Brian Crain - Wind
今宵はこの曲を聴きながら、風になって大地を巡ろう。意識の旅へ。
風になってこの地球上の大地を巡りながら
あなたは何を思うであろうか。
見えている現実が、この我々の地球の直視せねばならない現状であることは、如何ともしがたいものであることを知るだろう。
その先の未来に何が待っているのかも、そこから予見できるはずだ。
絶望しかないのであろうか。
いまさら逃避に道はない。
楽観で虚無に眠ることもできはしない。
虚空の外を眺めれば、遥か大気圏の向こうには超大な宇宙が拡がっている。
そこからは無数の視線が注がれているのを感ずるはずだ。
そう、宇宙の友は、かつてからずっと静かに沈思しながら、この地球人の歩みを見つめている。
おびただしい数の意識の視線が注がれている・・・。
彼らの想いの言葉が過ぎる。
「いったい君は何がこの閉じていく世界をつくっていると思う?」
「そうさ、答えはいたってシンプルだよ」
「意識さ・・・」
「意識の二元性だよ」
「そこを究めてごらん」