伊豆に住み、八ヶ岳を巡り「空と森と水」の美しい風景を求めて・・・。 自然に包まれて暮らそう!---Martinのフォトエッセイ
by martin310
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カテゴリ:∟奥大井・八木C(3)( 3 )

強風の夜のリベンジに、翌日はゆったりまったりランチまで。

―奥大井・八木キャンプ場③―

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一夜明けた翌日は、朝から風もないとてもいい天気でした。
朝方はさすがにまだ肌寒いので、朝食こそ幕内で済ませましたが、その後はあまりに晴々と気温も上がって来たので、昨晩の強風との無惨な敗退のリベンジに、もう一度タープを張って仮のリビングを再設営しようということになりました。

それは、近くの集落に住む、このキャンプ場の管理人のおじさんが、親切にも、
「どうせお宅らだけだから、何時まで居たってかまわんよ。一日居てもいいから」
のお言葉に甘えて、昨日の分を取り返そうと、お昼もここで食べていこうということにしたからです。
(なにせ、完全貸切、今月からのオープンだったのですが、今までにキャンプした組は、我が家を入れて全21組だそうで、今回の我が家の札は、その21番でした)


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そんなわけで、のんびりと朝食後は、わんこと散歩したりして過ごし、ぼちぼちとタープ下のリビングを再設営しはじめました。
必要最低限のものだけを、テントや車の中から移動させ、簡易なランチスペースを作りました。
(昨晩は、これにまだまだ倍くらいのアイテムがあったのですが)


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再設営した訳には、せっかくの自作キャンプ道具が全然画像に登場していないこともあり、しっかり機能している風を記録しておきたかったからでもあります。

ではでは、まず最近の作で、出来立てほやほやの初参加の“ウッドポール”からです。

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こんな風に、オリジナル焼印風ロゴも付いて、それらしい雰囲気でタープを支えています。
ちなみに、昨晩の恐ろしい突風には、弾き飛ばされた口なのですが、まあ、なんとか今日も使えています。
風に煽られているときは、もしや折れてしまうんではないかと心配だったほど、それほど強度は期待出来ない感じでした。
まあ、木という材質のあたたかさと、タープとの色合いとの相性で使っているようなものですね。


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このウッドポール、テントの接合を考えて敢えてハイスタイルの長さにしたので、単独でこうやってタープを張ると、なんだか背が高過ぎて、ムササビタープのそのムササビの飛んでいる姿とはほど遠い、ちょっと間抜けな形になり下がってしまっていますね。
片方を900ミリ程度のポールにして、改良する必要があるようです。


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それから、“折りたたみウッドテーブル”も立派に機能しています。
これにも、オリジナルロゴが光ります。(自画自賛)
やはりキャンプ・リビングに、木のテイストがあると、なかなか柔らかみとあたたかさが出ていい感じになります。
今回、鉄製の“ GRILL STAND”も登場させましたが、そのブラッキーな鉄の質感と、このウッドのコントラストがサイトを引き締める感じでしょうか。


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行きの道すがら立ち寄ったショッピングモール内にあるこじゃれたグッズを扱っているショップで、この透明ドリンクサーバーを衝動買いして来ました。
見た瞬間、設営で汗をかいた後は、このジャグでレモン水を飲んだらきっと旨いはずと思ったからです。
実際、やってみたら思ったとおり、爽やかでおいしかったです。
ちょっと奮発してレモンが厚切り過ぎましたが、まあ、その分、味は濃く出ていたようです。
この小さなステンレスのコックがかわいい。


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“ GRILL STAND”の上ではご飯を炊いて、蒸らしているところです。河原の小石で蓋をおさえるという小技を使ってます。
カセットガス缶のCB缶には、自作のカバーが被せてあります。
それと、左の小物が入ったグリーンの金属バスケットもお気に入りです。
右端にはSTANLEYの“クラシック真空ボトル”があります。これも新入りグッズで、お湯を沸かしても溜めておくものがなかったので、1.89Lというのでやや大き目のものを選びました。
でも、実際はけっこう大き過ぎて、魔法瓶を片手で持つというほどの重さがあります。


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これはスキレットでチキンを焼いているところです。
昨日の晩のメニューのひとつだった鶏肉の炭火焼きが出来なかったので、これもランチ用に焼いてしまおうというわけです。
後ろの小さい方の“ GRILL STAND”の上にあるのは、これも新入りのアルミのティッシュボックスです。
出来るだけ全体の雰囲気を壊さないように、カバーでカバー出来るものは被せたり、入れたりして見え方を変えるといいようです。


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実は、昨日の晩は純然たるカレーでした。そう、キャンプと言えばカレーということで、オーソドックスでシンプルな「家のカレー」にして、その残りをこの日のランチにいただいてしまおうということです。
ご飯は意図的に“おこげ”を狙って、そのとおりおこげ付きです。
チキンもサラダも簡単なものですが、これがキャンプサイトで食べると抜群に旨いのですから不思議です。
お腹も早々にすくし、食べてもいつも以上の量をぺろりと・・・。

