伊豆に住み、八ヶ岳を巡り「空と森と水」の美しい風景を求めて・・・。 自然に包まれて暮らそう!---Martinのフォトエッセイ
by martin310
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カテゴリ:「食」の問題( 23 )

「食べない人たち」 -3- 秋山弁護士のハイパー度(不食者はここまでになる)


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a0282620_1444331.jpg秋山佳胤弁護士は、2006年から徐々に食べる量を減らしていき、2008年には、完全にプラーナ(大気中の“氣”と呼ばれるもの)を摂って生きていることに気がつき、以来、食物も水もまったく摂らない、完全な不食を実践しているそうだ。
食べない生活はわかるが、水の摂取をもしないで生きられるとは驚きだ。イメージとして、どんな場合も、水だけは欠かせないのかと思いきや、まったく水分補給もなしにその後、今日まで6年以上ものあいだ、問題なく快調に生きているというのは、どう考えても不思議極まりない。

しかも、体力はずば抜けていて、ペルーを旅したときに、水も持たずに標高3050メートルのマチュピチュ山を登ったという。それも、足のエキスパートの現地のガイドを追い越して、頂上に上がったというし、また、パレスチナでは、革靴でウエストポーチをつけ、右手にカメラを持ちながら、9キロマラソンに参加したと、もちろん水は飲まずに走り、なんとそれでもたっぷり汗はかくのだそうだが、喉は乾かないとのこと。いったい、秋山弁護士の体は如何様なものになっているのだろうか。

a0282620_14443430.jpgまあ、不食生活を長く続けていると、ここまで肉体は肉体であっても半物質のエネルギー体に変容してくるものなのだろう。なにせ、その体がエネルギー源とするのは、食物としてのプラーナなのだから。だが、決して食べることはせずとも、自然に空間に遍満するプラーナを取り込むようなシステムが完成されてくるのだろう。都会の中にいるよりも、大自然の中の方がプラーナが満ち溢れているので、快適であるとも言っている。
おそらく、自然界の動植物は、この秋山弁護士と同様、本質的にプラーナの未知なるエネルギーによって活性化されて漲る命を得ているように思える。もちろん物質循環によっているのは、自然科学が明らかにしたとおりだが、それだけの要素が命をつないでいるとは思えない。非物質次元のエネルギー、つまりはプラーナ、または“光”(愛)によって生かされているのは、直感的にも明らかだろう。
むしろ、今このときは、この自然界の非物質次元のシステムに、人間が戻っていくプロセスなのかもしれない。つまり、人間の自然化、或いは本来の自然存在化への回帰の過程なのだ。
2000年初頭、ニューエイジ界ではひととき「ライトボディ」なる肉体の光化現象がもてはやされたことがあったが、当時の方法論はよくわからないスピリチュアルなアプローチしか語られていなかった。だが、以来、十余年が経過した今、人は食べないことでそこへ到達できることが、秋山弁護士をはじめ何名かの先駆者によって実証されたのだ。これはまさに画期的なことで、大いなる人間存在のシフトをもたらすこと必至であろう。

そこには、まさに飽食や食糧危機、GMO食品の襲来など、「食」にまつわる危機的な時代性のアンチテーゼのように「食べない生き方」が新しい時代を開くという、アイロニカルで反動的ともいえる動きをもたらしている。
「食べなければ・・・」とずっと恐怖してきた人類にとって、「食べなくても生きれる」、しかも、十全と命を謳歌できるという事実は、人類史上の革命になりうるほど超刺激的なことではないだろうか。

a0282620_14451046.jpgほかに、秋山弁護士は睡眠に関して、一日2時間程度あれば十分だと語っている。睡眠時間2時間とは、どう考えても超人的な数字だ。しかも、眠る時間をきっちり決めている訳でもなく、必要があればずっと起きているようで、徹夜が徹夜でなく、ただ眠らず何か仕事をしていたに過ぎないほど自然なのだ。
つまり、体が睡眠を要求しないというのは、疲れそのものがないほど体が常に健全で健康そのものであることであり、疲労や老化、病などというエネルギーダウンの現象には至らない超ハイパーな肉体を持つことが可能だということだ。

これによって氏は、一日が三倍に使えるようになったという。単純に考えても、食事時間、食休み、睡眠・・・などなど、物質的な栄養補給をする生活システムでは、「食べる」という行為にまつわる様々な行動に多大な時間が奪われているのはわかるはずだ。それらが一切ないのだから、当然、使える時間は激増する。
ましてや、眠らなくても平気なら、ずっと何かに没頭することが可能になる。
いや、むしろ微食・不食を目指す道は、空いた時間の退屈さを如何に克服できるかが、生き方を変えるともいう。暇がありすぎることから、その時間を持て余すことで、また元の生活に戻ってしまう挫折タイプもありうるということだ。

だが、逆に言えば、元々生きている時間を有効に人生に活用しようという強い意志があってこそ、この不食の道に進めるはずで、この道の歩みは、自覚する魂のミッションがあればこそ、生きる時間を充実させることができる。これらは一体になって人生観を形成するはずだ。だから、単に意味もなく不食を体現できるわけがないのである。

秋山弁護士は、訴訟という対立の現場で、その対立を調和へと導く活動として法律特許事務所を運営し、それ以外には、ホメオパシーの代替医療での博士号を取得し、ホメオパシーの相談をも受けているという。講演や執筆も含め、家庭生活と仕事をこの十分な時間を最大限に活用して充実させ、自らのミッションを実行している。確かに、一日二十時間以上もの時間を使えるというのは、相当な活動量だ。人生においての仕事量も超人的なものになるはずだ。


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by martin310 | 2014-07-18 14:49 | 「食」の問題

新刊「食べない人たち」 -2- :不食志向は新人間への脱皮の契機をもたらす。


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a0282620_951283.jpg秋山弁護士がこの共著の中で述べているように、不食への道に入り、食べる量と回数をゆっくりと徐々に減らしていき、体がそれに慣れていく感覚に従っていくと、やがて食べないことの方が気持ちよく感じられて来ると言う。その感覚を大切にすればするほど、食事をすることが体にとっていかに負担を強いるかがわかってくると。端的に言うと、食べると疲れて体が重くなり、意識も低下し、直感が鈍くなり、自分の中から精妙で明哲な知恵が失われていくような感覚に襲われると書いている。

これは体験してみれば、すこぶる鋭敏に感じ取れるものだ。確かに、空腹状態の時の方が、感覚や思考、直感も冴えている。腹に重さを感じる中では、とても超感覚的な閃きや感性の先鋭な発露は期待できない。脳も神経も五感もすべて鈍磨してしまう。
食べるということは、食物が口から体内に入った時点で、すぐさまどんよりした体の感覚と、眠気に促された脳の不活発な状態が押し寄せて来る。これは、空腹の時間が長いだけに、その状態からの変化が如実に感覚できるものだ。
a0282620_955420.jpg例え、ほんの少しの間食にしても、そのわずかな量の物質が胃袋に入るだけで、急に俄かな眠気がやって来るのがわかる。食物の流入に反応して、消化作業が始まった合図のように、ぼやっーとして来るのだ。
だから、間食することも自らはばかれることになる。人にすすめられても断るほどになる。その方が冴えた状態をキープできるし、またあのような鈍い感覚の中に落ちるのが苦痛に感じられるので、自然と口にしないようになる。

それに、重い食事をした後などは、このどんよりした不活発な状態が実に長く続くことが困る訳で、いかにそれだけ肉体レベルでの消化・吸収という胃腸の活動に、エネルギーの大部分を費やされるかがよくわかるというものだ。
だから、一日三食も、しかも満腹になるほど食べている状態とは、体にしては相当な負担をかけていることになり、そのうち消化できないものが体の不調となって、やがて病という形を取ることになるのも納得できる。
普段、まったくそんなことを感じることもなく、好きなものを好きなだけ食べている人は、この体の変化を感じ取る感覚が麻痺している訳で、自分の肉体でありながら、その声を聞くことが出来なくなっているのだ。その蔭で、体は悲鳴を挙げて対応不可から異常な状態が恒常化していくのだろう。それがやがて生活習慣病などの形で顕在化してくることになる。

a0282620_953443.jpg世は食べることが当たり前として、飽食の文化を形成してきた。そんな食文化を推進してきた勢力を考えれば、そこに巨大な利権が蠢いているのがわかり、結果、食べることで命を縮める仕組みが隠蔽された上に、医療や医薬産業に直結していく訳になる。その先は人口削減計画に組み入れられていることになり、人間の家畜化、奴隷化の一端であることが見えてくるだけだ。

「食べなければ生きていけない」とう強力な刷り込みは、人間本来の体の神秘的といえるほどの超越的機能を完全に封じ込めるためのものであり、そこからの脱却こそが影の支配者からの離脱を意味してもいるのだろう。

おそらく人間の体は、あるときを境に、この食べて保つ段階からの変容を遂げるようにプログラミングされているようにも思う。食べる行為からの呪縛を解くことで、まったく新たな新人間になれる可能性を、不食の道は内包しているのではないか。そのプログラムの鍵になるのが、一日一食という小食行為にかかっているように思えるのだ。
まさに、今、そのときが到来しているのではないだろうか?

