伊豆に住み、八ヶ岳を巡り「空と森と水」の美しい風景を求めて・・・。 自然に包まれて暮らそう!---Martinのフォトエッセイ
by martin310
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車中泊装備の常套――ウインドーの目隠しシェードの作成。それに車用換気扇と展望ウインドーなど。


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さて、冬キャンプ装備は今回の朝霧高原キャンプでの実践経験から、ほぼ出揃った感があるが、キャンプと併用して遠出の旅仕様には車中泊という方法がある。
これについては、こちらの記事で床の全面完全フラット化が完成して、車中で眠るスペースは確保できた訳だが、残るは全ウインドーの目隠しシェードの作成が残っていた。今回はその材料を集めてさっそく作成に取り掛かった。


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まず、窓を覆う素材としては定番の銀マットの登場となるが、これも今や様々な種類があるようで、選定にはホームセンター内でけっこう手間取った。
厚手でしっかりとしたものは、もちろんキャンプ用品としてのロールマットだ。これには名の如くロールタイプのもののほか、蛇腹の折り畳みタイプもある。だが、どうだろう、ロールは丸まる癖がついているだろうし、蛇腹折りはそのまま折り目だし、窓に設置したとき、表面の癖が気になって駄目かなと思い、このふたつは敬遠した。(厚み的には8ミリあるので、やや大きめにカットして押し込めば固定したりする必要がないので、その点では良好なものだ)

次に、家屋内の窓に結露防止用に張る銀シートがある。だが、これはあまりに薄すぎるので却下。
あと、お風呂用に湯船の上に被せて保温効果を持つ銀シートがあった。これは安いし、折れていないので癖も少ない。これに決定して作成にかかった。(カインズオリジナルのお風呂の保温シートを使った)


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▲何ともないような仕上がりだが、その裏では試行錯誤の繰り返しで、手間ばかりでほとほと懲りたのが現実。(これはまだ前段階の、吸盤をセロテープで止めただけのもの。このあとで改良する)


それでは順を追って苦闘の製作プロセスを記していおこう。


実際の製作工程(試行錯誤で手間ばかりかかり、自作は見た目よりも数段たいへんと泣きがはいる)
1.ウインドーの型紙を取る。ビニールや新聞紙を使う人もいるが、床の型紙と同じにA4のいらないコピー用紙をセロテープで貼ったり、はさみで切ったりしながら型を取った。窓はフロントを除き、キューブは8枚もある。うち裏表反転で使える窓もあるが、5枚取るのはこっこうな手間だ。

<参考>
・ビニール袋派・・・http://www.cartrip-beginner.info/main/mekakushi.html
・新聞紙派・・・http://blog.livedoor.jp/spui-tozan/archives/51905308.html

2.型紙を銀シートにあてて、少し大き目にカットする。最初10ミリ近く大きめにカットして窓に当ててみたが、大き過ぎてはみ出すのと、シートの肉厚が4ミリなので反発がなく、ただ入れただけでは固定できないことが発覚。また5ミリほど小さくカットする。だが、やはり窓への固定は無理だ、垂れ下がって来てしまう。(泣)

<参考>
プラダンに銀シートを貼って作る人もいる。
http://ameblo.jp/albasoi/entry-11097833361.html

3.同時に、これも
100円ショップのフェルトを裏に両面テープで張る。これはウインドーの外から黒く見せるためで、銀色のギラギラが見えるより数段ましなため加工することに。だが、全26枚すべて張り合わすのだから、これもたいへんな手間だ。(泣)
スモークのウインドー越しに外から見ると、まさに真っ暗。目隠しシェードを貼っていることさえわからない。(外から銀マットギラギラも、室内がブルーのウレタンも嫌なので、やはり黒のフェルトを外側に貼るのが一番だと)


4.ガラス表面への固定は仕方なく、100円ショップで吸盤を探して来て、各シェードの四隅に穴を開けて吸盤を入れ込む。吸盤はセロテープを貼って表から止めるつもりも効果なく、ガラスから吸盤を外すだけでシェードから取れてしまう。(泣)


5.仕方なく、吸盤をシェードから取れないようにするため、ハトメ金具を使おうと、再び100円ショップを探すが置いていない。どうやら、ダイソーだけは商品化しているようだが、地元の近くにはないので諦める。
もう一軒の100円ショップで、吸盤のハトメ用の横溝でなく、横穴タイプのものを発見。この穴に二重リングを通して止める方法を考案。だが、銀シート自体が柔なので、あけた穴がもろい。そこで、止めのために大きいワッシャーのようにするための硬めの板状のものを探す。思いついたのは、プラスチックの薄い下敷き。これを円形にはさみで切って使おうと考える。


6.100円ショップの下敷きを50Φくらいの大きさにカットする。全26枚使うのでけっこうこれも骨が折れた。(これには、厚ものでも切れるはさみが重宝した)次に、中心に9ミリの吸盤用の穴をドリルであける。(薄っぺらく小さい円に穴を開けるのもかなりの手間だ)
ちょうどいい代用品がないので自作せざるを得ないのだが、吸盤ごときの固定にこれほど手間取るとは)


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吸盤には、横溝タイプと横穴タイプがあるのを知った。
上は横溝タイプで、ハトメで固定。下は横穴タイプ。


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ハトメがないので、横穴タイプに二重リングで止めることにした。



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▲これは後部ウインドーを展望窓にして、車内での飲食が可能なようにミニテーブルを置いてみるというスタイル。ミニテーブルもサイズにこだわり、幅、奥行き、高さとも一番フィットしたものを探し当てた。この窓の向こうに雄大な風景の展望が開けたら・・・と、夢想している。
これにキャンプ用チェアマット(座椅子)で座れば、風景を眺めながらの快適な食事やお茶の時間が過ごせる。
せっかくある後部ウインドーをこんな使い方をすれば、まるで展望列車のビッフェのような雰囲気を愉しめるのだ。(ただし、お座敷だけど)車中泊志向でなければ、案外なかなか考えつかないアイデアではないだろうか。


