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伊豆に住み、八ヶ岳を巡り「空と森と水」の美しい風景を求めて・・・。 自然に包まれて暮らそう!---Martinのフォトエッセイ
by martin310
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カテゴリ:とっておき八ヶ岳( 27 )

初夏の八ヶ岳の緑を見に行く。高原に向かって・・その2 (清らかな山の氣で全身浄化)


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前回の記事のつづき・・・。

白州の田園地帯を後に広域農道を行くと、右手に八ヶ岳連峰が姿をあらわした。
もう小淵沢にほど近いが、案外、この角度からはこれほどすっきり晴れた山容を見たことがなかった。三ッ頭や権現岳、編笠山や西岳が見えるが、柔らかい曲線でこの位置からは優しい姿に見える。緑の絨毯がかなり上まで伸びて、青緑の山塊が美しい。


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空が青く澄んで陽光が明るく照らし、道路脇の高木がゆさゆさと枝葉を風に揺らしている。高原の大気の清々しさのなかで、しばらくカメラを持ったまま木陰で風に吹かれていた。
そうだ、空気がいい分、お腹も大分減ってきている。そろそろランチにありつきたい。そう思って、小淵沢からぐんと高度を上げ、八ヶ岳横断道路を右巻きに行く。

a0282620_14443738.jpgあっという間に清里へ下りて、ややゴーストタウン化した駅前を下って行く。国道に出るそこは“萌木の村”。ここだけはいつも賑やかしい。
定番の“ROCK”カレーをいただく。
その後は、車の中のキャリーに篭ったままのワンコを開放して、萌木の村の中をぶらり散歩する。去年来たとき植栽の真っ最中だった、ポール・スミザー氏の「山野草ガーデン」は、見事に生きいきと成長し異彩を放っていた。ただ、5月の花の盛りを終わって、園内には花の色数は少なかった。


a0282620_14463458.jpgここまで来たのなら、やはりいつものように天上界に近いと思えるあの地へ行かねば日帰りコースの折り返しにならない。
野辺山原を通って、海ノ口の真っ直ぐな道に折れ、八ヶ岳の山なみに向かってどんどん標高を上げて行く。
いつ来てもこの八ヶ岳自然郷の整然とした高木の並木に入ると、空気が変わって高い波動世界へと変貌して行くのを感じる。
ここは日本という枠を外して、どこか北欧の異国へ来たような雰囲気になる。八ヶ岳高原ロッジを過ぎて、まだ別荘地内を上がって行くと、そこにぽっかりと森の瞳のような小さな池、“美鈴池”がある。


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標高1633メートルの池は、静かに水を湛えていた。
空気は少し涼しげだが、陽が照って肌は熱いほどだ。
明るくまぶしい池畔のベンチで午後のコーヒーをいただく・・・。
持参のコーヒーセットからミルを取り出し、豆から挽く。おいしいものをいただくのに手は抜かず、バーナーでお湯を沸かしゆっくりドリップする。
まるで夢の中で見たような風景のなかで、のんびりと熱いコーヒーをのむ。ワンコも思いのほかいい子で静かにいる。
真冬の前面凍結した上に雪が積もった風景を思い出しながら、深緑の季節のあたたかな風に吹かれる幸せを感じていた。


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帰りに坂を下って気になっていた脇道を行ったところ、八ヶ岳をバックにしたこんな開拓記念碑の前に出た。かなり巨大な石碑だ。
ここからの展望は素晴らしく、山側も野辺山原側も広大に開けて、かつての開墾される前の草原地帯を思わせるような原初の風景だ。なぜか昔懐かしいような不思議な郷愁を感じた。

やはり八ヶ岳の爽快な大気に触れると、なぜか心身共にリフレッシュし、なにやら今までとは別のコードに意識が書き換えられたような気分にもなる。
ここは以前から思うように、なんらかの地場エネルギーのポータルがあるように実感するのだ。


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by martin310 | 2015-06-15 14:51 | とっておき八ヶ岳 | Comments(0)

初夏の八ヶ岳の緑を見に行く。高原に向かって・・その1


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そう言えば考えてみると、今年は一度も八ヶ岳方面へと出掛けていないことに気がついた。
厳冬キャンプをかわきりに、ずっと湖畔キャンプか渓流キャンプ、それにランチ主体のデイキャンプがターゲットで、例年、雪のある頃から、春、そして初夏と、なにかと八ヶ岳周辺エリアへ足を伸ばすことが定番だったのが、今年はまったくの皆無だった。

そこで雨上がりの晴天の日、久しぶりに初夏の八ヶ岳を味わいに日帰りで出掛けることにした。
コースはこれもいつものように、富士川スマートまで高速で行って、そこから富士川沿いの“身延道”をひたすら北上して行くのんびり風景探勝コース。
鰍沢から増穂、白根・・・、と南アルプスの裾野を横切り、まずは甲州街道に合流したところで、武川で左折して白州・横手のいつものお気に入りの田園風景を見に行ってみることにした。
以前この記事でも紹介したことのある場だ。


