キャンプスタイルを、従来のハイスタイルから、昨今、流行のロースタイルに変えたので、装備品の規格も多少変更するものが出て来ました。
チェアーは既に購入済みなので、あとはテーブルということになります。
車中泊用に用意したミニテーブルや、キャンプ用のアルミローテーブル、それに鉄製の網の天板のアイアンテーブルなど、あるにはあるのですが、メインに使う大き目の木製テーブルが欲しくなりました。
ネットで調べると、折りたたみウッドテーブルは各メーカーから似たようなものが各種出ているようですが、見るからに自分でも作れそうな構造で、わざわざ高い既製品を買う必要もなく、これは自作に限るだろうとD.I.Y スピリットが黙っていないようです。
自作でパクるモデルとしては、“テントファクトリー”の「ウッドライン・グランドテーブル TF-WLGT」を選びました。出来上がりサイズとしては、一応、ほぼ同じ460×420×265mmにして、使う木材のサイズが多少違うのと、脚の角度に拘りがあるので、全体のデザインも変えてあります。
もっとも、現物を持っているわけでもないので、元の実寸法はわからず、画像から見てアレンジしているのは当然なのですが。
折りたためる脚の角度はデザイン的には微妙で、立ち過ぎると不思議とテーブルでなく「縁台」に見えてしまうので、この傾きの角度がイメージを変えるようです。
画像で見る限り、自分的には「TF-WLGT」でさえ、やや立ち過ぎに思えて、そこをもう少し傾かせてあります。
ですが、このため折りたたみが犠牲にならざるをえません。
図面でシュミレーションしたところ、片側がもう片側の脚の上に掛かってしまい、ぴたっと天板の裏に収まりません。収納状態では厚みが出てしまいます。
まあ、それでも見た目を重視して、この角度で脚をつけることにしました。
使う木材は、ホームセンターでトド松材と、ホワイトウッドのタルキ材などを買って来ました。
とてもキャンピング・ファニチャー用のハードウッドとはいえませんが、まあ、それほど過酷な扱いをしない限り、これでも用を成すと思います。
それにしても、作りは簡単そうに見えますが、加工精度がガタつきに直接反映するので、けっこうシビアなものづくりになる気配です。
塗装はワトコオイルでフィニッシュして、仕上げにロゴマークを天板につけたいと思っています。
以前、作ったこの「Ma:WORKS」のロゴを焼印風にアレンジして、転写シールをプリンターで加工して貼ろうと思っています。 一応、焼印風のつもり↓
で、既に材料は揃えましたが、計算するとどうも既製品よりは若干安いだけで、自作のメリットは自分好みのものが作れるというだけで、コスパは意外とよくないことがわかりました。
まあ、致し方ないところですが、自前の工作物がキャンプフィールドに増えるという意味では、よしとするところです。
さて、土留め柵の工事の真っ最中なのに、こんなものを作っている暇があるのでしょうか?
益々、自分を忙しくしている?!