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伊豆に住み、八ヶ岳を巡り「空と森と水」の美しい風景を求めて・・・。 自然に包まれて暮らそう!---Martinのフォトエッセイ
by martin310
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『萌木の村』のガーデンに見る職人技・・・美しさはその類稀な洗練された感性と技術による。


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さて、前回に引き続き『萌木の村』フォトギャラリー(?)をもう少し続けよう。

『萌木の村』は、国道141号線に沿って、ほぼ平行に細長く敷地が広がっている。そのため中央部に同じように細長く平坦な“萌木の村広場”が占め、その国道側に数棟のショップが一直線に並んでいる。一棟ずつオリジナルなデザインで、それぞれに趣が異なる建物だ。
ガーデンはほぼこのショップ前の敷地に集中していて、それぞれの建物前の空間に彩りを添え、多少の起伏を見せながら長い帯のように広がっている。
5月の末だというのに、未だチューリップが花を保っていた。さすが標高1200メートルもある地だ。通常は春先から初夏のあたりに順に開花していく花々が、気温が上がったこの頃、一斉に緑に色を添える。木々の新緑も旺盛に、視界のぐるりを豊かな別空間にして見せる。ドイツ建築の建物が多いのか、まるで異国にいるようなトリップ感があるのだ。


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a0282620_14281021.jpgガーデンの植え込みの妙もそうだが、外柵に組まれたウッドプランターからのぞく細かいディテールの花々のアレンジメントも実に粋なつくりだ。
植栽のレイアウトにしても、庭園的なきっちりした配置ではなしに、ナチュラルガーデンを意図した、一見ランダムに見えるような自然観を大事にしているように思える。だが、葉や花の色彩や高低差のボリューム感や、自然な混合の仕方など、かなり事前によく計算された配置をされているのがわかる。
しかも、山野草種とのミックスでヨーロッパ系の珍しい品種の草花が植えられているのだが、どこを見ても虫や病気で傷んでいるとこが見当たらない。株の勢いも旺盛で、この生き生き感を保っていることが不思議でならない。なかなかこうはならないのが、我が素人庭師のお粗末なところだ。見れば、やはり土の違いが明らかで、どうもウッドチップの細かなものを多様した専用の培養土を土壌にしているようだ。見るからに栄養豊富な感じで、きっと有効バクテリアがたくさん生きているに違いない。


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a0282620_14283860.jpg「ROCK」の建物の傍らの奥まったところにある、廃車を使ったアレンジメントだ。なんとボンネットを取り外したエンジンルームがプランターの代わりになっている。室内は薪置き場だ。
しかも、よく見るとここに植えられた花々のどれを見ても、未だ見たことのない驚くような品種の数々なのだ。
ヨーロッパにはまだまだ、こんなお目にかかったことない、実に創造性に富んだ不思議なデザインの花々があるのだ。
ところでこの廃車のオブジェ&フラワーディスプレイは、今は建物の奥まったところに下げられているが、ハロウィンの頃の写真には見事、入場口のセンターステージに大きなカボチャと共に飾られていた。どうしてボディーカラーがハロウィンカラーなのかがこれで納得だ。


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a0282620_14291941.jpgこれは「ROCK」から少し下がったところにある「萌木窯」という陶器の店前のガーデンだ。クレマチスが美しい淡いピンクの光彩を放っていた。
陶器の店とはちょっと入り難いのだが、店内のガラスの照明の色の美しさに誘われてひやかしで入ってみた。
後で調べてみると、この建物は現在残っている最も初期の頃の建物で、「オルゴール博物館ホール・オブ・ホールズやホテル「ハット・ウォールデン」のバー&ラウンジ「パーチ」を手がけた名工、棟梁・末吉徹郎氏による伝統工法の木組みの技によるものだ。

入ってみてまず驚くのは、この建物には床がないこと。なんと中は土間なのだ。地面にレンガや石板を敷いて通路にしてある。陳列棚とのあいだは土が見えていて、そこにシェードガーデン向きの植物が植えられている。つまり、室内の足元から直に植物が生えているのだ。これは驚きではないだろうか。だが、それも気づかなければわからないほど、自然なレイアウトになっている。
やきものを中心にして、様々な器や和のもの、ガーデンオブジェ的なものまで、実に豊富な品々が見事なディスプレイ術で並べてある。どういう構造にしてあるのか、しばし眺めて関心していたのだが、撮影禁止なのでメモリーは頭の中だけだ。写真に撮って研究したいほど、どの視点から見ても飽きさせない構成になっている。奥行きや高さも自在に使い、内部を見ているだけでも充分刺激的だった。ここは一見の価値がある。


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この「萌木窯」の向かい側にある「山野草ガーデン」は、現在石組みや花壇の造成中で、舩木社長自ら重機を操って工事をしている。隣で大きな石を割っていたのは、後で調べると、舩木氏の幼馴染の名職人の輿水章一氏だった。1年前からはじまった工事の様子は、YouTube に動画がいくつかあるので、この場が名人級の職人が集まる技の結集の地でもあることが伺われる。
「山野草ガーデン」の上に建つ、木製の巨大パーゴラは、斧一本で家を組み上げる大工として有名な雨宮国広氏の手によるものだ。これも動画でその様子が紹介されているが、見るとちょうど、自然木を斧一本で角材にして組み上げるところなぞは、あの『アラスカ・森の生活』リチャード・プローンネクのキャビンの建築シーンを彷彿とさせる。

さらに、この組みあがった石垣の花壇や石と石のあいだに野草の苗を植えている集団がいた。黙々と数人のスタッフが何種類もの野草を、根本を土団子にくるんでひとつひとつコツコツと手植えしていた。これも使っている培養土が、ガーデンの土壌になっているものと同じだった。
既に去年のうちに植えられたものは、もう見事に葉を広げ、緑豊かに茂っている。自然の野山のそれに近いように、野性的でもあり、しかも見栄えに適うように調整された植栽であることが、優れて山野草ガーデンとしての成功を物語っている。
a0282620_14254871.jpgこれも後から調べると、このスタッフは英国人ガーデンデザイナーのポール・スミザー(PAUL SMITHER)氏のガーデンスタッフなのだそうだ。そういえば、チーフのような外人さんがいたとツレが言う。ネットで顔写真を見せると、そう、この人だった!とのこと・・・。
迂闊にも、こんなガーデニング業界での著名人を見逃していたのだ。わかっていれば、苗の植え付け方やその他の行動をつぶさに見学していたのにと思うが、もともと名前くらいしか知らなかった存在でもあり、致し方ないものでもあった。
ポール・スミザー氏についても調べると、ガーデン関係の著作もこんなにあり、読んでみたいものだし、動画もかなり出ていて、以前何気なく見ていた記憶もある。
氏の提唱するナチュラルガーデニングというのは、実際、マイガーデンで庭いじりをするものにとっては共感するところが多い。本を購入して検討したい気もしている。

どうも舩木社長は、このポール・スミザー氏に『萌木の村』の庭造りを全面的に依頼しているらしい。どうりでそれらしき、自然さ溢れる植栽になっていることかが理解できた。選別されている植物の種類も、プロ中のプロの本格的センスなのは感じていた。まあ、これも優れた職人衆が集まる場に出来る舩木氏の力量のなせる技なのだろうが、これならいいものができるはずだ。


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by martin310 | 2014-06-04 14:42 | とっておき八ヶ岳
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