秋山弁護士によると、おそらく世界的にみて不食の実験を試みている人の数は、ヨーロッパだけでも10万人に達する数に成長しているのではないかと述べている。我が日本でも、山田鷹夫氏が造語した「微食」や「不食」という言葉が浸透しつつある今日、不食を目指す意志を持った目覚めた人たちの数は確実に増えつつあるようにも感じている。

「衣」「食」「住」のうちの「食」にあまりに捉われすぎるきらいのある現代人にとって、この「不食」志向というのは革命的な意識改革をもたらすであろうことと、同時に、隷属の呪縛から自己解放する強力な武器になりえると思えるのだが、さて、あなたはどう思うだろうか?
by martin310 | 2014-07-17 09:10 | 「食」の問題

新刊「食べない人たち」:不食の人・秋山佳胤弁護士と森美智代さん、山田鷹夫氏共著 -1-


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a0282620_10434454.jpg出たばかりの「食べない人たち」をさっそく取り寄せて読んだ。森さんや山田氏は既に当ブログでもおなじみだが、ネット上で噂の完全不食の人・秋山弁護士の手記は今回がはじめてなので興味深く読んだ。
秋山弁護士については、既刊の著作はあるものの、食に関するものではないのと、ネット上ではあまりに情報が少なく、氏の不食への取り組みを知りたかったので、この新刊を待ちわびていたところだった。

全体でも200頁ほどの字の大きな本で、しかもとても平易な文章で書かれているので、実にわかりやすく短時間で読めるものだったが、そこには三人三様の微食・不食へ至る道が記されていて、それぞれがそれぞれに不思議な見えない力に導かれて今日に至っているのがよくわかって、とても興味深いものがある。
それが総体として、同時代のエポックとして人類の不食化への先駆プロセスの役割を持って進んで来たことが充分に感じられるものだった。つまり、これから我々の世界、及び次元が変化していくのと同調するように、この肉体自体も徐々に非物質化、光化が起こってくる前触れを暗示するような意味でも、この三人共著というこのときのシンクロを強く感じるものがある。

秋山氏は若いときに気功法の習得をしていたこともあり“氣”というものの存在を体感しており、その“氣”と同じようなプラーナのことはわかりやすかったようだ。なので、食べない代わりに宇宙に遍満するプラーナを取り込んで生きていることを、違和感なく理解していたようである。
食事の回数を減らしていき、一日一食に体が慣れると、それは同時に、プラーナの摂取量が50%以上になっていると言う。さらに進んで極少量の微食か、ときには何も食べない状態になって来ると、さらにプラーナは70~90%の摂取量になっているだろうということだ。

このことは、我が体験としても感じるところがあり、現在、一日1.2食を実践してからはや4ヶ月が過ぎたが、朝・昼の微食でも空腹に耐えられないということはなくなった。体も感覚も完全に慣れてしまったようだ。
むしろ、体が軽く、動きやすく、気力も体力もいつも充実している感がある。夕食はふつうに食べるとしても、過去3食しっかり食べていた時代からしたら、考えられないほど少量の食物しか口にしていないのだが、持ち得る体力や思考力などはまったく遜色ないか、それ以上のものがある。
いったいどうして?かと思うが、やはり人間の体は食物を車のガソリンのように考える近代栄養学こそが、そもそも間違ったものであったと思えてならない。これもまさに西洋的物質主義の捉え方で、その近代思考が「食べなければ餓死する」という恐怖を潜在意識にしっかり根を張らせているのだ。

そこからの脱却は、頭で考えてやろうとしても無理で、食事量を徐々に減らして体を慣れさせていく過程で、体から感じるもので意識が変化していく、その体験こそが自然な変異の仕方だと言っている。
おそらく、この少食から微食・不食へのプロセスは、人間自体の波動上昇の変容の段階を肉体次元から物語っているものと思える。つまりは、今までの三次元の低い物質レベルから脱して、宇宙の無限エネルギーであるプラーナの摂取により命をつないで行くという、まさに人間のフリーエネルギー化のシフトをもたらすものとして、これら三人及び、その他の不食者の先駆の役割を与えられているものと思うのである。

現実のエネルギー問題の解決法にしても、もはや世界のあちこちでフリーエネルギーの開発が進められているのと同様、人間の命の糧自体も、フリーエネルギーであるプラーナに代替されていくというのが、どうやら宇宙の流れのようである。

ということで、どうも総合的結論を先に書いてしまったが、
~不食の詳細についてはさらにつづく、かも?~
by martin310 | 2014-07-16 10:44 | 「食」の問題

一日1.2食を実践した我が少食・微食の1ヶ月報告・・・健康度アップと脳の冴え★

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今までのこの「食」シリーズの記事で示したように、「少食・微食・不食」という目指すべき道は、まさに今このときに差し迫ってやって来ている自分にとっての大きな食生活への転換期であると捉えている。いや、食生活のみならず、生命活動全体を俄かに変えていく大きな切り替えポイントが到来していると思えるのだ。
むろんこの目的のうちには、肉体は健康で疲労を防ぎ、老化をできるだけ緩和し、スリムな身体で活力に満ち、免疫力を高めて病を寄せ付けず、頭が冴え意識も澄明に、ハイパーな肉体のうちに未知なる能力を開花させ・・・など、様々な可能性を期待するところがあるが、指向する意思として最も注力するところは、今まで信じ込まされていた「食べなければならない」という、生命維持の為の「食」信仰と、食生活に掛ける経済や労力から解放され、極限的少量の食物補給で、充分、いや今まで以上にパワフルに生きていけるという超越的展開にある。

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「人は食べる為に働く」のが当然という、金稼ぎを自動的に強いられる、まるで鎧のような人の掟による重圧感、拘束感からいくらか解き放たれる自由度を獲得できることは、この上ない喜びである。
もし至るところ、「微食」が日常化し、「不食」でもだいぶいける――というようなことになれた暁には、もう、人がよく口にする・・・・「食べていけない」などという御託を言う必要がまったくなくなるのだ。「食べなくていい」生活をエンジョイできるなら、自分や家族の「食いぶち」を是が非でも得なければなどという不文律はもう成り立たなくなる。(もちろん、家計のうちの食費に関してのみに限られることではあるが)だが、少なくとも、「食べていく」ためにがつがつする生き方はもう止めることができるのだ。これは凄いことではないか。
しかも、「食べない生活」は、今も今後も医療費にかける経費を除外でき、体にいいといわれる食物や飲料や、薬品やサプリメントや、健康器具や運動道具や施設費やなにやらを考えに入れなくて済むのだ。より自然の中に身をおくかたちで、健康増進できるものを取り入れていけばいいのだ。

しかも、安全無害な食物を手に入れるだけでも至難な時代に、極力食べ物はいらない生き方が可能というのは、まさに危険物質から我が身を安全圏に確保できる、まったく優れて理想的な方策といえよう。身体に入れる食物が少なければ少ないほど、知らないあいだに危険物質を取り込む頻度は減少する。よって命を苛むリスクは極小になる。

一方、「食べなくていい人間」になることは、つまりは「食」を媒介にしたメジャー、世界の大資本の支配から抜け出すことも意味する。食品・嗜好物・エネルギー・医療・化学・保険・・・産業の国際寡頭勢力は、もちろんのこと、この人間が永久に消費していくであろう「食」の生み出す利権を掌握し、コントロールして来た、この尊大なイミテーションの洗脳による支配権グリッドから、「食べない」という行為によって簡単に抜け出すことができるのだ。生まれてこのかた、散々、毎日三度、三度、「食べなければ、食べなければ」と追いたてられて、知らぬうちに支配権を掌握されていたマトリックスを一枚、簡単に剥ぐことが可能なのだ。まったく血も涙も流すことなく、逆に、健康で活力に満ち、疲れず、眠りも少なく、自由に活動できる時間を倍増することができるなんて、どんなに凄いことだろう。
これは確実に、実践した個々人から生まれる極小規模パラダイムシフトだ!


と、まえがきや講釈がだいぶ長くなったが、そういうわけもあって、もうこの「少食」「(やや)微食」の生活に入って、早1ヶ月になろうとしている。今まで、関連書籍を読んで思い描いていた少食体験のもたらす効果が、少しずつではあるが実感できつつあるので、それも含めて個人的体験の推移を記しておこう。


【私の少食・微食体験経過】

最初にはじめたのは、休みの日に行う「一日断食」からだった。
これはそれほど苦にはならずにはじめられた。もっとも前日まで、普通に夜もけっこう満腹に食べていたので、少し胃腸の為にも食休みした方がいいとも思っていたくらいだったからだ。
これが「一日断食」のメニュー。

朝食スイマグ・・・カップ1杯
     ※“スイマグ”とは商品名で水酸化マグネシウムのこと。これを水に溶いて飲むと、断食時の宿便の排泄を促すなどの効果がある。

昼食シイタケとコンブのすまし汁・・・どんぶり1杯

夕食シイタケとコンブのすまし汁・・・どんぶり1杯

あいだに水分補給とビタミンC摂取のため生水と“柿の葉茶”を1日に1.5~2リットルを目安に飲む。

a0282620_19572448.jpg※これらの一日断食法は、もちろん甲田式断食療法(甲田光雄医師)による。   『軌跡が起こる半日断食法』 甲田光雄著/マキノ出版