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▲さらに、これはまったくのオリジナルアイデア。冬のあいだは車中でのちょっとした調理なども出て来る。カセットコンロやコンパクトバーナーなどを使うのは、換気の点で気がかりだ。ウインドーを開けて風が入り、自然換気できればいいが、なかなか常に風があるわけではない。
そこで、車用ミニ換気扇なるものを考案した。テント用の扇風機などを利用しようかとも思ったが、DC12Vのパソコンの冷却用のファンではどうかと、12センチファンで1600rpmという強力ファンを利用。
ちょっと換気というには非力かとも思うが、多少の足しにはなるかなと、これも取り外しが簡単に作ってみた。合板に
100円ショップの化粧シートを貼り付けてみたが、なかなかの出来栄え。車外からはウインドーを少し開けてこんな風になる。
雨がかかりにくいように、風防のすぐ下の位置に設定。駆動はバッテリーからは取らず、単一乾電池8個で12Vに。

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ざっとこんな風に車中泊可能な装備を整えた。
高床にせざるを得なかったので、座ると天井が頭に触れるのがたまにきず。まあ、キューブでこんな環境を作っているのも珍しいだけに、挑戦のしがいがあるものだ。
ルーフキャリア用のRVBOXも用意して、車内に収納しきれない荷物もルーフに積載できるようにした。
さらに、キャリアの足に簡易タープをつけた、サイドウォーニングも準備した。これで車中も車外のミニキャンプも、途上の屋外ランチも自在に選択しながら旅ができることになる。
さてそろそろ、テストケースとしてのミニ旅の計画も立てるところまで来たようだ。
by martin310 | 2015-02-27 16:27 | ∟キャンプ系 DIY

冬キャンプこそ、広いキャンプサイトを独占できる最良の機会。富士を眺めて冬を味わう。


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▼富士を崇め見ながらのキャンプタイム。

我が家から富士山は、宝永火口がよく見える位置だが、ここ朝霧高原からはその裏側にまわったあたりの「大沢崩れ」がほぼ正面に望める。
雪のない夏富士の季節に見れば、その深く切れ込んだ崩壊のありさまがとても痛々しく見えるのだが、純白のパウダーをまぶしたような雪に覆われた斜面は、かえって深い切れ込みが鋭角的なコントラストを見せて美しく見えさえする。

幕内で暖気に頬を赤くしながら、その度に外へ出てはまた富士を眺める。刻々と雲が変化し、太陽の照り具合からも富士の様相は時間と共に変貌を遂げる。そんな崇め見る対象がそこに聳えているのも、この設営地のひとつの愉しみとなる。

だが、陽が翳ると一気に寒気が“富士降ろし”としてやって来るのも、この地の特徴だ。キーンと頭が鳴るほどの冷気が寒風となって肌を刺してくる。幕一枚の内と外で20℃もの格差がある気温の中を行き来しながら、真冬のキャンプは夜に向かっていく。

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▼冬場でこそ、ひっそりキャンプを愉しめる場。

a0282620_13424865.jpg陽が落ちるとさらにひしひしと寒気が身に迫って来る。しだいに薪のくべる量も増して、高温になったストーブから排出される煙はほとんど煙突からは目に出来ないくらいになる。燃焼効率が最大になると、煙いなどということはなくなり、幕内には熱のみがもたらされる。
もっとも、以前の夏キャンプではセットされていた短い煙突だけで運転していた為に、煙の漏れが激しく、煙突も低くあまりの煙さに痛い目からぼろぼろ涙を流しながら焚いていた。だが、今回の冬キャンプの幕内仕様のロング煙突にしてからは、一切煙の逆流もなく、本体からの漏れもなく、実に快適そのもの運転が可能になった。これが本来の時計型ストーブの性能なのだと納得した。

数日前に降った残雪を踏みに行く。表面が凍って硬くなっている雪は、踏むと心地よくザクザクという。陽光に輝く雪の切片が美しい。

a0282620_13545363.jpg見渡す限り広々としたサイトだが、テント設営地として最適なまったくの平坦な場所というのは、見る限り非常に少ない。大抵がやや傾斜していたり、凹凸があったりと、なかなかここぞというポイントはないものだ。
夏場のサイト風景を画像で見ると、この場に密集するように幕が張られている。混雑時はいい場所は先になくなっていき、傾斜も覚悟で張らなければならない状況なのだろうと察せられる。
そんな季節にはきっとエスケープして、人けのない山野の野営地を探していることだろう。団地住まいのようなファミキャンサイトなど、我々が望むものではまったくない。実は、昨年の夏に某避暑地のキャンプ場で苦い思いをしたからだ。密集する酒盛り場のような中にサイトを決められて、夜通し呑んべえの話し声や物凄い鼾の応酬に悩まされた。
何で高原の林間の地に来てまで、俗界の喧騒そのものの渦中に甘んじなければならないのか。しかも料金を払ってまで、睡眠不足と超不快な朝を迎えねばならないのだ。
そういうこともあって、冬キャンプは完全貸切の今回のこのキャンプ場にしたのは当たりだった。1日目、2日目は我々のみの独占。3日目にして、やっとバイクのソロの若者や、あと3組の冬キャンプ通と目される方々が幕を張りはじめていた。

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▼キャンプ犬として育てようと犬馬鹿親が・・・。

a0282620_1343712.jpg日中の太陽が燦々と照っているときの幕内は、もう暖房はいらないほどになる。両出入り口全開でタープと化している中に、わんこも外に出たいと吼える。
我が家のわんこにとっても初の外泊になる今回のキャンプは、生まれて初めての体験とあいなって、さすがに環境の変化に初日は興奮気味でなかなか落ち着かない様子だった。幕内の一等地、テントの真ん中、ストーブのすぐ横に格子網の俄かゲージを与えられ、翌日には慣れたのか、初日の興奮に疲れたのか、はたまたあまりにホカホカなのか、瞼が重いようにぽわ~んとしておとなしかった。

a0282620_1349319.jpgわんこは洗い物に炊事場まで行くツレのお供をよくして、200メートルも先の往復を何度もしていた。
カラスが鳴いても、飛行機が飛んでも、強風に幕がなびいてもその音に吼えるわんこは、こんな貸切状態であってまわりに一切の人がいなくて、ちょうど迷惑にならなくてよかったものだ。チビ犬でも声がやたらに高い我がわんこは、きっと迷惑犬になっていたに違いない。
これから益々、キャンプ犬として成長してもらわなければならない人材、いや犬材なので、何度も経験を積ませたいと思っている。



