伊豆に住み、八ヶ岳を巡り「空と森と水」の美しい風景を求めて・・・。 自然に包まれて暮らそう!---Martinのフォトエッセイ
by martin310
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カテゴリ:キャビン( 13 )

シリーズ:小屋マニアなつぶやき <8> ~ドアだって当然手づくりする。~やはり好みのデザインに落ち着く。


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シリーズ:小屋マニアなつぶやき <8>
~ドアだって当然手づくりする。~

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※画像は画像検索でピックアップしたもの。


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目下、精力的に製作中のガーデンハウス、外壁まで手がついて来たというので、いよいよドアと窓の最終デザインを決めなくてはならない。
といっても、すべて自分で手づくりするので、当初構想したものの細かな寸法の決定ということなので、そう大幅な変更をするわけでもない。
実際に枠板を設置してみると、図面での設計とは微妙にサイズが違っていることを加味して、そこから全体の寸法を最終決定するのだ。

こんな小さな小屋の場合、外壁や屋根で家の形はほぼ決まっているが、あとはドアと窓のデザイン次第で建物の魅力のありなしが決定するほど、建材パーツとしては重要なものだ。
というか、他にデザイン性を増すような要素がないとも言える。
なので、いっそうこの部分にはこだわることになる。

このガーデンハウスは、既存のログキャビンの屋根の延長に作っているので、高さが規定されていて、通常の間口の丈を確保することができない。
1400ミリ弱とまるで子供用のドアのような丈しかない。
巾は700ミリとそこそこというので、案外寸胴な形にならざるをえないのだ。

a0282620_1344435.jpgそれと、室内の照度的に、窓だけではあまり明るさがないので、せめてドアの小窓からの採光も大事な要素になる。
なので、全体のバランスからは窓は案外大きめにした。

ドアの基本デザインは、構想の当初、↑上の画像のようなアンティークドアを参考にした。
作り易さから縦板張りにして、裏打ちをして構造体にし、それに窓を開けてドアとした。そして、アイアンのドアヒンジプレートやドアノブを付け、ちょっと古風な雰囲気を出した。
結果的には、以前作った“Tool Shed”→のドアデザインとほぼ同じになったようだ。
やはり、好みというのは、それほどバリエーションがあるわけではなく、大抵、似通った同じデザインに落ち着いてしまうようだ。
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縦板は“1×6”を5枚並べたものになり、それを“1×4”で裏打ちをする。窓部分は別に角材でアクリル板を挟んで作り、後からドアに組み込むという手法だ。
ドア全体をホワイトの水性塗料で塗って、特にアンティーク加工などはしない。
窓下のあたりには、アイアンの壁掛けフックをつけたり、ドア横の壁面には、丸型の“ラウンドティンプレート”をつけてさらにデザイン性を増す算段だ。
“Tool Shed”のドアには、鉄鋲を並べて打って重厚感を出したが、この真っ白なドアの場合は必要がないかもしれない。
また、装飾物が多いとデザイン的にうるさくなり過ぎるきらいもあるので、取り付けパーツも数を絞った方がいいかもしれない。
a0282620_1341898.jpg手作りドアというのは、当たり前だが、既製品にはない、自分だけのドアへの思い入れを形に託すことが出来る。

ドアというものは作る側から言えば、案外、家のなかでも肉感的で人型的な気がするものだ。(板の肉厚や、人のくぐる間という意味でそう感じるのかもしれない)

人が出入りする間口の戸というものである以上に、人と家(小屋)を結びつける触覚的なまでの親密感がある。
また、家(小屋)の“顔”でもあるような、そんな存在感のある建具だと思うのだ。
だから、余計にハンドメイドなドアにはこのほか愛着が湧くのである。


by martin310 | 2016-01-25 13:51 | キャビン | Comments(0)

シリーズ:小屋マニアなつぶやき <7> ~飾りと実用を兼ねて鎧戸を自作する。~


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シリーズ:小屋マニアなつぶやき <7>
~飾りと実用を兼ねて鎧戸を自作する。~

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※画像は「Tumblr」より「Colors of Life」から