シイタケとコンブのすまし汁は、甲田式のレシピどうりにつくっていたが、どうも自分的にはシイタケの味や香りばかりが濃厚で、夕食分にも同じものを飲むというのがちょっと辛くなり、シイタケをやめてコンブだけにして、しょう油と黒砂糖で味つけしたものに変えたりして工夫している。


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そして2週目からは、この「一日断食」をこなせた感じから、毎日の「半日断食」もやってみようと、朝食抜きを決行した。
まったく抜きというのもなんなので、野菜の青泥と自家製豆乳ヨーグルトを摂ることに。
※青泥とは、生野菜(我が家では、レタス・コマツナ・キャベツ・プチベール・ラディッシュ・チンゲンサイ・ケール・ダイコン葉などのうち5種類)を水100ccと塩1.5gを入れ、ミキサーにかける。味つけにリンゴやレモン、ユズ、カボスなどを少量入れる)
a0282620_19575466.jpg※自家製ヨーグルトは、さっと洗った玄米と豆乳を“ヨーグルトメーカー”に入れて作る。ちなみにヨーグルトメーカーは、YAMAZENのYMR-9100を使っている。(超安い)


さらに、3週目からは昼食も抜くことにする。
これは仕事場でのことになるので、まわりの人には“もう昼は食わない”とあらかじめ宣言しておいた。
やってみると、昼休みが実に暇になった。今までのように、食後の消化作用のあの眠さやだるさがまったくないので、午後は実に快調で疲れを知らなかった。
ないしろ頭が一日中冴えているのがいい。昼食後、まったく休むことなく何かをやれる。効率もいい。空腹感はいつもあるが、日に日に慣れていくので、どうということもなくなる。ときにお腹が鳴ったりもするが、胃腸が健康な印と、しめしめ飢餓状態に別回路が働き出す期待感にうきうきする。

とにかく身体が軽くなり、気分もいつも爽快な感じで快調だ。
夕食だけは今までとは量を減らしているものの、しっかり食べられるので、最初に固形物を口にしたときの旨さとありがたさは格別なものがある。
主なメニューは、主食が玄米粥で、ほかに目刺やシラス入り大根おろし、オカラや五目豆、豆腐など、かなりシンプルな健康食だ。
もちろん、動物性たんぱくの肉や卵、牛乳などはなるべく摂らないようにしている。添加物の入った加工食品やジャンクフード、清涼飲料水などはいっさい口にしない。もともとよくないのがわかっていたので、敬遠する体勢はできていた。
少食・微食を続けていると、自然と身体がナチュラルフードしか受けつけなくなる感じだ。食材の持つ自然で素朴な味が旨い!という感覚になる。

そして、昼食のまったく抜きというのも、午後のあいだの空腹度が多少気になることから、途中からバナナ1本と市販の野菜ジュース(200cc)、それに発芽玄米の生米を25g 食べることにした。まあ、これだけの少量なので食事時間は5分とかからない。それでも、かなり満腹感を得て、夕飯までなんともなくなるから不思議だ。

2週、3週と経つにつけ、今まで多少メタボなお腹は見事にすうびてペシャンコになり、身体についた脂肪はかなり消費され痩せてきた。ズボンのベルトも穴が内側に下がり、首も細くなり丸首シャツが多少ヨレヨレになった。
このまま続けて4ヶ月あたりまで体重減が進み、5ヶ月目には上昇カーブに変じるらしいが、やや痩せが目立つので方針を少し変更し、毎日朝0.1食、昼0.1食、夕1食はそのままに、休みの日の一日断食は休止し、同じ一日1.2食を続けるようにしたところ、痩せ方は止まったようだ。このペースで様子をみながら、また改良していこうと思っている。

休日は朝0.1食でも、一日庭仕事をしていられる。かなり疲労はしても、時間が経つと回復してしまう。今までは筋肉痛が翌日まで続いたが、それがない。気がつくと、もう違う作業をしている。やはり、身体の疲労回復のサイクルは数段早まった感じだ。
それに、PCのモニタを見続けることが多く、本の文字を追うこともあり、さらに運転など、かなり眼の疲労度も高かったが、これもほとんど一日休めることなくいられるようになった。
さらに、肌のすべすべ感は驚くほどにきれいになった。剃刀負けでかなり荒れていたところが、まったくツルツルで手触り最高に変わった。はじめて1ヶ月で体感できるのだから、女性なら痩身と美肌には最適な健康法なのではないだろうか。

連れ合いは同じように続けていたが、やや痩せ方が目立つので、昼食を普通のレベルの量に変えて体重の減少を緩和させているところだ。人によっては身体の痩せ度の高いこともあるので、そのあたりは個々に調整する必要があると思う。

いずれにせよ、今のところ健康度は以前より増していることは確かであり、食費にしても食品の数や量も減っているので、相対的には安価になっている感じだ。
なにより調理時間は圧倒的に短くなったようだ。
朝食用の青泥に使う野菜は、これから庭のキッチンガーデンでできたものを使おうと、4種類の野菜の種蒔きも済んで、既に芽が出はじめている。わずかなスペースしかないので、収穫期の時期にしか食材の足しにはならないが、野菜まで自家製にできるのは実によろこばしいものだ。

「食」のミニマム化の実践は、今後まだまだ続く。
by martin310 | 2014-04-02 20:22 | 「食」の問題

「微食」と「不食」の人、その代表的3人のケースと体得したもの。

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●柴田 年彦(しばた としひこ)
a0282620_22142091.jpg1944年、東京生まれ。東京農業大学農学部時代は、動物生態学を専攻。当時の体重は100キロを超える巨漢であった。研究を深めるうち、「生き物としての人間」の不自然さに気づき、マクロビオティック・玄米菜食などを取り入れつつ、独自の思索を開始する。実証を旨として、2007年5月30日から2008年5月29日にわたる「超低カロリー食」生活を展開。著書「ほとんど食べずに生きる人」でその成果を記し、各界を驚かせた。実験結果だけでなく、少食・微食により見えてきた新しい世界についても、その全容を明らかにしている。


◆「カロリー神話」洗脳への挑戦

柴田氏が、一日わずか500キロカロリーの超低カロリーの「微食」で、一年間の人体実験をはじめたのは、食指導家として「マクロビオティック」の普及に積極的に携わっていたとき、“成人男子なら一日に2500キロカロリー、女性であれば2000キロカロリーを摂取しないと健康を維持できない”とする、いわゆる『カロリー神話』は間違っているのではないかと思ったことからという。メタボリック対策が進まない背景には、痩せることや、超低カロリー食への漠然とした不安があり、カロリーを減らして痩せれば健康になる、という認識がうすいことにあると、逆に、自分の身をもって「痩せれば元気になる」ということを証明しかったからだとして、この『カロリー神話』への挑戦をはじめた。

a0282620_2218293.jpg近代栄養学では、人体(成人)の基礎代謝熱量を約1500キロカロリーと定義。この“常識”からいえば、柴田氏の身体は足りないカロリーを自らの脂肪や筋肉からまかなうため、どんどん痩せていき、最後は骨と皮になって餓死すると・・・。実際、ある運動生理学の医師からは、そんなことを続けるならば、四ヶ月後には死に至ると宣告されたそうだが、しかし、そうはならず、365日経っても餓死するどころか、健康レベルは格段に上がり、身体は引き締まり、肌の艶もよく、元気そのものになった。
氏は、こうも述べている。体調がどんどんよくなり、体質が強化され、精神的な活性には驚かされた。痩せることで不健康になるどころか、逆に全身の細胞が甦り、人生が充実したと。食事内容が正しい超低カロリー食の「微食」によって、全身の潜在能力が引き出され、その力を利用すれば、自分自身の治癒が始まり、健康で元気になれるだけでなく、新しい可能性が開けると。

「引き算」の生き方革命を実践。超低カロリー食の実験をスタート。
2007年5月30日開始(64歳、身長173cm、体重80キロ)

・貧血症状が出た1ヶ月目。
・1日中眠たかった2ヶ月目。
・「脱力感」など心身へ不安を感じた3ヶ月目。
・皮膚に不快な症状が出た4ヶ月目。
・皮膚から体質改善が始まった5ヶ月目。
・体質の変化を意識できた6ヶ月目。(ここから微食が心地良くなって来る)
・健康診断で異常が出ない7ヶ月目。
・客観的に健康を確認した8ヶ月目。
・歯周病まで治ってしまった9ヶ月目。(たまらない爽快感が出て来る)
・何かが変わってしまった10ヶ月目。
・体重増加策に転じた11ヶ月目。
・空腹感が心地よくなった12ヶ月目。

2008年5月29日終了(体重57キロ)


そして、柴田氏の到達した結論は――

●段階的に体重を落とせば、無理なく減量目標を達成できる。
●少食微食の食事内容(玄米菜食)でビタミン・ミネラルなど栄養素は不足しない。
●医学的検査でも異常値は出ない。
●1000キロカロリー以下という大幅に少ない摂取カロリーでも十分。(柴田氏は500キロカロリー)
●少食・微食には解毒や体質改善の効果がある。
●健康が増進し、五感が鋭くなり、脳が活性化し、やる気が横溢する。
●人間には「飢え」に対する適応力がある。
●人は食べなくても生きられる。



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ほとんど食べずに生きる人―引き算の生き方革命
柴田 年彦 著   三五館 (2008/10/21)


