伊豆に住み、八ヶ岳を巡り「空と森と水」の美しい風景を求めて・・・。 自然に包まれて暮らそう!---Martinのフォトエッセイ
by martin310
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“ヒスイ海岸”で日本海の水に触れる。太平洋からフォッサマグナをまたぎ水を結ぶ旅?!


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翌朝、撤収後、せっかく近くまで来たのだからと、遠路はるばる伊豆へ帰る前に、キャンプ場からほど近い宇奈月温泉まで行ってみた。
朝の温泉駅周辺は閑散としていたが、トロッコ電車の小振りな車両はピカピカと目立っていた。これに乗って黒部渓谷をゆっくり見てみたいと思ったが、今回はそういう時間もなし。それに、間違ってもワンコ同伴可などということもないので、諦めざるをえなかった。

燃料計はいよいよ心細く、やはり宇奈月温泉にもGSはなかった。
海沿いの国道8号に出て、漸くガソリンの不安を解消できた。また、一路日本海を左手に見て帰路に着くことにした。


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昨日来たときのどんよりした日本海のイメージとは打って変わって、今日は快晴のもと、海の青さに心惹かれる思いだった。(なんだ、こんな明るい日本海もあったのか)
国道を行くうち、海岸に出られるような場所を通過した。
「そうだ、日本海に手を触れよう!太平洋と結ぶなんていいんじゃないか」と、Uターンして防潮堤前に車を着けた。

ワンコを連れて海岸に下りた。
砂地の先の波打ち際は、荒い波で角がすべて丸められたコロコロする玉砂利の海岸だった。波に濡れた小石は色が濃くきれいに見えた。よく見ると様々な色合いの石があり、大きさや形のおもしろさからつい拾ってみたくなる。
そう思うと、すでにツレは選り取り緑の宝石を夢中で拾いはじめていた。


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ワンコはここまで波打ち際の近くまで来たのははじめてだった。川は水を何とも怖がらず入ってしまう方だが、さて海はと見てみると、どうもあの大きな波が見たこともないので怖く逃げ惑っている。
自分は日本海に手を入れて水に触れようと、寄せる波に近づくも、思ったより長く波が来て、大慌て逃げるとき、見事にすっころんで尻餅を突く始末。ワンコに傍らで笑われた気がした。


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a0282620_1405411.jpg再び車に乗り込み国道を行くと、“ヒスイ海岸”という表示が・・・。
「そうか、今のところもヒスイ海岸だったのか」と、なら、あの小石の中に探せばヒスイがあったかもしれないと思った。
ツレは全然そのつもりもなく好みの小石を集めていたが、持ち帰った中をもしやと見てみたが、やはり宝石があるはずもなく・・・。(まあ、個人的にはこれもお気に入りの無料の宝石のようだが)

という、伊豆から糸魚川までのフォッサマグナをまたぎ、太平洋と日本海を結ぶ旅と、勝手に密かな意義をこじつけた今回の小旅行だった。
by martin310 | 2015-06-29 14:18 | *キャンプ | Comments(0)

富山県にはこんな無料キャンプ場があるのだ! ~墓ノ木自然公園キャンプ場~(フォッサマグナ800キロの旅)


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◆驚きの無料キャンプ場・・・“墓ノ木自然公園キャンプ場”

さてどうだろう?
こんな清流が流れ、草地にテントが張れる、環境抜群の林間のキャンプ場が、なんと、無料だというのだ。
水場も炊事場もトイレもあり、予約も受付も必要のないかなり広いキャンプサイトに、いつでもどこでも自由に設営可能なんていう好条件に、ここ、日本海にほど近い富山県の入善町まで来ればありつけるのだ。

このキャンプ場は、黒部渓谷トロッコ電車で有名なあの宇奈月温泉への途上の、黒部川の河川敷にある“墓ノ木自然公園”の一角にあり、出入り自由、管理棟もなし、区画もなしのまったくのフリーサイトになっている。

a0282620_16141592.jpgネット検索で「無料キャンプ場」を調べていて、それほど情報が多くはなかったのだが、なぜかここに行ってみたいと思った。だが、地図を見るまでもなく、相当に遠い。なにせ、伊豆から行くには、ほぼ日本列島の胴体部を縦断するのだから。
そのコースは、フォッサマグナ“糸魚川静岡構造線”に一致する。まさに日本列島を二分する深い溝(フォッサマグナ)の上を北上する旅に値する。その距離、往復800キロを走っての一泊二日キャンプだ。(もちろん、いつものように下道のんびりドライブ)