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“板葺き屋根”に次いで、窓に取り付けられた“鎧戸”についても作り方の情報はない。
小屋づくりのD.I.Y.雑誌を見ても、鎧戸を付けるような小屋をモデルにしていないので、どこにもサンプルとなるものを見かけない。
なので、“板葺き屋根”同様、見本となるものは海外のフォトメディアから探し出すことになる。

自分の気に入ったデザインのものはこんなところだろうか。↑
こんなにリアルに渋いものを模造しようという訳ではないが、形や構造的には実に優れたものだ。

それにしても、長い年月のあいだに風雨に晒され、ここまで味のある風情に外壁や窓がなるものかと驚く。
塗装の落ち具合と、古材の節くれ立つ感じが絶妙のマッチングを生んでいる。
これはこのまま、一切手をくださずにさらに自然な劣化に任せていった方が、よほどアートな趣を重ねていくはずだ。


実際、自分が今回のガーデンハウスに作ろうとする“鎧戸”は、もっと真新しくきれいに作ってしまうようなものになる。
シェビー感を出すためにエージング加工などするつもりもない。
ただ、そういうものに興味がない訳でもなく、アンティーク調にする加工テクニックについてはひとつの研究対象にしたいとも思っている。
だが、シェビーな世界はまた、大きくD.I.Y.の文脈が異なる気がする。
入っていくには、創りあげる世界のイメージをがらっと変えていかねばならない。
そこにはまだちょっと行けない感覚がある。


作り方の構造そのものは単純だが、ポイントは“鎧戸”に要する厚みをうまく外枠にフィットさせることだろう。
“鎧戸”の縦板とそれを繋ぐ横板の厚さ分が、窓の外枠の内側に収まる必要がある。ガラス窓はさらにその奥に位置する。
窓の外枠のカバーボードの厚みや幅、それに“鎧戸”自体は板幅と外形のバランスなど、形よく見せるには全体の調和が大事だ。

それをツーバイ材の規格化された板で作らなければならない。
幅は丸ノコで裂けるが厚みは無理だ。
さて、うまく出来るだろうか?

で、一応仕上がり予想はこんな感じになる。↓
窓にカバーボードを付けるだけでも、窓としての主張が大きくなるが、さらに“鎧戸”が付くとなると、窓の存在感が小屋のイメージを大きく決めることになるだろう。


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by martin310 | 2016-01-18 16:43 | キャビン | Comments(0)

シリーズ:小屋マニアなつぶやき <6> ~いたいけな板葺き屋根(Wood Roof)の葺き方指南~


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シリーズ:小屋マニアなつぶやき <6>
~いたいけな板葺き屋根(Wood Roof)の葺き方指南~

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       ※画像は「Tumblr」より「Coffee & wood 」から


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屋根も外壁もドアもすべて無塗装のまま、無垢のハードウッドが長年のエージング効果でこうなったという、かなりリアルな素材の経年劣化で風情が出た建物である。

ここで目を引いたのは屋根だ。
現在、セルフビルド中のガーデンハウスの屋根は、板葺きに挑戦しようとしている。ところが、実際、板葺きの施工方法についてはまったく情報がないなか、これはまさにモデルとして絶好の参考画像だと思った。

「板葺き屋根」などでネット検索してみても、ほとんど金属製の屋根の近代工法が出て来るだけで、いっこうに木製屋根のことは見当たらない。あっても、和風の桧皮(ひわだ)葺きや柿(こけら)葺きなど伝統工法しかない。
仕方なく、画像だけでも見れば何か手掛かりがと、あちこち板葺き屋根らしきものを探した。

そして、今回使用する材は、板材としてはもっとも安価な杉板の荒材を予定しているので、その幅と厚みを想定して、実際の張り方をドローソフトでシュミレーションしてみて、およその張り方の仕様を掴んだ。
板と板を張り合せて雨の浸入を防ぐというのだから、水の流れと浸食をよく考えていかないと腐食に至る危険がある。雨水が屋根材の下に回り込まないようにするという理屈があるのだろうとあれこれ思考錯誤した。
それで編み出したのが下の図。
その下の画像にあるように、本式の葺き方とほぼ似たり寄ったりで、自分の予想がけっこう当たっていた。


