なんとまあ、庭のあちこしを経年劣化で手直し中なのはそうなのですが、そのさなかにまたもうひとつ倒壊が起こりました。
庭の一番奥、コナラの大木の下に設置していた、ガーデンオブジェとして作ったバードハウスが、強風で脚が根本から折れ、見事に倒れていました。
そう言えば、倒壊のすぐ前に、横から見たときにどうも傾いているなあと思ったのを覚えています。
そろそろ脚元の杭が腐食してきているので、きっとグラグラしているのだろうと、作り直すことも考えないとなあと思っていた矢先、既に無残な姿になっていたのでした。
なんとまるで、傷ましい災害の後のように、ありし日の姿が偲ばれるほど、悲惨な破壊にあっていたのです。
▲ありし日のバードハウス(Ⅰ)。
そこで、さっそくいつものように図面おこしからはじめました。
以前は、母屋のログ材の梱包材の不要な板を使って作ったので、けっこう分厚く、重い感じの作りになっていました。
サイズもやや大きめで、近くで見るとちょっと無骨感があったので、今回のリニューアル作は、“1×4”を基本に作るので、やや小振りでスリムな感じに仕上げるつもりです。
工作は至って簡単な作りなので説明するべくもなく、カラーリングはやっぱり前回同様の色の組み合わせでいくことに。
使う材料は、本体にはSPF材の“1×4”と、脚には20×30㎜のホワイトウッドのタルキだけです。
地面への固定は、今までの垂木用角材では腐食するので、ここは超固い木材、イペ材を使う予定です。これなら、まず腐って倒壊などということはないはずです。
やはりガーデンのフォーカルポイントとして、このバードハウスはなくてはならないオブジェで、コナラの木の下に、ブルーのガーデンベンチとこのバードハウスのコンビがあってはじめて絵になるので、是非とも復活させたいと思うところです。
バードハウスのやや小振りの2号機として、
「BIRD HOUSE mini Ⅱ」と名づけました。