[DIY]で新部屋を作る。～東側外壁と内壁の塗装作業を終える～

新部屋建築・・・、やっと大きく見栄えが変わる段階がやって来ました。
東側の外壁と、室内の両サイドの壁面の塗装作業に入り、今まで板張りの無垢のままの壁が統一感を持った壁に生まれ変わります。
ここまで来ると、かなり部屋としてのまとまりが出て、如何にもあと一息の完成が秒読みになったような気がして来ます。
これまで、地道にこつこつと細部の隙間うめに手間をかけて来ただけに、この大きな見栄えの変化には心地いいものがあります。



東側の外壁を「マキシマム ソリッド」という水性木材保護塗料の“アムステルダム”というブルーの色で塗りました。
まだ片開き窓と大型引き戸は出来ていませんが、それ以外は明るいブルーが独立した新部屋の主張をしています。



この塗装作業に入る前は、こんな母屋の屋根と、新部屋の屋根の交錯した部分の隙間を、複雑な型を取りながら埋めていくという地道な作業を繰り返していました。
母屋と物置小屋のあいだの空間を部屋にするというのは、こういう予期せぬ複雑な細工が必要になって、かえって、もとから何もないさら地に、新たな小屋を建てる方がはるかにやりやすいというのを実感するのであります。



ポリカ波板と垂木のすぐ下の、根太とのあいだにも隙間があって、そこをワンバイフォーで垂木の箇所を切り欠いて取り付けていきます。



マスキングもなかなか手間ですが、塗り終わった後、離れて眺めると、おおやったなと、その出来に安堵の気持ちが湧きます。



そして室内はこのとおり…、ワトコオイルですべての板材が同色になり、統一感が出て部屋壁のウッディ感が際立ったようです。
同じ色で塗られてしまうと、細かな下手くそな部分がほとんど目立たなくなり、内心ほくそえんでおります。



今は白木に薄く色が付いた状態ですが、これが板の地色が段々に焼けていくとき、もっと濃度が出て来ることでしょう。
その色の変化が木造の味わいのひとつになります。



片開き窓の下に造ったミニ収納棚です。
ここも同じようにワトコオイルで塗りました。



次回はきっとここに窓が入り、またいっそう部屋感が出ていることでしょう。