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伊豆に住み、八ヶ岳を巡り「空と森と水」の美しい風景を求めて・・・。 自然に包まれて暮らそう!---Martinのフォトエッセイ
by martin310
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阿弥陀堂は今もひっそりとそこに建っていた。

阿弥陀堂は今もひっそりとそこに建っていた。_a0282620_15261316.jpg


我が家の車中泊旅のシーズンオフ(暑い夏の時期)が解けて、4ヶ月ぶりに旅に出ました。
夏場の暑さが和らぎ、ちょっと秋めいた涼しさがやって来たので、ずっと押し殺して堪えていた旅心が復活し、念願の志賀高原や奥志賀、そして秋山郷への車中泊旅に出掛けてみようということに…。
3日間のあいだ是非とも晴天に恵まれることを願って、天気予報をしつこく何度も何度も見ていましたが、初日の予報は悪く、雨も覚悟の旅立ちでした。
それでも一日目だけで、後は驚くような快晴、かなりご機嫌な旅行きとなりました。

久し振りの車中泊旅でしたが、どうもただただのんびり行って来たいと思う気持ちが強く、あまり撮影行動には意欲を持たなかったので、写真も動画もわずかしか撮って来ませんでした。
で、中でも撮り貯めのあった、最終日の帰路に着く前に行った木島平の阿弥陀堂だけ記しておくことにしました。
※長野県下高井郡木島平村


【リベンジ、阿弥陀堂に行く。】

阿弥陀堂は今もひっそりとそこに建っていた。_a0282620_15262849.jpgというのは、以前、この阿弥陀堂がどうしても発見出来ずに諦めて帰ったことがあり、次は必ずと思っていたのでした。
去年(2018年)の7月に、この地を訪れた際、観光マップの端にわずかに「阿弥陀堂」の名があったのを発見して、あの映画「阿弥陀堂だより」のロケ地だったその阿弥陀堂が今も残されているとのことで、村の細い山道を登りつつ探したのにもかかわらず発見に至らず諦めたことのリベンジなのです。
その後、ネットで調べると、なんとそこと目と鼻の先まで行っていたのに、わずか数十メートル行けばあの茅葺屋根が見えたところを見逃していたことがわかり、残念無念の再挑戦なのです。
(映画も再度、DVDで観て、辺りの景観もよく脳裡に焼き付いていたので、今回は背後の森の感じから、その辺りだとすぐにわかりました)


阿弥陀堂は今もひっそりとそこに建っていた。_a0282620_15261851.jpg

2002年公開の映画ですから、このセット用に建てられたお堂もすでに18年の歳月が経過しているので、きっとかなり朽ちて来ているものと推測していたのですが、思ったよりよく保存されていて、映画の中では意図的にに古さを基調にセットとしてつくっていたろうに、今や、本当の古さが味わいになっている感がありました。


阿弥陀堂は今もひっそりとそこに建っていた。_a0282620_15262129.jpg

この阿弥陀堂からの風景は映画にも出て来て、かなり印象的でしたが、今も変わらず木島平の平野と千曲川の流れとその奥の斑尾や黒姫山や妙高山などの山並みが見えます。


阿弥陀堂は今もひっそりとそこに建っていた。_a0282620_15262397.jpg

茅葺屋根はきれいに葺き直されて、ここは目立って目新しく見えました。
それにしても、見事な葺き方で、とてもきれいな屋根です。
ちょうどその場に飾ったように咲く、ススキの穂がベストマッチでした。


阿弥陀堂は今もひっそりとそこに建っていた。_a0282620_15262606.jpg

両開きの引き戸の障子の穴が、なぜか抽象模様のようで見事でした。
厚めのぱりっとした障子紙が貼られていましたが、吹き込む雨でこんな自然な形象が作られたのでしょうか。


阿弥陀堂は今もひっそりとそこに建っていた。_a0282620_15293472.jpg

中を覗いている人がいます。
辺りは秋の虫の音が響いて、森はとても静かです。
やはりここは特別な場ですね。
よくここを阿弥陀堂の場として見つけたものです。
しかも、そのセットとして建てられた建物が今も大切に保管されているのが嬉しいです。


阿弥陀堂は今もひっそりとそこに建っていた。_a0282620_15293678.jpg

お堂内部は当時の映画にあるままです。
阿弥陀さんの像もそのままに…。


阿弥陀堂は今もひっそりとそこに建っていた。_a0282620_15293954.jpg

見事な茅葺屋根、真新しくて美しい。
萱といい、それを加工する職人さんといい、よく手を入れられ再現されています。
きっと地元の人々の残したい思いがこういう形を生むのでしょうね。


阿弥陀堂は今もひっそりとそこに建っていた。_a0282620_15294173.jpg

農道までのこの小径がとても味があるいい路です。
ちゃんと草刈もされていて、大仰には看板も立っていませんが、知る人ぞ知る、訪れる人のためにひっそりと保存されている感がとてもいいです。


阿弥陀堂は今もひっそりとそこに建っていた。_a0282620_15294369.jpg

映画の加古隆の音楽が醸し出すイメージが、今もこの地の風景に沁み込んでいる気がします。


阿弥陀堂は今もひっそりとそこに建っていた。_a0282620_15302526.jpg

わんこもちょっとお散歩。
車も来ないので、自由に歩かせますが、不思議とリードを手にしないとその場に停止してしまいます。
おもしろい習性で、生まれながらにインプットされているようです。


阿弥陀堂は今もひっそりとそこに建っていた。_a0282620_15302716.jpg

ちょうど稲が実り、見事に色づいた田圃の色面と、それを貫き蛇行する千曲川の川筋が輝き、初秋の木島平もまた美しく記憶に残る場でした。






by martin310 | 2019-09-16 15:32 | 車中泊の旅 | Comments(0)
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