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●森 美智代(もり みちよ)
a0282620_22395653.jpg1962年、東京都生まれ。短大卒業後、養護教諭として小学校勤務をしていた1984年に難病の脊髄小脳変性症を罹患。以来、西式・甲田療法に専念し、難病をみごと克服。その後、鍼灸師の資格を取得し、大阪市八尾市で鍼灸院を開業。現在、森鍼灸院院長。甲田光雄医師の著書でたびたび紹介されている「仙人2号」のMさんとしても知られる。本格的な断食・生菜食療法を実施してからすでに27年、1日青汁1杯のみの生活になってからは丸16年を超えている。鍼灸治療のほか、講演などでも活躍中。2010年秋公開のドキュメンタリー映画『不食の時代―愛と慈悲の少食』(白鳥哲監督)の主人公でもある。

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一日青汁一杯で生きる奇跡の人――で、森美智代さんはメディア的には最も有名な存在かもしれない。体験記の著作はもとより、映画化もされているので、断食療法や生菜食療法、少食などを検索していれば必ず探し当たる人でもある。

そんな森さんは、最初から食べることを「やめた」わけではない。そこには、21歳で襲われた不治の難病「脊髄小脳変性症」との壮絶な体験があったのだ。「余命5年、現代医学では助からない」と宣告された森さんは、絶望の淵から藁をも掴む思いで、断食療法を実践指導する甲田光雄医師のもとを訪ねた。甲田医師は、「おなかにガスがたまっているのが原因。だから断食すれば治る」と告げた。
かくしてそこから、玄米菜食、断食、生菜食、少食療法、西式健康法・・・などによる闘病が始まった。病状は一進一退を繰り返しながらも、次第に回復していった。そして、最後に甲田式「生菜食療法」を開始――1日青汁1杯のみの生活になってからは丸16年を超えている。


◆森さんの現在の食事(一日一食)
【青汁】
(キャベツ:30g、レタス:30g、シロナ:30g、ホウレンソウ:30g、チンゲンサイ:30g)
水:200ミリリットル
塩:3g
 ※これらをミキサーにかけ、網でこして飲む。

・柿の葉茶:1~1.5リットル(1日あたり)

・エビオス(整腸用):20錠
・スビレン(藻から精製した錠剤):20錠
・ビタミンC剤:1錠(1000mg)


a0282620_2246819.jpg森さんが玄米生菜食療法で治療を始めた当初のカロリーは、一日900カロリーだった。従来の「近代栄養学」では、成人女性は2000キロカロリーが必要とされ、1200キロカロリーを切ると次第に痩せて衰弱し餓死に至る、が定説とされる。
なんと森さんは、それより低い900キロカロリーの食事でも体重が増えるので、玄米粉を抜いて野菜のみし、650キロカロリーにしたものの、ランニングで10㎞も走れたという。
それでも体重が増えるのでさらに減らし、最終的には青汁一杯(50~60キロカロリー)になり、16年が過ぎた。“カロリー神話”がまさに神話化された実証である。人は50キロカロリーの超低カロリーでも充分に元気に生きられるのである。但し、森さんのようなケースは、長い年月をこの療法に専心して次第に身体が適応していったものであることは、明記しておくべきことだ。


◆科学が証明した驚くべき消化吸収機能

・まるで牛のような腸内細菌
森さんの腸内細菌を調べると、人間離れして特殊な細菌が多く、種類とバランスも桁外れに特殊のようだ。
まず、植物の繊維を分解してアミノ酸を作り出す菌の「クロスリジウム」は、一般の人の腸には0.1%程度のところ、森さんの腸にはそれより100倍近い9.8%もいたという。
他にも「ユーバクテリア」などの植物の繊維を分解できる菌は、普通30%くらいのところ、森さんは約60%だった。
つまり、森さんの腸内細菌の機能はまるで「人間離れして牛並み」に、青汁の中の食物繊維まで分解して、たんぱく質や脂肪を作り出し、普通はダイエットのためのヘルシーフードである青汁を、しっかり栄養源にしているということだ。
森さんの腸内の細菌構成は、イモ類などの植物性食品しか食べない、パプアニューギニアの人たちに近いという。

さらに、生菜食や少食実行者は、普通なら捨ててしまう尿素を再利用し、栄養源として使うという研究結果もある。


◆ブドウ糖不足をまかなうケトン体が「強陽性」

身体は飢餓状態に陥ったとき、体内にエネルギー源がなかったり不足していると、その代用として脂肪酸やアミノ酸の代謝産物の「ケトン体」を多く出す。糖尿病の人などは、ケトン体が多いのは危険とするのだが、森さんの場合は不調はない。
断食をすると2~3日でケトン体が増えることはわかっている。これは、ブドウ糖が不足・欠乏しているとき、ケトン体であるアセト酢酸やβ-ヒドロキシ酸が、脳のエネルギー源として使われているからだ。
つまり、超少食実行者の糖質摂取量の不足は、脳のエネルギーの低下を起こすことなく、かえって頭が冴え、脳の働きが活発になるという報告は、逆にこのブドウ糖不足を補う機能として、ケトン体の存在があるということだ。
a0282620_22441138.jpg身体には、非常時に実に優れたバックアップ機能が用意されているものだ。ひょっとすると、これは脳を通じた意識の覚醒には、「超少食」が大きな鍵になる可能性が高いのではないだろうか。逆に、現代が陥っている飽食の欲の充満した食生活は、脳の活性を落とし、よって意識の低迷化を招いている元凶かもしれないということだ。
古今の霊的覚者が必ず断食行を取り入れていたのは、ある意味、この脳の覚醒の為の体内バックアップ機能をONにして、有効化するためのものだったかもしれない気がする。
現に森さんは、野菜や人のオーラが見えるようになり、ヒーリング能力も飛躍的に高まり、遠隔治療さえ可能になっている。また、手が自分の意志とは別に勝手に文字を記録するいわゆる“自動書記”も起こっているという。身体の健康度も高く、疲れを知らない身体になり、睡眠は一日4時間で足りるようになったとも。


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「食べること、やめました」―1日青汁1杯だけで元気に13年
森 美智代 著  マキノ出版 (2008/4/15)


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「食べない」生き方
森 美智代 著  サンマーク出版(2013/11/28)


映画『不食の時代―愛と慈悲の少食』予告編(2分バージョン)
http://www.youtube.com/watch?v=fsxug-12fz0


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●山田鷹夫(やまだ たかお)
a0282620_22511543.jpg「食う・寝る・やる」という人間の根源的欲求の真の姿形求め、自分をさらした実験に挑み続ける実践思想家。「当たり前」を破壊し、「常識」を疑うことで、人間の新しい可能性をメッセージしてきた。デビュー作『人は食べなくても生きられる』で提示した「不食」という概念は、広く日本中に知られ、多くの共感者を生んだ。1951年新潟県生まれ。身長173ンチ。体重63キロ。髪型はスキンヘッド。


そのスキンヘッドで精悍な風貌からしてもユニークな山田氏は、「不食」に関する言説でも、実にユニークで刺激的なメッセージを体験から発信してくれる。自ら“実践思想家”を名乗るほど、当たり前という常識を覆して、真実の世界を開く道を提案する迫力ある人物だ。

山田氏が不食の探求を始めたのは、新世紀に入った2001年の7月からだ。
氏は、「断食」という用語に対して新しい概念の「不食」という用語を作り出した。これが今では広く行き渡り、「少食」「微食」「不食」という用語は既に市民権を得ている。
氏は4年間の実践探求の末、不食のもたらす効用は以下のものと記した。

a0282620_22562758.jpg1. 頭が冴える
2. 身体が軽くなる
3. やる気が出てくる
4. 疲労が消える
5. 病気・不調が消える
6. 眠くならない
7. 肌が柔らかくきれいになる
8. 柔らかい身体になる
9. 老化を遅らせることになる
10.免疫力が高まる


氏は、さらに不食の次なる可能性を“疲れない身体をつくること”に向け、疲れない生き方は結果、老いない身体へとつながると述べている。
それにはまず、

a0282620_22585537.jpg●不食で疲れない体質を作っておく。
疲れない体質とは精妙な細胞を持った身体のことである。
精妙体の細胞は疲れを持たない。

●心的な苦痛や痛みは物質化する。
だが、不食体は、その細胞がない。
肉体の疲労を疲労として身体に刻む細胞が疲労を感知しないのだ。疲労を素通りしてしまう。

●肉体疲労がなくなるから、疲労回復機能としての睡眠は不要になる。

よって、眠ってもいい、眠らなくてもいい、そして、食べなければならないでもなく、食べてはならないでもなく、どちらでもいい自由な身体で、この地球生活を颯爽と渡っていくことだと言う。

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そして、「不食」の彼方にあるものは、・・・。
一つには、人間存在は肉体がすべてではないということ。しかも、それを検証するのは、今までは頭を使うしかなかったが、不食が登場したことにより、誰もがそれを検証でき体験できるところまで辿り着いたということだ。
それを教えてくれる指導者もいらず、自分の身体があればそれで不食を通して人間の真実を体験できる。
二つめに不食の結果、必ずついてまわるのが、今までなかった超常的能力の発露だ。これは元来、その個人に密かに備わっていたものが、不食を通じて開発されて来たものであり、この授かっていた能力を生かす道が新たな人生を開いていくこともありうる。
不食は今の段階では、人間存在が肉体のみでなく、無限の存在であるということを体験的に実証できる唯一のツールである。