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ここは不思議と他の場とは異なり、まったく飛び抜けて素晴らしく開放的だ。“南ア”の山並みのうちに甲斐駒ケ岳を望みながら、広々した棚田の中にチムニーのあるログハウスが見える。
この真っ直ぐ“甲斐駒”に伸びる道と、その先の「TARO」の赤い屋根のログが印象的なここがとても好きだ。農道脇に車を停めてしばらく辺りをぶらぶらする。
田圃の畦や道端の草むらがまた実に美しい。さすがに南アルプス、用水路としての小川の流れも随分と水量が多い。清らかな水が勢いよく流れ、その水音とこの清々しい緑一色の景色がとても心地いい。

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a0282620_2113034.jpgワンコも狭いキャリーから開放されて、緑いっぱいの田園風景の中をお散歩だ。アスファルトの道より、草むらの道の方が好きで、花のある根本あたりに鼻を突っ込んでもぞもぞするのがお気に入りだ。
ツレは犬を連れていればあの家に近づいて行っても大丈夫だと、チムニーの家をすぐ近くまで探索に行った。犬がいないと怪しげな人になる。
それにしても、なぜこの家がある風景が魅力的に思うのだろうか?
a0282620_211479.jpg別段特別な形をしているわけでもなく、かなりオーソドックなログのスタイルなのに・・・。
やはり屋根の形に四角い煙突、それにまわりの樹木、さらにバックの青い山なみ。おそらくこれがどこか記憶の底にあるものと共鳴するのだろう。
それはおそらく過去生記憶によるものではないだろうか?
中学生の頃見た本の表紙にも同じような写真がある、それがずっと忘れられない。自分にとってのこの上ない至福の世界の象徴のようになっている。

a0282620_2153781.jpgなので、ここに来ると本当に幸福な気持ちになる。
こういうところでひっそりと静かに暮らしていたい・・・、とそう思うのだ。
何ものにもわずらわされることなく、好きなものづくりに没頭し、平和で愛の溢れる暮らしを送る。――まあ、それだけでいいと思う。

そういう満ち足りた世界を、ここに来るとあらためて意識することになる。
案外、少年時代に夢想していたような暮らしのイメージは、自分のうちなる理想世界の原型のような気がする。
いつでもどこかでそういう世界を求めて歩いているのかもしれない。


つづく

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by martin310 | 2015-06-13 21:08 | とっておき八ヶ岳 | Comments(0)

『萌木の村』のガーデンに見る職人技・・・美しさはその類稀な洗練された感性と技術による。


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さて、前回に引き続き『萌木の村』フォトギャラリー(?)をもう少し続けよう。

『萌木の村』は、国道141号線に沿って、ほぼ平行に細長く敷地が広がっている。そのため中央部に同じように細長く平坦な“萌木の村広場”が占め、その国道側に数棟のショップが一直線に並んでいる。一棟ずつオリジナルなデザインで、それぞれに趣が異なる建物だ。
ガーデンはほぼこのショップ前の敷地に集中していて、それぞれの建物前の空間に彩りを添え、多少の起伏を見せながら長い帯のように広がっている。
5月の末だというのに、未だチューリップが花を保っていた。さすが標高1200メートルもある地だ。通常は春先から初夏のあたりに順に開花していく花々が、気温が上がったこの頃、一斉に緑に色を添える。木々の新緑も旺盛に、視界のぐるりを豊かな別空間にして見せる。ドイツ建築の建物が多いのか、まるで異国にいるようなトリップ感があるのだ。


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a0282620_14281021.jpgガーデンの植え込みの妙もそうだが、外柵に組まれたウッドプランターからのぞく細かいディテールの花々のアレンジメントも実に粋なつくりだ。
植栽のレイアウトにしても、庭園的なきっちりした配置ではなしに、ナチュラルガーデンを意図した、一見ランダムに見えるような自然観を大事にしているように思える。だが、葉や花の色彩や高低差のボリューム感や、自然な混合の仕方など、かなり事前によく計算された配置をされているのがわかる。
しかも、山野草種とのミックスでヨーロッパ系の珍しい品種の草花が植えられているのだが、どこを見ても虫や病気で傷んでいるとこが見当たらない。株の勢いも旺盛で、この生き生き感を保っていることが不思議でならない。なかなかこうはならないのが、我が素人庭師のお粗末なところだ。見れば、やはり土の違いが明らかで、どうもウッドチップの細かなものを多様した専用の培養土を土壌にしているようだ。見るからに栄養豊富な感じで、きっと有効バクテリアがたくさん生きているに違いない。


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a0282620_14283860.jpg「ROCK」の建物の傍らの奥まったところにある、廃車を使ったアレンジメントだ。なんとボンネットを取り外したエンジンルームがプランターの代わりになっている。室内は薪置き場だ。
しかも、よく見るとここに植えられた花々のどれを見ても、未だ見たことのない驚くような品種の数々なのだ。
ヨーロッパにはまだまだ、こんなお目にかかったことない、実に創造性に富んだ不思議なデザインの花々があるのだ。
ところでこの廃車のオブジェ&フラワーディスプレイは、今は建物の奥まったところに下げられているが、ハロウィンの頃の写真には見事、入場口のセンターステージに大きなカボチャと共に飾られていた。どうしてボディーカラーがハロウィンカラーなのかがこれで納得だ。