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板材の張り方にはいろいろあるようで、横並びの水平線を一直線にしたものや、それも敢えて崩してラフな感じを出したものや、板材と板材の隙間を空けたものとそうでないものともある。
板材のパーツの個々のサイズやその並べ方で、全体の表情は自在に変わって来るようで、屋根材でありながら屋根の模様を形成するモザイクのようなものでもあるようだ。
それに、この家の屋根のように、長年のエージングで板そのものが様々な変形をして、それが全体にいっそうのシェビーな味わいを醸し出すということもある。


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この板葺き工法の概要図はかなり勉強になった。
「Wood Roof」で検索すると、海外サイトの画像が多数出て来た。その中にあったもので、かなり具体的な施工方法が見てとれるものだ。
よく見ると、驚いたことに、ルーフィングと屋根材のあいだにもう1枚野地板を敷いてあることだ。屋根材の隙間からの水漏れ体策には妥当かもしれない。
それと、屋根の一番下の張り始めのスターターの箇所は、なんと二重にしてあることだ。これなら屋根材の段差も解消できるし、水漏れにも役立つ。なかなかいいアイデアだ。


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こんなレッドシダーの腐らない板材を使うのなら問題はないだろう。だが、そんな高価な材は到底範疇にない。
ぼそぼその杉板の表面をサンダーで研磨して塗装し、それを張っていく。2~3年経って劣化し出したら、屋根全体を再塗装し、それを繰り返す。これで案外、持つのではないかと思っている。

まあ実際、自分の手で板葺屋根を作って、それがどんな感じになるのかを早く見てみたいものだ。
現代住宅に逆行する、古びるほど味が出るガーデンハウス。
そんなものが我が屋にもうすぐ出現する。


by martin310 | 2016-01-11 13:58 | キャビン | Comments(0)

シリーズ:小屋マニアなつぶやき <5> ~縦張りにホワイトペイントな内壁~


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シリーズ:小屋マニアなつぶやき <5>

~縦張りにホワイトペイントな内壁~

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※画像は「Tumblr」より「Encontrando Casa」から

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ガーデンハウスを造っていると、さて、室内の壁の処理はどうするか?と考えることになる。

通常、簡易な小屋の場合、ツーバイフォー工法ではパネル構造なので、内側はそのままフレームの合板剥き出しで済ましてしまうことが多い。
実際、1棟目の自作の“Tool Shed”のときは、まったくそのままのパネルの骨組に棚を取り付けただけのものだった。

もっとも最初から道具小屋の用途だったので、室内の見かけはあまり気にすることもなかった。だが、今回のガーデンハウスは、もう少し居住性というか、この狭い室内に居ることを意識した作りにしたくなっている。
なので、ちょっと見栄えのする板壁にしたいと気持も動いたのだ。


外壁は横張りで今回はいこうと思っているが、室内は縦張りというのもいいのではと、「Tumblr」で海外の室内写真を探していると、こういうのを見つけた。


けっこうアンティークでシェビーな作りだが、これリアルにこのままで、いわゆるエイジング加工を施したものではないようだ。
現実に暮らしの中で年季が入って味が出たもので、“もどき”では到底ない。
床板にしても壁板にしても、実に見事な古びた味わいを醸し出している。

いや、特にアンティーク調にしようという訳ではないのだが、この塗料の剥がれかかったホワイトのペイントの感じや、この幅の縦張り板のスタイルがとても気に入った。
細めの幅の板の縦張りというのは、独特の雰囲気を持っていて、部屋の感じを形づくるのに大きな影響力があるようだ。

ということで、我がガーデンハウスは、SPF材の1×4の縦張りに決定。
それに、水性艶消しのホワイトの塗料で塗ることに。

ホワイトといっても、よくある水性ペイントの「白」は、ちょっと温かみのない冷たい白なので、ややオフ・ホワイトっぽいものを探した。
で、カインズオリジナルの「Wity Colors (ピュアホワイト)内壁用」というのを使ってみようと思った。
これを水を多めに薄く溶いて重ね塗りする。厚ぼったいテクスチャーにならないように、板材に沁み入るように塗りたいと考えている。


それにしてもこのキッチンストーブ、相当な重厚な存在感だ。
これで薪を燃やして調理する生活・・・、そういうのも憧れる。
天井の棚の鉢はこれで落ちないのだろうか?
アンティークな柱時計も効いている。

