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【秋の車中泊旅】恵那の岩村城に行く。去年、岐阜県明智にある“日本大正村”に行った折、近くにある岩村城下町の「歴史の町並み」を走ったことがありました。 その行き着く山の上に城跡があることはわかっていましたが、そのときは寄ることもなく、またの機会にと思っていました。 今回、そこへまず行ってみようと、車中泊旅の目的地のひとつとしました。 で、例によって一応、行くからにはどんな城跡で、どんな歴史があったのかを知っておくべきと旅前に予習します。 Wikipediaを紐解くと、岩村城の創築は頼朝の重臣、加藤景廉(かとうかげかど)の名が見え、その長男遠山景朝が築いたものとあります。 なになに!「加藤景廉」 さらに「景廉」を調べていくと、なになに! 頼朝が伊豆で挙兵したときより戦功があり、後に頼朝政権の重臣となった人物とわかる。 頼朝と言えば流された伊豆から源氏再興したのは超有名な話で、そのときの家臣はほとんどが地元伊豆の豪族たちでした。 有名どころの武者たちの足跡は周ったことがあったものの、この「加藤景廉」なる人物についてはまったくの手薄でした。 領地は伊豆国狩野荘とありますが、加藤景廉公一族の墓は現在、牧之郷(伊豆大仁の辺り)にあるようです。 これも初耳でした。 げっ、我が家のある伊豆の地から出て、鎌倉幕府にて遠山庄の地頭に任じられて岩村に館を持つに至ったとは…。 いわば地元の有力豪族だった人が岩村城の初代になっていたという。 なんという因縁。 ということで、縁もゆかりもないと思っていたところが、いやいやどうして、思いがけぬ繋がりがあったわけで、余計に興味が湧いて来たのでした。 初日はいつものように移動日。 ただひたすら現地辺りまで下道でのんびり行きます。(国道1号線) 宿営地は、何度も行って勝手知ったる地、道の駅“どんぐりの里いなぶ”です。 温泉併設なので、夕方着いてまずはひとっ風呂です。 “どんぐりの湯” 寒い夜でした。 朝方の最低気温は2.9℃。 温暖な伊豆とは大違いでした。 岩村城藩主邸 平重門の屋根瓦と紅葉。 なんとここに佐藤一斎像が…。 なぜかと? 佐藤一斎は、美濃国岩村藩出身の著名な儒学者。 そうかここの出身だったのか。 渡辺崋山や佐久間象山、横井小楠らはこの人の門下ですね。 ちなみに崋山先生の絵の一斎像とはかなりイメージの違う容貌ですが、これはもう一点の別の人の作の図像をもとにしたようですね。 復元された表御門・平重門・太鼓櫓。 さあて、ここから岩村城本丸まで山登りです。 途中にある、実践女子学園などを創設した、女子教育の先駆者「下田歌子」の生誕地の顕彰碑。 背後の銀杏があまりに綺麗だったので。 藤坂と呼ばれる城への石畳の坂道。 わんこはこういう坂は張りきって登りますが、人の姿があるとおしっぽを下げて警戒中です。 いよいよ城跡の堅牢な石垣が見えて来ました。 一之門です。 二重櫓や本丸のある六段壁。 こんな構造の城壁ってけっこう珍しいのでは。 本丸の広場には観光の人たちがあちこちに居るので、わんこの吠えるのを防護のためずっと抱っこです。 標高717mの本丸跡。 空は青く澄んで、頂上の景色は最高でした。 向こうに見えるのは三森山でしょうか。 西側からは眼下に岩村の町並みが見えます。 そして、ここで問題の案内表示板。 「城の創建は鎌倉幕府初代将軍、源頼朝の重臣加藤景康が、・・・」 となっており、なんと名前が“景康”となっているではありませんか。 これは誤植でしょうと、さっそく後で歴史資料館の方に報告しました。 初代加藤景廉公の名を“景康”とは…。 しかし、今の今まで誰も質さなかったのでしょうか、不思議です。 なにかまるでアステカのテオティワカンの太陽と月のピラミッドみたいですね。 まさに同じような構造、形体をしています。 不思議な発想の共通性がありますね。 これなどは日本の城壁というより、やはりマヤ遺跡とした方があっているような。 この複雑で美しい石垣の構造はただものではない気がします。 この石組みの美しさには魅了されます。 動力のない時代によくもここまで精巧なものが組めるかと。 それにこれらの石は、遠く阿木川から運んで来たものだというのだから、どうやって運搬し運び上げたものやら、たいへんなものなのは確かです。 そして最後に、加藤景廉公の奉ってある城山八幡神社に行きました。 階段の上の広い境内にお社があります。 元は岩村城の八幡曲輪にあった八幡宮を廃城とともに移設したのがここなのだそうです。 我が家のある伊豆の地から、この美濃岩村の地へ任ぜられてやって来た加藤景廉公のもとへと参ることが出来たのを、不思議な縁として感じ入った次第です。 さて次なる城は、中津川市の方にあります。 ―つづく―
by martin310
| 2019-11-13 20:00
| 車中泊の旅
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