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人は食べなくても生きられる
山田鷹夫 著  三五館 (2004/10)


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不食実践ノート―食べずに暮らす人たちの記録
山田鷹夫 著  三五館 (2006/06)


- つづく -
by martin310 | 2014-03-31 23:03 | 「食」の問題

先人の智慧・・・「断食療法(fasting)」の奇跡の効果

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「何も食べない」で「食」を断つことで、治療になるなんて考えれられない?
そう思う人も決して少なくはないだろう。
だが、断食療法は、洋の東西を問わず、古来から人類が行なってきた最も自然な医学療法で、特に、東洋に限らず西洋でも行われてきたことは意外に思うかもしれない。
英語で朝食のことを、“Breakfast”というが、“fast”とは「断食」のことだ。つまり、一晩寝ている間の「断食(“fast”)」を「破る(“Break”)」で、それが縮まって“Breakfast”(朝食)になった。
そこから断食療法を英語で“fasting”という。近年、改めて現代医学の薬物療法、手術療法、放射線療法では、命を救うどころか死亡率を高めている現実が取り沙汰されるにつけ、多くの人々がこの“三大療法”の危険な正体に気づきはじめている。人々は、生命の真理に沿った真実の治療法を求めているのだ。その代表格が断食療法なのである。ヨガでは、“万病を癒す妙法”として推奨されている。

a0282620_1195464.jpg自然の一部である人体は、自然のものだけを体内に摂り入れることを求めているが、現代の自然に背いている文明社会では、自然の法則にそぐわない異物を体内に摂り込むことが多くなる。すると自然の法則が壊され、身体は生命のリズムが狂い、調和を乱すことになる。最も大きな因子として働いているのが食物だ。「断食」の最大の目的は、この自然に背いた身体を、自然の身体が持つ本来の機能を使って浄化することである。断食は、食べ物を消化吸収する身体のとても大きなエネルギー(なんとフルマラソンを走破するほどのエネルギーを要するといわれている)を、食べないことですべて、治癒・排毒エネルギーに転換して、自然治癒力、免疫力、排毒力を飛躍的に強化する有効な仕組みなのである。


◆断食療法の目的

断食療法の目的は以下のようになる。

1:内蔵器官の休養・・・食断ちで消化器や内臓器官を休ませる。
2:過剰栄養の排出・・・体内に脂肪などで蓄積された過剰栄養を排泄する。
3:毒物・老廃物の排出・・・「化学物質」「重金属」「医薬品」などを体外に排出する。
4:免疫力の増強・・・免疫力(白血球数)が飛躍的に増加する。
5:自然治癒力の増強・・・消化吸収エネルギーが回復治癒エネルギーに変換される。
6:生命力の増強・・・生体に備わっている潜在的な生命力の反発を呼ぶ。


◆断食療法のメカニズム

では断食で、どうして身体はこのような働きをし出すのか、そのメカニズムを見ていこう。

a0282620_11143845.jpgまず、断食によって食物の一切を断つことによって、身体には飢餓状態という大きなストレスが生じる。身体は、このストレスに対する反発力としてショック状態を引き起こす。
断食は身体にとっては、このうえない迷惑な危険な仕打ちで、このまま放置したらたちまち死に追いやられると察知して、体内のあらゆる器官を総動員して、断食による飢餓状態に対して生命を守ろうと必死になってもがくのだ。「火事場の馬鹿力」という例えがあるが、これは人間が窮地に追い込まれた際、ときとして自分でも信じられないほどの力を発揮するという意味だ。これが我々の体内でも起きるわけだ。
通常の食事を続けていると、後からの補給が期待できるので、吸収できる栄養分を排泄して少々逃がしてもかまわないが、断食では次の補給が期待できない。従って胃腸に入って来た食物は100%近く消化吸収して、それを身につけようと待ちかまえるようになる。
このように、飢餓状態というストレスに対する反発力が、身体の仕組みを大きく変動させ、体質を変換する過程が、様々な病気や症状を治す力(治癒力)として現われるのである。


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【断食による改善が期待できるもの】

 ・ダイエット効果
 ・アレルギーの病気(アトピー性皮膚炎・花粉症・気管支喘息)
 ・高脂血症、脂肪肝
 ・高血圧、動脈硬化
 ・脳卒中、心臓病
 ・糖尿病
 ・ウイルス性肝炎
 ・肝機能低下(鈍重肝臓)
 ・慢性胃炎
 ・関節リウマチ
 ・多発性硬化症、全身性エリテマトーデス、ベーチェット病
 ・慢性疲労症候群
 ・潰瘍性大腸炎
 ・心身症
 ・慢性胃炎、慢性腸炎、胃腸虚弱
 ・胃潰瘍、十二指腸潰瘍
 ・腰痛、肩こり、ひざの痛み
 ・冷え症
 ・妊娠中や産後のむくみ、妊娠性糖尿病
 ・ガン
 ・痴呆、老化予防と長寿など


◆半日断食からはじめよう

a0282620_11291273.jpg断食とは本来、少なくとも三日以上の断食を行う「本断食」のことをいう。これには、断食に入る前に、あらかじめ何日間かの減食期間を設けて徐々に食事の量を減らしていき、その後に本断食に入る。この期間が最低でも三日間以上で、この間は水分以外には何もとらず、本断食を終えた後には少しずつ食事の量を増やす期間を設けてから終了となる。これには医師などの専門の指導者がいる施設でないと行えず、一般の人が自分ひとりで行うには不向きだ。
そこで誰でもが、いちばん簡単で、かつ安全で、日常生活を送りながら行うことができる断食法が半日断食である。これには、午前中の断食、つまり朝食を抜く方法が最も理に適い、効果的である。

朝食を食べずに空腹の状態になれば、腸を活発に働かす“モチリン”というホルモンが分泌される。これは腸内容物の排泄を促進する消化管ホルモンで、午前中を空腹で過ごせば、それだけ排泄能力が活発化し、老廃物の排泄が促される。
逆に、朝食を摂りすぐの活動を続けることは、胃腸の働きを妨げ、活動を鈍らせることから消化不良から慢性的な胃腸障害を引き起こすことが多くなる。
朝は、前日の老廃物を体外へ完全に排泄する時間帯で、それから、昼と夜に栄養物を摂り入れるのが、天地の法則に適った物事の順序となる。「朝食はしっかり食べなさい」というのは、かなり欺瞞に満ちた情報である。


◆半日断食の基本(甲田式断食法)

a0282620_11151394.jpg1. 朝食を食べずに、午前中は水分のみをとる。
 生水と柿の葉茶で、最低でも500ml以上を飲む。朝食抜きがつらい場合は、青汁(生野菜ジュース)を180ml飲む。市販のものでもよいが、できるだけ旬の野菜を使って手作りしたものを選ぶ。

2. 昼食と夕食の量はふだんより軽めにし、間食や夜食をしない。
 朝食を抜いた分、昼と夜に多く食べてしまっては、半日断食の意味がなくなる。間食夜食がきっぱりやめられるかが鍵。

a0282620_11185019.jpg3. 水分は生水とか柿の葉茶で一日1.5~2リットルを目安にとる。
 半日断食を行うと、食事からとる水分が少なくなるため充分に補う。

4. 慣れてきたら肉や乳製品を避け、油や刺激物も避ける。
 慣れてきたら食事内容の見直しをする。理想的な半日断食のメニューは玄米菜食で、玄米を主食とし、海藻類、キノコ類、野菜を積極的にとるようにする。


◆一日断食

a0282620_11182594.jpg半日断食以外にも、家庭で手軽にでき、しかも安全で効果的方法に一日断食がある。一日断食とは、一週間のうちで一日だけ、液体のもの(水分)以外は一切何もとらない断食療法だ。
これには、空腹感を少し満たすため、昆布と椎茸でだしをとった汁に醤油と黒砂糖を加えたすまし汁をとると快適に過ごせる。また、一日断食を実行すると体がむくむ人には、このすまし汁でむくみを防ぐことができる。

断食を終えた後の食事のことを「復食」というが、これで胃腸に負担をかけないよう、梅干を一つ入れたおかゆをとることでもとの食事に戻ることができる。復食の際の食べ過ぎには注意が必要だ。

半日断食と一日断食を併用すれば最強の健康法になる。

- つづく -

詳しくは、
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甲田光雄著 『軌跡が起こる半日断食』
by martin310 | 2014-03-26 11:33 | 「食」の問題

「柿食えば・・・」の俳聖:正岡子規は、間違った「食」で夭折した。~フォイト栄養学の罪過~

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「食べるほど」「栄養をとるほど」健康にいい――と信じている人は人々は未だに多い。
「栄養をとらないと病気は治らない」と医師や看護師は本気で患者を指導している。
食物とそこから摂れる栄養が、さも薬効があるが如く健康度を漸進化していくと信じて疑わないのは、前の記事で記した“近代栄養学の父”フォイトの残した悪夢であり、食に関する最大の偽情報である。


a0282620_2015305.jpg文明開化の明治の頃、洋風志向でハイカラな進取の気性が強かったひとりの文豪が、この時代の粋である“フォイト栄養学”への信仰によって、若くして惜しまれるその命を落としている。

