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一見して、もう、驚き感満点の板葺きの家だ。 いくら板葺きといえども、こんなながーい板で屋根を葺き、外壁を覆うというのは見たこともない。 相当なアバァンギャルドなデザインである。 1枚1枚の長さや幅もまちまちで、でも、全体としてまとまっているという、明らかに作り手の計算した設計意図がある建物である。 小さな板材でも、重なった上部の隠れた個所しか釘打ちが出来ないところ、様々な条件で反ったり歪んだりとしてくるはずだから、こんな長く、表面積の大きいパーツは、きっとそれぞれが自由気ままなそっく返り方をして、いよいよ暴れまくる板葺き屋根になるのではないだろうか。 そんな経年劣化の状態をも予想しながらの、まったく“蓑虫”チックな超大胆デザインのウッドハウスである。 玄関デッキまでのアプローチにしたって、まるでスキーボードを並べたように、或いは、子供用の鉄琴のように、実にユニークなつくりになっている。 こういう自由な発想、既成感覚を飛び越えたような造作とデザインで住まいが作れるというのも、ハンドメイドなウッドハウスの醍醐味だと思える。 森の中にひっそりとある自分基地・・・。 それが世間から離れ、まったく独自のつくりであってもいいではないか。 そういう憧れを抱かせる建物のひとつだ。