そうなんです、外でストーブを焚くので、そのまま「外ストーブ」。
まっ、我が家独特のこの季節の風物詩なのですが、庭仕事をしながら暖を取るというのもないこともないのですが、主な目的は廃材の焼却なのです。
もちろん別荘地内なので、焼却炉なんて禁止ですが、ストーブならと勝手に解釈変更して、毎年、溜まった木材の廃棄物処理に燃やしているわけです。
今年は特に、庭のあちこちの補修工事で出た、古い土留め板や杭、それに倒壊したパーゴラの残骸、古いフェンスの材など、それに庭木の剪定で出た枝木など、そのうず高く積まれた量たるや半端ないほどあり、この外ストーブでガンガン燃やしていかないと処理に困るという状況にあります。
去年まではデッキの上で、専用の台座の上にストーブ本体を乗せて燃やしていましたが、今年は地面に単管パイプで櫓を組んで、その上で行うことにしました。
1メートル長の単管パイプ10本を使って、傾斜のある、しかも山土で地盤の柔らかい場所に櫓を組むのには、思った以上に苦心惨憺しました。
垂直、水平、直角がどうしてもうまく出来ません。どこかを調整すると他が狂い、それを直すと益々狂い、挙句に最初からやり直して、この組み立てに半日を費やしてしまうという大きなロス。
結果、3度目にやっとうまくいき、ストーブの幅ぴったり、奥行きもストーブの脚で動きを止め、煙突のエビ曲げの固定もして、とても頑丈な設置状態がつくれました。
ちなみに、時計型ストーブが嫌に錆びているのは、鉄板製のを使って、表面の耐熱塗料が剥げて、雨漏りによる錆でこんなになってしまっています。でも、使用にはまったく問題なし。
もっとも、外ストーブなので、見てくれは全然OK。
どうでしょう、この4メートルの煙突の晴れ姿。
青空に聳える勇姿にご満悦です。
キャンプ用ロープで4点確保し、強風にも耐えます。
4メートル長の煙突ともなると、かなり煙の抜けはよく、上昇気流でどんどん吸い込むように抜けていきます。
こーんなところでやっています。
お湯は沸かせるし、焼き物も出来るし、煮物だってOK。
庭に出ているあいだはずっと燃やしているので、いろいろと活用の幅はあります。
なにせ、こんな外でも、ちょっと焚くだけであたりが暖かくなりますから、やはり火っていいものです。
櫓でストーブ位置を高めにしたので、薪をくべるのに立ったま出来るのでとても使い勝手がいいようです。
まるで風呂屋の煙突のような我が「外ストーブ」、おおいにこれからの寒さの中、活躍してもらいましょう。