伊豆に住み、八ヶ岳を巡り「空と森と水」の美しい風景を求めて・・・。 自然に包まれて暮らそう!---Martinのフォトエッセイ
by martin310
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カテゴリ:とっておきの伊豆( 18 )

西伊豆の山の上で外ランチ。(後編)


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外ランチの場所は、西伊豆スカイラインのどこか景色のいいところ、ということで、だいたい目星をつけてはいたものの、途中の船原峠から入ったので、どうも方向を間違えて、もう道路が終わる仁科峠にほど近いところまで来てしまいました。

ここまで来てしまったら、もう適当な場所はないのでは?と思った瞬間に、道を外れた向こうに、なにやら崖の上の展望のよさそうな草地が見えました。
未舗装の道をそこまで行ってみると、そこは登山道で、ちょっとした開けたスペースがありました。
いい場所があるではないかと、ここを外ランチ地に決定!


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そこには、登山道の道標が立っていました。
「風早峠 0.38km」とあり、おそらくそこに見える小山の上がその場所では。


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この道の先に「風早峠」があるのでしょう。


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さっそくテーブルとチェアーを出して、ランチの準備です。


それにしても日差しが強い。
気温はそこそこなのですが、半袖の腕が陽にジリジリ焼かれるよう。
タープなんて元から準備してません。
炎天下のお昼ごはんです。

さて、今日のメニューは、簡単でおいしいホットサンドです。
コンパクトバーナーを風防で囲んで準備OK。

風はわずかにそよ風程度。
ここは「風早峠」と名の付くほど、超強風吹きすさぶ風の通り道。
いつ来ても大抵、風がびゅうびゅう吹いている場所。
なのに、今日は微風という絶好のコンディションです。


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崖下にはV字谷が続き、遙か先には駿河湾が見えます。


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風倒木の残骸が・・・。
根こそぎ抜かれたような無残なものもあるほど、ここは想像以上の強風が通るようです。


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いつもの、ハムとチーズとサラダのホットサンドをいただきます。


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そして、丸ごとポテトコロッケを乗せてオープンサンド。
これもホットサンドで挟みたかったのですが、ペシャンコになって破壊されると思ってこの方法に。


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コーヒーはいつもの自家焙煎豆をその場で挽いてドリップします。
カップは今回初登場の[KUKSA]です。でも、本物ではなく模造品ですが・・・。
まあ、雰囲気はウッディということで、口元は熱くなく、持った感じもほどよい重さで、不思議とステンレスカップで飲むのと味も違って超マイルドに感じます。



さてさて、ところがです。
こんないい自然の場所で、のんびりまったりとランチをいただくという思惑は、見事に空の奴等に覆されたのでした。

a0282620_16000902.jpg“空の奴等”とはこの方々です。ホットサンドを頬張り始めると、どこからともなく、まるでドローンのように黒い影の奴等が飛来。
どうやら鳴き声から、トンビのようです。
上空の風にホバリング状態で食い物を狙っています。
Uターンを繰り返しながら、しきりと我々の上を滑空しています。
ときには、かなりの低空で近づき、おちおちしていられない緊急事態です。

くそー、やられはしないぞ!と、応戦です。
パンを口いっぱいに頬張りながら、石を投げる真似やら、上着を煽っておっぱらいます。(他に対抗の方法がありません)
ですが、大して効果なく、気がつくと数が増えて4機が頭上を徘徊しているではありませんか。(汗がぎらり)


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幸い、急降下爆撃は免れましたが、わんこを外に出していなくてよかったと思いました。
あんな大きな奴ですから、足に掴んで連れ去られる危険性だって想定されますからね。

くそー、せっかくの外ランチタイムに。(怒)
まさか4機もの空襲に遭うとは・・・。

走り回りながら腕を振って追い払っていたので、呼吸はぜいぜい、せっかくのホットサンドも食べた気がせず。
早々に撤収作業です。


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奴等のセンサーは、はっきりもう食物がないのを感知して、遥か遠くへ飛び去って行きました。
現金なものです。
食べ物がこちらの腹の中に入ったら退散ですから。

まあ、もっとも考えてみれば、こちらが彼等のテリトリーの侵入者なのですから仕方ありません。
彼等にしてみれば、闖入者なんだから手土産くらい寄こしたら?というのでしょうね。(油揚げのひとつも献上すべきだったか)