自然の中でのお食事の実に旨いことといったらと、
帰りの車中ではお腹が妙に膨れているのに気がつきます。


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そんなこんなの重労働キャンプでしたが、終わってみるとまた行きたいのですから一種の中毒でしょうか。
山も川も空も、ただ眺めているだけで満ち足りて来ます。
日常を離れて自然の場に身を置く、しかも快適な空間に・・・。
これはやめられませんな。


~おしまい~


by martin310 | 2017-04-25 10:35 | ∟奥大井・八木C(3) | Comments(0)

強風去ってやっと“まったりタイム”。これがなければキャンプは苦行だ。

―奥大井・八木キャンプ場②―

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陣幕もタープももぎ取った、あの酷い風は夜半、9時をまわるとぴたっと止んでしまいました。
幕内にキャンプ道具を移動させて、食事を細々としている間にも、突風でテントの幕が内側に膨らむようにびりびり揺れて、思わずポールを抑えるシーンもありましたが、その後は気がつくと無風状態・・・。
あまりに極端な自然の采配に、ただただ手玉にされるだけの二人と一匹キャンプでした。

前回の“秋葉神社前キャンプ場”のときと同様、今回の“八木キャンプ場”もまた、完全貸切状態となり、この広い河原には、管理人さんもいない、まったくの我が家だけの空間となりました。
夜は、ただただ川の瀬の音が響いているだけで、車の音も、人の声もまったくしません。
小用に幕外に出ると、囲まれた山のあいだの空に夥しい数の星がきらめいていました。

到着してから、長時間にわたる休みなしの設営や風との苦闘の末の疲労と、食後の満腹感、それにこの日やっと訪れた“まったりタイム”で、深く腰掛けたローチェアーから動けなくなりました。
まさに嵐が去った後だけに余計に、この静寂と安心感の中でのキャンプの夜が、いっそうありがたきものに思えたものでした。
人間には、この静かな環境と安堵感、そして満たされた幸福感がなにより必要なものだと、あらためて感じ入った次第です。


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翌朝は、陽が燦々と降り注ぎ、芽吹きはじめた若葉が美しく透き通るように輝いていました。前日は、まったく辺りを見回す余裕すらなかっただけに、妙にこの地が魅力的に見えてきました。さあ、ゆっくりと朝食タイムです。


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外はまだ肌寒いですが、
幕内はいつものTOYOTOMIのレインボーを
点けているのでぽかぽかで快適です。
おきまりの朝の挽きたてコーヒーをドリップします。
自分で焙煎したとっておきコーヒー豆は、
ミルで挽いても、ドリップで落としても、
かなりのいい香りを辺りに漂わせています。
あまりの旨さにおかわりするのが目に見えているので、
おかわり分まで作っておきます。


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ローチェアーに腰を埋めて眺める風景は、
サイドのこの透明窓からの山の景色です。
この幕は締め切っていても、
このように窓があるので
外の景色が愉しめるのがとても快適です。
窓は大小4つあるので、
そえぞれで見える景色が違い、
幕内にいてもとても開放感があります。



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画像ではよくわかりませんが、
間仕切りで分かれた寝室には
コットがそれぞれ入れてあります。
それでもまだ荷物を置く余裕があり、
わんこのキャリーもそこにあります。
コットの上にはさらにロールマットを敷いてあるので、
寝心地はまさにベッドと変わらず、
すぐに寝落ちしてしまいます。
今まで地べたに寝ていたときの寝苦しさは、
この背中の柔らかなあたりがなかったのが原因だったようです。
熟睡、安眠にはやはりちょうどいいふかふか感が必要ですね。


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前々日の雨で、川の水は濁っていると思いきや、けっこう澄んでいて、山の水の緑がかった色が清流の趣をあらわしていました。


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広い河原サイトを水際まで行って振り返ると、こんな景色の中に仮の我が家があったことがわかります。


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Robens“Midnight Dreamer” (2016)は、耐風性能151km/h(風速42m/sec)という驚愕のスペックですが、今回の突風にもめげずまったくの無傷だったことから、この性能は本当だったことが証明できたようにも思えるほど、風にはめっぽう強いというたいへん頼もしいテントだったようです。


~まだつづきます~


by martin310 | 2017-04-24 14:25 | ∟奥大井・八木C(3) | Comments(0)

またもや遭遇、強風キャンプ。―奥大井・八木キャンプ場―


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桜が散って、山々の木々の芽吹きがいっせいに始まり、あっという間に初々しい深緑に覆われはじめた日、かねてから目星をつけていた穴場キャンプ場――奥大井の「八木キャンプ場」へ春キャンプを決行しました。

