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山上の小さな湖―四尾連湖にて。 「今」に存する感覚を得る。![]() 富士川沿いの道を甲府へ向かう途中、以前からその存在は知っていたが一度もまだ足を踏み入れたことのなかった山上の小さな湖、四尾連湖(しびれこ)へ行ってみた。 ここはアウトドア雑誌やネット情報で見かけて、キャンプやカヌーなどの好適地だとは知っていたが、実際、地名の読み方もわからず、どのあたりにあるのかもおぼろげにしかわからず、地図で詳しく道筋を調べてみると、その登り口は今まで何度も通っていた「本栖みち」の途上にあることがわかった。 もちろん、道路標示には至る先が「市川大門」としか出ていないので、およそこんな美しい湖がその先の山の上にあるなどとはついぞ思わない。なんでも、この小さな湖は、その昔、富士五湖ならぬ、富士八海と呼ばれたうちの、有名な五湖の残りの三湖のうちのひとつらしい。なぜか、富士八海というと、どうも古代歴史の古文書の「宮下文献」に記された世界のような、古代富士王朝の頃の神秘感を感じる気がする。字の当て方にしても、どうも秘史としての古代王朝的な雰囲気を持っている。(別名、志比礼湖(しびれのうみ)、神秘麗湖とも書かれるようだ) 登り口でさえ、こんな狭い道がそうなのかと不安に思い、Uターンしては道路標示を再確認しに行った。直後の脇道を指しているのか、その先の交差点を指しているのか、実にわかりにくい所だ。カーナビなど敢えて装備せず、道路地図を頼りに、自分の勘を働かせて探すのが本望なので、このような見つけるまでのドラマも小さな冒険の一環なのだ。 それにしても、初めて走る道は初見の景色と相まって、とても興奮する。未知なる領域に足を踏み入れるわくわく感はいいしれぬものがある。家からの日帰りコースのほとんどを走破し尽くし過ぎているきらいがあるなかで、まだこんなところにまったく自分にとっての未開の地があるとは思いも寄らなかった。それだけに、湖を目指し、延々と登る山道の工程は実に愉しいものだった。行き交う車さえまったくなく、超低速であたりの山々の風景を堂々と脇見しながら行く道は、相当な開放感がある。思わず、あまりの心地よさに奇声を発するので、同乗のワンコがそれにいちいち反応する。連れはそれを笑う。 ![]() 標高をどんどん上げ、峠のようなあたりのすぐ下に湖の水面が木立の中に見える。湖畔は、水明荘と龍雲荘が占めているようだが、対岸のキャンプ地まで歩いていけば、絶好の“湖畔でランチ”の場がある。(湖面標高880m) こんな知る人ぞ知るような場にある湖だけに、一般の俗化からはかなり守られているようだ。湖畔の土の道は、どこか異国の湖を思わせるように魅力的だ。 周囲1.2キロしかない湖は、静まり返っている。ときおり山荘の人の声や作業の音が漏れて来るだけで、あとはまったく人気がない。湖畔の来訪者は、我らふたりと一匹だけである。 まあるい湖上の空だけが、森と山のあいだに空いている。 草地にシートを敷いて、バスケットに入れて持って来たサンドイッチや焼きたてパンなどを食べた。爽快に風が渡っていく。湖面にそれが風紋をつくる。 ワンコを放すと、草の生えた中を嗅ぎながらあっちにこっちに走りまわっている。あまり離れると恐いのか、また自分で戻ってくる。 いつものごとく、コンパクトバーナーで湯を沸かし、コーヒーをドリップして飲んだ。至福のひとときである。 何でもない休日のワンシーンだが、そこには比類のない幸福感がある。美しい自然と共に家族の一単位がそこに存すること。満ち足りた時を何にも遮られずに過ごす自由・・・。あとで思ったのだが、この日の一連の小さな旅の中で、およそ普段のような脳内思考がまったくなかったのに気がついた。つまり日常の雑多なマインド世界から完全に自由で固定されない、その時、その瞬間に十全と自分そのものであったことが不思議だった。 今、そのもののうちに在った。自分自身ですら意識せず、およそそれは「無」のような心境、そこに在るだけのそれになりきっていた。 それも意図的、意識的にそうなろうとした訳でもない。いつしか、そうなっていたという、そのことに一日の終わりに気がついたということ。 この感覚は案外、今までにないものだった。 (この無のような心的世界の裏側には、もちろん膨大な広がりと複雑過密で、乱雑で醜悪な世界の実像が横たわっている。日々、情報探査によって知る内外の情勢をバックに、おぞましい地球の現況を知るにつけ、この日の開放された光の世界がいっそう輝くのは言うまでもない) それは美しいものだけに反応する自由、その時、その刹那に充溢する至福・・・。そんなような心的体験がこの日に与えられたもののようだ。 「今」に存する感覚、というのはこのことなのだろう。 言葉にすると、とたんにありふれたものになるが、言いようのないそれは、体験で得るしかないものだ。 湖岸の景色を撮ることに夢中になって砂浜のあるところまで行っていると、姿が見えなくなって不安になった呼ぶ声が湖面を渡って来た。 ![]()
by martin310
| 2014-10-06 15:13
| 風景探勝
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登り口でさえ、こんな狭い道がそうなのかと不安に思い、Uターンしては道路標示を再確認しに行った。直後の脇道を指しているのか、その先の交差点を指しているのか、実にわかりにくい所だ。
何でもない休日のワンシーンだが、そこには比類のない幸福感がある。美しい自然と共に家族の一単位がそこに存すること。満ち足りた時を何にも遮られずに過ごす自由・・・。