初春キャンプとそれでひいた風邪で、2週間も土留め柵工事が中断していました。
今週やっと再開です。
18メートルを5ブロックに分けた、残り2ブロックとなりましたが、風邪の病み上がりの身体は、さすがにまだ本調子ではなく、しつこく残った咳や鼻水で時折、小休止を置きながらの作業となりました。
何といっても、支柱を立てるための60cmの穴掘りがきつく、“根切り”という幅の狭い歯のついた道具で掘っては、柄の長いシャベルで土を上げるのですが、これを深さ60cmに到達するまで続けるのがとても難儀で、すぐさま腕や肩が筋肉痛になってきます。
実際に支柱を入れて、水糸にぴったりと位置が合って、しかも垂直を確認して、それもどんぴしゃきたときは、かなり感動ものです。
これがそうはいかず、狂いを修正する段となると、なかなか後々までしっくり来ず、思ったような正確な仕上がりにならないことが多いようです。
たかが穴掘りといえども、如何に無駄なく最小のサイズで、正確な垂直を掘れるかに掛かっている、ということでしょうか。
それも、漸く、作業の終わりの頃になって上達して来たようです。(遅すぎた)汗!
▲4ブロック目は、それほど高さがないので、“2×6”は5段組みで済みました。(これは4段目まで積んだ状態です)
ただ、塗装したツーバイ材は、しばらく塗った状態でウマの上に放置しておいたので、雨や日光でかなりクセが出て曲がったり、歪んだりしていました。それを取り付けの際、矯正しながら組んでいくので、手間も余計にかかってしまいました。
▲5段組みした後、支柱の上部をカットして笠板を乗せ、横板2枚を取り付けて完成です。
その後、隣地側の板と地面との隙間に土を入れてきれいに仕上げます。
手前の我が家の敷地側は、盛り上がった土のままですが、最後の最後に整地する予定でいます。
▲思いがけず仕事が捗って、最終の5ブロック目まで手が掛かりました。ここまで来れば、もうあと1日ですべてが完成する見込みとなりました。
後方の“TOOL SHED”までうまくつながった感じです。
いずれこの道具小屋の前は、野天の作業場としてウッドデッキ化する予定でいます。
▲“TOOL SHED”前から土留め柵を見た状態です。
中央部分がやや右寄りにたわんでいるのですが、この角度からはほとんどわからないようです。
真正面から一直線に見ると歪みがよくわかって、そこが心残りで仕方ありません。痛恨の狂いでしたね。
ロングラン作業もいよいよ来週で終わりです。
この大掛かりな補修工事が終われば、気持ち的にもけっこう開放された気になります。
でも、また母屋の外壁の塗り直しが気になり出しているので、この後も作業は当分続くでしょうね。
春たけなわとなれば、花壇やキッチンガーデンの世話も忙しくなります。キャンプシーズンも到来で、休みの日が余計に貴重な時間になります。