越すに越されぬ“大井川”の上流、SLの大井川鉄道で有名な千頭に、「八木キャンプ場」という公営のややマイナーなキャンプ場があります。
キャンパーのあいだでは、なかなかその名が出ないほど、あまり知られてはいないようですが、いやいや環境的にはかなりの高レベルの場所のようで、河原に開けた広いキャンプサイトと、目の前の川、そしてまわりの山々はかなり魅力的にネット上の画像から感じていました。

我が家からは、先月行った「秋葉神社前キャンプ場」よりも、方面は同じでも大分距離的には近く、前回のように到着が遅くなって設営に焦って、せっかくのキャンプタイムがただの重労働に終わることのないよう、早めの到着が予想出きる場所にあります。
午後の早い時間に着けば、いくら設営に時間がかかろうが、のんびり自分たちのペースでやっていけば、それほど負担にはならず、その後の夕飯の支度にゆっくりとつなぐことが出きるはずです。

ところがどっこい、またもや、途中での買い物に面白そうなショップが並ぶ巨大ショッピングモールの餌食になって、長々と道草を食ってしまうはめに。
それでも午後2時過ぎには現地に到着して、さっそく大量の荷物を降ろし、設営を開始しました。


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で、この日は出掛けから風が強く、まさか山に囲まれたキャンプ場はそんなわけはないと、高をくくっていたところ、やはり現地に着いても風は同じように吹いていました。
ただ、日中は晴天で陽が燦々と降り注いでいたので、設営中は薄着になっても汗をかくほどでした。

ところがです、時間が過ぎ、陽が落ちる頃になると、段々、前回の悪夢が甦るほど、風の勢いが増していきました。
気温はそこそこなのに、風に当たるとぐっと体温を奪われます。
時折、もの凄い突風がさらに神経を苛立せます。

今回は、前回の強風にやられた経験を踏まえ、満を持してサイトの風除けに“tent-Mark DESIGNS”の「陣幕」を入手していました。
これさえあればと、夕刻になってもしやの予感から、あらかじめ「陣幕」を張っておきました。
ただ、風上に張れば効果があるのでしょうが、風が巻いて方角が一定しません。なので、レイアウト的に張り易いところに張っただけでした。


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この態勢ならまずまずだろうと思いながらも、一抹の不安が過ぎっていました。
それは、サイトの地面が小石混じりの地盤で、28cmの鋳造ペグでなければ刺さらず、しかも固定力は弱く、するっと抜けやすいので、強風に耐えられるようには思えなかったからです。
なので、張り縄を増やし、ペグダウンも多くして鉄壁の態勢で臨んだのですが、やはり・・・突風の威力に敗退したのです。


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今日の灯りたちも勢揃いしていたのに、陽が暮れてからはランタンの灯りを愉しむどころではありません。
自然との対決です。
夕飯の支度を少し始めましたが、もう風が吹きすさぶ中、こんな場で食事など出来るはずもありません。


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焚き火台で薪を燃やし始めて、暖を取ろうとしましたが、またしても炎が風に流されてさっぱり暖かくありません。
それより火の粉が飛んで、かなり危険な状態になっています。
人間は、強風と気温の低下の中ではとても快適感などあるはずもなく、辛さでもう止めたくなる心境で、気持ちも萎え始めています。


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さあ、それからです、
まずは、
新調した「陣幕」がなぎ倒されました。
幕やポールには損傷はないようでしたが、ペグはすっ飛ばされました。
もう、我慢の限界です。

仕方がありません、せっかく設営したタープ下のリビングをテント内に移動することにしました。
片付けている途中、第二の災難が。
遂に、タープが倒壊です。

自作の木製ポールが弾き飛ばされ、タープごと持ち去られる如くに風に煽られました。
幸いに、すでに火の元は移動していたので、惨事にはなりませんでしたが、まだ新しい焚き火タープのポール位置の耳は破れていました。



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この日に撮った写真画像はこれらのごくわずかしかありません。
それだけ、まったく余裕のない時間を過ごしていたのです。
漸く、すべて幕内に移動させて、そこでやっと一息ついて夕飯となりました。
時刻はすでに8時半をまわっていました。
それでも、突風にテントの幕はびりびり揺れて、まさかテントまで・・・、とまたも悪夢が脳裡に広がります。

その後、9時を過ぎて気がつくと、風は静かにおさまっていました。不思議にも、そよ風しか吹かないくらい、外は静かな夜に変わっていました。
これがもう3時間早ければ何のこともなかったのに・・・。

自然は過酷ですな。
そのあいだの一番快適なときに、キャンプなるものはやるべきです。
それに恵まれればの話ですが・・・。


~つづく~


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by martin310 | 2017-04-21 17:49 | ∟奥大井・八木C(3) | Comments(0)