いずれにせよ、こういう手作り感のある家はいいなと思う。
部屋を歩けば多少床が鳴るような感じ・・・。
暮しって従来ハンドメイドな空間が基調だったはず。
そういう場所の方が居心地がいいはずだ。
人に近い家、人と共にある家。
そういう息づかいの通じ合える住まいが、人を豊かにさせる。


by martin310 | 2016-01-05 15:57 | キャビン | Comments(0)

シリーズ:小屋マニアなつぶやき <4> ~アバァンギャルドなウッドハウス~


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シリーズ:小屋マニアなつぶやき <4>

~アバァンギャルドなウッドハウス~

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   ※画像は「Tumblr」より「A1 Survival」から

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一見して、もう、驚き感満点の板葺きの家だ。

いくら板葺きといえども、こんなながーい板で屋根を葺き、外壁を覆うというのは見たこともない。
相当なアバァンギャルドなデザインである。

1枚1枚の長さや幅もまちまちで、でも、全体としてまとまっているという、明らかに作り手の計算した設計意図がある建物である。

小さな板材でも、重なった上部の隠れた個所しか釘打ちが出来ないところ、様々な条件で反ったり歪んだりとしてくるはずだから、こんな長く、表面積の大きいパーツは、きっとそれぞれが自由気ままなそっく返り方をして、いよいよ暴れまくる板葺き屋根になるのではないだろうか。

そんな経年劣化の状態をも予想しながらの、まったく“蓑虫”チックな超大胆デザインのウッドハウスである。

玄関デッキまでのアプローチにしたって、まるでスキーボードを並べたように、或いは、子供用の鉄琴のように、実にユニークなつくりになっている。

こういう自由な発想、既成感覚を飛び越えたような造作とデザインで住まいが作れるというのも、ハンドメイドなウッドハウスの醍醐味だと思える。

森の中にひっそりとある自分基地・・・。
それが世間から離れ、まったく独自のつくりであってもいいではないか。
そういう憧れを抱かせる建物のひとつだ。


by martin310 | 2015-12-22 14:33 | キャビン | Comments(0)

シリーズ:小屋マニアなつぶやき <3> ~森の只中のライフスペース~


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シリーズ:小屋マニアなつぶやき <3>

~森の只中のライフスペース~


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※画像は「Tumblr」の“I Love Log Homes”より


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森に囲まれた一角に、こんな柵に囲まれた暮らしのスペースが、ぽっかりあるというのが実にユニークだ。

樹木や草の生い茂る山の中で、居住スペース全体をデッキで造り、そこに2棟のログハウスを連結して建てるというアイデア。

足場の悪い傾斜のある藪の中に庭や通路をつくることなく、すべてが平坦なデッキをベースにライフスペースが成立しているという、思い切った発想に何度も頷いてしまう。

これなら四季折々、獣の侵入の心配もなく、辺りを囲む樹や花や草や野鳥や昆虫など、様々な自然のありのままの姿を愛でることができるだろう。
それも、人の手で森の精気を汚すことなく、そこにそのままあった自然の姿を見てゆくことができるのだ。

デッキ上には家屋の軒が大きく広く伸び、雨に濡れず、陽に晒されない快適なリビングスペースがかなり大きな空間として持てる。

デッキ上の柵が、この森に溶け込んだライフスペースを、いっそう囲む安心感と空間の境界性を高めて、森に浮かんだ人の場を演出しているようだ。

ウッドデッキというものの使い方を、こういう一件からも参考にしたい。
だから、小さいながらも小屋をセルフビルドするとき、そのまわりを埋めるようなウッドデッキもプランの中に入れるべきと思うのである。

それにしても、この石造りのチムニーはあまりに巨大だ。
家の中はどんな風になっているのか、いよいよ興味が湧いてくる。


by martin310 | 2015-12-20 16:02 | キャビン | Comments(0)

シリーズ:小屋マニアなつぶやき <2> ~屋上のあるウッドハウス~


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シリーズ:小屋マニアなつぶやき <2>

~屋上のあるウッドハウス~



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※画像は「Tumblr」より「this little house」から


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構造的には、ベースデッキの上に三角屋根のロフト付き母屋と、それにもう一棟の平屋をドッキングさせたような造りになっている。
目を引くのは、その平屋の上の屋上バルコニーだ。

