シリーズ:小屋マニアなつぶやき <7>
~飾りと実用を兼ねて鎧戸を自作する。~

※画像は「Tumblr」より「Colors of Life」から

“板葺き屋根”に次いで、窓に取り付けられた“鎧戸”についても作り方の情報はない。
小屋づくりのD.I.Y.雑誌を見ても、鎧戸を付けるような小屋をモデルにしていないので、どこにもサンプルとなるものを見かけない。
なので、“板葺き屋根”同様、見本となるものは海外のフォトメディアから探し出すことになる。
自分の気に入ったデザインのものはこんなところだろうか。↑
こんなにリアルに渋いものを模造しようという訳ではないが、形や構造的には実に優れたものだ。
それにしても、長い年月のあいだに風雨に晒され、ここまで味のある風情に外壁や窓がなるものかと驚く。
塗装の落ち具合と、古材の節くれ立つ感じが絶妙のマッチングを生んでいる。
これはこのまま、一切手をくださずにさらに自然な劣化に任せていった方が、よほどアートな趣を重ねていくはずだ。
実際、自分が今回のガーデンハウスに作ろうとする“鎧戸”は、もっと真新しくきれいに作ってしまうようなものになる。
シェビー感を出すためにエージング加工などするつもりもない。
ただ、そういうものに興味がない訳でもなく、アンティーク調にする加工テクニックについてはひとつの研究対象にしたいとも思っている。
だが、シェビーな世界はまた、大きくD.I.Y.の文脈が異なる気がする。
入っていくには、創りあげる世界のイメージをがらっと変えていかねばならない。
そこにはまだちょっと行けない感覚がある。
作り方の構造そのものは単純だが、ポイントは“鎧戸”に要する厚みをうまく外枠にフィットさせることだろう。
“鎧戸”の縦板とそれを繋ぐ横板の厚さ分が、窓の外枠の内側に収まる必要がある。ガラス窓はさらにその奥に位置する。
窓の外枠のカバーボードの厚みや幅、それに“鎧戸”自体は板幅と外形のバランスなど、形よく見せるには全体の調和が大事だ。
それをツーバイ材の規格化された板で作らなければならない。
幅は丸ノコで裂けるが厚みは無理だ。
さて、うまく出来るだろうか?
で、一応仕上がり予想はこんな感じになる。↓
窓にカバーボードを付けるだけでも、窓としての主張が大きくなるが、さらに“鎧戸”が付くとなると、窓の存在感が小屋のイメージを大きく決めることになるだろう。
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-22215262"
hx-vals='{"url":"https:\/\/martin310.exblog.jp\/22215262\/","__csrf_value":"e56aed16bdffcc202b8097a457b65fea6cd938f231af5d46d4ab8b63b578226ee5d106f413dfd354e73665dc3330d1c695a039ca2a7e5e283ba5716340b885cb"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">