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◆ミニマム装備のキャンプスタイル

今回はどちらかといえば、キャンプ主体より、富山というエリアに行ってみたいという方が比重が高く、移動距離の問題もあり、キャンプの装備は必要最低限のミニマムなものにした。
とはいっても、やはりキューブの荷室は天井まで満タンだ。床下収納もルーフキャリアも今回は使わなく済んだが、なんだかんだと荷物は多い。

テントはもうすでに二十年選手のドームテント、ヨーレイカ(Eureka!)“ウインドリバー4”にした。もちろん今では当然、廃番品でしかも、ヨーレイカ自体も日本から撤退しているので、もはや幻のテントだ。
設営もかなり簡単にでき、買った当時の独特のテント生地の匂いがして、とても懐かしい気がした。
ちょっとフライシートが伸びたのか、なんとなくヨレヨレしてきちっと張った感じがないのだが、まだまだ現役でも十分使えそうだ。愛着のある自分にとっての歴史的テントなので、だいじに使っていきたい。

a0282620_1620187.jpgタープは今回も「Quechua」“レクタタープ FRESH”にし、ルーフキャリアに設置した自作の延長パイプを使っての、オリジナル・カーサイドタープ方式で張った。(延長パイプによって、約3m幅のタープをワンタッチで取り付け可能)

日除けとしての役目はもちろんのこと、夜露と川の脇なので湿気が多く、タープの裏表ともびっしょりなほどだった。夜は霧が出て、朝は川から霧が立った。タープがあって正解、なければキャンプ道具が皆びっしょりになるところだ。


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◆コンビにもスーパーもスタンドもない

a0282620_1619023.jpg糸魚川で日本海に出て、国道8号線を富山方面へ走ったが、入善町を前にして早めに広域農道なぞというのどかな道に入ってしまったため、なんと、夕飯の調達もガソリンの補給もままならないまま田園地帯へと入り込んでしまい、ついに目的地へ着いてしまった。
夕飯は簡単に日本海の海鮮がいただけるだろうと、スーパーの寿司でもと思っていたのだが、それもなし。手持ちは米と生野菜などしかなく、それで夕飯は凌ぐことにした。なので、生野菜とご飯のプレートという奇妙な盛りつけになり、ポトフがなんとか出来たのがせめてもの救いになった。

それにしても、行けども行けども田圃と大きな民家が点在する風景だけで、一切店らしきものがない。コンビニはおろか、雑貨屋すら皆無な地域に唖然とした。いったいこのあたりの人たちは、どこで買い物をするのだろう?町はいったいどのあたりにあるのか?


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◆完全貸切無料キャンプ場

日が長いのでかなり遅くまで明るく、夕方の設営も楽にできた。
だが、こんなに広いキャンプ場に人っ子ひとりいないのだ。幕のひとつも目に出来ない。見たのは犬の散歩の人が一人のみ。
隣接するグランドなどのスポーツ施設にもまったく人影はなく、いったいこのあたりの住人の方々はここをあまり使わないのだろうか、と思うほどだった。(単にたまたま平日の閑散とした日だったのかも?)
こんな無料キャンプ場が、もし我が太平洋側にあったのなら、それこそキャンプのメッカと化し常に混雑し、管理面から無料化は廃止になるだろう。伊豆の割高なオートキャンプ場を目にしている者からは、こんな空き過ぎたキャンプ場が宝の持ち腐れに見えてしまう。
北陸地方の長い冬を考えれば、関東近郊とはまったく志向が違うのは確かだろう。日本海という雰囲気の世界は、アウトドアなどという生活以外の趣向に興じる感覚は温暖な地方とは当然異なるものに違いない。季節によっては自然の厳しさがレジャーより先んじるのは致し方ないことだ。
そんな中で、この入善町がここまでの環境を整えてくれているのに感謝したい。まったくのよそ者までに、こんな素晴らしいキャンプサイトを提供してくれることに、ありがたいと思わずにいられない。
ゴミすらも持ち帰りでなく、ゴミステーションが用意されているのだ。
(役場に御礼状を送りたい気持ちだが、この記事を御礼状代わりにしよう)