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▼よくもキューブに入ったパッキングの妙。

撤収時に再び驚いたのは、シート上にすべてを並べたキャンプグッズの夥しい物量の数々が、こんなコンパクトカーに載って来たことだ。
来たときにすべて載って来たのだから、薪や食料などが減った帰りに入り切らないことはないだろうと、慎重にパッキング作業をやった。
最後のひとつが狭い隙間に入ったときの感動もひとしお、荷物のさらなる厳選とミニマム化をする必要があるなと悟る。
車中泊仕様のときの予備の収納法としても、屋根上のルーフキャリアの設置も考えることになった。ワゴンやバンタイプの車を新調するにはまだまだなので、今のこの積載力のそれほどないキューブでなんとかいこうと、装備品の充実に考えは向いた。

さて、次のキャンプは3月を予定。さらにキャンプワークを進化させようと目論んでいる。

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by martin310 | 2015-02-23 13:51 | ∟朝霧ジャンボリーC

真冬の高原でほんとにキャンプ?! 自作「幕内薪ストーブシステム」の実践レポート。


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以前の記事に記したように、冬キャンプ仕様の装備、自作の「幕内薪ストーブシステム」が完成をみたので、早速、予定していたスケジュールで2泊3日の初の冬キャンプへ出掛け、その効果のほどを実体験してきた。
天候はやや危ぶまれたが、何とか初日の設営時のみ雪に降られただけで、後の2日間はこれ以上ないような晴天の高原キャンプを満喫できた。
場所は「朝霧ジャンボリーキャンプ場」だ。冬季料金で安い上、ネット予約でさらに割引。けっこうお安く冬キャンプを愉しめた。しかも、超ガラすき、それもそのはず我々だけで完全貸切状態だった。冬場の平日、数日前まで降雪でクローズするほどだっただけに、キャンパーは誰も寄りつかず、サイトも1区画のみに限りオープンだった。


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▼ティーピー型ワンポールテントの効用

テントサイトは日陰に凍った雪が残るのみで、芝の上はやや湿っているがサイトの使用には問題なかった。雪上のテント設営などと覚悟もしていたが、それほどでもなく、ただ、設営時は寒風吹きすさぶなか、雪が舞っていて、濡れた芝の上は物が置けないのが難儀だった。濡れる上に芝の切れたものがこびり付き、とても不快だったが何とか二人でやり抜いた。

a0282620_16162884.jpg薪ストーブのインストールの為、今まで長年使っていたドームテントが手狭で使用に耐えないので、急遽、大型のワンポールテント(North Eagle ワンポールテント BIG 420 NE168)を購入し、この日の為に間に合わせたので、もちろん初張りだ。一度も収納バックからも出してないで、いきなり現地に設営とはちょっと無謀だったが、八角形の円錐形に中心のポールを立てればという基本単純な構造なので、無理なく立てることができた。
4.5×4.5メートルという広さと、最高点が3メートルある空間の大きさにははじめてながら驚いた。インナーを取り外したアウターのみの土間仕様だが、たった1枚の布から、こんな広々とした居住空間が生まれるのは、実感としてマジックのようだ。
車に満載してきた荷物をすべてこの場に移しても、十分まだ余裕がある広さは、タープを追加して張る必要がないとみた。幕内で調理も暖をとることも就寝もすべて出来るし、風の強さやましてや外の寒さからタープ使用の活動はないだろうと考えたのだ。
テント(BIG 420 NE168)のアウターは頭頂部に4箇所ベンチレーターがあり、下部の裾はスカート状に地面との間が数センチあいている。換気については申し分ないほど、薪ストーブシステムの導入は向いている。と、いうより、常に外の風に合わせてスースーと外気が幕内を動いている。この地べたに夜は寝るのだから、とてもクールな環境だ。(寒)


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▼やはり凄かった幕内薪ストーブの威力

さて薪ストーブシステムの設置だ。図面を引いてまで何度も検討を重ねてきた甲斐あって、位置も寸法も予想どおり狂いなく収まった。煙突の外出しも見事に安定して、テントのロープの張りと一緒に、煙突の4本のロープの張りラインも美しいほどの景観だ。ストーブに火入れをして、外に見に行っても、その煙がたなびく姿は実に満足な光景だ。しばし腕組みして見入ってしまう。(寒気にほだされてまた急いで中へ入る)

a0282620_1617245.jpg煙突の横1.4メートルと縦2.2メートルの煙道はかなり効率がいいようで、ストーブ内に薪をくべてもいっこうに幕内には煙が漏れずに、見事に吸気されるように煙突に吸い込まれて上がっていく。燃焼が最大になると、ボッボッとまるで蒸気機関車の音のような吸気音がする。
ストーブ台の高さは予想どおり、チェアーに座って薪をくべたり火の管理をする焚き口を覗くのにはちょうどいい高さになった。ストーブの下に敷いた「ステンレス ストーブ台 AS-81」は、実に見事に遮熱効果を発揮し、その下の自作の木製台座にはまったく熱が伝わらずにいる。

横出しの煙突部分に付けた「ロックウール保温筒」もいい働きをし、手でさわってもほのかに温かいだけに断熱している。三角の合掌つくりのバッフル板にも熱はわずかしか伝わっていず、幕布にはいっさい影響がなく、安全な配管システムが証明されたようだ。
4点でロープ固定したロング煙突は、時折吹く強い風にもまったく問題なく煙突の垂直を保った。

