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伊豆に住み、八ヶ岳を巡り「空と森と水」の美しい風景を求めて・・・。 自然に包まれて暮らそう!---Martinのフォトエッセイ
by martin310
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強風吹き荒れる南伊豆に春を迎えに。

強風吹き荒れる南伊豆に春を迎えに。_a0282620_18551944.jpg

3月といえどもまだまだ寒い日が続く中、伊豆半島の先端、南伊豆辺りに行けば相当春が早いはずと、日帰りの下田方面へと出掛けてみました。
長距離の車中泊旅なら、まだ行っていない遠くの地へと思いは馳せるところですが、まだ山には雪がと思うと、安全な近場で日帰りコースをと思ってしまします。
ということで、気軽に行ける日帰りコース、伊豆の半島内、下田の先の下賀茂の道の駅まで行ってみようということに。


強風吹き荒れる南伊豆に春を迎えに。_a0282620_18552123.jpg

中伊豆を行くコースでまずは、道の駅「天城越え」でトイレ休憩。
外はまだ寒いとは言え、陽が射すと車内はポカポカでちょっと窓を開けたくなるほどでした。
出るとき、我が家の外はかなりの風。でもここでは風はそれほどでもありません。この分なら下賀茂も大丈夫かと…。(結果、そうとう甘い観測)


強風吹き荒れる南伊豆に春を迎えに。_a0282620_18552431.jpg

途中のスーパーで買った菓子パンなどをおやつにお茶タイムです。
運転席側はぽかぽかですが、後ろのリビングルームはちょっと肌寒いので、カセットストーブを足元で点けます。


強風吹き荒れる南伊豆に春を迎えに。_a0282620_18552669.jpg

「あたちにはないの?」とワンコの視線。


強風吹き荒れる南伊豆に春を迎えに。_a0282620_18552850.jpg

中伊豆から下田に出て、さらに南下し昼過ぎに道の駅「下賀茂温泉 湯の花」へ到着。
ところが、車内から出た瞬間、超物凄い強風が吹き荒れています。天気予報は快晴とだけ見て来ただけで、風の強さなんて見るべくもなく…。
「えっ!これはひどい!」
とても外を散歩するような気がまったく起こらない、過酷でしかない風、風、風…。


強風吹き荒れる南伊豆に春を迎えに。_a0282620_18553120.jpg

いくら帽子を深々被っても、何度も飛ばされる始末。
手で押さえながら歩くしかないのに、そんなことずっとしているわけにいかず、フードを被れば飛ばないことを発見!


強風吹き荒れる南伊豆に春を迎えに。_a0282620_18561849.jpg

風は冷たいのですが、防寒がいいとちょっと汗ばむくらいあったかい。でも、身体がよろけるくらいの突風に吹かれる続けるのは苦痛でしかない。
道の駅のすぐ背後に流れる青野川の土手をお散歩。
というか、期待していた道の駅にいい弁当が売っていまかったので、仕方なく近くにあるスーパーまで買いに行くのに歩くはめに。


強風吹き荒れる南伊豆に春を迎えに。_a0282620_18561378.jpg

写真では風の凄さは全然伝わらないので、春の景色でいい感じに見えればよいかも。泣
そうなんです、風さえなければとてもいいところなんです。


強風吹き荒れる南伊豆に春を迎えに。_a0282620_18561533.jpg

桜並木の土手道なんですが、桜はすでに散ってしまったようで、菜の花だけがなんとか残るこの日。


強風吹き荒れる南伊豆に春を迎えに。_a0282620_18573587.jpg

はははあん、この青野川の土手の桜と菜の花が身頃だった花まつりが終わった後なのだということを理解。
ふーん、花盛りはさもきれいだったことと、強風の中で思うのであった。


強風吹き荒れる南伊豆に春を迎えに。_a0282620_18562014.jpg

試練のお散歩を終えて弁当をゲットして車内に戻ります。
ああ、快適。
風がないってこんなに安らぐのか。
いやいや、今度は車体がゆらゆら揺らされます。
突風で一時横倒しになるのかと錯覚するほど凄い揺れが…。


強風吹き荒れる南伊豆に春を迎えに。_a0282620_18562228.jpg

そんな中、気持ちを落ち着けてやっとお昼をいただきます。
まあ、典型的なスーパー弁当。致し方ありません。
いやー、なんでまた、こんな日にこんな風の場所に来るなんて。なんてこった。