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◆小川の瀬音でぐっすり眠る

川辺の草地を選んで設営したが、どうやら本来は増水の危険から不可なようだ。この小川は水門で水量を調節しているらしく、増水の折には放送があるようで、もっと川から離れて設営する必要があるようだ。
夜は瀬音を聞きながら、車の音も聞こえず、とても深い眠りにつけた。

ただ、設営時の蚊の襲撃には閉口した。ネットにも少し書いてあったが、蚊に注意というがここの蚊は半端でなく特大なのには驚いた。
なんと1センチ位ある大型で、服の二枚重ねからでも針を刺すのだ。
今回はそれには、ツレが用意したハッカ水が効果があった。もちろん蚊取り線香はいくつも焚き、腰にも下げたが蚊は平気で寄って来る。
だが、ハッカ水をスプレーすると次第にいなくなった。

不思議なことに暗くなると蚊自体は一匹も来なくなる。他の細かい光に集まる虫だけで夜は割と快適だった。
蚊にもさされたが、いつものとは違い、すぐに膨れて痒くなることがなく、1日2日してから痒くなりだすという、ちょっと蚊の種類も違うようだ。


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a0282620_1621336.jpg翌朝はよく晴れ、湿ったフライシートもタープも一気に乾き、撤収も順調にいった。
ちなみに、朝食はきのうの夕飯のごはんがトーストに変わっただけで、ほぼ同じものだった。でも、外ごはんはいつでも旨い。
今回からコーヒードリッパーとサーバーは大型のもに新調した。二人でおかわりができるくらい一度にドリップしたいからだ。
あたりに響く野鳥の声も、この地方独特の種類なのか、啼き方が違う。人は相変わらず誰も来ない。

なんだか人に会わない不思議な世界に来たようだ。
無料キャンプ場は、はからずも無人キャンプ場でもあった・・・。


-もう少し、つづく-


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by martin310 | 2015-06-27 16:31 | *キャンプ | Comments(0)

我が家の庭の花たちの今日のプロフィール。6月の庭のにぎやかしさ。


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6月の庭は被写体が豊富で撮りどころに不自由しない。
色彩や形や光や影が縦横に交錯して、ファインダーの中の世界をとても創造的に豊かなものにしてくれる。
ポップな感覚で画面構成するには事欠かないほど、自然が生み出したモデルが饒舌に主張する・・・。
・・・この美しさに気がつかないのか?とでも言うように。

花たちはこの艶やかな最上の美の瞬間を、物惜しげもなく自在に表現する。
それは時のうつろいの中で、はかなく変化し、やがて消えてゆく。なので撮り手はそれを格納して蓄えておくかのように、像に焼きつけておこうとする。

花たちとの無言の中でのやりとりが、また、美を仲立ちにしたスピリットフルな交感という歓びを与えてくれるのだろう。

我が家の庭の花たちの今日のプロフィール。


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by martin310 | 2015-06-23 23:15 | ガーデニング | Comments(0)

梅雨空が開けて夕日が射した。光を追って庭先から撮る。


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梅雨寒のどんよりした空が続く中、ひととき西の空が開いて陽が射した。
折りしも日没までの刹那のあいだ、雨に濡れた緑が輝き、空の雲も西日の放射に淡く色を染めはじめた。

夕餉の匂いが漂う庭先から、辺りの手近な風景を撮り始める。
だが、レンズを向けるのはいつも決まったような場所ばかり・・・。
同じアングルの写真に自分で厭きて、もっと違うものをと視点を切り替える。

咄嗟に思ったのは、常にフォーカスの合ったものばかりがいいというのでもないことだ。
それこそ写真的な正確な描写ばかりが表現ではないと・・・。
そしてはじめてマニュアルフォーカスでどう見えるかをモニタしてみた。
意図的にぼかしてみる。

a0282620_1441391.jpg驚くほどムーディーで味わいが深い。
案外、視覚の対象がぼけるというのは、夢幻的な感覚を脳内に呼び起こすものなのかもしれない。
像が明瞭で緻密に図が成立してるのとは裏腹に、ピンボケさとは逆に情景を詩的に暗示する。
おそらく、脳内の像認識の感覚が鈍化し、右脳のイメージ記憶のコードに刺激を与えるからではないかとか想像する。
だから、一瞬ぼーっと思考が止まったように感覚麻痺が起こり、右脳的アンフォルメルな世界が開く感じだ。

これは自分にとって大きな発見だった。
リアルとは多様なものがある。
そういえば、眼鏡を取ったときは、いつもこんなぼやけた光景を見ていた。だが、これが写真となると別ものの世界になる。
不思議なものだ。


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by martin310 | 2015-06-22 14:12 | 風景探勝 | Comments(2)

YouTube動画「初夏の庭でパスタランチ、Outdoor Cooking / Pasta Lunch」が完成!


