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忘れてはならない、デイヴィッド・ソローこそ、スモールハウスライフの創始者だった。![]() 1845年3月末、ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(Henry David Thoreau)は、アメリカ・マサチューセッツ州コンコードから南方1マイル半(3.8キロ)のウォールデン池畔にある彼の友人で師でもあったラルフ・ワルド・エマーソンの所有地に丸太小屋を建てるため、エイモス・オルコットから斧を借り、池畔の森の木の伐採を始めた。やがて5月の始め頃、丸太小屋の棟上げを行い、7月4日、アメリカ独立記念日に入居し、自給自足の一人暮らしを始めた。ソローはそのキャビンで、このときより2年と2ヶ月を暮らした生活の記録を一冊の本にまとめた。「Warlden,or Life in the woods」“ウォールデン、森の生活”である。ソローは、「森の生活」の中で、このキャビンの様子をこう記している。 「冬が来る前にチムニー(煙突)を築いた。それから、すでに雨じまいしてあった外壁にウッド・シングルを張った。このシングル(こけら板)は丸太を削った時の外側の不揃いな生の板で、僕はそのはじを鉋(かんな)で真っ直ぐにしなければならなかった。 ソローのキャビン(スモールハウス)は、現在の価格にしておよそ100万円位をかけてハンドメイドしたもので、決してみすぼらしい“掘立小屋”ではなかった。(現在のソローのキャビンとされている建物は、コンコードの“ソロー・ライジアム”の庭に復元されたレプリカ)3×4.5メートルのキャビンは13.5㎡、およそ4坪という広さ。ジェイ・シェファーのスモールハウスの10㎡弱よりはやや広目ということだ。それに、屋根の三角のトラス部分はロフトとして利用していたらしい。だが、ロフトをスリーピングルームとはせず、ソローは1階にベッドを備えて寝ていた。 それに床下に野菜保管庫としての室を備えていて、床板を外せば今のキッチン収納庫のようなつくりになっていたようだ。 上記の建築費明細を見ればわかるように、防寒対策もされており、断熱材に羊毛を利用している。これは、現在でもディー・ウィリアムズが羊毛や古ジーンズの断裁したものを彼女のスモールハウスに断熱材として再利用していることからも、アメリカでは昔から利用されていたものらしい。日本には“方丈庵”を見るように、断熱材的な発想は近代までなかったのかもしれない。(“方丈庵”は庵なのだからもともと雨風をしのげればよしの仮の建物だから当然だが)もっとも、ウォールデン池は冬季には全面凍結し、氷点下20度くらいにまで下がる寒冷の地であることから、家建築には当然の措置だったのだろう。 そうだ、ソローはこのウォールデン池の氷を切り出す作業の光景を記していたくらいだから、やはり相当な厳寒の地であることは確かだ。そして、ここの天然氷はその事業主であるフレデリック・テューダー(1783-1864)を「アイスキング」と呼ばせるほどの一大事業にしていたが、なんとこの人物はあのターシャ・テューダー(1915-2008)の曽祖父であったことには驚く。 ![]() なんといってもソローのキャビンの特徴的なのは、古煉瓦1000個を使って作ったという暖炉とチムニーだ。これだけ立派な暖炉を備えていたなら、このキャビンの小空間なら充分な熱量が期待できただろうと思える。現在の価値からいえば、この暖炉とチムニーだけで当に100万以上の価値があるだろう。 外には薪小屋まで備えて、ここにたった2年と2ヶ月を過ごす家にしては、随分と贅沢でスタイリッシュなスモールハウスだったように思える。 ソローのキャビンの見取り図を作ってみたが、キッチン関係については不明なので入れていないが、おそらく暖炉まわりにそれらしきものがあったのだろう。池畔の森に囲まれたキャビンでは、このくらいの装備で独り暮らしではかなり快適に暮らせたのではないだろうか。ソローがこのキャビンをハンドメイドで建てたのは、彼が27歳のときだ。 彼はハーバード大学出身のインテリジェントで、コンコード・アカデミーで全人教育を目的とした私塾を兄と共同で開いたり、当時のコンコードサークルの作家たちとも交友があった知識人だった。 その彼が、“森の生活”を志向し出したのには、コンコード・アカデミーを共に運営していた兄の突然の死もあったであろうし、その後の孔子の研究による、東洋思想への接近もあったのではないだろうか。 「僕がウォールデン・ポンドに行ったのは、そこで安く暮らそうとか高く暮らそうとか思ったからではない。僕はそこで、自分だけのある仕事を出来る限り何にも妨害されずにやり遂げようと思ったからだ。」 生活する時間を出来る限り切り捨て、時間の大半を精神的なものに充てるこの時間の中で、何が人間にとって本当の幸せなのか、ソローは自らの考えを深めてゆく。 「人は暮らしを簡素にすればするほど独り居は独り居でなく、貧乏は貧乏でなく、弱点は弱点でないとわかります。」 ソローは、本当の人生、本当の自分を発見するために、このウォールデンのキャビンでのスモールハウスライフをはじめたのだった。「なぜ貧しいのか。それは、家という常識に絡め取られているからだ。」 「自由になれるのに、自由にならないのはなぜなのか。奴隷になるために自由はあるのではない。」 「死ぬ間際に人は山ほど多くの真理に気づく。財産を築いても無駄であることも知る。」 - ヘンリー・デイヴィッド・ソロー - ![]() 【ソローについての当ブログの関連記事はこちら】
by martin310
| 2014-03-06 20:35
| 田舎暮らし
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1845年3月末、
・古煉瓦1000個/4ドル
ソローのキャビン(スモールハウス)は、現在の価格にしておよそ100万円位をかけてハンドメイドしたもので、決してみすぼらしい“掘立小屋”ではなかった。(現在のソローのキャビンとされている建物は、コンコードの“ソロー・ライジアム”の庭に復元されたレプリカ)
ソローのキャビンの見取り図を作ってみたが、キッチン関係については不明なので入れていないが、おそらく暖炉まわりにそれらしきものがあったのだろう。池畔の森に囲まれたキャビンでは、このくらいの装備で独り暮らしではかなり快適に暮らせたのではないだろうか。
ソローは、本当の人生、本当の自分を発見するために、このウォールデンのキャビンでのスモールハウスライフをはじめたのだった。