人気ブログランキング | 話題のタグを見る

伊豆に住み、八ヶ岳を巡り「空と森と水」の美しい風景を求めて・・・。 自然に包まれて暮らそう!---Martinのフォトエッセイ
by martin310
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
最新の記事
チープオーディオの愉しみ(自..
at 2024-03-20 15:09
強風吹き荒れる南伊豆に春を迎..
at 2024-03-05 19:01
ぶらり車中ランチに戸田港の御..
at 2024-02-19 12:12
伐採したコニファーの幹を使っ..
at 2024-02-16 16:07
巨木化したコニファーの伐採
at 2024-01-30 14:56
2024 倉庫化していた自作..
at 2024-01-20 17:39
「醤油発祥の地 紀州湯浅」 ..
at 2024-01-06 14:39
「熊野本宮大社」 紀伊半島一..
at 2024-01-01 15:39
「皇大神宮別宮 瀧原宮」 紀..
at 2023-12-24 15:25
「伊勢神宮 外宮・内宮」 紀..
at 2023-12-22 18:40
画像一覧
カテゴリ
全体
*D.I.Y
∟NV350キャラバン
∟タウンエースカスタム
∟新部屋建築
∟18mの土留め柵
∟DIYインテリア
∟ガーデンハウス
∟ガーデンフェンス
∟ウッドデッキ
∟Tool Shed
∟キャンプ系 DIY
キャビン
ログハウス
*キャンプ
∟ならここキャンプ場
∟秋葉神社前C(6)
∟高ソメC
∟奥大井・八木C(3)
∟かじかの里公園C(3)
∟朝霧ジャンボリーC(2)
∟西湖自由C(3)
∟道志の森C(7)
∟田貫湖C(1)
∟駒出池C(6)
∟デイキャンプ(6)
車中泊の旅
ガーデニング
田舎暮らし
サイクリング
八ヶ岳ポタリング
おすすめショップ
カフェ&レストラン
BOOK&CD
風景探勝
とっておきの伊豆
とっておき八ヶ岳
スピリチュアル
日々の思索ノート
アート
文学
音楽
オーディオ
映画
オリジナル動画
YouTube
vimeo
お気楽メモ帳
社会問題
時代の真相
秘史探求
その他
「食」の問題
選挙関連
TPP関連
原発関連
UFO関連
トラックキャンパー
エッセイ
以前の記事
2024年 03月
2024年 02月
2024年 01月
2023年 12月
2023年 11月
2023年 10月
2023年 09月
2023年 08月
2023年 07月
2023年 06月
2023年 05月
2023年 04月
2023年 03月
2023年 02月
2023年 01月
2022年 12月
2022年 11月
2022年 10月
2022年 09月
2022年 08月
2022年 07月
2022年 05月
2022年 04月
2022年 03月
2022年 02月
2022年 01月
2021年 12月
2021年 11月
2021年 10月
2021年 09月
2021年 08月
2021年 07月
2021年 06月
2021年 05月
2021年 04月
2021年 03月
2021年 02月
2021年 01月
2020年 12月
2020年 11月
2020年 10月
2020年 09月
2020年 08月
2020年 07月
2020年 06月
2020年 05月
2020年 04月
2020年 03月
2020年 02月
2020年 01月
2019年 12月
2019年 11月
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
最新のコメント
> nacyurarur..
by martin310 at 17:54
手ぶらですけど…。 追..
by nacyuraruraihu16 at 09:31
はじめまして 北海道か..
by nacyuraruraihu16 at 09:31
1223soraさん、コ..
by martin310 at 06:44
何処を拝見しても、素敵す..
by 1223sora at 23:05
やはり、そうなんですね。..
by martin310 at 20:18
ブログジャンル
twitterで更新情報がわかります。
ブログランキング
検索
ファン
記事ランキング