薪ストーブの威力はたいへん頼もしく、外気温マイナス2~3度の早朝でも、焚き始めれば幕内は俄かに25℃を超えるまでに暖かくなる。これに太陽の輻射熱も加わると、あまりに暑くて両出入り口を全開にして、まるでタープの下にいるような風通しのいい感じにしないといられないほどだ。
ストーブ前に陣取って、延々と火の番人を決め込んでいる自分は、ストーブが発する輻射熱のあまりの熱さに、時折外気で涼みにいくほどなのだから凄い熱量なのがわかるだろう。もちろん、幕内では上着は不要、さらに腕まくりをするほど暖かだ。


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▼火というもののありがたさ

もともと家に山のように残っている廃材木を、薪として消費しようと思い立った冬キャンプの幕内ストーブシステム。買えば高価な薪が、いくらでも無料で既にあることから、思い切り燃やせる楽しさ。
薪用の木ではない、パイン材の木っ端の数々は、それこそ火持ちはよくなく、すぐに燃えてしまうため、頻繁にくべる必要があって忙しい火の番人なのだが、これによる余裕で暖を取れるありがたさもそうだが、ストーブの上でするストーブ料理には、なぜこれほど食べ物が旨くなるのか、まるで魔法のような美味至極の効能があることにも驚きを禁じえない。

a0282620_16204717.jpgついでに買った塩パンや値引きされたバターボールパンなど、安くてシンプルなパンほど、ストーブに網でちょっと焼いてから食べると、見違えるほどの旨味を発揮し出す。
キャンプでは定番の肉類は我が家ではキャンセルで、海鮮類や野菜類を鉄板で焼いて食べた。これももちろん塩か醤油のみのわずかな味付けだけで十分に感動ものの旨さだ。火というものは、元来、このように自然の味をそのまま旨味に変える力を持っているのだろう。キャンプという環境が食べ物を旨いと感じさせるというのだけではなく、明らかに火というもののマジックがここにはある。
少食・微食の食生活を実践する我が家では、よくあるキャンプ料理のグルメ版にはまったくそぐわないほど、シンプル料理の献立だったが、どれも声をあげるほどのおいしさを味わった。

a0282620_16173744.jpgそれと、このキャンプ場はバナジウム含有の富士山の湧き水がすべての水道から出ている。今は凍結防止の為、文字通り流し放しで湧き水状態だ。これを汲んでキャンプケトルでストーブにかけておくと、いつでもお湯が沸いている。お茶にしている「阿波番茶」にしても、ミルで挽くコーヒーにしても、焼酎のお湯割りにしても、まあどれほどまろやかでおいしいものだろうか。
水自体もそうだが、これをストーブの熱で沸かすことで、そうとうに柔らかく甘みのある飲み物に変えてくれる。昔の人たちが飲んでいたお湯とは、こういうものだったのだと感慨無量だった。

あらためて本来の天然の「火」というもののありがたさと、それを持つことで快適に過ごせる人間の営みを思った体験だった。現代は熱源であればガスでも電磁波であっても何でもクリーンで便利なものを選ぶが、やはり原点の「火」に立ち返ることで、生きるということや暮らしということを通して、自然への感謝の念が沸き立つような幕内ストーブ体験だった。


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―つづく―
by martin310 | 2015-02-21 16:28 | ∟朝霧ジャンボリーC

冬は冬で美しい景観に出遭うとき。モノトーンの冬枯れの世界にも魅力を見出す意味がある。


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写真を撮る目的が半分ほどあって出掛ける動機になるのは、やはりファインダーを覗くそこに鮮やかな色の世界があるからこそとい思い、色彩のトーンが無彩色に染まる冬枯れの世界は、どこか被写体の対象にし難いと思い込んでいたきらいがある。

もっとも雪が降って、あたりが一新されたような風景に変われば、それはそれで十分魅力的な世界となるが、ただ平凡なモノトーンの森や山並に空の青さすらも冴えがないというのは、自ずとカメラ自体手にしないことが続く。なので、保存ファイルを眺めてみると冬場の画像数は極端に少ない。

そこへ来て、今年のはじめ頃からか、俄かに車中泊の可能性や、冬キャンプの実際が現実的なものになりはじめてからというもの、急に今まで、どちらかといえば撮影対象にない冬の光景が、撮影のシーズオフを脱して、より魅力あるものに見えはじめて来たのには驚いた。
最近は、キャンプ熱も高まり、山間の平地を見れば、なぜかテント設営地にいいとかと見ている自分がいて、そこへ宿営した場合に眺めるあたりの光景はどうだとか、勝手な想像を巡らしたりすることが多くなった。
すると、今まで見逃していた平凡な藪のような風景でも、意外にテントやタープ越しに背景にしたら、なかなか乙なものになることを感じるようになった。
しかも冬枯れて、骨のようになった木々の枝も、それぞれの木本来の形象の特徴をそこに表して、なかなか線条的な美しさがあると感じるようになり、強風に折れ下がっているものなどを見れば、もうすでに焚き火用の薪にいいとか思っているのである。

枯れた草地にしても、鮮やかなグリーンではない、枯れ色の美しさや霜に凍える表情の豊かさなどを目にするようにもなった。
寒々しく土を持ち上げる霜柱の様子など、日陰に凍りついた残雪の異形の氷体など、今まで視界から外していたようななんでもない自然の姿に目が行くようにもなった。
これは、設営地に長く滞在し、あたりをじっと見ていることが常態になるキャンプの条件がそうさせている効用でもあり、普段、ほとんど一瞬にしか視線を当てない行為から、ひととこにじっと佇んで外界を見るスタイルが、ものの見方を自然に変えて来ているものだろう。

彩度を失い、くすんだ単調な色調が並ぶ世界にだって、冬独自の魅力ある情趣が宿っているものだ。極寒ゆえに人の寄らぬ真冬の自然界にも、寂幕とした寂寥感の漂う孤高の神聖さがある。
色味のない褪めたモノクロームの世界を、どう画面づくりをして見せていくかが新たな課題となるだろう。