強風吹き荒れる南伊豆に春を迎えに。_a0282620_18562418.jpg

食後は疲れ果てて、しばし撃沈。
ベッドに寝るのには、いろいろな荷物を動かす必要があって面倒なので、キッチンとトイレのあいだの狭い床に横になります。
ああ、極楽、極楽…。


強風吹き荒れる南伊豆に春を迎えに。_a0282620_18573328.jpg

あたちもお疲れ、ちょっと寝ようかな。


強風吹き荒れる南伊豆に春を迎えに。_a0282620_18573092.jpg

元気を回復後は張り切って帰ります。
まったくとんだ春の日でしたね。



# by martin310 | 2024-03-05 19:01 | 田舎暮らし | Comments(0)

ぶらり車中ランチに戸田港の御浜岬まで。

ぶらり車中ランチに戸田港の御浜岬まで。_a0282620_11593458.jpg


2月だというのに、汗をかくほどあったかな日…、久し振りに戸田港の御浜岬まで車中ランチに出掛けました。
伊豆半島の左肩あたりを海沿いにのんびり走って、途中、井田の辺りで無人スタンドのみかんを買って食べながら、御浜ビーチを目指します。
季節柄、みかんの種類も「寿太郎」が主流で、ほか青島みかんやポンカンなどが並んでいました。剥いてもらって、ぽいっと口に入れながらのんびり山路を走るのが楽しみで、甘さがわかるらしく、珍しくワンコもあぐっと食べたりして…。


ぶらり車中ランチに戸田港の御浜岬まで。_a0282620_11593709.jpg

出発が大分遅いので、着いたときにはもうお昼でした。
半島内部とは打って変わって、西伊豆は超風が強く、海にも白波が立っていました。
富士山は薄いですがかろうじて見えています。


ぶらり車中ランチに戸田港の御浜岬まで。_a0282620_11593944.jpg

いつもの松並木の下に停めて、さっそくランチタイムです。
締め切ったままではさすがに暑いので、ベンチレーターを起動します。


ぶらり車中ランチに戸田港の御浜岬まで。_a0282620_11594177.jpg

戸田港内の内海とは違い、外海は強風でけっこう荒れています。
それが岬のあちらとこちらで両方見れるのが面白いです。


ぶらり車中ランチに戸田港の御浜岬まで。_a0282620_11594386.jpg

今日の車中ランチは、ピザトーストだそうです。
簡単かつ、素早く出来るので…。
でも、この日はなぜかタマネギの匂いが車中に充満することに。


ぶらり車中ランチに戸田港の御浜岬まで。_a0282620_11594670.jpg

常備のトースターで焼きます。
100Vが使えるのって、こういうとき超便利ですね。


ぶらり車中ランチに戸田港の御浜岬まで。_a0282620_12005701.jpg

さっそくバリバリいただきます。
一人3枚づつでお腹いっぱい過ぎです。


ぶらり車中ランチに戸田港の御浜岬まで。_a0282620_12005909.jpg

ときどき岬の先端へ車が行くを、ワンコはずっと見ています。


ぶらり車中ランチに戸田港の御浜岬まで。_a0282620_12010038.jpg

こんな景色を見ながらのランチタイムは至福のときです。


ぶらり車中ランチに戸田港の御浜岬まで。_a0282620_12010232.jpg

お腹いっぱいで、しばしのお昼寝のあと、御浜ビーチをお散歩です。
砂が柔らかくてとても気持ちいいです。


ぶらり車中ランチに戸田港の御浜岬まで。_a0282620_12010423.jpg

ジオパークの説明看板を眺めます。
達磨山も火山だったんだ。
んんん、みかんを買った井田も火山…?
へー、フィリピン海プレートが沈み込むので駿河湾はものすごく深い(最深部は水深2500m)のか…。だから、タカアシカニが獲れる。
なるほど、地形の成り立ちがわかると、この地の景色の見方も変わりますね。
ジオパーク、面白い。


ぶらり車中ランチに戸田港の御浜岬まで。_a0282620_12010608.jpg

井田火山側を眺めます。
頭の中はジオが支配しています。


ぶらり車中ランチに戸田港の御浜岬まで。_a0282620_12014478.jpg

そうなると、波の形にだって神秘感が生まれます。


ぶらり車中ランチに戸田港の御浜岬まで。_a0282620_12014680.jpg

諸口神社の海に向かって立つ鳥居です。
達磨火山側を向いているのか?