ステップを上って右に平屋があり、玄関ドアまでにアプローチがあるのもいい。
内部は吹き抜けになっていて、ロフトもあるのだろう。
屋上バルコニーには、そのロフトからのドアから出るのだろうか。

板葺きの外壁も魅力的だが、なんといってもこの、屋上付きというのがいい。

我が家には、おまけのような2階デッキはあるが、もし、こんな屋上バルコニーが冨士山の見える谷側にあったら、また、空間の使い方が変わるだろうなぁとも思う。
今はほとんど、デッキに長居することはないが、この広さと形式なら、寝そべるチェアーを置いて、日光浴なんてこともするかもしれない。
また、ここでロケットストーブで煮炊きも可能だろうし、燻製機を置くにもいい。

やはり、住まいは空間構成によって、住まい方が変わってくるもので、暮らしに取り入れる愉しみも変化するものだ。
そう思って作ったものも、実際はやらないことも多々あるのだが、多様な使い方が出来るような場を設けておくことは、後に活きて来る可能性が高い。

だから、最初のプランニングが大事であり、ありきたりの建て方をしてはつまらないし、暮らしの幅の可能性を狭めてしまうことにもなるのだ。

日本の既成住宅のスタイルに飽きあきしている諸氏は、広く世界の住まいを探索することをお薦めする。
その中から、自分にあったようなアイデアを抽出して自分流にアレンジすればよい。
諸国の人たちの発想力は、狭い日本の住空間の可能性を広げる。


by martin310 | 2015-12-15 09:40 | キャビン | Comments(0)

シリーズ:小屋マニアなつぶやき <1> ~斜めな入口の家~


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最近は、D.I.Y 作業の進行状況レポートが主になり、記事としてはややマンネリ化してきているので、合間に新シリーズとして「小屋マニアなつぶやき」と題するミニコラムをはじめてみようと思った。

自作小屋の製作途上のこともあり、こと、小屋関連の小建物に俄然興味が湧いてきている折、web上で発見した内外の興味深いミニハウスのことを、気の向くまま記してみたいと思ったのだった。

またこれも何編か書くと、きっと飽きても来るだろうから、そう長続きもしないシリーズだと予想しているのだけれど、今のところちょっと息抜きになるかなとも思えるので、しばらくやってみようということにした。

設計から実作まで、やっていて思うのは、やはり自分は“小屋”なる建物がよほど好きなのだなと感じる。
では実際、どういう場所にどういう空間を志向しているのか、様々な小屋画像を見ていると、だんだん自分が反応するものが判って来るものだ。
理想の小屋スタイルを求め続けるためにも、こんな趣向もまた、自分なりに意味があるようにも思える。

そして、世にいるであろう、隠れ“小屋ファン”のためにも、共有できる愉しさをシェアできたらと思うのである。

     ―小屋の生み出す空間は、暮らしのうちの潤いとやすらぎを、
             そよふく風のように与えてくれるものだ― by Martin






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※画像は「Tumblr」より「small & tiny home ideas」から

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最初に目についたのは、
この玄関までのアプローチだ。

「S字」に小さくカーブしながら、室内に誘われる空間。

そして、よく見ると、通常、四角く家は作るのに、
この家は角を取って、入口を斜めにしているところだ。

屋根だけはもとの四角のままに、その角の三角を玄関の庇にしている。
こういう発想はなかなかあってもやらないので新鮮だ。
しかも、ドアの形状も上部の角を取っている。

手前の傾斜の異なる屋根も魅力的だ。
内部の空間はつながっているのだろうが、外からは2間がドッキングしているように見える。

周りの樹木の覆われ方もいい感じで、素朴な建物だが、つい中に入りたくなる衝動にかられる。
外壁は無塗装の板張りのままなのが、また退色したいいシェビーな感じを出している。

玄関先の2つのパドルがいいアクセントになっている。

場にマッチした、簡素だがいい味のあるキャビンだ。


by martin310 | 2015-12-13 23:08 | キャビン | Comments(0)

そうだ、映画『西の魔女が死んだ』の“おばあちゃんの家”、去年行ってみたこと記しておこう。


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去年撮った写真画像を見直していたところ、記事にしようとしてそうしなかった、映画 『西の魔女が死んだ』の “おばあちゃんの家” のロケ地の画像があったのを思い出した。