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a0282620_14291941.jpgこれは「ROCK」から少し下がったところにある「萌木窯」という陶器の店前のガーデンだ。クレマチスが美しい淡いピンクの光彩を放っていた。
陶器の店とはちょっと入り難いのだが、店内のガラスの照明の色の美しさに誘われてひやかしで入ってみた。
後で調べてみると、この建物は現在残っている最も初期の頃の建物で、「オルゴール博物館ホール・オブ・ホールズやホテル「ハット・ウォールデン」のバー&ラウンジ「パーチ」を手がけた名工、棟梁・末吉徹郎氏による伝統工法の木組みの技によるものだ。

入ってみてまず驚くのは、この建物には床がないこと。なんと中は土間なのだ。地面にレンガや石板を敷いて通路にしてある。陳列棚とのあいだは土が見えていて、そこにシェードガーデン向きの植物が植えられている。つまり、室内の足元から直に植物が生えているのだ。これは驚きではないだろうか。だが、それも気づかなければわからないほど、自然なレイアウトになっている。
やきものを中心にして、様々な器や和のもの、ガーデンオブジェ的なものまで、実に豊富な品々が見事なディスプレイ術で並べてある。どういう構造にしてあるのか、しばし眺めて関心していたのだが、撮影禁止なのでメモリーは頭の中だけだ。写真に撮って研究したいほど、どの視点から見ても飽きさせない構成になっている。奥行きや高さも自在に使い、内部を見ているだけでも充分刺激的だった。ここは一見の価値がある。


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この「萌木窯」の向かい側にある「山野草ガーデン」は、現在石組みや花壇の造成中で、舩木社長自ら重機を操って工事をしている。隣で大きな石を割っていたのは、後で調べると、舩木氏の幼馴染の名職人の輿水章一氏だった。1年前からはじまった工事の様子は、YouTube に動画がいくつかあるので、この場が名人級の職人が集まる技の結集の地でもあることが伺われる。
「山野草ガーデン」の上に建つ、木製の巨大パーゴラは、斧一本で家を組み上げる大工として有名な雨宮国広氏の手によるものだ。これも動画でその様子が紹介されているが、見るとちょうど、自然木を斧一本で角材にして組み上げるところなぞは、あの『アラスカ・森の生活』リチャード・プローンネクのキャビンの建築シーンを彷彿とさせる。

さらに、この組みあがった石垣の花壇や石と石のあいだに野草の苗を植えている集団がいた。黙々と数人のスタッフが何種類もの野草を、根本を土団子にくるんでひとつひとつコツコツと手植えしていた。これも使っている培養土が、ガーデンの土壌になっているものと同じだった。
既に去年のうちに植えられたものは、もう見事に葉を広げ、緑豊かに茂っている。自然の野山のそれに近いように、野性的でもあり、しかも見栄えに適うように調整された植栽であることが、優れて山野草ガーデンとしての成功を物語っている。
a0282620_14254871.jpgこれも後から調べると、このスタッフは英国人ガーデンデザイナーのポール・スミザー(PAUL SMITHER)氏のガーデンスタッフなのだそうだ。そういえば、チーフのような外人さんがいたとツレが言う。ネットで顔写真を見せると、そう、この人だった!とのこと・・・。
迂闊にも、こんなガーデニング業界での著名人を見逃していたのだ。わかっていれば、苗の植え付け方やその他の行動をつぶさに見学していたのにと思うが、もともと名前くらいしか知らなかった存在でもあり、致し方ないものでもあった。
ポール・スミザー氏についても調べると、ガーデン関係の著作もこんなにあり、読んでみたいものだし、動画もかなり出ていて、以前何気なく見ていた記憶もある。
氏の提唱するナチュラルガーデニングというのは、実際、マイガーデンで庭いじりをするものにとっては共感するところが多い。本を購入して検討したい気もしている。

どうも舩木社長は、このポール・スミザー氏に『萌木の村』の庭造りを全面的に依頼しているらしい。どうりでそれらしき、自然さ溢れる植栽になっていることかが理解できた。選別されている植物の種類も、プロ中のプロの本格的センスなのは感じていた。まあ、これも優れた職人衆が集まる場に出来る舩木氏の力量のなせる技なのだろうが、これならいいものができるはずだ。


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by martin310 | 2014-06-04 14:42 | とっておき八ヶ岳

清里の『萌木の村』は、ソローの『森の生活』をテーマにして誕生したのだとはじめて知った。


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▲ “ハット・ウォールデン” の前景。2Fフロントなので、この長いウッディな階段が魅力だ。1Fのレストラン“Nest”は全面改装したそうで、内部もきれいな仕上がりのようだ。左手前にピザ釜がある。


