映画『THEY LIVE』 (日本語字幕版)
http://vimeo.com/43298360
映画『THEY LIVE』 (1988 アメリカ)
*監督:ジョン・カーペンター
*原案:レイ・ネルソン 『朝の八時』
*脚本:フランク・アーミテイジ(=ジョン・カーペンター)
映画『THEY LIVE』については、ネット上のあちこちで話題にのぼっていたことから、その存在は知られているかもしれないが、実際、この映画の全編が日本語訳と共に公開されているとは知らなかった。(YouTubeには断片的にあるが)
今回はじめて視聴してみたが、やはりぱっと見はSF、ホラー、アクション映画の体裁に思えるが、だが、しかし、その中に散りばめられたメッセージはかなり辛辣で、驚異に飛んでいる。88年当時、ここまであのアメリカ産の映画の中に、闇の世界支配の実際が盛り込まれていたとは、実に興味深いものがある。
奇しくも、ここに描かれた現実世界の裏にある真実像は、今まさに、多くの意識的な人々が目を見開き、感知できるまでになりつつある。
SFは、多くの場合、隠された先進の極秘情報をもとに作られていることがある。彼らは、手の内をわからないように披瀝して盛り込むことを愉しむところがある。
この映画も、そのひとつなのかどうかはわからないが、以下のような言説を持った脚本は凄いと言わざるをえない。
「ヘビの毒は、その唇の下にあります。彼らの口は苦味と呪いに満ちている。そしてその行くところ、破滅と不幸以外なにもない。そして神への恐れは彼らの目の前にはないのです!彼らは私たちの指導者たちの感情と精神を獲得してきました。彼らは富裕で権力のあるものを採用し、そして彼らは私達を真実に対して盲目にしてきた!そして、私たち人間の精神が壊れています。なぜ我々は貪欲を崇拝するのですか?なぜなら、私たちの視界の範囲外に、私達を食い物にしながら、誕生から死に至るまで私たちの上に腰掛けている、私たちの所有者たちがいるからです。私たちの所有者―彼らは私たちを所有している。彼らは私たちをコントロールしている。彼らは私たちの主人である。目を覚ませ。彼らはあなたがすべてで、あなたを取り囲んでいる!
「我々の衝動は、向け直されつつある。我々は一つの人工的に誘導された眠りに似た意識状態の中に住んでいる。(・・・)貧乏人と下層階級は増えている。人種的公正と人間の権利は存在しない。彼らは、抑圧的な社会を作成した。そして、我々は彼らの無意識的共犯者である。意識の消滅によって休息を支配する彼らの意図。我々は、夢うつつのトランス(恍惚)状態へと騙されそれ信じ込んできた。彼らは我々が自分自身と他人とに無関心であるようにしてきた。我々は、唯一の我々自身の利益に焦点を当てさせられている。理解してほしい。彼らは発見されない限り安全である。それが彼らの生き残りの主要な方法である。我々を眠らせておけ。我々を利己的に保て、我々を鎮静状態に保て。」
以下のサイトに、この映画について優れた読解力で解説した記事がある。ここにこの映画の重要な要旨がまとめられている。奇妙でグロテスクで嘘で、欺瞞に満ちた世界像を見極める目を養わなければならない。
●blog
「さてはてメモ帳」さんの解説
『ゼイ・リヴ』、強力なメッセージを有する不気味な映画
-1- http://satehate.exblog.jp/18040926/
-2- http://satehate.exblog.jp/18041001/
●blog
「天下泰平」さんの解説
THEY LIVE WE SLEEP(彼らは生き 我々は眠る)
http://ameblo.jp/pure-tenkataihei/entry-11777032051.html