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それにしても、アウトドアというのは何が起こるかわからないワイルドなものですね。

くれぐれも、トンビにご注意を!
と(飛)んだ外ランチの巻でした。


-完-



by martin310 | 2017-06-17 16:08 | とっておきの伊豆 | Comments(0)

西伊豆の山の上で外ランチ。(前編)


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※画面クリックでポップアップで1000px.に拡大します。
 大きな画像でご覧ください



予報では一日中カンカン晴れのはずの朝、太陽は見えず、雲が覆っていて、これで晴れとはどういうことだ?と、衛星画像を見る。
すると、太平洋に極大な雲の太い筋が・・・。
これにほんの少し、伊豆半島がかかっているのでした。
気流の流れのルートがほんの少し変われば、快晴間違いなしと読んで、いざ、西伊豆の山の上へ出発です。

読みどおり、陽が高くなるにつれてどんどん雲が切れて陽が燦々と輝き出しました。
初夏特有の光のものすごくきれいな日です。
映し出される空も海も緑も、実にクリアに、コントラストよく美しく見えます。

コースはいつもの海岸線から。
三津、西浦、大瀬崎と、べた凪の沼津湾を眺めながらのんびり走ります。
浅瀬の底がくっきりと見えるほど、今日の海は透明度が驚くほど高いようです。
それに、ここが沼津湾とは思えぬほどの鮮やかなトロピカルブルー。
かつてここで、こんな海を見たことがあっただろうか?

あまりに外光が明る過ぎるので、一眼のモニタをプレビューしてもよくわからず、木陰に入って再度確認してみると、おやっ、やはり、今までこんな海に写ったことがないので一瞬驚く・・・。
何か、別の世界へ紛れ込んだくらい、ありえない風景のイメージです。


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a0282620_19160186.jpg沿道の無人スタンドには、季節によってはミカンやレモン、ネーブルなどが袋詰めで売っているのですが、今は旬のビワが置いてありました。
さっそく一袋購入して試食。
ああ、子供の頃に食べた懐かしい味。
ちょっと甘くて、種ばかりでかい。
見れば、海に迫る山には、あちこちにビワの実が鈴なりになっています。
もっと大粒で美味なのをいただきたく、つい目がそちらに向くのですが・・・。



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さてさて、お腹もそこそこ空いてきて、西伊豆バイパスを土肥から船原峠へと急ぎます。
西伊豆スカイラインを仁科峠方面へ。
まったくの対向車ゼロの尾根道を、入道雲を見ながら走ります。
そして、風早峠付近でルートを外れ、外ランチによさげな場所に到着。


~後編に続きます。~



by martin310 | 2017-06-15 19:18 | とっておきの伊豆 | Comments(0)

ワンコを背負って下田町歩きと、笑えるワンコ動画。

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爪木崎ウォーキングの後は、下田の町に入り、この古い町の中をワンコを背負いながらの、のんびり歩きをしました。

下田公園の無料駐車場に車を置いて、ワンコを古い登山用ザックに入れてさあ、町歩きに出発です。
ペリー艦隊来航記念碑を過ぎて、角を入ればすぐペリーロードです。
何度も立ち寄って、その都度、写真を撮っているので、今更ながらなのですが、まあ、一応、来た証に今日の様子を撮っていきましょう。


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無料開放の旧澤村邸は、花が咲き、果樹が実り、とてもいい香りがしていました。以前入ったことはあるので、今日は遠慮しました。
ワンコが背中にいると、まさかザックの上から犬の顔が出ているとは思わないので、観光客の方々はびっくりします。
普段、家や車に居ると、異常に吼えかかるはずが、なぜか、背中に背負われているとしずーかにしているのが不思議です。


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平日なので、観光客はペリーロード界隈にいるだけで、狭い碁盤目状の下田の街中には、ほとんど歩いていませんでした。
すっかり普段どおりの生活の町になっていましたが、かつての賑やかしい感じはなくなって、今やシャッター通り化が進んでいるようで、めぼしい見てみたい店はあまりありませんでした。
それでも、歩いてでなければ発見できない、小さな甘味処を見つけて、わずかに残っていた自家製おだんごとアンドーナツをゲット。(※あとで調べたところ「ふじ乃家」というらしい)
ペリーロードの欄干に座って、ひとときむしゃむしゃと・・・戴きました。
たくさん歩いた後の甘いものは格別です。(あんこと枝豆のおだんごはかなり旨かった)