八ヶ岳高原から野辺山を通って、はじめて清里の『萌木の村』へ行ってみた。
国道141号は、今まで何度も何度も数多く往復していたが、ここ清里の『萌木の村』に立ち寄ったことは一度もなかった。名称も看板も、道路から見える景観も、何度となく目にはしていたが、かつて一度も入ってみようとした経緯がなかったのは不思議なくらいだ。どうも、よくあるちょっとしたレジャーの為のテーマパークくらいにしか思っていなかったこともあり、かつての清里ブームの頃のイミテーション的な施設だと、勝手に思い込んでいてのことだったように思う。

a0282620_15244660.jpgだが今回、雑誌『八ヶ岳デイズ』vol.6「生まれ変わる“伝統の村”」という記事で見開きで紹介されていて、急激に興味を持った。それは、文中のこの一節だ。
「・・・『萌木の村』は、1971年に誕生した喫茶店 “ロック” から発展し、19世紀アメリカの作家ヘンリー・D・ソローの著書『森の生活』をテーマに誕生したナチュラルリゾートである。」
えっ、そうだったのか。そういえば “ハット・ウォールデン” というホテル&レストランというのを何度も目にしていたが、あの “ウォールデン”とは、ソローの暮らしたあの「Wolden」だったのだと、漸く合点がいった。(「hut」とは英語でヒュッテや小屋、山荘という意味。フランス語では「hutte」。つまり、ウォールデンの山荘という命名。まさにソローのキャビン(山小屋)を意識したネーミングだ)
調べてみると、かつては 「ヘンリー・D・ソロー」というオルゴールの専門店も村内にはあったというから、この村のオーナーの思い入れのほどが伺える気がした。

a0282620_15272462.jpgオーナーといえば、この村の創設者で村長、代表取締役社長の舩木上次氏の姿は、どこかで見たように思ったから、きっとあのスーパーマンTシャツのイメージが脳裡に残っていたのだろう。実際、この日も社長自ら重機を操り、山野草ガーデンの石組みの工事をしていた。なにせスーパーマンTシャツのその人が、目の前でパワーシャベルを動かしていたからすぐわかった。
さらに、この『八ヶ岳デイズ』の記事で知ったのは、舩木氏はなんとあの清泉寮キープ協会の創設者、清里開拓の父と呼ばれるポール・ラッシュ博士に子供の頃、直に接していた経験を持った方で、博士直伝の開拓者魂を継承しているのだと思える。

それは、一歩、村内に足を踏み入れて実感したことだ。まず、最初に目にした “ハット・ウォールデン”の建物の佇まいを見て、この建築プランとデザイン、樹木の植栽、アプローチの意匠などなど、ただものではない本物志向の雰囲気が濃厚だった。
かつてのこの地のペンションブームにあやかった、何々風の建物などという安直な類のものとは完全に一線を画するレベルだ。テーマパークとはいえ、雰囲気だけを模したような軽薄な張りぼての建築物では毛頭ないのに見方を一新した。


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▲ “ハット・ウォールデン” の右手の客室風景。薪棚を実にうまく景観に取り入れているのがわかる。樹木の位置や枝ぶりなど、かなり計算されて手入れされている。自然に生える草もグランドカバーのひとつだ。


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▲前庭のポーチは全面レンガ敷きにしてあるが、ひとつひとつ埋め込んだその数が壮観だ。決してブロックになったレンガ風平板などではない一個ずつの本物なので、微妙な個別差がいい味に仕上がっている。


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a0282620_15111932.jpg次の建物はブルーパブレストラン「ロック」だ。壁面に記されているように、これは1997年建造のリニューアル版の「ROCK」
初代の「ROCK」は1971年の三角屋根の山小屋風建物で、ここで現社長・舩木氏が店長として喫茶店経営をはじめたのがそもそもの創業にあたる。ここがやがて若者の聖地と化するほどの発展を見、その後のホテル “ハット・ウォールデン”の開業に続く。
現在の「ROCK」はかなり大型化して内部は大空間が広がる。
外のバルコニー部分を見て、外柵の凝ったつくりからも全体が想像できるように、店内のテーブルやイスのウッディなつくりにも職人気質が伺える。


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a0282620_15122062.jpg「ロック」の建物の角には、この地清里の開拓のイメージシンボルともいえる“JOHN DEERE”のトラクターが、見事にガーデンオブジェとして何気なく設置されている。現在でも、野辺山あたりの広大な高原野菜のエリアを走ると、決まってこの“JOHN DEERE”の大型トラクターを目にするほど、この界隈では大規模農業に馴染みが深い。やはり、この外車のトラクターのデザインは古い時代のものからしてモダンだ。開拓のシンボルでもあるが、広々としたガーデンにはオブジェとして置くにも、なかなかのデザイン的な存在感があり、植栽との愛称もよく、空間にいい味が出るものだ。
シェビーな味を出すガーデンデザインのアイテムとして、よく古びた三輪車や自転車、スクーターなどを用いる例があるが、この『萌木の村』では、トラクターや自動車など大型のオブジェが各所適材に設置されている。カントリーストアの“シュガープラム”の前には、シトロエン・ディアーヌのフルゴネット(商用バン)が鎮座している。風景と建物とのマッチングが絶妙で絵になる場だ。

