
丸瀬布の道の駅で朝を迎えた日、さらにもっと内陸に入り、一応、有名どころの「美瑛」や「富良野」にも足を運んでおこうと、旭川を通過して美瑛に向かった。
さて、丘の風景で有名な美瑛、さて、どこへ行ったらいいのやら?
何も下調べなしで、GoogleMap上で目に付く場所へ向かい、まずは、これも定番の「マイルドセブンの丘」へ。これがなかなかナビの案内ではわかりにくい、それもそのはず、ほぼ農地の中の農道を行くので、見間違うと全然違う場所へ丘を下ってしまう。何度か行きつ戻りつして、漸く観光の人たちの車の寄る場所で発見。
本来、広告で有名になったのはどんな風景だったのかは忘れていたが、車を停めて丘の上に目にした風景は、そんなことは別に、素晴らしかった。夢中で写真に収めたいと思うのも、他の誰とも同じだ。

麦畑の色といい、木立の影や大空といい、もう、これは別世界だった。丘の上に長く消えて行く路なぞ、まさに物語の世界だ。
ただここはまさに農地で、こういう風景をつくろうと意図されて出来たわけではないだろう。ビューポイントとしての町で立てたであろう立て札だけがあるが、農地がたまたま観光地にされてしまっただけで、土地の持ち主には何も還元されるわけではない。けっこうな観光被害があるようで、迷惑のかからないように、観て、撮って、早くに立ち去ろう。

風景を撮っていると、何か不思議に絵画の世界に入り込んだ気になって来る。風景そのものが、すでに絵画性を充分に持っていて、そこへ自分の車が突如、挿入されているような感じだ。
平原と木立とその影と道が、まさに遠近法そのままに空間を形成する。これは近代風景画の典型がここにある。
風景を目前にして思い浮かぶのは、どうしても印象派の風景画だ。シスレーやピサロや、そしてゴッホの風景画の世界そのものではないかと、画像に収めながら興奮している自分がいる。
撮ったなかでもこの画像を、印象派絵画風にちょっと加工してみた。まさに「絵」になる風景だ。これに荷馬車が描かれていれば、まさにそのもの、そこにキャラバンが登場しているところが自分流だ。

ゴッホのアルル時代の作品を想起させるような風景を堪能した。そんな場所が美瑛にあるなんて予想していなかったが、条件が整うとこういう奇跡的な映像が見れるのだ。「まさに、ここはアルルだ」と思ったものだ。

“マイルドセブンの丘”は当初は複数のカラマツの木が等間隔立ち並ぶ風景で有名になったが、その後伐採され、現在は5本のみが残されているそう。
この日の陽光によって、いっそうこの場所の風景は際立った。それに空にある白い雲の演出も忘れてはならないものだ。一期一会の風景に出会えた悦びを胸に、この場を移動した。
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