なので、今日はいつも買って帰る、日新堂のレモンケーキや平井製菓の下田あんパンはもういいなという感じで買いませんでした。


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さて、日帰り下田ツアーはまだまだ続きます。
次は、南伊豆の弓ヶ浜に向かい、そこでワンコの海岸散歩をしました。
ちょうど白砂の浜には誰もいない時間帯で、すっかり我が家の貸切状態になりました。
もうワンコは柔らかい砂地に大喜びです。
飛び跳ねる如くに、砂の上を駆け回ります。

でも、波打ち際に連れて行くと、なんと波が怖くて石のように固まってびくとも動きません。
そのうちにそそくさと波間から退散して行きます。
そんな光景をアクションカムで動画に撮ってみました。
まあ、それが今回の大きな目的でもあったのですが、1年前に買ってもなかなか使うことがなかった、このカメラの試し撮りをしたかったわけです。

自撮り棒にカメラを取り付けて、砂地すれすれの角度からの映像を撮ってみました。
まさにこの高さがワンコ目線のアングルになりますね。
これで見える光景から、ワンコが大きな波を怖がるのももっともだなとも思います。
見慣れたアングルでないものを見ることが出来るのも、この超小型カメラの持ち味です。

試し撮りでありながら、さっそく動画に編集して、YouTube にアップロードしました。
現場ではどう映っているのか、再生が出来ないので、帰ってPCの大画面でハイビジョン映像を見てみると、けっこういける気がしたからです。
さて、どんなもんでしょう?


[笑えるワンコ動画] 波が大の苦手なワンコ

https://www.youtube.com/watch?v=9rZstBM83F0


by martin310 | 2017-04-03 14:07 | とっておきの伊豆 | Comments(0)

伊豆下田の爪木崎にて、ワンコと灯台ウォーク。


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2月の初めからのロングランの土留め柵工事が一応終了したので、その骨休めも兼ねてワンコを連れて伊豆下田の「爪木崎」に行って来ました。
爪木崎と言えば、1月に咲き誇る300万本の水仙の群生が有名ですが、今まで一度もその水仙祭りのエリアには足を踏み入れたことがないので、今はもう水仙の花はもちろんすっかり終わっていますが、どんなとこだろうと、爪木崎自然公園の無料駐車場から遊歩道を歩いて岬に向かいました。

もう4月が目の前だというのに、なかなか気温が上がらない中、海風の寒さを気にしながら、ワンコとはじめての場所をお散歩です。
駐車場からは、ちょっとした原生林っぽい森の中をのんびりウォーキングです。
ワンコはもううれしくてうれしくて、がむしゃらにリードをぐんぐん引っ張って歩いて行きます。


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低木の樹林帯ですが、なかなか雰囲気のある半島の森です。ワンコはアスファルトより、土の道がうれしくて、脇目も振らず先を急いで歩いて行きます。


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遠くの景色は少し靄(もや)がかかっていましたが、風がないところで陽射しに当たっていると、ぽかぽかして来ます。
だんだん上着が暑くなってきていましたが、海辺に出るととたんに寒くなったりするので、なかなか脱ぐ気にはなりません。


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水仙やアロエの群生が広がる爪木崎公園まで出ると、視界がどーんと開けて、その向こうに白亜の灯台が見えました。爪木崎灯台です。


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やはり伊豆半島も先端の方まで来ると、もうそこは春が早く進んでいる気配です。
我が家のある山の景色とは、季節が半月以上違っているようです。


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特に灯台目当てというわけでもなかったのですが、無類の灯台好きの自分には、この姿の美しいまっ白な灯台に心惹かれるのは当然でした。


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河津や稲取方面が淡く望めるアングルです。
海の青がきれいでした。寒くなければもっと海にも近づけたのに・・・。


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a0282620_20391526.jpgやっぱり、灯台のある風景は絵になります。立っている場所や辺りの風景、それになによりこの灯台のデザインがかなりいいです。
灯台って、なぜか好きなのですよね。なので、YouTube のオリジナルロゴは、こんな灯台マークを使っています。


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爪木崎灯台、かなりいいですね。

それにしても、ワンコの脚力のタフさには驚きでした。結局、最後の最後まで猛然とした歩きのペースは衰えず、チビなワンコに終始曳かれる人間でした。
帰りのコースは暑くてあつくて、上着を脱いでも汗をかいて、海風が涼しいほどでした。
たまには、こういうウォーキングがてらの観光もいいものですね。



by martin310 | 2017-03-31 20:47 | とっておきの伊豆 | Comments(0)