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最新作、「初夏の庭でパスタランチ、Outdoor Cooking / Pasta Lunch」が出来上がりました。

今まで、いつもどこか自然の場へ出掛けての映像でしたが、季節柄、今回は我が家の庭もそれなりに緑に溢れているので、何かしら絵になるものもあるかと、自宅の庭がロケ地となり、そこでのアウトドア・クッキングの映像となりました。

当ブログには、度々マイガーデンの画像が登場していましたが、今回初めて動画で表現出来るとあって、いつもとまた違う臨場感が出せたらと、初の試みになりました。

料理のメニューは、これもやや定番化しているパスタとサラダですが、自宅であるだけにけっこうリラックスして撮れたので、また一味違う映像になっているかもしれません。

ちなみに本日のメニューは、
●チーズとベーコンのトマトパスタ(Martin風)
●地場野菜のフレッシュサラダ
●挽きたてコーヒー(ジェミニブレンド)

といったところで特に芸はないのですが、自前のハーブや地元産野菜を使えたので、その点はかなり粋がよく新鮮そのものに撮れているようです。

まあ、音楽と映像の調和を目指した作品として、心地いいそよ風のような感覚を感じてもらえればと思います。

  美しき風景を求めて Martin Island
  「初夏の庭でパスタランチ、Outdoor Cooking / Pasta Lunch」(7:12)
  2015 in the early summer garden
  https://www.youtube.com/watch?v=gnrQLo5JqCw


※以下の画像は動画よりキャプチャー
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by martin310 | 2015-06-18 22:55 | オリジナル動画 | Comments(0)

初夏の八ヶ岳の緑を見に行く。高原に向かって・・その2 (清らかな山の氣で全身浄化)


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前回の記事のつづき・・・。

白州の田園地帯を後に広域農道を行くと、右手に八ヶ岳連峰が姿をあらわした。
もう小淵沢にほど近いが、案外、この角度からはこれほどすっきり晴れた山容を見たことがなかった。三ッ頭や権現岳、編笠山や西岳が見えるが、柔らかい曲線でこの位置からは優しい姿に見える。緑の絨毯がかなり上まで伸びて、青緑の山塊が美しい。


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空が青く澄んで陽光が明るく照らし、道路脇の高木がゆさゆさと枝葉を風に揺らしている。高原の大気の清々しさのなかで、しばらくカメラを持ったまま木陰で風に吹かれていた。
そうだ、空気がいい分、お腹も大分減ってきている。そろそろランチにありつきたい。そう思って、小淵沢からぐんと高度を上げ、八ヶ岳横断道路を右巻きに行く。

a0282620_14443738.jpgあっという間に清里へ下りて、ややゴーストタウン化した駅前を下って行く。国道に出るそこは“萌木の村”。ここだけはいつも賑やかしい。
定番の“ROCK”カレーをいただく。
その後は、車の中のキャリーに篭ったままのワンコを開放して、萌木の村の中をぶらり散歩する。去年来たとき植栽の真っ最中だった、ポール・スミザー氏の「山野草ガーデン」は、見事に生きいきと成長し異彩を放っていた。ただ、5月の花の盛りを終わって、園内には花の色数は少なかった。


a0282620_14463458.jpgここまで来たのなら、やはりいつものように天上界に近いと思えるあの地へ行かねば日帰りコースの折り返しにならない。
野辺山原を通って、海ノ口の真っ直ぐな道に折れ、八ヶ岳の山なみに向かってどんどん標高を上げて行く。
いつ来てもこの八ヶ岳自然郷の整然とした高木の並木に入ると、空気が変わって高い波動世界へと変貌して行くのを感じる。
ここは日本という枠を外して、どこか北欧の異国へ来たような雰囲気になる。八ヶ岳高原ロッジを過ぎて、まだ別荘地内を上がって行くと、そこにぽっかりと森の瞳のような小さな池、“美鈴池”がある。