冬のキャンプ体験がもたらす志向というものは、今までの自然を見つめる自分の視野に、あたらなプラスアルファーの要素を加味させる効能があるようだ。走り眺めて次々と光景に移動してしまう視点から、腰を据えて視界に広がる近遠景をじっくり睨む野営の視線へと、自分の対自然観を変えてくれるのが思わぬキャンプという行為だった。


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by martin310 | 2015-02-17 12:32 | 風景探勝

我が「テント内薪ストーブシステム」の製作。これで雪原を眺めながらの冬キャンプも手のうちだ。


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さて、早速自分で図面まで引いてプランニングまでした、我が「テント内薪ストーブシステム」を実際作成することにした。

まずは、「時計型ストーブ1型(ASS-60)」を乗せる台座を製作。SPF材の2×4を脚に、その他を1×4で、まるでミニテーブルのようなものを作った。実際、キャンプ用のローテーブルとしても使えそうだ。ちょっと重いのと折り畳み式では一切ないのでコンパクト性はないのだが、けっこうがっちりしたものになり、オートキャンプで車で運ぶには問題ないだろう。この上に「ステンレス ストーブ台 AS-81」を敷き、その上にストーブを置く。
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で、この台座を逆さにすればストーブ本体がそのまま入る。この状態で車に積み込めば揺れで暴れることもなく、ダンボールで箱状のケースを作り、蓋をすれば尚いいかもしれない。その上に軽い荷物なら載せられる。
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これが実際のセッティング状況。真新しいステンレス ストーブ台がピカピカ光る。上に乗っているストーブも、当初はこんなピカピカだった。一度火入れすると、とたんに色黒になる。今やもう、ステンレスだと思えないほどだ。

煙突を付けて、さらに「ロックウール保温筒」を通した状態だ。これが1メートルの長さがある。カッターで簡単に切れるようだが、この長さでいいとそのまま使用。「保温筒」とあるが、保温目的ではなく、断熱が狙いなのはいわずもがなだ。
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「ロックウール保温筒」の先には、この三角のバッフル台を通す。これはテントから煙突を外に出す際の、幕との接触を防ぐものだ。テントの出入口のジッパーを開けて、これを設置し、幕の生地が一切、煙突に触れないのと、近づいて熱で溶かされないようにするためのものだ。
左右の屋根板は上部に蝶番でつないである。垂直のバッフル板は、その屋根板の裏側に細い角材でレールを作り、下から通せばこのようになり、収納時は抜いて、屋根板もつぼまるので、コンパクトになる。
しかし、ちょっと見はなぜか合掌造りを彷彿とするデザインだ。特にそういう意図はない。要は用途本位なだけだ。
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煙突は大小計5本と、煙突先端のトップがあって、これをどうまとめるかを考えた。やはり箱に入れて持っていった方が無難だろうと、9ミリ合板でこんな収納箱を作ってみた。
これにストーブ関連の備品を入れて、煤が他の荷物につかないようにまとめる効果は大きい。だが、あまりに大きい箱だ。他に製作済みの台座やバッフル台をいったいどこに普段入れておくのだと考えると、既に荷物満載の物置にこれだけのスペースはないことに頭が痛い。冬キャンプ用に作ったはいいが、どこに置いておくのだ?
D.I.Yは作ればそのまま物が増えるのだ。
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まあ、とにかくここまで(ストーブだけに)熱が上がって来ると、一度冬キャンプの実戦でその効果のほどを試してみないとなかなか落ち着かなくなってきた。
折りしもこのためにでもあるように、車中泊用に改造したフラット荷室の車に、これらとキャンプ用品をそれこそ満載して、いざ、真冬の高原キャンプに出陣しない訳にはいかない。天候と雪の状態こそ合えば、我が家の冬キャンプデビューももう間近に違いない。
ちなみに、これらの製作は一日で完了。あらかじめ図面で試行錯誤、検討を重ねているだけに、実際作り出すと早いかも。(この後、煙突の固定金具2種も手づくりした)
by martin310 | 2015-02-13 14:48 | ∟キャンプ系 DIY

そうか、冬キャンプで薪ストーブ――こんな使い方とキャンプのスタイルがあったのか。自分流ストーブシステム


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◆驚きの“冬キャンプ”という発想

今年の旅のスタイルとして、車中泊とキャンプを併用して行おうと考えて、いろいろな関連サイトを巡っていたところ、思わぬ情報に遭遇した。
んんんっ、冬キャンプ?。
a0282620_14015823.jpgキャンプなぞというものは、暖かいか暑いか、Tシャツ一枚で過ごせるような時期にこそやるもので、厳冬期の氷点下まで下がる時期にキャンプするなんて考えられないと思っていたところ、いやいや、かえって“冬キャン”愛好者は意外に多いのを知った。それも当然、寒さ対策に焚き火はもちろんのこと、なんとテント内に石油ストーブはおろか、薪ストーブまで装備して行うスタイルが広がっているとは、いやはやまるで今まで考え及ばなかったことを見事に愉しむ人たちがいるとは、さすがに驚きだった。


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a0282620_14013139.jpgテントに薪ストーブ――、そうだ我が家にも“時計型薪ストーブ”はある。有名なホンマ製作所ASS-60だ。これはほとんど夏のキャンプで煮炊きに使うだけで、ほとんど使われず眠っている。それに、ログハウス建築時に出た、梱包材や造作の端材がわんさかあって、薪サイズにカットして薪棚に満載されている。これがなかなか使うときがなく、既に4年くらい経っている。あまり放置しておくと腐ってもくるので、なんとか活かしたいとはかねてから思っていた。

そうだ、それもこれも冬キャンプを励行すれば、一石三鳥的に解決していく。しかも、冬はキャンプ活動からはまったくのオフシーズンだと思い込んでいたのが、冬こそ人けのないキャンプ場を貸切状態のように使えるという、これでまさにオールシーズンのキャンプの楽しみが可能になるという訳だ。



