▲戸隠山をバックに、水を撒く人。(笑)
我が家のキャンプ・ロケーションを撮ろうとシャッターを切った瞬間、野菜やなんかを洗った水を草地に撒いているのが写っていた。
こういうシーンは撮ろうと思ってもそうは撮れるものではないだけに、貴重なショットとなった。(かな?)
それにしても、家の庭でもよくバケツで水を撒くのは知っているが、キャンプ場でも同じ行動を取るのが面白い。
3日に亘る旅から帰ると、さすがにいつのまにやら疲労もたまって、やれやれといつもの日常に戻ってわけだが、それと同時に、旅中の新鮮な記憶も徐々にどこか薄れていくものだ。
で、残された画像データや動画データなども、すぐにどうする気もなく、しばし放置状態になったりする。
写真の方はblog用に使えそうなものをチョイスして加工・掲載するものの、動画の方はそう急ぐ気もなく、まあ、そのうちと置き去りにするのが常となる。
そのうちに、一応、どんなものかと目を通しておこうと、一通りプレビューしてみると、意外と、印象や記憶に余り残っていない箇所にこそ、使えそうなものがあるのに気がついて来る。
そう日が経っているわけでもないのに、既にありきたりの日常の流れの中に入ると、旅の記憶は皆、過去のものとなり、過ぎ去ったものの領域に遠のいていくだけに、これらの記録がないと忘却の彼方に消えてしまいそうだ。
すると、せっかくの映像をもったいない気になって、やはりひとくくりの旅のまとめとして、編集しておこうという気が湧いて来るのである。
というか、旅の最中は、まさにその日、その時、その瞬間の旅の楽しさの中にいるが、過ぎ去ってみると、みるみる記憶中枢からは削除されていく、ほんの断片かおぼろげな印象しか残っていかなくなるので、何かに記して残しておきたい衝動にかられる、ということだろうか。
撮り貯めた映像を大画面で映してみると、案外、自分の眼では見えていない細部や背景や画面の隅などに、興味を惹かれたりもするもので、現場では逃していたものを再度認識できる機会にもなったりして、なかなか捨て去り難いものがあったりもする。
それに、過去に編集した動画を久し振りに見てみると、また、今とは異なる過去の時間が蘇ったりもして、それもまた面白さを感じるものだ。
例えわずか2、3年前にしても、いろいろなものが今と違っていて、その時代、時代の空気がそこに充填されている気がして来る。
まあともかく、基本、自分ごとの集積に過ぎない映像まとめの作品ではあるものの、それをネットメディアを通してシェア出来るというのも、また有り難いものだと思うのである。
というわけで、興味を持っていただける方々に視聴願えれば幸いです。
ここ最新の車中泊&車中泊キャンプ動画2編を貼っておきます。