ぐるっと半周、伊豆半島。正月二日は骨休めにワンコと。


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▲大瀬崎付近の海辺の道より。

元旦はともかく、正月二日になればもう、心はDIYにと向かうものの、さすがに丸ノコの音を響かせ、インパクトドライバーでガンガンと、塗料の匂いをプンプンというわけにもいかず、まあ、もうちょっとおとなしくしていようと、伊豆半島をぐるっと半周の日帰り旅に出てみた。

我が家から出掛けるにはいつものコース、半島の左半分をつけ根から先端まで行って周って来るというお手軽なドライブ。
山を下りて海に出るまで20分とかからず、内海の沼津湾はいつもどおりおだやかなベタ凪の海だった。
空はよく晴れて雲ひとつなく、大瀬崎近くからは対岸に霊峰富士の姿がくっきりと。


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▲眼下に見えるのは、井田の明神池。


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▲自前のお昼を食べた仁科の大浜海岸。


ところが、湾の外海に出る西伊豆に入ると一転、強風が吹いて白波が立つ荒々しい海の姿に変貌する。
ワンコを砂浜で散歩させてやろうと、ここを探して選んだのに、砂が風に舞ってとても浜に下りられる状態ではなかった。


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▲自家製サンドイッチと紅茶で車内ランチ。強風に鳥が舞う。


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▲風に煽られながら波のシーンを必死に撮影。ズラが飛びそうなほど強い風だ。


ワンコの砂浜散歩コースの第一候補はあえなく撃沈。
次の場所、これはもう後がない最後の砦の南伊豆の弓ヶ浜。

ここは実に穏やかな海だった。
風は少々あるものの、ワンコの散歩には絶好のクリーム色のきれいな砂浜。
もう、既に陽が翳って来ていて、段々、日向が少なくなりつつあった。


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▲穏やかでほっとした西伊豆・弓ヶ浜。


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▲ワンコも大喜び!まるで笑顔のように見える喜びの表情。


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▲おしりフリフリ、足跡がまたちょこちょこ。まったく愉快だ。


a0282620_2244571.jpgずっと砂浜でワンコの散歩シーンを撮りたいと思っていて、ずるずると今頃になってしまった。
撮っても、撮っても、常に激しく動くのでブレてぶれて、いつもいい写真が撮れない。なので、自然、ワンコにあまりカメラを向けないことが多くなり、記録写真が意外に少ないのに気がついた。
成長が早く、どんどん見え方が変わって来るので、出来るだけそのときの姿を残しておきたいとも思う。

で、本当は動画を主に撮りたかったので、そのロケ地としてきれいな海岸をイメージしていたのだ。
一応、コンデジでいくらかシーンを撮ったが、ものになるかどうかはまだ見直していないのでわからない。
ネタになりそうな面白いシーンはなかったので、どんなものに編集しようか、まだ未定だ。

キャンプやDIYだけでなく、たまにはワンコ動画もどうかと、ちょっと挑戦してみようかと思った次第で、いったいどうなることだろうか?


西伊豆から南伊豆、そして下田に出て、中伊豆経由で戻った、正月二日のワンコとの撮影旅でしたとさ。


by martin310 | 2017-01-02 22:45 | とっておきの伊豆 | Comments(0)

限りなく静止に近い南伊豆の時間の流れ・・・時間感覚は地場の周波数が決めるのか?!


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南伊豆へ行ってみた。
もうすでに、このあたりも目ぼしい所は何度となく巡っている。
地図を広げ、目を皿のようにして、未だ足を入れていない場所で気になる箇所を探した。漸く小さな谷間の奥地に、わずかばかりの集落があるのを知った。地名も不思議な感じがあり、一度はどんなところか見ておこうと出掛けることにした。というか、出掛ける為にその目的地に設定した。でないと、行き着いて戻るポイントがなくて困るからだ。

a0282620_22521161.jpgネットでペット同伴でもOKなランチの店も一応探しておいた。
ブログ記事にたまたま出ていた自然食中心の田舎のCafeを発見した。
なんとその場所をマッピングすると、行こうと目星を立てていた集落の中にあるではないか。なんだかこの偶然の一致に不思議な気がした。


