ガーデンハウスの製作は、屋根工事に入ると中途半端で放置することが出来なくなるので、年明け早々に始めようと思い、年内は先週でひとまず終了などと思っていたところ、やはり創作の虫が疼いてそうはいかなかった。
夕方には雨の予報を頭に入れながら、ぎりぎりまで何とか屋根の一部まで手を伸ばしたいと考え、無理を押して急ピッチで製作を進めた。
まずは、先週出来上がっていた4枚の
壁パネルを土台の床デッキに接合していった。
その前に、この建物の内壁になる“
CABINⅡ”の外壁の塗装の3度塗り目をしておいた。
仕上がりは見たとおり、案外、色が出て以前よりはくすみも消えて、いい黄色になってきた感じだ。
壁パネル4枚を慎重に位置合わせしながら接合すると、合板までは貼っていない骨組みだけにしろ、ひとつの室内空間が生まれて来て、早くも、小屋という小スペースが出現したのには、けっこう感動するものだ。
続いて、屋根の
垂木の取り付けに入った。
全8本の垂木のうち、屋根の両端の2本を取り付けたところで、早くもぽつりぽつりとして来た。
ここは山なので、雨の降り始めは平地より1時間ほどは早いと予測していたのだが、それにしても午後1時にもう小雨がやって来たのには、ちょっと予想外だった。
仕方なく、片づけをぼちぼち始めて、最後にブルーシートで全体を覆えばいいと思っていた矢先、いきなり降りが本格的になり、もうそれはそれは大騒動になった。
ツレと二人で、まだ垂木が2本しかない、あとは何もない屋根の体裁も出来ていない建物をシートで覆わなければならない。
角材を渡したり、シートをガムテープでとめたりしながら、全身びしょ濡れになって悪戦苦闘をした。
せめて
野地板まで貼ってあれば、シートを掛けたとしても雨はすんなり下に流れてくれる。
だが、2本の垂木と取り急ぎの角材だけでは、自ずからシートが弛んで、そこに雨水がどんどん溜まっていくだけのものとなった。
案の定、夜見回ってみると、雨水でシートが丸く垂れ下がっている。それを手で持ち上げて水を排出させないと、重みでたいへんなことになりそうだ。
寝るまでのあいだ、合羽を着て雨水を放出に何度も行くはめに・・・。
翌朝、さらに悲惨なことに、雨水はあふれ出して、床がプール上になっていたのだ。
四方を壁パネルで仕切ってあるので、水が出るところがなく、床にそのまま溜まっていたのだ。

そんなこんながありながら、翌日は垂木をすべて設置し、針葉樹合板の野地板をすべて貼り終えた。
さらに、屋根に登って
ルーフィングを貼った。
ここまで来れば、例え雨であってももう昨日のような目には合わない。
一応、厚手のブルーシートで屋根全部を覆い、これで雨対策は完了だ。
天井は低いながらも、一応、ひとつの部屋が出来上がって、なんとも満足な気持ちになる。
今まで何もなかった土の地面の上に、これだけの室内空間が生まれたことは、自分でやりながらもけっこう不思議な気持ちになるものだ。
この新たなスペースが生まれたことで、今までと違う暮らしのひとコマがこの場に立ち上がって来ることに、ある種の感動を覚えるのだ。それも、自分の創意と手によって・・・。
さて、年内に作業はまだ続くのだろうか?
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