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標高1633メートルの池は、静かに水を湛えていた。
空気は少し涼しげだが、陽が照って肌は熱いほどだ。
明るくまぶしい池畔のベンチで午後のコーヒーをいただく・・・。
持参のコーヒーセットからミルを取り出し、豆から挽く。おいしいものをいただくのに手は抜かず、バーナーでお湯を沸かしゆっくりドリップする。
まるで夢の中で見たような風景のなかで、のんびりと熱いコーヒーをのむ。ワンコも思いのほかいい子で静かにいる。
真冬の前面凍結した上に雪が積もった風景を思い出しながら、深緑の季節のあたたかな風に吹かれる幸せを感じていた。


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帰りに坂を下って気になっていた脇道を行ったところ、八ヶ岳をバックにしたこんな開拓記念碑の前に出た。かなり巨大な石碑だ。
ここからの展望は素晴らしく、山側も野辺山原側も広大に開けて、かつての開墾される前の草原地帯を思わせるような原初の風景だ。なぜか昔懐かしいような不思議な郷愁を感じた。

やはり八ヶ岳の爽快な大気に触れると、なぜか心身共にリフレッシュし、なにやら今までとは別のコードに意識が書き換えられたような気分にもなる。
ここは以前から思うように、なんらかの地場エネルギーのポータルがあるように実感するのだ。


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by martin310 | 2015-06-15 14:51 | とっておき八ヶ岳 | Comments(0)

初夏の八ヶ岳の緑を見に行く。高原に向かって・・その1


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そう言えば考えてみると、今年は一度も八ヶ岳方面へと出掛けていないことに気がついた。
厳冬キャンプをかわきりに、ずっと湖畔キャンプか渓流キャンプ、それにランチ主体のデイキャンプがターゲットで、例年、雪のある頃から、春、そして初夏と、なにかと八ヶ岳周辺エリアへ足を伸ばすことが定番だったのが、今年はまったくの皆無だった。

そこで雨上がりの晴天の日、久しぶりに初夏の八ヶ岳を味わいに日帰りで出掛けることにした。
コースはこれもいつものように、富士川スマートまで高速で行って、そこから富士川沿いの“身延道”をひたすら北上して行くのんびり風景探勝コース。
鰍沢から増穂、白根・・・、と南アルプスの裾野を横切り、まずは甲州街道に合流したところで、武川で左折して白州・横手のいつものお気に入りの田園風景を見に行ってみることにした。
以前この記事でも紹介したことのある場だ。


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ここは不思議と他の場とは異なり、まったく飛び抜けて素晴らしく開放的だ。“南ア”の山並みのうちに甲斐駒ケ岳を望みながら、広々した棚田の中にチムニーのあるログハウスが見える。
この真っ直ぐ“甲斐駒”に伸びる道と、その先の「TARO」の赤い屋根のログが印象的なここがとても好きだ。農道脇に車を停めてしばらく辺りをぶらぶらする。
田圃の畦や道端の草むらがまた実に美しい。さすがに南アルプス、用水路としての小川の流れも随分と水量が多い。清らかな水が勢いよく流れ、その水音とこの清々しい緑一色の景色がとても心地いい。

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a0282620_2113034.jpgワンコも狭いキャリーから開放されて、緑いっぱいの田園風景の中をお散歩だ。アスファルトの道より、草むらの道の方が好きで、花のある根本あたりに鼻を突っ込んでもぞもぞするのがお気に入りだ。
ツレは犬を連れていればあの家に近づいて行っても大丈夫だと、チムニーの家をすぐ近くまで探索に行った。犬がいないと怪しげな人になる。
それにしても、なぜこの家がある風景が魅力的に思うのだろうか?
a0282620_211479.jpg別段特別な形をしているわけでもなく、かなりオーソドックなログのスタイルなのに・・・。
やはり屋根の形に四角い煙突、それにまわりの樹木、さらにバックの青い山なみ。おそらくこれがどこか記憶の底にあるものと共鳴するのだろう。
それはおそらく過去生記憶によるものではないだろうか?
中学生の頃見た本の表紙にも同じような写真がある、それがずっと忘れられない。自分にとってのこの上ない至福の世界の象徴のようになっている。

a0282620_2153781.jpgなので、ここに来ると本当に幸福な気持ちになる。
こういうところでひっそりと静かに暮らしていたい・・・、とそう思うのだ。
何ものにもわずらわされることなく、好きなものづくりに没頭し、平和で愛の溢れる暮らしを送る。――まあ、それだけでいいと思う。

そういう満ち足りた世界を、ここに来るとあらためて意識することになる。
案外、少年時代に夢想していたような暮らしのイメージは、自分のうちなる理想世界の原型のような気がする。
いつでもどこかでそういう世界を求めて歩いているのかもしれない。