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『萌木の村』は入場料も取らず、まして駐車料金さえ無料のテーマパークだ。各店舗の販売以外にメインの収益はないはずだが、どうしてここまでの運営・拡張が可能だったのか。周りの森やガーデンの花々の植栽を見ているだけでも十分立ち寄るだけの価値があるが、ここまでの施設や環境を保持していくだけでも相当な維持費がかかっているはずだと、建物のリニューアル工事やガーデンの石組み工事などを知る上に、オーナーの舩木氏に注目の焦点は当たる。
調べるうちに、ネット上ではこの記事「君はスーパーオヤジを見たか?」が興味を惹いた。舩木氏の今までのサクセスストーリーが身近な人の手で書き記されている。読んでみるとわかるのは、そこにはやはり、氏が尊敬しその遺志を継ぐところのポール・ラッシュ博士の遺訓や、哲人ヘンリー・D・ソローの思想に裏打ちされた強靭なフロンティア・スピリットが宿っているのを感ずる。
a0282620_1513378.jpgそこからさらに興味の矛先は、ポール・ラッシュ博士へと向かう。早速、山梨日日新聞社刊の『清里の父ポール・ラッシュ伝』を取り寄せることにした。
ラッシュ博士が清里に視察で訪れた際、八ヶ岳南麓の壮大な景色を目の当たりにして胸を震わせ、この地に「キリスト教精神に基づく農村コミュニティ」を創設するのだと決心した・・・というのだが、氏をして何がそこまでこの地に動かされるものがあったのかを知りたいと思ったのだ。しかも、自分にも30年前の清里ブームの頃、清泉寮に泊まったことがあったのだが、その頃以来のラッシュ博士への何かわからない憧憬のようなものが、俄かに蠢きだした感があるからだ。

※『萌木の村』関連記事は、次はガーデンを中心にの予定。

 ―つづく―


      【ソローについての当ブログの関連記事はこちら】

  ●忘れてはならない、デイヴィッド・ソローこそ、スモールハウスライフの
   創始者だった。

    http://martin310.exblog.jp/19539069/ (2014年03月06日)
  ●神と天国に一番近い場所。そこは、ウォールデンという湖のほとりだ。
   Henry David Thoreau

    http://martin310.exblog.jp/19552037/ (2014年03月10日)
  ●型にはまって生きていては、真の自分の可能性には気づかない。
   自分の手でつくる家と暮らし:ソローの生き方

    http://martin310.exblog.jp/19564353/ (2014年03月13日)

by martin310 | 2014-06-02 15:32 | とっておき八ヶ岳

八ヶ岳高原ロッジ・・・日々鈍化した感性に新鮮な高原の風を吹き入れる。


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しぶりに八ヶ岳高原へ行って来た。
今年一番の真夏日のような暑い日に、標高1600メートルの海ノ口の八ヶ岳高原では肌寒く、ウインドブレーカーを羽織らないと車外に出るには冷えるくらいだった。行きには当然、窓を少し開けて走っていたが、甲府に入るとエアコンを入れて走らずにはいられないくらいになった。さらに長坂ICを下りて清里に入る頃には、道路の温度表示が16℃を下回るようになり、標高と同時に気温差がいっそう激しくなった。

a0282620_20542234.jpg八ヶ岳高原ロッジの庭ではミツバツツジが満開の頃なので、ちょうど2ヶ月遅れの春を迎えているところだろうか。標高の上下は、そのまま季節の行き来をしているようで、夏と春をわずか短時間で同時に味わっている感じだった。

ロッジからさらに登って、標高1633メートルの地にある“美鈴池”は、残雪が残る八ヶ岳連邦をバックに、芽吹きはじめた白樺の木々の緑が鮮やかだった。
いつもここまで来て、山を下ることになる。天空の池は、今日も穏やかに澄んだ池面に青い山影を映していた。


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a0282620_2055185.jpgい返せば前回来たときは、極寒の季節、1月の半ばでこの池は完全凍結して、尚且つ、厚い雪に覆われていた。池のありかはほとんどわからず、木々に囲まれた平坦な雪の広場があるだけだった。来る度毎の季節の変化は、ここを訪れる愉しみのひとつだ。
この日も、美鈴池からの戻り道、別荘地内に鹿の剥製があるのかと思いきや、本物の鹿のつがいが低木の若芽をむしゃむしゃと食べていた。鹿は一瞬動かないときがあるので、一見した瞬間、ガーデンに設置されたレプリカかと思ってしまう向きがある。そう認識した次の瞬間、急に動きはじめるので驚いてつい、「鹿だ!」と必要もなく叫んでしまうのだ。鹿くらい当然いるのに、別荘の庭になんでもなく大きな影が動くのは、やはりちょっとびくっとするものだ。