◆さっそくテントへの薪ストーブの導入方法の研究

「冬キャンプ 薪ストーブ」などとググってみれば、出るは出るは、画像検索でそれなりの凄いアイデアの手作り作品の数々・・・。ページへ移動して創意工夫の格闘の記事を参照。
D.I.Yスピリットに火が点くような、アイデアマンのつわものがオリジナル工作の設置と固定の方法論がわんさかある。
a0282620_14021120.jpg元来、テントの幕内でのストーブの使用などは、メーカー側ではとても推奨できる方法ではないので、これを目的とした商品などないことが前提のところから、使えそうな素材を流用しようという、ここも各人のアイデアの見せ所だ。代用品を探して実際に運用してみて、さらに改良を加えるという具合に、なかなか研究熱心な記事が多いのもありがたい。

結局、一番問題になるのは、熱を帯びた煙突の幕外への出し方がポイントになる。なにせ、テントの幕がひとたび接触したら、すぐ溶けるのが運命なのだから、如何にそこを安全に煙突の排出が可能かが問題になる。やっかいなのは、この輻射熱の強さだ。焦げたり燃えたりするものでは固定できない。熱を防ぎながら安全に固定しなければならないのだ。煙突自体もテントより高く持っていく必要から、風などにも倒れない工夫がいる。



◆先人キャンパーたちの創意工夫を参考に、自分流を設計。

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いろいろな記事を参考に自分なりのシステムを組んでみた。それを図面にしたものが上の画像だ。(自分がわかればいい範囲のつくりなので、ちょっとわかりずらいだろうがこれが全体の考案システムだ)

a0282620_14275326.jpgまずは、薪ストーブ本体だが、ホンマ製作所のASS-60だ。ストーブコンロセットのような足の長く伸ばせるタイプではない。50ミリしかない足しかないので、とても薪をくべるのに位置が低い。それに底からの熱で芝などが焦げることもあるらしいので、ある程度高さがほしい。
そこで、余ったツーバイ材で台座を作ることにした。
高さは270ミリ。自分的に、チェアーに腰掛けて薪の世話をするのに最適な高さだ。収納時はこの台を逆さにすればその中にストーブ本体が入るように台座のサイズを決めた。
さらに、この木製の台座自体が燃える危険性から、間に「ステンレス ストーブ台 AS-81」を敷くことにした。床面保護に最適なようだから、これで台座も熱を帯びず安心だ。

●ステンレス ストーブ台 AS-81
(W800xD580xH35mm 10mm厚断熱材入り)
ホンマ製作所



次に、煙突をテントの幕に触れずに通過させるのに、合板による三角板を採用した。上端にヒンジを付けて2枚を畳んで収納できるようにし、2枚板のあいだの三角形に穴を開けて煙突を通すようにする。これは取り外し可能にしておけば、収納も3枚の板になる。
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a0282620_14023654.jpg煙突の、テント内から外に出すまでの高温になる部分には、安全の為、ロックウールの筒を被せることにした。これは市販品がある。

●アルミガラスクロス付ロックウール保温筒
【排気筒用断熱材】ALGCロックウール
(100A×25mm) 内径…φ114 厚さ…25mm



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横に出した煙突を固定するために、脚立やジャッキを用いる方法もあるが、もともとの煙突の支え金具である、ステンレス 自在煙突支え (φ100~150mm用)ホンマ製作所を板にビス止めし、ペグで地面に固定することにした。



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立てた煙突の固定には、4本のロープによるペグダウンの方法にした。煙突に針金を巻き、それにカラビナを使ってロープと結ぶ。4点の固定なので風にも強いはずだ。




図の右側の直角三角形がテントのほぼ半分になる。ちなみに、テントは当初、20年来愛用してきたドーム型テントにしようかとも思っていたが、薪ストーブ導入にしては高さが足りないのと、あまりにデザイン的にも古過ぎるので致し方なく、今回、今流行りのティーピー型を購入した。もちろん、全体にお金を如何にかけずに、がモットーなので、一番安価な
a0282620_14022894.jpgNorth Eagle(ノースイーグル) ワンポールテント BIG 420 NE168 [4~6人用]
にした。最高点3メートルあるので、かなり高さも確保できる。

煙突は、「ステンレス 直筒 φ106mm」ホンマ製作所を3本増設して、全高およそ3メートル弱の高さとなった。

他に、対流型石油ストーブトヨトミRainbow RB-25C(W)もサブで使うつもりだ。これは現在もリビングで使っているもので、冬キャンプでもおなじみなのを知り、持っていてよかったと思った。


この装備で厳冬期のキャンプもおそらく可能だろう。外気温が氷点下でも、幕内は15℃以上をキープすることも難しくはないようだ。就寝時はトヨトミのRainbowを保温用に点けて、換気ミスが起こらないよう一酸化炭素検知器テスターも、もちろん忘れていない。

焚き火台による焚き火が思いっきりできる上、さらに薪ストーブも燃やせる。火であたたまり、火で調理し、火を見てなごむ・・・、これはもしかしたら人間が便利になる生活から駆逐してしまった、太古からの永年の望みだったものかもしれない。
オール電化などという企業プロパガンダから目を覚ませ、もう一度、人間と火との関係を肌で感じてみたい衝動が、こんなD.I.Y欲とキャンプ熱を内側から喚起させているのだろうか。

さて、工作の後は実戦でこのシステムの威力を味わってみたいものだ。

※尚、画像には先人冬キャンパーのサイトからのものもあり。拝借させていただき感謝です。

by martin310 | 2015-02-10 15:06 | ∟キャンプ系 DIY

2015 D.I.Y Plan 旧型キューブを車中泊用に改造。これで旅の範囲はぐっと広がるかも。


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さて、例年、何事かD.I.Y めいたことをやって来ているが、ここのところは特に作るものもなく、ちょっとご無沙汰だった。だが、急遽、今年は旅への願望が湧き起こり、今までの日帰りオンリーのコースから、さらにエリアを拡大する為に泊まりを意識するようになった。
だがしかし、もちろんお金をかけずに、しかもコースも自由きままというのには、ホテル予約などというスタイルはもうご免だと思ったのと、今までと違い二人と一匹が常なる条件となり、うるさいわがまま犬が同伴するので、当然、泊まるところは限定されるのである。