つづく

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by martin310 | 2015-06-13 21:08 | とっておき八ヶ岳 | Comments(0)

YouTube動画「本栖湖のほとりで新緑ランチ&プチサイクリング」が完成。


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当ブログの5月29日の記事「爽やかな本栖湖の岸辺で湖畔ランチ。日焼けで腕もこんがりと。」や6月1日の記事「本栖湖畔でプチ・サイクリング。ワンコも背中に同乗。自転車を積んでまたどこかへ・・・。」の、新緑の美しい5月末の本栖湖にて、湖水のほとりでランチタイムをしたときの映像を編集してYouTubeにアップしました。

今回は1曲分の尺の短い作りになったため、ちょっと入りきらないカットも残って、やや尻切れトンボ風になったきらいもあるけれど、後半ではサイクリングのちょいシーンも入れて動きも加わった軽快なものになったかもしれません。
よろしければどうぞご視聴ください。

いつものように解像度はHD720pまたは、1080pを推奨します。
下のYouTubeページからどうぞ。

     美しき風景を求めて Martin Island
    本栖湖のほとりで新緑ランチ&プチサイクリング(4:16)
    2015 DayCamp & Cycling at Lake MOTOSU
     https://www.youtube.com/watch?v=YkAtsP1OO8I

by martin310 | 2015-06-10 23:01 | オリジナル動画 | Comments(0)

“道志の森キャンプ場”再び。【3】 ~午前の陽光の光と影の美しさ~


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今回のキャンプには、珍しく初参加者がいた。
いつもの二人と一匹のキャンプライフに、客人がいるというのはまた、いつもと違った雰囲気のキャンプサイトとなった。

a0282620_14575921.jpg何を言おう、我が妹がどういう風の吹きまわしか行ってみたいといい出したのだ。またその場限りの興味なのかと思いきや、天気が危ぶまれて延期かな?などと思っていたところ、行くんでしょ、と訊いてきたのは妹だった。
どうやらかなり期待しているらしい。今まで一度たりともキャンプなるものを経験したことがないはずなのに、どういうもんだろうか、急にアウトドアに開眼したらしい。
ひとりでもキャンプに行こうかと思ったとも言う。って、まったく道具ないのにどうするんだろう?

どうも想像するに、毎日のウォーキング(森に面した辺りを歩くコース)から、体を動かすことの楽しさと、自然の息吹に触れることの快感を得たようで、その延長で上高地などを歩いて来たりしている。
で、その流れで我がYouTube動画「2015(GW直前)春の湖畔キャンプ @西湖自由キャンプ場 」などを見るにつけ、どうもキャンプを味わってみたい衝動にかられたらしいのだ。

a0282620_1458546.jpgその勢いでキャンプ当日は我々より先に現地に着き、まだなの?という始末。そそくさと設営にかかったが、けっこうわからないながら手伝ってくれ、いつもより早く設営は完了した。
まあ、日中だけの参加で陽が傾く頃には帰ったのだが、手もしゃべりも多くて、なんだかいつもと違って忙しかったが、それなりにデイキャンプレベルは体験出来たようだ。自分でもぼちぼちキャンプ道具を準備しようかとも言っている。

a0282620_1459468.jpgということで、思わぬゲストが加わったことでちょっといつもとは勝手が違い、タープの下のリビングエリアのレイアウトも思っていたよりもちょっとおぼつかなく、遅れて作ったランチメニューも後手にまわり、なんだかへんちょこな感じだった。
ワンコにしても、結局、妹にはなかなか慣れずに最後まで吠えて落ち着かず、妹には気の毒だったが、プレゼントされたフカフカのドッグベッドには、夜になってあまりに疲れたのか、早々顔を埋めていた。


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そして、翌朝、一時はかなり気温も下がり、夜明け前はけっこう寒かったが、陽が昇って燦々と照り輝く頃、徐々に暖かさが戻り、清流が流れる森の中はいっそう清々しさが増した。
とにかく、この午前の光が美しい。
木々の緑のあいだから漏れた光が、テントやタープの幕の裏側に枝葉のシルエットをつくる。それが風が吹くたびに揺れ、光と影の模様を生みだす。
先回のときより季節が進んだだけ緑は濃くなったが、木々の輝く緑には目を見張るものがある。
清流の瀬の音を聞きながら、ゆったりとチェアにもたれていると、この美しい世界への感慨が湧いてくる。ぼーっと時の流れに沿いながら、頭の中にも渓流が流れるようにからっぽに洗われていく・・・。