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原ロッジの目当ては、レストランのシェフのおすすめランチ。「八ヶ岳ランチ」というお手ごろなホテルランチがいつも愉しみで、時期毎にメニューも変わるのだがいつも期待を裏切らない。
そして、アートサロンの展示イベントを見て、ロビーで庭の野鳥を眺める。ロビーに飾られた巨大な生花のアレンジメントは毎回驚異的な美しさだ
a0282620_20554759.jpg高原ロッジはアーティスティックな雰囲気に満ちていて、八ヶ岳や森の美しさの際立つ環境のなかでいっそう美意識が純化されるような気になる。こういう感性に新たな高原の風を吹き入れることができるような環境を持つというのは、実に有意義なことであり、そこへ季節毎に新たな感覚で訪れることができるのは幸福なことだと思うのだ。
この地のエネルギーに触れて来るだけで、心身ともに峻烈な大気の洗礼を受けたように、瑞々しさが続くことになる。生気とは、最も自分の意識が歓びで満たされる場において充電されるもので、これが身体や意識の核になる魂の玉座に光のチャージを与えるのではなかろうか。こういう場が、本来のパワースポットであり、それは各々皆違うのだと思う。自分独自のパワースポットを探し出すのも、ひとつの心の旅でもあるのだろう。


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by martin310 | 2014-05-30 21:04 | とっておき八ヶ岳

緑の充溢:八ヶ岳・天空の池(美鈴池)

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さて、今回の八ヶ岳シリーズもこれがラスト。
八ヶ岳海の口自然郷の中にある、標高1,633メートルの“美鈴池”編。

北八ヶ岳の白駒池の標高2,115メートルには及ばずとも、山麓の別荘地内にある池としては、この1,633メートルというのはかなりの高さに位置するものだ。八千穂レイクでさえ、1,500メートルだからまさに“天空の池”(自分で命名しただけ)にふさわしい空に近い高エネルギーの池だ。

別荘地内なので車でも行けるが、今回は山麓の散策に重きをおいていたので、高原ロッジからの遊歩道を歩いてみた。
この海ノ口自然郷は、民間の会社所有なのにいくつもの遊歩道が整備され、散策コースも設定されている、実にありがたい場所だ。遊歩道は砂利を敷き詰められ、とても歩きやすく、表示も親切によく整備されていて申し訳ないくらいだ。


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▲高原ロッジの白樺の庭から、“美鈴池コース”の標識をたよりに池に向かおう。


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▲こんな清々しい緑のトンネルの中を歩く道だ。途中にある高級な別荘の建物をしげしげ見学しながら辿り着くと・・・、


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▲視界が急に開けて大空がその麗しい姿を見せる。


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▲そこにはこんなに広く空を取り込んだ清らかな池がある。そよ風が細かな波紋を生んでいく。


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▲白樺の向こうに八ヶ岳の横岳や硫黄岳が見えるのだが、この日は真綿のような雲に隠されていた。


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▲鳥の声と風のそよぎと、光とさざ波と・・・、脳波が瞑想状態のようにフラットになっていく。地上世界が遠のいていく感覚だ。喧騒、猥雑、汚辱の世界が消失する。


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▲刻々と雲の形状や様態が変化していく。大空で繰り広げられる雲のアートのインスタレーションにしばし呆然と見入ろう。



この八ヶ岳シリーズの7/1の記事「標高1500メートルの“美し森”の奥に九輪草の群生があった。」で、標高による波動の違いについて少し書いたが、たまたま行き当たった滝沢泰平さんのブログ:天下泰平~天下泰平の世(Peaceful World+)」を実現させるための真理学~の記事、「八ヶ岳移住について」の中に、同じようなことを書かれているのを発見した。いや、それ以上に興味深いことを記されているので、ここにご紹介しておこう。


ブログ天下泰平 「八ヶ岳移住について」より
http://ameblo.jp/pure-tenkataihei/entry-11496955746.html

<前半略>

a0282620_10133170.jpg環境は色々とありますが、1つのポイントとしては、やはり標高の高さです。

人間の脳波に一番良いのは、標高1000m前後であり、子宮の中にいる時と同じ気圧ともいわれていますが、八ヶ岳南麓は、まさに標高は1000m前後です。何より、少し上の野辺山の地域は、日本の中で、最も電波障害の少ない地域として国が認定しているところであり、そのために宇宙を観測する日本最高の天文台の施設まで存在しています。

つまり、電波障害が少なかったりするのは、磁場が安定しているからであり、これを生み出しているのが八ヶ岳となります。

以前にもお伝えしましたが、八ヶ岳は、おおまかに4つの酸性の岩山と4つのアルカリ性の岩山で成り立っている山脈であり、これは中性のエネルギー磁場を周囲に生み出します。

つまり、八ヶ岳そのものが、フリーエネルギー発生装置として今もその効果を発揮し続けているのです。

だから、この八ヶ岳周辺エリアは、縄文時代から文明が日本一栄えた地域であり、今でも掘れば、あちこちから遺跡が発掘されるように、縄文時代は多くの日本人が住んでいた大都市だったのです。

そして、ここから先は話半分で聞いてもらえたらとも思いますが、当然ながら、そういった磁場が高いエリアには、地表だけでなく、地下にも秘密があります。地下というよりも、地底内部であり、この八ヶ岳周辺エリアには、旧日本軍の秘密基地が今も残って機能していますし、さらに地下には地底人達の基地も存在しているのです。