俳人、歌人、国語学研究家として、俳句、短歌、新体詩、小説、評論、随筆など多方面に亘り創作活動を行い、日本の近代文学に多大な影響を及ぼしたことで知られる「正岡子規(1867-1902)」は、結核脊椎カリエスが死因となり、満34歳で早世したといわれるが、その死に至る病を決定的にしたのが、余りに過剰なる過食、美食、暴食にあるということはほとんど知られていない。それは、当時から変わらず未だに“フォイト栄養学”への無批判な信仰が続いている証左でもある。
a0282620_20155056.jpgだが、子規は病床で書かれた日記『仰臥漫録(ぎょうがまんろく)を残し、その中に日々の自らの食卓の詳細な記録を書き記している。これによって、子規の三度三度食していた内容がわかり、フォイトの偽った栄養学が病苦を生むことが明確になった今日、子規の逝った原因も誤った食生活にあったことが判明したのだ。また、そのことは、現代の我々の食生活も子規のそれに近似したものでもあることから、多くの警告と教訓を得て、健康に生きるための「食」の意識転換の必要性を示唆しているといえる。
子規は、死の前年から筆をとったこの寝返りも独りではできない仰向けに寝たまま記した(仰臥)日記により、第一級の国文学の記録を生んだが、本人の意図とは別に、この日記ははからずも実は、栄養学の資料としても第一級となり得ている。ただ、内容を知れば知るほど、今や、あまりの栄養学に対する無知さ加減には悲惨を極めると言うしかないほどである。その壮絶なる“食べ間違い”は、文学ならぬ栄養学の、“症例”として特筆に値する。


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a0282620_2022063.jpgこれが、病床の子規が『仰臥漫録』を書き始めた初日の日記に記された食事メニューだが、その後もおよそ毎日同じように食べていたことから、これが子規の献立のスタンダードいえよう。
子規は痩身なれど無類の大食漢だったようで、痩せの大食いを絵に描いたような食べっぷりには、まるで寝たきりの病人らしからぬ、そのあまりの豪食ぶりは食欲旺盛というより、異様なほど病的なものだったことが窺える。食べ過ぎで苦しく、食後は吐いてまでも食べていたようで、腹痛も起こし、鎮痛剤まで飲んでも尚も食べ続けていたのである。それも、小食や断食すればゆうゆうと快復することをまったく知らずに、ただ迫りくる病魔に打ち勝つために、猛烈に過剰栄養を摂る為に食べ、まさに這いつくばっても餓鬼のように鬼気迫る食生活を続けていたのだ。



◆子規の病んだ脊椎カリエス

a0282620_20181591.jpg子規は若くして吐血し、結核に罹患。さらに追い打ちを掛けるように脊椎カリエスの病魔に襲われる。「カリエス」とは「骨の慢性炎症」という意味で、脊椎骨が侵され、破壊され、変形する病気だ。さらに膿が身体の各部に溜まり、漏れ出る。そして、「打痛・圧痛・神経痛・運動麻痺などを伴う」、激痛を伴う疾患である。
子規は一度に菓子パンを十数個、柿や梨なども十個前後も貪る大の甘党であった。菓子パンには砂糖が、果物には果糖が含まれる。糖分の異常なまでの摂取によって、骨からカルシウムが取られ、骨はスカスカに脆くなる。そこが病原菌に侵され始めたのがカリエスである。
子規はまた、牛乳を愛飲している。当時牛乳といえば、たいへんな高級飲料であり、完全栄養食という“牛乳神話”を信じて、毎日がぶ飲みしていた。今も、「牛乳はカルシウムが豊富なので、飲むほど骨が丈夫になる」と信じて疑わない人が大多数だろう。ところがこれはまったくの大嘘であることが判明している。
牛乳に含まれるたんぱく質や脂質を消化吸収するために、体内の骨からカルシウムが動員され、排泄されていく。つまり、カルシウムが摂れるどころか、逆に飲むほどに骨は粗密になり、骨折しやすくなる。骨粗しょう症は、牛乳を多く飲む人ほど罹り易い。
子規はカリエスを益々悪化させる牛乳を、おしゃれにもココアを混ぜて愛飲していたのである。

脊椎カリエスは、背骨から全身の骨が侵され、腐り、膿に変じていく。膿の排出口が身体の各所に開き始めると、ぐるぐる巻きの包帯で防ぐようになる。この包帯の取り換え時に、絶叫、悲鳴、落涙を誘うほどの苦痛を病人に与える。だが尚、子規は食べることが病状をさらに悪化させる仕組みを知らず、苦をさらにもたらす「食」に走るのである。これはもはや、生命欲、つまり生きたいという欲望そのものであろうか。



◆子規の癇癪、逆上、激昂の原因

a0282620_20225236.jpg子規の寝ていた狭い和室で、かいがいしく介護をしていたのは、母(八重)と妹(律)である。身体の各部の膿の口に巻いた包帯を、病人が激痛に呻吟し悶絶するなか、毎日取り換える労苦や、病人の異常な食欲で胃袋に押し込まれ、消化もろくにされずに垂れ流される糞便の処理をするのも介護人の欠かせぬ仕事であった。
また、もちろん大食漢で美食家の求めるまま、高価で貴重な食料を取り寄せ、調理し配膳するのも家人のふたりであった。ふたりは、かたや病人には有り余る豪奢な食材を提供しながら、自分たちは台所の片隅で、香の物をおかずに質素粗食な食事に甘んじ、介護には嫌な顔ひとつせずに懇切な世話に励んでいた。
子規は、そんなふたりに感謝の気持ちをもちながらも、ときにとてつもない癇癪を起こし、逆上し、激昂して家人をもそのあまりの恐ろしさで近づけぬほどの、異常な怒りを露にすることがあった。
a0282620_20173592.jpg特に、子規自身が告白するように、妹の律に対し、その欠点の枚挙に遑(いとま)ないことに腹を立て、時として彼女を殺そうとも思うほどになったと記している。悪態ををつき、罵り筆誅を加えることもあったと・・・。また、精神激昂し、乱叫乱罵するほどに頭が苦しく発狂するように異常を来たしたともある。さらに、突如襲う精神錯乱のうちに、不安煩悶を極め、自殺を本気で考え、小刀で喉をかき斬ることや、錐(きり)で心臓に穴を開けることまで思ったと、その凶器の絵図まで残している。
いったい、ここまで仰臥する病人を、異常なまでの怒りに掻き立てているものは何なのであろう。

『仰臥漫録』には、ほとんど毎日「菓子パン」の記述が続く。間食に菓子パン10個・・・、子規は菓子パンが大好物だった。あれだけの豊富なメニューの他に、菓子パンや梨、林檎、焼き栗、煎餅を一日に何度となく食べていた。
甘いものの摂り過ぎの弊害は、子規の業病、脊椎カリエスだけではない。糖分の過剰摂取は血糖値を急上昇させる。すると、血糖抑制ホルモンのインスリンが分泌され、今度は血糖値を逆に急降下させる。正常血糖値以下になると、猛烈に甘いものが欲しくなる。そこでまたさらに菓子などを貪ることになると、また血糖値が急上昇・・・、この激しい上下動を繰り返すうちにインスリンが分泌されっぱなしとなり、低血糖の状態が続くことになる。
そこで、身体は状況改善のために、副腎から“怒りのホルモン”アドレナリンを分泌させる。これは毒蛇の3倍といわれ、ムカムカ気分が悪くなる。さらに、“攻撃ホルモン”ノルアドレナリンも分泌され、よって「キレる」ことになるのだ。
つまり、子規の突如襲う癇癪・逆上・不安は、低血糖症の典型症状であったのだ。



◆動物食が子規早世の元凶だった

「朝・・・はぜ蛤(はまぐり)佃煮」「昼・・・まぐろの刺身」「夕・・・鶏肉たたき、卵一個」(10月2日)

a0282620_2017751.jpg子規の食卓に、まぐろや鰹の刺身はほぼ毎日必ず登場していた。鶏肉や鰻(うなぎ)などもよく並ぶ。動物性食品は、常に子規の食卓に載っている。
「できるだけ栄養価の高いものを食べさせ体力をつけさせるように」
というのが、おそらく医師の指導であったのであろう、母と妹はけなげにそれを守り、子規に毎日これらの動物性たんぱくの豊富な食べ物を食膳に並べたものと思われる。
だが、この好意が仇になり、子規の命を縮めていたとは、なにより皮肉な結果となったわけだ。

動物性食品の危険性は、前出の「マクガバン・レポート」「チャイナスタディ」にあるように、キャンベル博士が述べる、「動物性食品はガンの最大の原因であり、この食習慣をやめれば、ガンばかりか、心臓病、脳梗塞、糖尿病、骨粗しょう症、関節リュウマチほかの様々な自己免疫疾患、アルツハイマー病、白内障、加齢黄斑変性(AMD)など、あらゆる病気を予防し、回復させることができる。」ということだ。
つまり、もしも子規がベジタリアン(菜食主義)をこころがけていたなら、文豪は80~90歳の長寿を全うしたかもしれないのだ。

また、このことは子規の例に留まらず、現在の我々自身の食卓でさえ、子規の教訓から見直すべきものがいくらもあると思えるのだ。「食」は命のもとだが、その「食」間違えは、逆に命をも落とすものであることを肝に命ずる必要ありということだ。旨いものをたらふくと求める強欲は、すなわち「業欲」となって我が身にかえる・・・。