そこで、俄かに「車中泊」という、今まであまり気が進まない宿泊法を現実に考えるようになった。だが、車がそういう用途の車種ではないため、なかなか難しいと思いきや、ネットで調べてみると、実際に旧型キューブ(Z11)でも車中泊用に寝台を設置して旅をしている記事も散見できる。工作を見てもそれほど難しいものでもなさそうなので、さっそく寸法取りをしたりして、基本構造を考えた。
パイプで組んで合板を乗せる人もいるが、ここは手馴れたツーバイ材で骨組みを組んで合板を乗せる方法にした。あまり寝るに華奢なものは作りたくないので、充分重量に耐え得る構造にした。しかも、キャンプ仕様にも流用できるよう、寝台の下は荷物の収納量のけっこう取れるようにしたいと思った。
車中泊とテントでのキャンプとの二刀流で旅をしたいと思ったわけで、これによって宿泊場所の条件によって使い分けができるのは大きい。天候にも対処できるし、行き先気ままな旅には最適ではないだろうか。





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1 まず、後部座席はこの最、取り外す必要があった。調べてみると、どうもボルト4本だけで止まっているようだ。だが、カバーを外してボルトにスパナをあてて取ろうとしても、まったく硬くて回らず。急遽、工具を買い足してボックスレンチで挑んでも、それでも回らず、あて木で挟んでテコの応用でやっと回って取り外しに成功した。
床面は整形されていて、全然平坦ではない。さて、寝台の脚をどこにするかを現物合わせて検討。脚は計7本にして安定化をはかった。


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2 後部の固定の台と、フルフラットにする際の前席と2分割にすることにした。前席シートはリクライニングにしてフラット化するしかない。そのときのシートの高さを全体のレベルにして、寝台の高さを決めた。つまり、前席の上に12ミリ合板を伏せた高さだ。
床が平坦でないのと、ウインドウの形状も異型なので、車自体の水平出しがよくわからない。そこで平坦な舗装の場所で、水平器を使ってそれぞれの脚の長さを割出した。
台座のフレームに使ったのは、SPF材の1×4と2×4だ。これでかなりがっちりとした台座が完成した。ちなみ、脚は床には固定していない、合板の天板を乗せると内壁にぴったりとなるので、動かないからだ。


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3 問題の天板の型紙取りは、ダンボールといらないコピー用紙を使って取った。見てのとおり、出っ張りやへこみで、現物合わせで型を取らずには隙間だらけになってしまう。
天板は、後部も前部も左右2枚づつにして、片側に乗せれば下が見えるようにして、前部は助手席側のみ埋めて一人用の寝台にすることも可能にした。全部埋めたとき、予定どおりまっ平らに収まったときは感動ものだった。ちなみに、前部はシートの上に乗せているだけなので堅牢ではないが、頭を後ろ側にして寝る予定なので、足元になる前部にはそれほど重量がかからない。


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4 天板に何を貼ろうかといろいろ検討した結果、やはり肌触りのカーペット敷きにすることにした。もちろん、安物しか使えないが、3畳くらいの折りたたみカーペットでいいかと思ったが、ホームセンターで見ていると、「ニードルパンチ」という超安いパンチカーペットがあったので、それを3本買って切って使った。接着はカーペット用両面テープで、端をくるむ箇所は裏にタッカーで止めた。
この上にキャンプ用マットを敷き、フランネル敷きパッドをかけた上にシュラフということになる。


a0282620_19515977.jpg寝台に座るとやや天井に頭が触れるが、前席シートの高さ上、これ以上低くは設定できない。その分、床下の収納量があるので、まあよしとするところだ。
全面フラットにすると最長2メートルは取れるので、充分我が長身の体でも充分ゆったり眠れそうだ。最大幅は1.2メートルあるので、一人あたり60センチ取れるので、それもゆったり幅だ。ただ、乗り降りを後部ドアからする必要があり、段差があるので登るのと、靴を取って置くのに難儀なところもある。

まあ、そうは言っても、ワゴン車でもないこんな一応ステーションワゴンもどきの車で、ここまでの寝台が設置できるのだから、手作りもなかなか捨てたものではないようだ。


a0282620_1952838.jpgれで後は、全ウインドウの目隠しツールを自作すれば、見事に車中泊車両が完成する。
それと、キャンプ用アイテムを積載して旅に出れば、2泊3日コースは容易い。伊豆半島を出て、関東甲信越から中部地方まで足を伸ばせるだろう。
もちろん、狙いは緑の濃い里村や森のある場所。人気のない川辺や海浜、草原や渓谷など、未だ見ぬ日本の自然の懐にぐっと入り込みたいと思っている。自分的に地図上でまだ色の塗られていない、見落としているエリアをくまなくトレースして、新たな発見をしていきたい。

by martin310 | 2015-02-05 19:56 | ∟キャンプ系 DIY

あまりに艶めかしい空間に、その方は意識体として待っていられた。部屋に満ちる生気に包まれて・・・。


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それは、去年の6月のことだった。
ずっと気にはなっていたが、機が熟していなかったからか、それまで近くまでは行っても入場するまでには至らないでいた。それが、このとき行かねばという時を迎えて、漸く記念館へ足を踏み入れたのだ。

a0282620_14412581.jpgそこはポール・ラッシュ博士が“KEEP”の活動拠点にしていた「清泉寮」の生前の氏の執務室だった。
ポール・ラッシュ記念館の資料館からポール邸に入ると先にあるのは、異常に広い円形の堂宇のようなつくりの応接室がある。そこには全米や日本の支援者から贈られた様々な調度品や記念の品が飾られている。その余りの物の数の多さや色や形の多様な様子に、視覚的に騒然とした感に圧倒された後、隣のこの氏のオフィスへ目を転じたとき、何やら不思議な静粛さを感じた。
それと同時に、この氏が没してからすでに35年の時が経過している居室が、生前当時のそのままに見事に時が止まっているにしては、妙に艶めかしく感じたのに小さな戸惑いを感じた。艶めかしいというは、生めかしく、どこか生命が息をしている風に妙に生物的な気配が漂っていたのだ。
上の写真がそうであるように、光学的には何も特別なものは写ってはいないが、自分の視覚には、その範囲を超えた命を持った波動が空間に満ちているのがわかったのだ。