それが故に、この八ヶ岳南麓のある地点から、半径50km前後は、もしも日本列島が沈むような事態となった際には、母船によって地域ごとまるまる空中携拳することに指定されています。

だからといって、このエリアがこの先100%安全とは言い切れませんし、これが移住を決めた理由でもありません。あくまでも、直感的に気に入った地域であるのが一番で、その後に色々と「なるほど」と思う理由を知っただけです。あと、南麓に限らず、八ヶ岳西麓にも意識の高い人々は大勢いますが、地域を絞ると、個人的には南麓が好きということです。

<後半略>


という訳で、このような優れた感覚の方も語られているように、八ヶ岳周辺には何かまだまだ隠された謎があるのだということだ。
どうも地底世界、地球内部の異次元世界のつながりが何となく思い浮かぶ場所であるのが不思議と同感なのだ。八ヶ岳山麓のあの地場のエネルギーは、たまたまイヤシロチである訳ではないであろう。根拠と必然性があるはずだからだ。

この他にも興味深い記事がたくさんあるようだ。
気がつくと、以前から検索の際、よくこのサイトに行き当たっていたのを思い出した。それぞれ検索のジャンルや内容が異なるのに、なぜか同じサイトへ飛ぶので、それが断片的な記憶であったのが、今回掲載記事をのぞいてみて、それがひとつのサイトであったのがわかって驚いた。何か不思議な感じがする。
それにしても、何か誰も知り得ないことを知っている方のようで、今後の時代の推移が気がかりなところ、少しずつ開示される情報に期待したいところだ。
※近く著書も出版されるようだ。
ガイア優良星プロジェクトが発動しているぞ 目覚めよ<<宇宙の雛型>>スーパー日本人! YAP(-)遺伝子スイッチオンでエゴなしGive & Giveの地上天国へ (天下泰平)
by martin310 | 2013-07-10 10:24 | とっておき八ヶ岳

八ヶ岳音楽堂・・・天空からの音の調べ、波動のアンテナ。


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標高1500メートルにある音楽堂では、いったいどんな音の響きが聴けるのあろうか?
未だ内部には入ったことがないが、この建物のある地に一歩足を踏み入れれば、如何にこの地場が天に近い波動で満ちているかがわかるであろう。そこで奏でられる音楽の素晴しさは、きっと想像以上の効果を得るであろうことはわかるはずだ。

そんな天界の音の場のエネルギーを少しでも視覚的に届けられればと思い、写真画像の組み合わせだけでそれを試みてみた。
そして、八ヶ岳高原ロッジのサイトに「音楽堂ヒストリー」があったので、以下に転載しておいた。この八ヶ岳音楽堂建設のアドバイザーは、世界的なピアニスト・スヴャトスラフ・リヒテル氏と日本を代表する作曲家・武満徹氏だという。過去のコンサートの履歴を見ても、そうそうたる出演者が並ぶ。かなり格調の高い音楽堂であることが伺える。
http://www.yatsugatake.co.jp/concert/close/index.html

【八ヶ岳音楽堂ヒストリー】
a0282620_23263840.jpg八ヶ岳高原音楽堂の誕生の契機となったのは、1974年八ヶ岳高原ヒュッテの前庭で行われた“八ヶ岳高原レコードコンサート”でした。“八ヶ岳高原海の口自然郷”、この別荘地にはもともと音楽好きなオーナーが多く、互いに持ち寄った自慢のレコードによる鑑賞会が開かれていました。 翌年には「大自然の中で生の演奏を」との声が高まり、1975年8月、初めてのサロンコンサートが開かれたのです。以来、国内のトップアーティストはもとより、海外からもリヒテル、アシュケナージなど、そうそうたる音楽家がこの地を訪れました。そして1988年夏、“八ヶ岳高原音楽堂”が誕生。こけら落しはリヒテル音楽監修の「八ヶ岳高原音楽祭'88」。彼の監修する音楽祭はフランスの「ツール音楽祭」、モスクワの音楽祭「12月の夕べ」についで、世界で3つめのもの。スメタナ弦楽四重奏団やキース・ジャレット、クロノス・カルテットなどのアーティストもこの音楽堂で見事な演奏を披露しています。

a0282620_23254172.jpg別荘オーナーによってひらかれた八ヶ岳高原ヒュッテでのレコード鑑賞会(昭和49年)。自然郷の文化の芽はここから始まりました。 八ヶ岳高原ロッジロビーでのサロンコンサートや山荘でのホームコンサートなど、音楽交流の場はひろがり、1988年(昭和63年)、世界的なピアニスト・スヴャトスラフ・リヒテル氏と日本を代表する作曲家・武満徹氏をアドバイザーとしてむかえ誕生したのが「八ヶ岳高原音楽堂」です。 ※設計 吉村順三設計事務所(建築) ~八ヶ岳高原ロッジのサイトより~


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例えばこんな音楽の調べが、この画像群から鳴っているイメージで作成したつもりであります。

