。
ここからは、麦焼酎のお湯割りといきます。
傍らのコンパクトバーナーでカンティーンでお湯を沸かしながら、これを使って呑むと実に格別の味になります。
何杯かいくと、A4君で焼いた焼き鳥や貝類が出てきます。
やっと今宵のまったりタイムがやって来て、日中のあのどうにかこなした労働量のことを思いつつ、その疲れを癒すべく、ほかほかの食材に舌鼓を打つのでした。


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何をそんなにご機嫌で手に取って見ているのかと思いきや、よく見ると焼き網のようです。
どういうことか意味不明ですが、ちょうどシャッターを切ったときにそんな動作をしていたようです。
タープの下で焼き網を見る人です。


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a0282620_14015964.jpgこのキャンプサイトが凄いのは、林間だけにまったくの無風だったことです。もともと風がない日だったのでしょうが、森の中で風を遮ることが出来る場なのでしょうか、ともかくも焚火の炎が終始まっすぐ上に昇っていました。今まで河原のサイトなどで、強風に苛まれてきた過酷なキャンプを経験しているだけに、この無風状態の焚き火は実にありがたい貴重なものだと感じるわけです。


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あいにく、夜空は雲が多くなって星はほとんど見えませんでしたが、静寂そのものの静かな夜を過ごすことが出来ました。
我が家のほか、2組のキャンパーが奥のサイトの方へ張っていたはずなのですが、物音ひとつ聞こえず、ちょっと不気味なほど静まり返った清里の夜でした。
早起きと設営の疲労で、いつもより早々と睡魔に襲われ、二人と一匹は幕内で一気にご就寝です。zzz


―つづく―


by martin310 | 2017-07-10 14:18 | *キャンプ | Comments(0)
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