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伊豆に住み、八ヶ岳を巡り「空と森と水」の美しい風景を求めて・・・。 自然に包まれて暮らそう!---Martinのフォトエッセイ
by martin310
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風景を見て、左脳が休んで右脳が起きる、そんな場がここにある。~大海原を前に見る「禅」?を嗜む。~


風景を見て、左脳が休んで右脳が起きる、そんな場がここにある。~大海原を前に見る「禅」?を嗜む。~_a0282620_1418195.jpg
▲この場のエネルギーの素晴らしさは、とてもこんな小さな画像では表現しきれない。リアルに現場に佇むからこそ、感受出来るものであるはずだ。


正月の二日に巡った伊豆半島の一角に、以前からそこを通る度に不思議な感覚になる場所がある。
半島の付け根から東側の、身体で言えば肩のあたりに当たる西浦や大瀬崎を過ぎ、まるで密林のような樹林帯を越えたところから、駿河湾の外海が広大にひろがりはじめる。
木々のあいだから、その紺碧の大海原が垣間見える頃、地理的にも、地形的にも、エネルギー的にも世俗から隔絶された、ある崇高な領域に入った意識になって来るのだ。

この道路は県道17号線だが、ここを通る車はかなりまばらで、滅多なことではすれ違うこともなく、あたりはまるで人の生活圏から遠く隔たったような感がある。
距離的にはそれほど、主要な国道から離れている訳でもないのだが、どうも途中の海沿いにへばりついた小さな鄙びた漁村のいくつもつながる光景を後にすると、いつしかかなり遠くへ来たような感覚になるのが不思議だ。
そして、大瀬崎を過ぎて道を巻いて高度を上げて行くと、もう一切の民家はない。海から立ち上がった断崖の上に連なる、山々の襞を掠めて通る山道が、唯一の移動手段を与えている。

ここから戸田までは、わずかに井田しか集落はなく、それも道路から坂を下った海に開けた小さな平坦地に密集しているだけに、路上からは人の生活臭がするような雰囲気が皆無だ。
そして、戸田を過ぎて土肥までもまた同じような、海からは高度のある山襞を縫うようなくねった道が続く。

それよりも、対岸に見える淡く霞んだ静岡中部の低い山々の姿が、どこか古代の記憶を蘇らせるような古色蒼然とした大陸の雰囲気を感じさせ、その方にばかり気を取られる。
いつしか、タイムトリップしたように、古代のいでたちの自分が、かつて見ていたかのような風景のように思えて来る。
(自然の風景を前に、古代祭祀でも行っていたのであろうか?)

じっくり眺めたいと思いながらも、どこで車を停めたらと考える左脳的な思考がうまく働かなくなり、ぼーっとした至福感に包まれつつ、のろのろと車を走らせたままにしてしまう。
ようやくここというところで車を降りて、カメラを持ってぶらぶら歩く。

ここにいると、ただ海を眺めていたいだけになり、他の一切の想念が消え去るようだ。
よほど意識的に動作しないと、動くこともこの場にふさわしくない気がして来る。すべての能動的な動きがセーブされ、ただ、まさに座禅を組むように海に向かいたい気持ちになる。
左脳の思考が停止し、ぼーっとただそこにある感覚が、如何に幸福感に満たされた状態かを実感出来るようだ。
この時間の静止した、風がそよ吹き、陽光があたり、海鳴りが静かに下から上がって来る至福の場・・・。

人間の意識は、元来、こういう時間の枠から逸脱し、猥雑な思考からも解き放たれ、三次元世界にあって、そこよりさらに高次な世界とつながるような、そういう体感をどこかで求めていることもあるのではないか。
機会を求めて、その意識の天との導管が出来ることが、きっと自らの魂の落ち着きとバランスを取り戻すきっかけになるのではないか、そんな風にも思う。
人はそれを様々な方法で、無意識に追い求めているような気がするし、無数にある方法の、これもまたそのひとつなのかもしれない。

ただ、現実化するかどうかは別に、この場所にもし、“風景を見る禅”のためだけの、例えば何日か滞在出来る小さなタイニーハウスのようなものを持てたのなら、きっと、そこでの体験はとても有意義なものになる気がして、密かに夢想したりしてしまう。
そう言えば確か、その場の近くに、一軒だけ別荘のような建物があったはずだ。
まさか、こんな自分だけの特殊な感覚を、そのオーナーも持ってのここへの建築であるかどうかは知らないが、こんな周りに何もない土地に、ぽつんと隔絶された別荘を建てるほどの動機は、いったいどんなものなのだろう、と思いたくなる。
風景を見て、左脳が休んで右脳が起きる、そんな場がここにある。~大海原を前に見る「禅」?を嗜む。~_a0282620_14193811.jpg写真は撮って来なかったので、Google Map のストリートビューで見てみると、こんな建物だ。
ここまで立派なものでなくとも、トレーラーハウス仕様で、海側全面オーシャンビューのガラス窓から、如何なる天候のもとでも海を視界いっぱいに眺められるという建物があったら、どんなに素敵なことだろうか。
巷間からは遙かに隔絶し、ただそこに超然たる大海原が全面に広がる。その景観に包まれながら、端然と座を組み、そこに在ること・・・。

それほどのイメージを湧かせる場がここであり、試しに今度は、道路から隠れたわずかな平坦な場を見つけて、そこでシートを敷くか、折りたたみチェアーに座るかで、海と向き合って、意識下で時間を喪失しながら佇んでみたいと思っている。
ここに原生から生える樹木のように、断崖から大海原を見下ろして、静かに黙想してみたら、どんな感覚を得るのだろうか。
想像しただけでも至福感が満ちて来る・・・。


風景を見て、左脳が休んで右脳が起きる、そんな場がここにある。~大海原を前に見る「禅」?を嗜む。~_a0282620_14184048.jpg
▲まるで本土から離れた孤島からの風景のようだが、半島なのでつながっている土地だ。ただここは、半島の中でも、ましてや本土の中でも、他に二つとない唯一無二の場所だ。


by martin310 | 2017-01-09 14:21 | スピリチュアル | Comments(0)
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