2014年6月14日の記事で書いた、
「川原でコーヒーブレイク」に早速行ってみた。
場所は、我が家から小一時間ほどの中伊豆・
萬城の滝(ばんじょうのたき)の清流、
地蔵堂川だ。
天城山から湧き出た清流を集めたこの川は、萬城の滝で高さ20メートル幅6メートルの瀑布となって落ち、そこから森の中を蛇行して地蔵堂集落の中を流れ下る。以前から、伊豆の川の中ではかなり水が清く、水量も豊富で滝下のあたりの川は、手つかずの自然の川の趣があるので注目していた。
水の流れをビデオ撮りしたいと思い、過去にこの滝のすぐ下流にある“親水場”という川辺の広場へ行ったことがあった。きっと、そこはテーブルを置いて折りたたみチェアーに座って川を眺めるには最適なのではと、目星をつけておいたのだ。
折から太陽は南中して、川の真上から木々の葉を透かして光を降り注ぎ、風も穏やかに吹きそよぎ、気温も申し分なく心地よく、川原でコーヒーブレイクにはこれ以上の条件はないくらいのベストタイミングだった。
ここは瀬の音の大きさもちょうどいいところで、流れもやや早瀬で水量は満々としている。体中が瀬音に包まれると、おのずと動きが止まって、静かに染み入る音に身を預ける心地になる。ツレは早くもコールマンの水玉チェアーに深く腰を預けて、まったく動きが止まっている。
で、致し方なくコーヒーを淹れる準備をはじめる。まあ、ここはもともとこの日のメインイベントなのでコーヒー奉行の出番となり、決してさわらせないのが常套なのだが・・・。

購入してはじめて
フィーノ コーヒードリップポット(1.2L)を使ってみたが、なるほどお湯を細くゆっくり注ぎやすく、ステンレスのルックスもいいので、いっそう川原のコーヒーブレイクに引き立った。
お湯を沸かすのには、かれこれ20年来の愛用となる
PRIMUS2243バーナーを使用。山行やキャンプにずっと使い続けて来ているが、まったく故障なしでいつでも一発着火するスグレモノだ。定番的ギアとしてPRIMUSでは未だに製品として販売されている不朽の名品だ。収納ポーチには、
「Backpacking stove Trekker 2243」と記されいる。うううん、なるほどかつてのバックパッカーの時代テイストを感じる代物だ。
やはりこのロケーションの中で飲むコーヒーの味は格別だった。
テーブル、チェアー、コーヒーアイテム、そして河岸の大木がつくる木陰が揃えば、即席の、しかも絶妙なオープンリビングが完成する。案外リゾートなんてものは、このくらいのシンプルな装備で十全に味わえるものなのだ。
(ちなみに、携帯用蚊取り線香は必須だ。忘れずに!)
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