※徳間書店刊・船瀬俊介著 『「長生き」したければ、食べてはいけない』 をもとにまとめ、再編成した。

- つづく -
by martin310 | 2014-03-24 20:42 | 「食」の問題

闇に葬られた二大栄養報告。「マクガバン報告」と「チャイナ・スタディ」

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◆アメリカ国民の健康と長寿を願った「マクガバン報告」は、
既得権業界の圧力に見事に封印された。


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a0282620_1925017.jpg1975年のカーター政権下、当時、アメリカでは心臓病の死亡率が一位で、癌は二位だったが、心臓病だけでもアメリカの経済はパンクしかねないと言われるほど医療費が増大していた。(1977年には1180億ドル=約25兆円)そんな財政的危機を何とか打開しようということで、医療改革が進められた。
そして、その一環として上院に「国民栄養問題アメリカ上院特別委員会」を設置し、全世界からよりすぐりの医学・栄養学者を結集して「食事(栄養)と健康・慢性疾患の関係」についての世界的規模の調査・研究が7年間の歳月と数千万ドルの国費を投入して行なわれ、5000ページに及ぶ膨大な報告がなされた。それを「上院レポート」又は委員長の名前をとって「マクガバンレポート」と呼んでいる。(このアメリカ建国以来の栄養調査の指揮をとったのは、民主党のマクガバン上院議員

a0282620_1933563.jpgこの『マクガバンレポート』では、「心臓病をはじめとする諸々の慢性病は、肉食中心の誤った食生活がもたらした【食原病】であり、薬では治らない」と結論づけ、更に「我々はこの事実を率直に認めて、すぐさま食事の内容を改善する必要がある」として7項目の食事改善の指針を打ち出している。その内容を要約すると、高カロリー、高脂肪の食品つまり肉、乳製品、卵といった動物性食品を減らし、できるだけ精製しない穀物や野菜、果物を多く摂るようにと勧告している。
つまり、当時世界を席巻していたフォイト栄養学の伝道前の初期アメリカの食事に戻せ!と提案しているのである。


a0282620_19255791.jpgまた、この『マクガバンレポート』を補足する形で発表されたのが『食物・栄養とガン』に関する特別委員会の中間報告だが、そのレポートで特に注目されるのは、「タンパク質(肉)の摂取量が増えると乳ガン、子宮内膜ガン、前立腺ガン、結腸・直腸ガン、膵ガン、胃ガンなどの発生率が高まる恐れがある」として「これまでの西洋風な食事では脂肪とタンパク摂取量との相関関係は非常に高い」と述べている。
そして、我々日本人が大いに注目すべきは、このレポートで報告されているのに、「この地球上で最も理想的な食事は、元禄時代以前の日本人の食事である」ことが明記されているのである。元禄時代以前の食事と言うのは、精白しない殻類を主食とした季節の野菜や海草や小さな魚介類といった内容のことだ。日本の伝統食が、この地球上で最も理想的な食事であることが『マクガバンレポート』で認められていることは、西洋風の食生活に侵されている現代の我々には、逆に、日本古来の「食」に回帰することが、命を保つ道であると示唆されていると感ずる。

さて、『マクガバンレポート』では、20世紀初めの古き懐かしき食事に戻すと、次のようにアメリカ人の健康は改善すると予測している。

●ガン・・・発生も死亡も20%減らせる。
●心臓病・・・発生も死亡も25%減らせる。
●脳卒中・・・発生も死亡も25%減らせる。
●糖尿病・・・約50%減(または約50%症状を改善)

つまり、「アメリカ人は、今食べている量を半分にすれば、今よりスリムで、健康で、長生きでき、医療費も激減できる」と、5000ページもの報告書で伝えたのだ。

だが、これほどの優れたアメリカ人の食生活改善するレポート、いや、それだけに留まらず、実際に多くのアメリカ人の命を救えたであろう報告書を、時の食品業界、農業団体、医療業界、マスコミまでが猛反対し、『マクガバンレポート』を完全黙殺して歴史の闇に封印したのである。そして、国民救済の立役者であるところの、大統領候補で優秀な政治家のマクガバン上院議員は、その政治生命をも絶たれる結果となったのである。




◆「たんぱく質は、史上最悪の発ガン物質である」という
驚愕的事実を立証した『チャイナスタディ』・・・業界メジャーの
不都合な真実


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a0282620_19281434.jpg1970年代末、中国の首相がガンだったこともあり、治療法を解明するため中国政府は1973年から1975年まで8億8千万人を対象とした12種にわたるガン死亡率に関する調査を行なった。65万人の作業員が関与するという前代未聞の途方も無い大規模調査である。
このデータを元にして、中国予防医学研究所、オックスフォード大(英)、コーネル大(米)によって、更に1983年~1988年にかけて食習慣と病気に関する膨大な調査が行われた(米英中共同研究で約10億円近い巨費が投じられた栄養研究プロジェクト)。対象は中国全土と台湾から1万6千700人を対象にして「食事と健康状態、ライフスタイル、社会的経済的特徴に関する1367項目」を調査。それをまとめた書物の原書名が『チャイナスタディ』である。
陣頭指揮をとったT・コリン・キャンベル博士(コーネル大学)は「栄養学のアインシュタイン」と称えられるアメリカ屈指の栄養学者であった。
この中で、「たんぱく質は、史上最悪の発ガン物質である」という驚愕的事実が立証されている。

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中国農村の食事と、アメリカ人の食事をもとに、米中の栄養比較調査は驚くべき事実を明らかにしている。

●心臓麻痺の死亡率は・・・。
 アメリカ男性は、中国男性の17倍も心臓発作で死亡していた。
●女性の乳ガン死亡率でも・・・。
 アメリカ女性は5倍も乳ガン死していた。
●たんぱく質を2倍とると、ガンは11倍に激増する。
●5%から20%に増やすと、発ガン率は約20倍と爆発的に増える。

a0282620_19274374.jpg中国には、同じ漢民族でありがなら、実に多様な食習慣があり、ガンの発生率も地域によって100倍も開きがあったので、調査にはうってつけだった。
その結果は、驚くほど明確に、動物性食品を摂取すればするほど、病気を発症することを示していた。
しかも、比較的少量しか食べなくても動物性食品は有害な影響を及ぼしていた。一方、植物性の食べものを最も多く摂取していた人々は、健康で慢性の病気から免れる傾向がはっきりと証明された。
「人の健康には、動物性タンパク質が必要だ」という神話が、完全に崩壊してしまうような結果に、各業界が震撼した。

「肉、卵、牛乳などの動物たんぱくは、史上最悪の発ガン物質だった・・・」


この結果から、同僚の研究者たちは食品業界からの猛反撃を恐れて、一斉に背を向けた。博士の他の共同執筆者は、博士の子息、トーマス・M・キャンベル一人だった。


我々が知らねばならない「食」の世界の隠蔽の真実は、これら「マクガバン報告」と「チャイナ・スタディ」の封印によって成し遂げられたのである。こんな歴史があったことすら、我々には知らされていないのだ。“超情報化社会”と言われながら、実際はほとんどの人類は、“操作された情報”の「柵」の中で飼われている“家畜”にすぎないのである。家畜にはそれを抜け出す情報を与えないのが、世界支配の主の鉄則である。

だが、時は我々にこの「柵」を自ら抜け出る契機を与えつつある。
情報の封印の箍(たが)がはずれかけて来ているのだ。
断食のずば抜けた効能や、不食の事実が表に出て来て、我々が信じ込んでいた「食」の世界を揺るがせている。今や、そこから我々自身が独自に情報を選び取り、よりよく生きるために実践する時期に達しているのだ。


【2014/4/3追記】

ワールドフォーラム2010年6月の船瀬俊介氏による講演のダイジェスト版が2014/04/02にYouTubeで公開されたので、ここへ追加掲載しておこう。

船瀬俊介氏『 アメリカ食は早死にする!!』ダイジェスト版ワールドフォーラム2010年06月
https://www.youtube.com/watch?v=w-7mT1f-ntY

『 クスリは飲んではいけない!? アメリカ食は早死にする 』
薬剤医療と食産業の虚妄を鋭くえぐった新刊を著者が語る!
― ハンバーガー・フライドチキンはおやめなさい ―
地球環境・医療問題評論家 船瀬俊介氏

◆「アメリカ型食生活は、まちがっていた!」
 『マクガバン報告』 (『マクガバン報告』―米上院栄養問題・特別委員会リポート 食源病―なぜ、西洋医学は現代病に無力になったのか )
◆動物たんぱくは、最大発ガン物質!―
 『チャイナ・スタディ』 の衝撃(大崩壊―ついに栄養学は完全崩壊した!正しく食べる―それが、あなたの命を救う(キャンベル博士))
◆ 偽りの栄養学―
 "栄養学の父"フォイトの深き罪(肉食を絶賛―「肉を食え!」「炭水化物は食うな」...の狂気:兵士と家畜―それは「戦場の栄養学」「肥育の栄養学」だ