ぶらり車中ランチに戸田港の御浜岬まで。_a0282620_12014851.jpg

戸田港の入口付近の風景ですが、画面中央あたりにあるオレンジ色の地形は、井田火山の溶岩が下の地層を焼いて(高温酸化して)赤く染めたものの跡だそうです。
こんなところに火山活動の痕跡が、はっきり見えるなんて知らなかった。


ぶらり車中ランチに戸田港の御浜岬まで。_a0282620_12015126.jpg

岬の先端まで歩いて帰り、車中でコーヒータイムです。


ぶらり車中ランチに戸田港の御浜岬まで。_a0282620_12015316.jpg

伊豆半島の成り立ちを地形学的に見るのも、実に興味深いものです。今まで何気なく見ていた風景が、また違うもに見えて来るのは不思議です。



# by martin310 | 2024-02-19 12:12 | 田舎暮らし | Comments(0)

伐採したコニファーの幹を使って土留めを作る。

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我が家の、庭と道路の境界線に沿って植えていた、10本のコニファーを伐採して、その幹や枝や枝葉を分ける膨大な量の処理に追われました。
そのうち太くて割合真っ直ぐな部分は、土留め用の丸太にして、新しい畑の増設に活かすことにしました。
せっかく13年ものあいだ、我が家の土で生育してくれていたのですから、そのあとの後生も同じ庭で活躍してもらおうと思ったのです。


伐採したコニファーの幹を使って土留めを作る。_a0282620_15583520.jpg

真っ直ぐな杉の丸太のようにはなりませんが、多少曲がって歪でも、何とか丸太の代わりにはなってくれそうです。
長さも太さもまちまちなので、形のいい土留めにはなりそうにもありませんが、何とかしたいと考えます。


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こちらはにょきにょき伸びた枝の方ですが、太い幹の隙間に埋めるのにどうかととっておいてあります。


伐採したコニファーの幹を使って土留めを作る。_a0282620_15583986.jpg

左の平らな木枠の中は一応、小さなキッチンガーデンです。
右の2段の土留めされた段は花壇です。
そのあいだの少し傾斜のある土の面は、何も植えていない雑草?のエリアでした。そこを今回、新たに細長い畑にしようというわけです。
さっそく杭を打つ位置決めをして、そこに水糸を張りました。


伐採したコニファーの幹を使って土留めを作る。_a0282620_15584113.jpg

杭は市販のものに、防水のために塗装をします。
防水というのは、腐食菌を木の中に浸入させないためです。
木材保護塗料より、シリコン塗料の方が断然もちがいいのです。


伐採したコニファーの幹を使って土留めを作る。_a0282620_15584333.jpg

等間隔に杭打ちをしていきました。
これに丸太を沿わせて乗せていきますが、丸太が丸太でなく歪なので、果たしてうまくいくのかどうか?


伐採したコニファーの幹を使って土留めを作る。_a0282620_16003855.jpg

予想どおり、あまりうまくはいきません。太い丸太の本数も足りず、これでは高さが出ないことになります。
さて、どうするか?



伐採したコニファーの幹を使って土留めを作る。_a0282620_16004072.jpg
傾斜している箇所に土留めするので、ある程度の高さはどうしても必要です。
細い枝の方も積んでも、もう本数がありません。


伐採したコニファーの幹を使って土留めを作る。_a0282620_16004239.jpg

やはりそこは文明の力を借りることにしました。
これはカインズの“あぜ板”の高さが60cmのものです。
これなら隙間も空かず、土が雨水で流出することもないので、一番よろしいのではないでしょうか。


伐採したコニファーの幹を使って土留めを作る。_a0282620_16004435.jpg

“あぜ板”を9枚使って土留めが完成し、もらった山土をどんどん入れていきます。
そうとうな量が入ります。実際、重い土を運び入れるのは骨が折れます。


伐採したコニファーの幹を使って土留めを作る。_a0282620_16004657.jpg

山土だけでは畑にはならないので、カインズの「畑の土」を上の層に入れます。ふっかふかの最高の生育場が完成です。


伐採したコニファーの幹を使って土留めを作る。_a0282620_16004709.jpg

で、これが出来上がりですが、何か、いったい丸太の役目は必要だったのか?とちょっと疑問にも思いますが…。
“あぜ板”と押さえの角材と杭でもよかったようにも思えます。
まあ、そうなるとコニファーの丸太の役割がなくなってしまうので、これでよしとしましょう。


伐採したコニファーの幹を使って土留めを作る。_a0282620_16004915.jpg

上の2段の花壇や一番下のキッチンガーデンにも新しい培養土を入れて、すべてきれいな土壌面が出来上がりました。
ここに春とともに緑の息吹があらわれて来ることでしょう。
今年の庭は、いっそう花と食物の宝庫となる…といいのですが。