この場に立ったまま、思わず「生々しいな、この部屋」と独りごちた。ツレはどこがそうなのか、いっそうきょろきょろと見回していた。
次の瞬間、ぐっと胸の奥あたりから込上げるものが湧いて来ていた。それはまったく予期していなかった魂反応だ。
a0282620_2273414.jpgつまり、以前にも何度か経験していた、「感涙」→「嗚咽」→「号泣」という感情反応をしていく、自分の魂とそこに共振共鳴する相手の魂の波動による交感現象だ。(※このあたりの概要は、2014年6月24日のこの記事を参照されたい)

やがて溢れる涙でまともにあたりがよく見えなくなり、カメラを構えても像を結ばなかった。しばらく感慨のレベルがおさまるまで、そのままにさせていた。
その瞬間に、自分の意識の中に共鳴する相手の想いがわかるときがある。それを探るように、泣きながら感じ取っていた。(顕在意識は妙に冷めていて感情に動かされたものではないので、自己観察が可能なのだ。魂の共鳴現象は、波動的な様態変化なので感情の動静は通常は少ない)
自分が訪れるのを歓迎してくれていると同時に、何か晩年に抱いていた思いなのか、生前に担っていた責務の重苦のような辛さが同時にやって来ていた。そこには、伝えられる氏の輝かしい業績に満ちた生涯とは別に、故人の魂が抱いていた最も一個人としての正直な想いが篭っているものだ。


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アメリカ・インディアナ州生まれの氏がどうしてここまで、戦前、戦後にわたって日本の為に生涯を捧げる献身的な行動がとれたかに、一番の興味があった。しかも、なぜその地が清里だったのかも大いに気になるところだ。
後日買い求めた、山梨日日新聞社刊「清里の父 ポール・ラッシュ伝」には、唯一、氏の生涯が詳細にまとめられている。もちろん、そこにあるその理由は通例のもので一般の理解には当然のものだが、自分が求めるのはそういうものとは一線を画す魂の次元でのものだ。
このときの氏の魂からの想いと、氏の伝記を紐解いてみて、後々わかってきたのは、生前の氏自身も気づいていなかったであろう魂の類縁がこの地にあったからだということが、直観的に理解できてきた。魂の分霊の系譜からそう覆えるものだ。

a0282620_1442290.jpg年譜を見ればわかるとおり、氏の生涯の転機のステップアップぶりは尋常な跳躍ではない、人並み外れたものがある。しかも、本人はそれほど意図しているわけでもなく、上位者からの引き立てやまたは、懇願による熱烈な導かれ方をしている。次々に形成されていく人脈の豪華さには目を見張るものがあるが、当人は至って平然と惹起されて来ることに任せている風だ。
組織団体を発足、設立させたり、一大イベントを実施したり、組織を統率、教育したりするリーダーシップやオルガナイザーとしての手腕は類稀なものを持ち、構想から実現までの実践力やアイデア、意志の強靭さ、人々の導きなど、小さなアメリカ人から生み出される力は人々を魅了して止まなかったようだ。
ホテル経営を目指していた若者が、海を渡った魂の故国に奉仕する活動に生涯を捧げるように決意することとなるのも、まさに持って生まれた御魂の器の大きさがものを言っていることだろう。

そう、これだけの資質を持ち得て山梨の地へと骨を埋める決心をするようになるのは、まったく偶然に起きる気持ではない、何よりもそこに過去生があったからだ。つまり分化した魂を再び受け持ってその地に蘇って来たというべきだろう。
ポール・ラッシュという人の魂には、何を言おう、この地、すなわち甲斐の雄将、武田信玄の分け御魂があるからだ。このことは氏自身も生前知りもしなかったことだ。この日の件があってから、しばらくずっと氏の意識がそばにいるようだった。その中で氏にこのことを伝えたとき、かなり驚いていたようだった。そんなことがあることさえ、自分は知らなかったと・・・。分け御魂という仕組みについて、当時の氏が知る由もないはずだ。

ちなみに、信玄公の分け御魂はほかにもいるのを知っているだろうか。
一軍を率いて北へ向かって戦い散っていった、あの土方歳三もそうだ。
現代においては軍団のリーダー、あの石原裕次郎もそうだ。
魂の傾向として、ひとつのある共通項が見えて来るのがわかるだろう。
分霊、分け御魂というのはそういうものなのだ。
さらに言うならば、信玄公は頼朝公とともに、神代でいえば「天孫」と表わされる人物の同じく分け御魂である。霊脈というのは各時代に滔々と流れて存在し、様々な分霊を配しながら時代を形成しているのである。


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a0282620_14422664.jpgなぜかこの去年の6月頃、無性に訳もなく、八ヶ岳の山塊を背にした古い時代の風景が脳裡を離れなくなっていた。それがどの本の口絵写真を見たものか皆目わからず、ただ白黒写真の昭和の頃の風景イメージがずっと不可解な記憶としてあった。
それを知りたくて清里や野辺山付近のゆかりの人たちを探していたのだ。清泉寮もそのひとつで、行き着くところ、創始者のポール・ラッシュ氏はとても外せない人物だった。そして、この氏の歩く山の風景こそ、心惹かれるものだった。そして消失する以前の前期の清泉寮の古い建物にも、何か秘めたる情動を感じるところがある。
この懐かしい古きよき時代を憧憬する気持ちこそ、かつての意識の記憶の片鱗がどこかに潜在しているからなのだろう。それがポール・ラッシュ氏との結びつきを感じさせてくれたのだ。
by martin310 | 2015-02-02 14:45 | スピリチュアル