それとは別に、南伊豆というところは実に不思議な土地だと思う。
西の蛇石峠や東のR136号を吉佐美を越えて「南伊豆町」の標識を見ると、ある不思議な独特ののどかな波動に変わる。民家の数が減って、点在することからひと気がなくなるのでそう感じるばかりではない。確かに、人口密度は極端に小さくなる。(80人/km²)
細長い平野の中央を川が流れ、そのまわりに田畑が広がり、民家は平野を挟んだ低い山の懐に点在して建っている。人影は田畑にわずか見るだけだ。

時間の流れがまったく違う。
まるでほとんど限りなく、静止に近いほどに流れが緩やかだ。
時、分の単位が違うのではないか、秒などという単位はまず不要だろう。
おおざっぱに昼が来て、宵が来るだけの静まり帰った世界・・・。

a0282620_22525141.jpgランチに出向いたCafeもそのとおりの時間が流れていた。
先客がいてそのグループの注文に追われているのはわかっていたが、こちらがオーダーしてから小一時間が優に経って、漸くお昼にありつけた。
ワンの餌やりや庭で遊ばせたりして時間を過ごしていたものの、二人だけで待っていたらかなりの間の持て余しにさすがに閉口したことだろう。
ひとりですべてをまかなう田舎Cafeでは、お急ぎ客は禁物だ。
真昼の時間をこの地の時の流れに任せて、相当な寛容さをもって望まないと苦痛になってしまう。(でも、あまりにのんびりタイプの調理のようだったが)
まあ、これが南伊豆流だと思えば・・・と、いい経験に。


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気温24、5度の大気を切って窓全開で爽快に走るのは実に気持ちがいい。
のどかな田園地帯をゆっくり低速で航行し、風に含まれる刈り入れの藁の匂いや、金木犀の芳しい香がほのかにする初秋の伊豆路は、命の洗濯、細胞の浄化促進には最適な環境だ。
ところで、この南伊豆のエリアはどうしてここまで、ある種独特の時間感覚になるのか、以前から不思議に思っていた。
ただ風景、風物、環境がのどかという理由なら他でもいくらでもあるだろう。だが、ここはそれだけの理由ではないようなので、かつて何度かくまなくこの辺りの地場のエネルギー調査をしたことがある。といっても、観測機器は自分の波動感受力に依るしかない。

それによると、下賀茂や二条あたりの内陸部ののどかな田園地帯は、見たままのゆったりとした時間の流れ感覚なのはそのとおりなのだが、マーガレットラインの海岸線になると、それとは打って変わってかなりの高い波動域になる。
特に一町田から伊浜にかけては半四次元的波動域になる。明らかに日常の三次元感覚とは異なる、右脳的異次元に入ったような超越的な感覚になり、この地へしばらく留まることの至福感に占領される。

a0282620_2254176.jpg但し、そこから内陸部へ一歩入り、別荘地帯へ谷を降りていくととたんに超マイナスな波動域に変貌するのがわかる。おそらく谷底の方に闇のサテライトが設置されていたのだろう。
奇跡的にエネルギーの高い場には、それに隣接してその逆の闇の場が寄り添っているものだ。光あるところに闇もある・・・、それがこの世界の基本的成り立ちだからだろうか。

この伊浜あたりを頂点とする南伊豆の高エネルギー地帯も、昨今の闇のサテライト基地の無化が成ってからは、時を同じくするようにそれほどでもない場に変わり、今までの飛び抜けた地場の感じは消えて失せてしまったようだ。これは南伊豆まで来るエネルギーチャージの愉しみを失ったことになり残念だが、そういうことも地形に配置された地場の運命なのだろうと思っている。

とはいっても、南伊豆全体からは今も時の流れが相当にゆったりとする、不思議なエネルギーがあるのは確かだろう。おそらく地底に秘密があるのではないかと読んでいる。
他の地域とは異なる振動数を発する岩塊のようなものがあるはずだ。それが超古代に落下した他宇宙からの隕石の可能性もある。実際、東伊豆の海中にもそのような場があって、やはり時間が静止したようなエリアがある。 ※当ブログ『時間が止まった場所(伊豆富戸)』参照。
こういった隠された条件というものも、天の計画の一端の場合もあり、地球のエネルギー場の発振地になっていることもあるはずだからだ。
そういった視点で、山野を巡るのも新しい旅の目的のひとつとなる。
地場の波動というものが生み出すものは、案外、誰も知らないところで有意義な地球の覚醒の仕掛けになっているのかもしれない。