# by martin310 | 2024-02-16 16:07 | ガーデニング | Comments(0)

巨木化したコニファーの伐採

巨木化したコニファーの伐採_a0282620_14454221.jpg


とうとう重い腰をあげて、我が家の重大補修事業に取り掛かる時が来ました。
そうです、この3年来、ずっともう限界だ、すぐにでもやらねばと思いながらも先延ばししていた、巨大化したコニファー(10本)の伐採事業に精を出すこととなりました。
伸びに伸びて、その高さは5メートルを越え、すでに電線に掛かってしまうほどに伸びてしまっています。幅だって、膨れに膨れて道路にはみ出すようになり、自分で伐るのにも限界の高さに達しているのでした。


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ご覧のとおり、巨大な円錐形の樹型が隣どうし固まり、すっかり家屋の姿も隠し、先端は天に聳えています。
まさか、植えた当初のミニチュアな姿を思い出せば、まさかこんなになるはずもなく…、と思わざるをえないほどの化け物樹木となっています。
もともとコニファーのゴールドクレストはヒノキ科イトスギ属で、成長が早く、数年で大木になるとされ、成長すると20mまでにもなる高木らしい。
それを生垣のように道路側に10本も植えたのだから、14年後の今、こうなっているのもそう不思議なことでもなさそうだ。


巨木化したコニファーの伐採_a0282620_14451635.jpg

タウンエースと比較してみると、その馬鹿げた大きさがわかるかもしれません。この樹木群が、ほぼ我が家の風景の主役となっていました。
外からは、案外、家の形もわからないほどに目隠しとなっていたわけです。
ちょとした人工的な森の中に家があったのですね。


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そこで14年前の植えたばかりの頃の画像を探してみました。
それがこれです。
えっ!どれがコニファー?とおもうほど小さいのです。
手前の白い柵のすぐ背後にある緑の苗がコニファーです。
50cmもあったのでしょうか、余りに小さな幼木です。
それが14年経つと巨木になるのですね。


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このアングルからだと、もっとよくわかります。
現在の高木の枝にある一房よりもっと小さな苗です。
まるでミニチュアガーデンですが、当初はまったく現在の姿は想像だにしていないわけです。


巨木化したコニファーの伐採_a0282620_14451876.jpg

さて、低いところから枝をカットしていきます。
ここはまだ脚立に乗らなくても届く箇所なので、全然楽に伐れます。
この日のために、3年も前から用意していたリョービの電動チェーンソーの活躍のときがやって来ました。
いや、3年前にすぐやろうと買ったのに、3年ものあいだ寝かしてしまったのが実情です。


巨木化したコニファーの伐採_a0282620_14452011.jpg

傾斜している土地なので、横型脚立で脚の長さを可変しながら並行に台座をしてのぼっています。
太く、長い枝は、あらかじめ上の半分を伐り落として軽くしてから伐ります。
枝は腕を上げたように、皆、垂直に伸びているので、下端を伐るとストンとそのまま垂直に落ちることが多いです。
中には少し傾いていると、伐り方でどちらに倒れるのかわからない場合もあり、自分の方や電線の方へ倒れないかかなり神経を使います。


巨木化したコニファーの伐採_a0282620_14452217.jpg

どこをどう伐っていこうか、順番や伐る角度などいろいろ考えながらやります。
細い枝は問題ないですが、太く重いものはかなり慎重になります。
隣の植物やフェンスまで壊しかねないので、どう下に落とすか思案します。
幹は上から適当な重さを考え細切れにします。
下方の真っ直ぐ太い部分は、畑を作る際の土留めに生かそうと思っています。


巨木化したコニファーの伐採_a0282620_14465863.jpg

ワンコさんも心配そうにデッキから眺めています。
んんっ、そうかなあ。


巨木化したコニファーの伐採_a0282620_14470043.jpg

最初、ゴーグルをしないで伐っていたら、枯れ葉の先が目に入り、痛い思いをしたので(一日中、目の奥に入って取れなかった)、以来、ゴーグルは必須です。
電動チェーンソーは案外軽いので、この程度の伐採には便利です。
太い幹もけっこう伐れるので、エンジンでなくともいけます。
日に日にキコリの気分が高まってきました。


巨木化したコニファーの伐採_a0282620_14470390.jpg

伐った後の枝の処理がまたたいへんです。
これを小さくして房と丸太と分けていきます。
その膨大な量に圧倒され、心が折れますが、黙々とカットを続けていくと、自然に終わりが来ます。
これにはチェーンソーでなく、丸ノコを使い、房や小枝、幹をガンガン切っていきます。
ほぼ「森林組合の人」に見えて来ました。