「ここはねえ、いつまでいたっていいんだ。夕方までゆっくりで」と料金を徴収に来たキャンプ場の主人は言っていたが、予報では遅くなると雨が来そうなので、昼までに草々に撤収した。
帰宅して道具を物置に片付ける頃、やはりぽつりぽつりと雨が来た。


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by martin310 | 2015-06-09 15:03 | ∟道志の森C(7) | Comments(0)

“道志の森キャンプ場”再び。【2】~自作木製ハンモックスタンドの現場デビュー~


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▲この向きと逆側、つまり撮影位置側の林のもとにハンモックを吊った。


今回のキャンプでの、自作アイテムのデビューの2作目。
というか、自作というほどの工作でもなく、随分と作りは簡易だ。
でもこれがあるとなしでは、ハンモックが吊るせるかそうでないかの大きな違いになる代物で、キャンプライフの愉しみにけっこう関わるものだ。


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▲ここはテントサイトから一段高くなっていて、まるで森のステージのような感じのところ。そこにハンモックを吊ったので、けっこう乗っているとオンステージ感がある。(?)


キャンプサイトでハンモックでのんびり・・・。
これはよくキャンプ・ブログなどを覗いているとお目にかかることがあり、その度に、そうだハンモックっていいなと、確か数年前に買ったまま、物置のどこかにあるはずだと思い、今度探し出して使ってみようなどと考えていたことがある。

だが、基本、太目のしっかりした木の幹と幹のあいだにロープで吊るして使うものという先入観があった。なので、よほど手頃な高さと間隔が取れる樹幹がある場所でないと無理だなと思い込んでいたところ、ネットで見ると、片側は幹に縛り、もう一方は木製のX型スタンドを使っているのを知った。
(ハンモック全体を吊るすU字型の金属製スタンドもあるようだが、どうもアウトドア感覚からいうとそぐわない気がするので)

そうか、この片側スタンドがあれば、一方の幹さえあればハンモックが可能だということで、さっそく自作することにした。


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▲ハンモックからの風景。これが左右に揺れるので、ちょっと船酔いに近くなる?いや、そこまでは揺れていない。すぐにおさまってしまうので、逆にまた自分の足で地面を蹴ったりして・・・。そのときがまた危ういはめに。


a0282620_1427522.jpgつくりは至って簡単だ。用意するのは角材と金具だけだ。
SPF材の2×2という、2×4を単に半分に割った垂木材を2本、6フィートのものをホームセンターで購入。
それをクロスさせる部位に穴を開け、ロープを繋げる金具をボルトで止める。地面に接する部分は斜めにカットして、刺さるようにする。
まあ、工作はこれで終わり。至極簡単だ。

これにハンモックの一端を結び、本来は2本のロープでペグダウンして固定する。
こんなものでも、十分体重が乗っても支えられるようだ。



a0282620_14274868.jpg今回は、2本の幹に結べばそれでもよかったのだが、敢えて片方はこの木製スタンドを介在させてみた。ゆらゆら左右に揺らせて楽しんだが、自分くらいの体重ではまったく問題がなかった。
収納はもちろん股を閉じて1本にすればいい。長いのでこれはルーフキャリアに固定して持ち帰った。


生まれて初めてハンモックなるものに乗ってみたが、やはり空中を漂う感覚で実に快適である。
多少、乗りはじめにコツがあるが、一度落ちてみると余計コツがよく掴めるものだ。尻から落ちて動けず、ツレにレスキューに来てもらって漸く起き上がれた。(大汗)
森や空を見ながらボーっとするのに最適だ。揺り篭感覚はやがて眠気を誘い、昼寝には極上のアイテムとなるだろう。
またもっとゆっくり午後のひとときが持てるときに愉しもうと思う。
何かとキャンプは忙しく、2泊くらいのんびり出来るときに限る気がする。それに今の蚊や虻のいない時期が最適かも。


―つづく―

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▲ハンモックの上でお茶をと・・・、リラックスしているようだが、よく見ると支柱が傾いてやばくなっているのに気づいていない。雪駄があっちゃこっちゃしているのは、乗る時に、また落ちるのではないかと焦った結果だ。
by martin310 | 2015-06-07 14:55 | ∟道志の森C(7) | Comments(0)