梅雨寒のどんよりした空が続く中、ひととき西の空が開いて陽が射した。
折りしも日没までの刹那のあいだ、雨に濡れた緑が輝き、空の雲も西日の放射に淡く色を染めはじめた。
夕餉の匂いが漂う庭先から、辺りの手近な風景を撮り始める。
だが、レンズを向けるのはいつも決まったような場所ばかり・・・。
同じアングルの写真に自分で厭きて、もっと違うものをと視点を切り替える。
咄嗟に思ったのは、常にフォーカスの合ったものばかりがいいというのでもないことだ。
それこそ写真的な正確な描写ばかりが表現ではないと・・・。
そしてはじめてマニュアルフォーカスでどう見えるかをモニタしてみた。
意図的にぼかしてみる。

驚くほどムーディーで味わいが深い。
案外、視覚の対象がぼけるというのは、夢幻的な感覚を脳内に呼び起こすものなのかもしれない。
像が明瞭で緻密に図が成立してるのとは裏腹に、ピンボケさとは逆に情景を詩的に暗示する。
おそらく、脳内の像認識の感覚が鈍化し、右脳のイメージ記憶のコードに刺激を与えるからではないかとか想像する。
だから、一瞬ぼーっと思考が止まったように感覚麻痺が起こり、右脳的アンフォルメルな世界が開く感じだ。
これは自分にとって大きな発見だった。
リアルとは多様なものがある。
そういえば、眼鏡を取ったときは、いつもこんなぼやけた光景を見ていた。だが、これが写真となると別ものの世界になる。
不思議なものだ。
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