先週、無事、18メートルの土留め柵が完成し、今週はそこで出た小石混じりの土砂をフルイで、文字通りふるいにかけて、きれいな土だけで整地する作業を進めました。
敷地の境界線まで崩した土砂が、土留め柵の下にかなり積んであったのですが、それには小石や木片や木の根など、いろいろ混じり込んでいて、とてもそのままではきれいではありません。
これを園芸用の円形のフルイで、余計な粒の大きなものを取り除いていく必要があります。
何かもっと効率のいいものはないかと思っても、やはりこの原始的な方法でコツコツとやっていく以外にありません。
手鍬で土を割っては、フルイで漉して、きれいな土だけを平らになるように敷き、それを足で踏んでは固めていきます。
フルイで取り除いた小石その他は、ゴミは手で除けて、あとは敷地の雨水で土砂が流出しやすい箇所に撒いていきます。
見てのとおり、一度にフルイに入る土砂の量はこんなものです。これを延々、嫌になるほど繰り返していくのです。1メートルやるのに、1~2時間は要します。しゃがんだり立ったり、フルイを振ったり、土はことのほか重く、次第に腰に効いてきます。
3時間もやると、腰が悲鳴をあげ出します。
いやはや、単純作業にしても、実に骨が折れる仕事です。
それでも、夕方には何とかあと残り1ブロックまで漕ぎ着けました。来週の半日位で完了です。
で、この手前側の柵に沿って、薪棚を作ろうと次なる構想が待っています。
ざっとサイズは、幅が4m50、高さは1メートル40、奥行きは50センチ、といったところで、屋根も作らねばならないので、基礎も含めてけっこうな造作になります。
その前に、母屋の外壁の再塗装もあって、なかなかこの後も、のんびり出来ることはないようです。
年中暇なく外仕事・・・、たまにキャンプを挟んで息抜きと、こういう具合に今年も進んで行くようです。
我が庭は、まだ春浅く、花の数もまだまだこんなものです。
ただ気温が少し春めいて高くなりつつあるので、植物の生育もエンジンがかかり始めたようではあります。