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by martin310 | 2014-09-21 22:55 | とっておきの伊豆

Martin Island 「伊豆の古写真舘」(※注:但し、自作のイミテーション古写真風)


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川端康成が逗留していた定宿「湯本館」。この玄関で踊子が舞を踊っているのを、主人公の“私”は階段に座って眺めていたのだ。それは若き日の川端その人だった。



ネットの“青空文庫”で、島崎藤村「伊豆の旅」という、旅行記の小品を読んでみたところ、「伊豆の踊子」の巡ったコースとほぼ同じ路を、藤村は3人の友と極寒の季節に下田まで旅していた。
「伊豆の踊子」は川端康成が19歳の学生時代に伊豆を旅した実体験をもとに書かれた小説で、年譜から見ると大正7年(1918)のことであるから、藤村が伊豆を訪れたのは、それより10年近い以前(おそらく明治40年あたりの東京時代)ではなかろうかと推測できる。
10年ほどの時の隔たりはあるものの、二人の後の文豪が自分の住む伊豆の、同じ道を旅したことは感慨深いものがある。

長岡(踊子)→大仁(藤村)→修善寺湯ヶ島湯ヶ野下田・・・、藤村たちは、さらに伊豆半島の最南端、石廊崎まで足を伸ばしている。(藤村らは行程のほとんどを馬車を多様している)
その時代の「伊豆の踊子」で描かれる伊豆の風景・風物・人物は、もう何度も読み、また映画で映像をも目にしているが、ことそれよりも古い伊豆の姿を、まるで淡彩で描くようではあるがさらっとスケッチしているのが、この「伊豆の旅」である。
いにしえの伊豆はいったいどのようなところだったのだろうかと、やはり古い時代の風景などを見てみたい思いがある。映画では美空ひばり主演の「伊豆の踊子」(昭和38年)の撮られた年代から、川端康成の見ていた伊豆の姿に最も近い映像が残されている。(田中絹代主演[昭和8年]が最も古いが、サイレントなので残念ながら見る機会がない)

そこで、試しにネットで“伊豆の古写真”を検索してみたが、やはりそうは掲載されているページはない。代わりに、「幕末古写真・ジェネレーター」という古写真風の加工が出来るサイトを発見した。画像ファイルからモノクロ、セピア風の古写真を作成出来るのだ。
試しに、撮り貯めてある画像ファイルの中から、伊豆のそれらしき雰囲気に合うようなものをテストしてみた。すると、まるで本物にように古めかしい写真画像が完成するのだ。

ということで、全7点、藤村の「伊豆の旅」にあやかって、自作:イミテーション古写真舘を開館してみた。
ご覧のとおり、古びれた蔵の奥から発見されたような、いにしえの銀鉛写真のような味わいを醸し出している(?)ようだ。


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▲北伊豆の大瀬崎から富士を望む。



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             ▲中伊豆の吉奈温泉の「御宿さか屋」の吉奈川に架かる楼橋。



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▲下田・ペリーロードの「逢坂橋」とその向こうの「草画房」



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            ▲同じく下田・ペリーロード



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         ▲中伊豆・吉奈温泉の「東府屋」内の「大正館芳泉」



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下田・東急ホテルに晩年の毎夏、家族連れで長期滞在していた三島由紀夫の、大のお気に入りの小さな波辺:亜相浜(あじょうはま)。


以上の元画像はこちら。(くれぐれも本物の古写真ではないことをご承知おき下さい。笑)
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こんな曲を聴きながらご覧いただくと、いっそう古い時代の伊豆の雰囲気が味わえるかも。
吉永小百合 伊豆の踊り子
https://www.youtube.com/watch?v=54WwMkde0-0
by martin310 | 2014-06-19 00:12 | とっておきの伊豆

新緑の伊豆・湯ヶ島 ~Martin Island 伊豆便り~

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伊豆の山々には今、新緑の季節が勢いよくやって来ています。
冬ざれた裸木からいっせいに若葉が芽吹き、黄緑の初々しい新たかな色彩に彩られはじめました。

