2月の初めからのロングランの土留め柵工事が一応終了したので、その骨休めも兼ねてワンコを連れて伊豆下田の「爪木崎」に行って来ました。
爪木崎と言えば、1月に咲き誇る300万本の水仙の群生が有名ですが、今まで一度もその水仙祭りのエリアには足を踏み入れたことがないので、今はもう水仙の花はもちろんすっかり終わっていますが、どんなとこだろうと、爪木崎自然公園の無料駐車場から遊歩道を歩いて岬に向かいました。
もう4月が目の前だというのに、なかなか気温が上がらない中、海風の寒さを気にしながら、ワンコとはじめての場所をお散歩です。
駐車場からは、ちょっとした原生林っぽい森の中をのんびりウォーキングです。
ワンコはもううれしくてうれしくて、がむしゃらにリードをぐんぐん引っ張って歩いて行きます。
低木の樹林帯ですが、なかなか雰囲気のある半島の森です。ワンコはアスファルトより、土の道がうれしくて、脇目も振らず先を急いで歩いて行きます。
遠くの景色は少し靄(もや)がかかっていましたが、風がないところで陽射しに当たっていると、ぽかぽかして来ます。
だんだん上着が暑くなってきていましたが、海辺に出るととたんに寒くなったりするので、なかなか脱ぐ気にはなりません。
水仙やアロエの群生が広がる爪木崎公園まで出ると、視界がどーんと開けて、その向こうに白亜の灯台が見えました。爪木崎灯台です。
やはり伊豆半島も先端の方まで来ると、もうそこは春が早く進んでいる気配です。
我が家のある山の景色とは、季節が半月以上違っているようです。
特に灯台目当てというわけでもなかったのですが、無類の灯台好きの自分には、この姿の美しいまっ白な灯台に心惹かれるのは当然でした。
河津や稲取方面が淡く望めるアングルです。
海の青がきれいでした。寒くなければもっと海にも近づけたのに・・・。
やっぱり、灯台のある風景は絵になります。立っている場所や辺りの風景、それになによりこの灯台のデザインがかなりいいです。
灯台って、なぜか好きなのですよね。なので、YouTube のオリジナルロゴは、こんな灯台マークを使っています。
爪木崎灯台、かなりいいですね。
それにしても、ワンコの脚力のタフさには驚きでした。結局、最後の最後まで猛然とした歩きのペースは衰えず、チビなワンコに終始曳かれる人間でした。
帰りのコースは暑くてあつくて、上着を脱いでも汗をかいて、海風が涼しいほどでした。
たまには、こういうウォーキングがてらの観光もいいものですね。