-つづく-
by martin310 | 2014-03-20 19:44 | 「食」の問題

「食」をミニマムにして、この時代を生き抜く法・・・「少食・微食・不食」への道

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さて、「衣食住」の「住」についてのミニマムな暮らしに関しては、今まで「スモールハウス・ムーブメント」ソローの「森の生活」を中心に記して来たが、では、もうひとつ重要な項目の「食」に関して、現在既に実践中のことも含めていくつかを取り上げてみたいと思うのだ。

a0282620_15115825.jpg「飽食の時代」と言われて久しい今日だが、どうもこのありあまる食べ物、腹いっぱい食べる食生活、旨いもの甘いものに群がる欲望の世界、それによって起因する様々な疾病によるまさに病んだ世界という現実は、どうにもおかしいのではないかと、常々感じて来たところだが、それに加えて、添加される化学物質の害毒の温床、さらに危険極まりない遺伝子組替食品の恐怖、迫り来る食料危機のことなど、「食」にまつわる危機感は日毎に大きくなって来ている。ただし、お決まりの“騙しと隠蔽”のまかり通ったこの世界では、これらの真実を明かした情報は極僅かしかないし、その情報を手に出来るのも、危機意識と探究心、好奇心に促された人でしか手に出来ない状況がある。
a0282620_1512116.jpg例え、それらの真実の情報へ辿り着けたにしても、では、実際にどうして自分の身を守っていったらいいのかは、独力で進むにはかなりの労力を必要とする。安全な食物のみを享受することは、実に現実感に乏しいことなのだ。それは、これらの知識を得て、スーパーに並ぶ膨大な食品群を目にしてみればわかることだ。そこから買い物籠に入れられるものは、数えるほどしかない。それでも、不安をよそに妥協しなければ食にはありつけないのが現状だ。なので、ネット上から有機栽培、無農薬栽培、無添加、自然食品のキーワードを探索することになり、自ずと食費はかさむことになる。かくして、目下大きく健康を阻害していないなら、まあいいかという具合に当初の意欲は萎んでいくのだ。

だが、そんな食の安全に関する情報と実践のあいだに逡巡する自分を超えるさらなる情報が飛び込んで来る。それがそもそも、人間にとって「食べる」ことは必要なのか?という大命題なのだ。


※当ブログの「食の問題」に関する情報記事はこちら。

a0282620_15123931.jpg●夏だ、暑いぞ清涼飲料!んんっ、こうやってつくられるのか、なんてこった。これが身体に悪くない訳がない! [ 2013-08-01 22:07 ]
●マクドのポテトの17の原料が明らかに!これでもまだ食べずにいられない?! [ 2013-07-31 21:23 ]
●船瀬俊介の警告!「TPPはモンスター企業が日本を喰い尽くす罠!」 ワールドフォーラム講演より [ 2013-07-28 21:30 ]
●モンサント反対は、地球と人類の多様性の自由への呼びかけ “ヴァンダナ・シヴァ” [ 2013-05-27 21:35 ]
a0282620_15133738.jpg●モンスター食品」が世界を食いつくす! 遺伝子組み換えテクノロジーがもたらす悪夢 - 船瀬俊介 - [ 2013-05-24 21:05 ]
●現代の「食」についての驚愕のドキュメント映画をご紹介。 [ 2013-02-26 21:59 ]
●「福岡正信 自然農法家」 [ 2013-02-24 21:35 ]
●迫り来る、遺伝子組み換え企業「モンサント」の恐怖。TPPで本格化! [ 2013-02-19 14:16 ]
●遺伝子組み換え食品はすでにこんなにあった! [ 2013-02-17 15:48 ]
●これでも食べたいと思いますか? 米ファストフードチェーン取引先の鶏卵業者の実態映像 [ 2013-02-05 16:21 ]
a0282620_15135447.jpg●シリーズ:知らないと生き残れない<6> [ 2013-01-29 19:58 ]
●究極の秘密を暴露: FOOD [Part1] アレックス・ジョーンズ [ 2013-01-22 14:11 ]
●シリーズ:知らないと生き残れない<3> [ 2013-01-14 16:21 ]
●食の世界の人間牧場(家畜を食べる家畜の生産)?! [ 2013-01-14 14:19 ]


そこには、「食べなければならない」という埋め込まれた脅迫観念があるからだと、思い始めたのはいつの頃だったか。これが、「人間は食べなくても生きていける」という事実を知ったときから、この長年に亘って植え付けられた固定観念は見事に溶解していく。
安全・安心な食べ物を拠り好んで食することから、安全な食べ物を少量食す【小食】に、さらに、一日一食で過ごせる【微食】生活へ、最終的には現代の仙人【不食】を目指すということにあいなる。


◆そもそも現代栄養学は正しいのか?
  世界が騙されたフォイト栄養学


我々は常々、“栄養を摂らねば健康を損ねる”と暗黙のうちに信じ込んでいた。そのために、自然に栄養豊富なものを選び取り、身体にいい、健康になると、結果高カロリー食を常態化してしまっている。しかも、一日三食をあたりまえにし、最低1500キロカロリー(成人男子)が必要などと信じ込んでいる。これはいったいどこから来た根拠なのであろうか?

a0282620_1515773.jpgそれは“現代栄養学の父”と呼ばれるドイツ栄養学者カール・フォン・フォイト(Carl von Voit 1831-1908)に帰する。フォイトは徹底した肉食礼賛主義者で「炭水化物(糖質)は栄養が乏しいので摂取を控えるように」と植物食を否定し、高カロリー・高脂肪・高たんぱくの動物食を推奨していた。「良いものは、摂り過ぎるということはない」と、ドイツ国民の成人一人当たりのたんぱく質摂取量は48.5グラムで十分であることを確認していたにもかかわらず、発表したのは、「必要なたんぱく質摂取量は一日118グラム」であると、なんと、フォイトは約2.5倍も露骨な捏造を行ったのだ。それは、バックに食品業界との癒着があったためと推察される。なにせ、1885年までの世界の栄養学研究はミュンヘン大学がその拠点であった。そのミュンヘン大学で、ドイツ生理学界の重鎮として45年間ものあいだ君臨したのは、このフォイトをおいてなかったからである。2.5倍の推奨値は、そのまま食肉産業などの市場拡大が見込めるわけである。
a0282620_17261210.jpgさらに、肉食礼賛のフォイト栄養学は、ドイツ軍部の求める優秀な兵士の養成のために活用された。肉食は、大きな体格、強い攻撃心、敏捷な瞬発力を養うと、肉の多食常食の酸性体質からイライラして攻撃的になる要素を利用して、戦争のための栄養学として認められたのである。
ところがフォイト栄養学には何の医学的・科学的・統計的な根拠がないと今日言われている。そして、後の研究者たちには、「強いて言うなら、それはフォイトの個人的な空想の産物にすぎない」と批判されているのだ。

フォイトの大罪は、この“偽りの栄養学”を「近代栄養学」として、全世界に広めたことにある。この世界伝播に貢献したのはフォイトに忠実な弟子たちであるが、彼らは「科学」の衣を着せて世界を何なく捏造した理論により騙せたことにある。ことに、アメリカでは、フォイトの118グラムをさらに越えて、126グラム摂取すべきであると広められたのである。ちなみに、現在の数値は、推奨値55グラム(成年男子)、46グラム(成人女子)に改められているのを見れば歴然だ。

a0282620_1518367.jpgさらに、現在では「食べず」に生きる人たちの実例が次々に紹介されている。
一日50キロカロリーの青汁一杯だけで17年間も生きている“森美智代”さん。
不食を基本に、食べたいときは微食を実践する“山田鷹夫”さん。
不食の人、東京弁護士会の秋山佳胤弁護士。などなど・・・。
限りなく0に等しいカロリー摂取量で悠々と無病で生きる人の真実を知れば、如何にこのフォイト栄養学がつくり出した「食」の常識世界が欺瞞と捏造に満ちたものかがわかるはずだ。人間は食物をガソリンのように燃料にして動く機械ではないのだ。食物の栄養はほんの僅かでも、それ以外の未だ知り得ない要素によって細胞は活性化され、疲労や老化や病を生み出さない肉体に変わることは可能なのである。

a0282620_15173981.jpg以上、徳間書店刊、船瀬俊介著、『「長生き」したければ、食べてはいけない!?』をもとにまとめる)

-つづく-
by martin310 | 2014-03-20 15:35 | 「食」の問題

夏だ、暑いぞ清涼飲料!んんっ、こうやってつくられるのか、なんてこった。これが身体に悪くない訳がない!


食品の裏側 4/4 (水道橋博士×宮崎哲弥×安部司)



見ればわかるが、なんとブドウ糖加糖液糖は、清涼飲料水500mlあたり、砂糖換算で約60g入っていると。(スティックシュガー5gだと12本)そんな大量の砂糖を摂っていること、知ってましたか?
しかも、ブドウ糖加糖液糖の原料はコーンスターチ。あの恐るべきキングコーンの可能性大いにあり。
そのほか、酸味料・香料・合成着色料・保存料など危険がいっぱい。
まあ、味のついた飲み物はよした方が無難ですな。やっぱり自然界の水がいちばん。
我が家では、伊豆の深層水か、それでつくった麦茶、これで夏は過ごします。

詳しくは、「食品添加物の危険.com」の“清涼飲料水は食品添加物で味付け”を参照のこと。
http://tenka99.com/kiken/cat23/cat24/3_9.html#more
by martin310 | 2013-08-01 22:07 | 「食」の問題