久ぶりに湯ヶ島の川沿いの道を降りてきたところ、いつものフォーカスポイントである白雲楼の赤い橋が、とても美しく緑に映えていました。
今までモノトーンの山端に、妙に赤々とした塗装色がぎこちなく浮いていた白雲橋が、まわりの山色が鮮やかな黄緑に変わったために、実に見事な色彩の調和に際立っていました。
車を降りると、持越川の渓谷の瀬の音が轟々と響いています。
ここは何かある種の文学的風趣に捉われていくような、自然の景観を持っている場のようにいつも感じます。

そうです、もう少し下れば、大正・昭和の文人墨客が頻繁に訪れた湯ヶ島温泉街があります。


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          赤い白雲橋の下を轟々と持越川が谷音を響かせています。


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          緑と赤のコントラストがまぶしい白雲橋欄干。


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山間から流れくだる清らかな流れの谿川。


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あたりの山々もすっかり萌黄色に染まる。


a0282620_10521262.jpg世古峡に架かる世古橋の袂に、かつて梶井基次郎が長逗留していた旅館・湯川屋があります。今は廃業して建物だけが寂しく建っていますが、昭和2年、当時26歳の梶井は肺結核の療養のため、この湯ヶ島へ1年5ヶ月もの間滞在していたようです。
当時まだ無名の文学青年だった梶井は、そのあいだに、「冬の日」や「闇の絵巻」「筧の話」「冬の蝿」などの秀作を書いています。どれも若き日の私が愛読して、とても魅力を感じていた作品です。




a0282620_10575876.jpg梶井はこの湯ヶ島滞在中に、同じ湯ヶ島の湯本館に逗留していた川端康成と、毎日のように交流しています。ふたりは囲碁の相手でもあり、同じ文学をやる仲間でもあり、梶井の川端通いは毎夜に渡り、この湯川屋から湯本館までの谷川沿いの道の往復にあらわれています。
この夜の帰り道での体験が、名作「闇の絵巻」に成ります。
また、湯本館で川端が書き上げた名作「伊豆の踊子」は、このとき、梶井によって校正され完成をみました。




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      梶井基次郎は、定宿の湯川屋から川端康成の逗留する湯本館までを
      毎日行き来して交流していたようだ。


その帰り道の真っ暗な「湯道」を行きながら、この「闇の絵巻」を構想したのでしょう。そこでの体験が文中に出て来ます。
それが類稀な感性によってイメージが定着されていきます。梶井の魅力は、こんな小品の中にこそ、彼の研ぎ澄まされたイメージ性が遺憾なく発揮されているところにあるのではないかと思います。

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青空文庫 梶井基次郎「闇の絵巻」
http://www.aozora.gr.jp/cards/000074/files/415_19818.html



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湯川屋と道を隔てた向かいの高台に、湯川屋の主であった故安藤公夫氏が建てた梶井基次郎文学碑があります。このどっしりとした自然石の碑には、梶井が川端に宛てた手紙の一節が刻まれています。副碑は川端の筆蹟によります。

梶井基次郎は、昭和7年、31歳の生涯を閉じます。
「檸檬」を代表作とする文学者・梶井基次郎は、わずか5年ばかりの創作期間による少数の作品群により、日本文学史上にその事跡を残しました。
命の輝きを希少な作品に集中的に昇華するという、夭折の作家ゆえの定説がここにあるように思います。


最後に、かつてこの地で名作を生んだ川端康成や梶井基次郎らの面影を偲びつつ、ここ湯ヶ島の風景を動画作品に取り込んだ私のYouTube作品を載せておきます。

美しき風景を求めて [癒しの風景シリーズ] vol.3 【伊豆・湯ヶ島】

※画質1080pで最大化でご覧になることを推奨します。



by Martin


<青空文庫 作家別作品リスト:No.74 梶井基次郎>
http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person74.html#sakuhin_list_1

<当ブログの湯ヶ島関連の記事>
・伊豆の踊子 -1-(出会い)
・伊豆の踊子 -2-(恋ごころ)
by martin310 | 2013-04-18 11:09 | とっておきの伊豆 | Comments(0)

大瀬崎、そして大沢温泉へ

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空気がきーんと冷たく、雲ひとつなく遠くまで空が澄んだ冬の日、大瀬崎を経由して伊豆半島を西海岸に沿って松崎まで足を伸ばしました。