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後片付けも大事な仕事です。
道路もきれに掃いていきます。


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8本を伐り終わったところです。
風景ががらっと変わりました。庭の中から、遠く駿河湾が見えるようになりました。
庭の中にも光が溢れ、これなら芝生も復活するでしょう。


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伐った後の切り株が8つ並んでいます。
さて、ここには次に何を植えていきましょうか。
もう、あまりに成長の早いものは厳禁です。
願わくば、実の食べられる果樹類が希望ですが、場所を取るようなら問題ですから、まだ思案中です。


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家の風景が一変。何か隠されていたものの丸見え感があります。
長年、常緑のコニファーのこんもりした姿があったのに、遂にお別れのときが来てしまいました。
この庭で育った太い幹は、畑の土留めとしてまだまだこの地に留まってもらいます。
さすがに時の経過を感じますね。
住人も、それだけ歳を取ったということです。



# by martin310 | 2024-01-30 14:56 | ガーデニング | Comments(0)

2024 倉庫化していた自作部屋の復活。

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母屋とログの物置小屋のあいだに屋根を架けて作った、自作部屋が久方ぶりに復活しました。
それはキャラバンのキャンピングカー化で、およそ2年の製作期間のあいだずっとそのための物品倉庫になり、その後の1年もそのまま放置で、まったくもとの部屋としての姿から、足の踏み場のない開かずの間と化としていたからです。
一度そんな風に見捨てたような部屋になってしまうと、なかなか元に戻そうとするにはかなりの決意が必要となります。
危うくそんなゴミ屋敷化から逃れて、どうにか元の部屋の体裁を取り戻すに至りました。(物の片付けと掃除に何日要したことか)笑

※新部屋製作のときの記事は、こちらにまとめてあります。→「新部屋製作 Ⅰ」新部屋製作Ⅱ


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この部屋を作ったのは?と、まず紐解くのはこのブログ記事からで、大抵の製作物は記事にしているので、その日付を見るといつ作ったかがわかるのです。
で、もうすでに完成から3年が経過しているのもそれで知りました。
当時書いた記事を見返してみると、なんとまあ、よくもここまでやったものだと、人事のように思います。
でも、いつものように、完成してしまうとまた次のものに注力してしまって、作ったものは放置…というのが常です。
このあとのキャンピングカー製作にも、それに増して力を傾注したので、まあ、この部屋が倉庫になって見るべきもなくなるのも時間の問題だったようです。

※ちなみに、この画像のある板壁は、母屋の外壁だったところです。つまり、外壁が新たな部屋の内壁になった場所です。


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自称、「全天候型温室風木造部屋」というだけあって、夕方、暮れかかる空のブルーを天に見て、室内の間接照明が浮き上がる、なかなか味のある時間を過ごすことが出来ます。
左右の壁は厚いログ壁ですが、前後はアクリル板の入った窓ばかりだし、屋根は見ての如く、透明ポリカの波板ですから、断熱なんてものはありません。
何もしなければ、外気の温度が室内温度です。
ですが、今回、キャンピングカー用に買ってあった小型のファンヒーターを点けてみたところ、なかなかの暖房効果でぱかぽかします。これひとつで、冬でもいけそうな感じです。

※この左側の壁は、ログ物置の外壁です。上部の出っ張りは屋根の庇部分です。


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これは新部屋の室内から、母屋のキッチンの窓を撮ったものです。向こうの空間もこちらの空間も、両方室内なのです。
この窓はこちら側に開くので、ときより、運よくお茶とお菓子が通過することがあります。
この窓を通して、お互いの様子がおおむねわかるという、不思議なつながり窓です。


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2×6(ツーバイシックス)を3枚半、横に貼った自作机の前にも、3年ぶりに座りました。
せっかく作ったのにほとんど活用したことがなく終わっていましたが、これからどんなことに使っていくのか、まだわからないまでも、何か書き物するにはちょうどいいなと実感しています。
でも、そんな書くものなってあるのだろうかとも思いますが…。

とりあえず、使えるように復活した自作部屋、これから寒いあいだはかえっていい環境で使えそうです。なにせ、夏の暑さにはまったく対処のしようが無い温室部屋ですから、寒い、涼しいうちが使いどころです。



# by martin310 | 2024-01-20 17:39 | 田舎暮らし | Comments(3)