なにやら自然界の“心の故郷”を呼び覚ますような映画『祖谷物語 -おくのひと-』予告編


予告編映像の冒頭を一瞬観て、あの河瀬直美監督の『萌の朱雀』の世界と空気感を同じにする作品だと直感した。こういう映画を待っていた感がある。
キャストを見てさらに驚き、その河瀬監督が先生役で演者として出演していた。
しかし、徳島県・祖谷(いや)とは凄い所だ。『萌の朱雀』の西吉野村同様、天空の土地のようで急傾斜な土地に人がへばりつくように棲むしかない、生きるには過酷な土地だ。その自然の中に、田中泯演ずるお爺の姿は実に野趣溢れリアルに絵になる。僅かな紹介映像だけでも、作品の持つ稀有な力が伝わって来る。
それにしても、若干20代の新進監督がここまでの映画を撮るとは、その機縁と実現の力に驚異を覚える。と、同時に国際的評価を集めることから、逆に日本人にこそ目を向けてもらいたい作品だ。


映画『祖谷物語 -おくのひと-』予告編
http://www.youtube.com/watch?v=RS8nk4CBX_0

(C) 2012 ニコニコフィルム All Rights Reserved.
製作年:2013年
製作国:日本
日本公開:2014年2月15日
(新宿K's cinema ほか)
上映時間:2時間49分
制作・配給:一般社団法人 ニコニコフィルム
製作:映画「祖谷物語」製作実行委員会
カラー/シネマスコープ/35ミリ

公式サイト http://iyamonogatari.jp/より

新鋭の蔦哲一朗が監督を務め、『デッド寿司』などでアクション女優として活躍する武田梨奈をヒロインに迎えて放つ人間ドラマ。徳島県の祖谷を舞台に、都会から村を訪れた男と人里離れた山中で昔ながらの生活を送る村人たちとの交流を描く。舞踊家の田中泯や『さよなら渓谷』などの大西信満らが共演。35ミリフィルムに焼き付けられた四季折々の風景や、自然と共生することの大切さを訴える内容に感銘する。

ストーリー:ある日、自給自足の生活を夢見る工藤(大西信満)は、東京から豊かな自然が残る徳島県の村にやって来る。だが、見た目は穏やかな田舎でもイノシシなどの害獣と村人との戦いや、地元の土建業者と自然保護団体との反目などいろいろな問題が起きていた。そんな折、彼はへんぴな山奥で暮らすお爺(田中泯)や春菜(武田梨奈)と知り合い……。



日本最後の秘境、徳島県・祖谷(いや)。

その美しくも厳しい大地に根をおろし、時代に翻弄されながらも逞しく生きる人々がいる。本作『祖谷物語―おくのひと―』は、そんな人々の営みを真摯に見つめ、現代社会が見失って久しい“本当の豊かさ”を見出そうとする意欲作である。 東京を除く全てのシーンをオール徳島で撮影し、若草萌える春から雪に閉ざされた冬まで、四季折々の表情を見せる祖谷を克明に記録。また、揺れ動く人々の心情を温かに綴った物語は、スタジオジブリ作品「となりのトトロ」や「おもひでぽろぽろ」のように、誰の中にも眠る “心の故郷”を呼び覚まし、時空を遡ったかのような体験をさせてくれる。



撮影後記

私は祖谷の山々を駆け巡り、探しまわった。この物語に出てくるお爺と春菜のように、山奥で自給自足の生活をしている人間を。川から水を汲み、木を拾って火をおこし、山を耕し野菜を育てる人間が、もしかしたらこの秘境にならまだいるかもしれないという少しの期待を持って、私はひたすら祖谷の山奥を探し歩いた。
しかし、荒れた山道を登っても登っても、出会うのは腐った茅葺屋根の家と廃集落だけだった。もう日本にはお爺はいないのである。そこにあるのはお爺がいたというわずかな痕跡と、それを呑み込まんとする草木の存在だけであった。
またこの映画のために我々スタッフは人里離れた山奥で畑を耕し、蕎麦を育てたが、なるほど、この土地には人間や獣以外の存在が確かにいるのである。今回その奇妙で曖昧な存在を、幸運にもフィルムに焼き付けることができたと、私は確信している。
監督:蔦哲一朗氏

なにやら自然界の“心の故郷”を呼び覚ますような映画『祖谷物語 -おくのひと-』予告編_a0282620_2384167.jpg

by martin310 | 2013-12-21 22:56 | 映画
<< いずめぐり[IZUmeguri... いずめぐり[IZUmeguri... >>