これは、清里のキープ協会内の敷地に建てられたオープンセットの家だが、ロケセットとはいえ、まったくのれっきとした建築物として、充分居住に耐え得る造りになっているようだ。
2008年の映画公開と同時に期間限定で一般公開もされて来たようだが、去年の5月をもってすべての公開が終了したことはネットを通じて知っていた。

その翌月の半ばに八ヶ岳方面へ行ったとき、清泉寮にも寄り、この“おばあちゃんの家”の建っている場所が漸く分ったので、清泉寮の北側のコテージ群のある森の中の道を行ってみた。既に辺りは閉鎖されていて、遠くから眺めるしかなったが、天気もいまいちな中、一応、写真だけは何カットか撮っておいた。これらはそのときのものだ。

また今になって、ハンドメイドハウスの視線でこの“おばあちゃんの家”を眺めてみると、実に優れた作り手の技術やセンスが見受けられるのに驚いて、やっと今回記事にしようと思った次第だ。


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※元画像 http://www.apdj.or.jp/sketch/sk-16.html


a0282620_143204.jpgで、関連情報を検索しているうち、当時はまだまだ探せていなかったサイトなども出て来て、いっそうこのセットの家にまつわる製作の過程などに興味を持った。
まず、この映画の中心の舞台になるこの家は、映画の美術監督によるスケッチがもとになっているのを知った。詳しくはこのページにある。
見てのとおり、美術の方のスケッチどおりにかなり正確に再現されて造られているのがわかる。しかも、これを基礎工事から完成、まわりの植栽まで、ほぼ一ヶ月という強行軍で建てしまったスタッフの力量と根性には敬服するばかりだ。

通常の新築のようにきれいに建てるのならまだしも、数十年も暮らしている山荘のような雰囲気を出すために、使われている材料は皆、そこそこの経年劣化した古びれたものにする必要がある。それを一ヶ月の期間で醸し出さねばならないのが条件なのだから、さすが映画の大道具組の人たちの手腕は優れている。
外壁の1階は鎧張りで、2階は縦張りに、屋根は板葺きに。それも窓枠やデッキの手摺りなどと同様に、かなりアンティーク処理を施している。手摺りの塗装の剥げ具合など絶妙だ。外壁の塗装が年数を帯びて劣化して薄くなり、雨による滲みで黒くなっている状態など、いったいどうやって表現するのか、木材保護塗料をただ塗っただけでは到底塗りたてになってしまうところなのに、見事に色落ちして古く見える。
a0282620_144044.jpgもっとも、この画像では既に築6年ほど経過しているので、そう見えるのかとも思ったが、facebookにある「西の魔女・おばあちゃんの家」の最初の頃の画像を見ても、同じようにやはり古めかしく加工してあるのがわかる。

玄関の庇の細工やドアのデザインまで、細部にも手が込んでいる。ドーマーは珍しく横長の窓で、引き違い窓にして換気や通風にも有効にしてある。
室内からの写真を見れば、窓の桟のデザインにもかなりのこだわりがあり、どうやってあのようなアンティークな窓縁を探せるのかも驚きだ。そのほか、室内インテリアについては、もう至るところに目を見張る優れた意匠のものがある。このページなどで、少しはわかるだろうか。日本の古民家の古材もかなり流用しているようだ。


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※元画像 http://www.iihi.biz/blog/archives/2008/0711_1815.html


ちなみに、建築士の方がこの家を訪れたときの目測から、この家の間取りを図にしてくれているので参考にしたい。
実際に映画の映像でも内部はところどころ映っているが、まあセットとはいえ、よくもここまで徹底して完全な家を作れたものだと、はなはだ関心する。

a0282620_1442577.jpgサンルームについては、建築条件上、屋根はガラスのままというわけにはいかなかったようで板葺きにし、側壁のガラスも下部は板張りに変わっている。
煙突の上部の鉄製の屋根まで、やはり手抜きをせず徹底してイラストどおりになっている。しかも煤けて見えるので、実際にも使えていたのだろうか。内部画像を見ると、やはり暖炉のまわりには焦げ跡が見える。実際、火も燃せたのだろう。