●大瀬崎
まずは、我が家から展望できる三津や西浦を通り大瀬崎へと向かいました。
伊豆の山の上に西向きに建つ我が家からは、窓やデッキからいつも彼方に、達磨山から伸びた岬の大瀬崎が見えます。朝焼けの海にも、晴れた紺碧の空をバックにも、茜色に染まる暮れかかる空を背景にしても、この大瀬崎の岬が常にアイポイントになって目に入ります。
帷(とばり)の降りた夜には、大瀬崎灯台の光が、漁船の漁火と共に明滅しているのも見えます。

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大瀬崎へ着くまでのあいだ、青く凪いだまるで湖のように見える駿河湾の先に、雪を頂いた富士が見事に雲を切って聳えていました。
大瀬崎はご覧のように富士山と不思議な形体のコントラストを見せています。
まるでミニ天の橋立のように海に向かって伸び、その上には巨大なビャクシン杉の群生を蔓延らせています。
そして、そのビャクシンの森の先端に、「伊豆の七不思議」のひとつの真水の池・・・鯉の泳ぐ神池の水を湛えています。
a0282620_23395998.jpg右が大瀬崎の航空写真です。
この耳掻きの先のようなところに丸くあるのが神池です。
この池を含むビャクシンの森は、大瀬崎神社の境内地になっており、ご神木のある神域です。
遠景の対岸の富士山とセットにして、このあたりは神域にふさわしい神々しい雰囲気が漂っている気がします。何故かと云えば、こんな美しく不思議な取り合わせの地形が、ただの偶然によってつくられるものかと思えるほど、神の創造の神秘を感じざるを得ない風景に思えるからです。

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同じ場所から、我が家のある方面を望んだところです。
中央の山の上部の白い点々のようなあたりから、いつもはこちら側を見ている訳です。手を振れば見えるかもと思えるほど、大気は澄んでいました。


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大沢温泉・山の家
さて、今回の目的は、以前から気になっていた西伊豆・松崎にある大沢温泉の露天風呂へ行ってみようということでした。
松崎から婆娑羅峠方面へ向かい、途中を池代川沿いに左に折れて渓谷に沿って行くと、古ぼけた温泉の建物が木造の橋の向こうに見えます。この山に入った渓谷のほとりにある寂れた温泉の感じが、以前から気になり、一度行ってみたいと思っていました。
ちょっと外観的には大丈夫なのかなと思えるほど渋い感じの温泉ですが、常に川の瀬の音があたりに響き、鬱蒼とした森を背にある露天風呂はまさに野趣たっぷりで、吹き上げるほどの湯量の豊富な石風呂は熱めの湯とともに、伊豆の源泉のエネルギーに触れるにはもってこいのワイルド感がありました。

ちょっといつものペースでなく長湯をしてしまった為に、屋根があるだけの脱衣場で危なく倒れそうになりながら、のぼせあがって逆に青ざめたドジをしでかしてしまいました。
熱く火照った体と、冷たい外気に触れた体が、熱くて寒く、寒くて熱い変な感じになって、休憩室の畳の上にダウンしてしまう私でした。

ちょっときつめの伊豆の天然湯の洗礼を受け、ショック療法で逆に元気になった今日のお湯の日でした。


by Martin

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by martin310 | 2012-12-13 23:46 | とっておきの伊豆

ペリーロード再び


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第5作目の動画作品制作の為、下田のペリーロードを再び訪れました。
冷たい強風の吹くこの日は、観光客もごくわずかで、通りは閑散としていました。お蔭で撮影には好都合でしたが、さすがにちょっとさびしい気がしました。

でも、大正か昭和初期の時代にタイムスリップしたようなこの場所は、やはり静けさと黄昏るブルーの光がよく似合うと思いました。
そして、古い建物の概観はそのままに、内部は新しいモダンな店にマイナーチェンジし、またうまくそれがマッチするのが不思議です。伊豆のなまこ壁と洋風ファッションの組み合わせは、妙に合うものです。
それが下田港の異国情緒の特異な感覚なのかもしれません。

昭和30年代までこのペリーロード界隈は、漁師や旅人が遊ぶ遊郭街だったようです。当時の花街は、一稼ぎしようと地方から集まってくる女たちと荒くれの船乗りたちの刹那の場だったのでしょう。そこにはきっと数々の悲哀の物語があったに違いありません。
暮れかかる川沿いの軒の並びには、そんな切なく寂しい名残が漂っているようでした。


by Martin


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by martin310 | 2012-12-07 21:35 | とっておきの伊豆 | Comments(0)