まあ兎に角も、これだけの建物が一般公開を終えて放置されているのはしのびない気がする。このときでさえ、既に一ヶ月を経過して、辺りはかなり荒れ果てた光景だった。せっかくのハーブなどの植栽も野生化してしまい、木々ももとのうす暗い森に戻っていくのだろう。

この場所は、もともと林業の作業小屋が建っていて、それを解体してから整地し、基礎工事に入ったようだが、最初にロケハンでこの場に巡り合ったときから、あの映画の世界がここを呼んでいたかのように、想像のなかにあった“おばあちゃんの家”が現実化するのだから、何かそこに不思議な因果を感じるものだ。しかも、その後、こうしてまた元の森に戻っていくというのもまた、この森の力なのかもしれない。

森の中に建つ瀟洒な山荘というイメージとして、とても想像を豊かにする要素がこの家にはある気がする。洗練されすぎた既製品的な建物が増えていくなかで、こんな時の重なりとそこでの暮らしと、人の手のぬくもりが宿る、森と花々とともにある家の記憶として、いつまでも脳裡に残しておきたい家である。


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by martin310 | 2015-01-30 13:47 | キャビン

夢見るガーデンハウス。こんな魅惑的な小屋が庭先にあったなら・・・。


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住まいとなる母屋が既にあるのなら、次は庭の一画に小さくとも夢のあるガーデンハウスを建てたくなるだろう。
まあ、そんなワクワクするような空想に浸るだけで終わるのがしがない現実というものだが、もしも植物の生茂る広い庭があって、その一番奥まったあたりに、自分ひとりが漸く憩えるような狭さのミニハウスがあったら最高だろうと思う。

我が家はもう既に母屋以外に、建物としては小さいながら3棟(ミニログハウス・ログ物置・道具小屋)も建ててしまっている。もう少し前面に奥行きのある広い庭のスペースがあったのなら、その奥まった右端の辺りにここにあるような一人用ガーデンハウスをセルフビルドしたい気もするが、残念ながらもうその余地は物理的にない。
だからせめて、自分の手で設計し、造作できそうな小屋のモデルをネットから探して並べてみて、しばし出来上がった小屋に居る自分を空想して愉しんでみようと思う。


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ここに集めてきたガーデンハウスは、道具小屋を自作した自分のノウハウの中では、それほど造作に手が届かない部類のものではない。ツーバイフォーのパネル構造でどうやったら造れるかは容易に想像できる範囲のものだ。なので、主に設計デザインやカラーリング、窓やドアの形などに興味がわいていく。

それにしてもこういう小屋を見るとワクワクして来る感覚とは、どういうものから来るのだろうとよく考える。
もちろん、創意工夫してイメージにあるものを実際に建物として創り上げる愉しみは当然の動機になるが、その小屋の持つ存在感そのものに、夢の世界の要素が含まれているからだろうと思う。
植物の旺盛な生命力と、美しい色や形や香りの世界に、溶け込むように小さな小屋が建っている様子は、まさにそこに精霊が棲むような不思議な夢見る空間になる。

しかも、その小屋の適度に狭いスペースが、独り居の独立空間として自分だけの世界を確保してくれる。人は居住空間に広さばかりを求めるが、逆にほどよい狭さも充分にそれに勝る魅力を秘めているものだ。
何をするでもなく、黙想に耽ったり、窓の外を眺めたり、またはその限られた空間内で可能な創作行為に没頭したりと、案外、日常のタイムラインからやや離れた世界に自分の身と意識を置くことが出来るだけに、かなり集中した創造的行為に没入できることだろう。そういう、隠れ屋的ミニ書斎を求める気持ちは以前からずっと持ち合わせていたものだ。

住む為の小屋、キャビンもいいが、このような一時佇むような小屋、ガーデンハウスもセルフビルドの対象として充分魅力を発揮している。「小屋」という世界は「住」という必要条件を少し離れて、人の創造性、異空間性をかなり刺激する夢のあるものだ。


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こういうガーデンハウスを見ていると、自分はこんな風にと思い浮かぶデザインで図面を引いてみたい気になって来る。もはや建てる余地のない儚い夢であるだけに余計に想像力がはたらくものだ。(もっと庭が広ければ叶う夢なのだが・・・)
by martin310 | 2015-01-26 13:36 | キャビン