Mendelssohn - Piano trio No. 1 in D minor op. 49 - 1st mvt

by martin310 | 2013-07-03 23:36 | とっておき八ヶ岳

「高原へいらっしゃい」 八ヶ岳高原ロッジ

ヶ岳の東側裾野、標高1500メートルに広がる八ヶ岳高原海ノ口自然郷にある八ヶ岳ロッジは、かれこれ20年来の自分の中の八ヶ岳の表象となっている理想郷だ。
はじめて地図を見ながら訪れたとき、長い樹林を分けた道を登りながら、なんて清らかで美しい林相を持った森だと思ったものだ。ここまで清涼なエネルギーに包まれた地を他に知らない。
そして、八ヶ岳ロッジやヒュッテ、そして音楽堂の場のエネルギーは、もう天界の領域の波動であった。

くところによると、この地は放牧による荒れ果てた牧場跡地に樹木を植え、整地して徐々に今のような森が再生されたようだ。草の生い茂った荒地が、このような清らかで美しい地に変貌していったという。
おそらく、それはこの地場のもともと持っていた精霊のエネルギーがあってのことだろうと思える。どこでもがこのような聖なる地に甦る訳ではない。明らかに自然界のディーヴァの力量の溢れた結果だと確信する。
それだからして、現在の八ヶ岳高原海ノ口自然郷がこの地になるのだ。ロッジやヒュッテや音楽堂がふさわしい地場であり、それが実現を引き寄せる訳である。

a0282620_2241283.jpg1976年のテレビドラマ「高原へいらっしゃい」(田宮二郎・由美かおる主演)の舞台となったのは、ここのヒュッテだ。
おぼろげながら記憶に残るドラマ中の八ヶ岳の風景から、すでにこの地のエネルギーを感じ取っていた気がする。あのテレビ画面から覗く高原のイメージは、まさにこの地の現在の波動と同じだからだ。
当時、一瞬の風景イメージから吸い込まれるような不思議なものを感じていた。瞬時に高原にワープしていくような夢幻な脳波に包まれていた。

●八ヶ岳高原ロッジ
http://www.yatsugatake.co.jp/

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▲八ヶ岳高原ロッジ(正面玄関)


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▲八ヶ岳高原ロッジ(エントランス)


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▲八ヶ岳高原ロッジ(レストラン入口)


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▲レストラン入口の壁を飾る彦坂尚嘉氏の作品
かつて現代美術の画学生時代、作品批評会でこの人に酷評された記憶が残っているので、作品を見てすぐにわかった。でも、このP.W.Pシリーズはいい作品だと今見ても思う。このタイプのウッド・レリーフは、今も創りたい衝動を刺激する。(ちなみに、作品の支持体であるウッドブロックの長さと巾の比率は、俳句の韻律である“五・七・五・七・七”になっている)


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▲館内の廊下に展示販売されているもののひとつ、ガラス作品。


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▲レストラン(花暦)の大窓からの風景。


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▲ホテルの庭からの眺め。


TBSドラマ「高原へいらっしゃい」'76 最終回①


小海線の線路からはじまるこの懐かしいオープニング映像。そして、小室等のこのテーマ音楽。あの頃を思い出しますね。昭和51年制作のドラマです。
南牧村の国道141号線から折れて、山麓へ向かう杣添川(そまぞえがわ)沿いに延びる高原への道路は、この当時こんな細い未舗装路だったことがわかります。
今では道路両側の視界を覆うほどの高さの森になっているのに、この頃のヒュッテのあたりはまわりが容易に見渡せるほどまだ樹木が小さかったのですね。
37年もの歳月を経ると、森自体もこんなに深い豊かな世界に変わるものなのだと、あらためて知らされます。
それにしても、山田太一脚本のドラマは実に秀作が多かったと、キャストのそうそうたるメンバーにしても、いいドラマがかつてはあったものだなと、すっかり昔に戻ってしまったような懐かしい心持ちになります。
by martin310 | 2013-07-02 22:12 | とっておき八ヶ岳

標高1500メートルの“美し森”の奥に九輪草の群生があった。


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美し森展望台は標高1543m。
俗界との波動の臨界点は、どうも1300mあたりだと感ずる。
1200mあたりではまだ生活圏の空気があるが、1300mを越えるともう山小屋的なある種、仙人的世界に変わる。都市圏に居るような雑多な左脳中心の人間活動が、この領域では著しくペースダウンして、右脳を中心にしたスローライフのスタイルに自然になってしまう。
そのくらい標高という地の高さによってエネルギーとは変化するものだ。
だから昔から、仙人と呼ばれるような人は平地の猥雑な界隈にはいない。
深山幽谷、人里離れた人跡未踏のような奥地にいると噂されるのだ。

ここ清里の“美し森”も、そのようなかなり波動の高い山域にあたる。
展望台で大パノラマ風景を見渡しながら、呆然と口をつぐみ唯「観る」ことになるのは、すでにこの場の周波数に意識が変異しているからだ。
そうやって人は、俗界での悶々としていた思いや思考を、一気に消失させシフトする訳だ。そして、気がつくと森に癒されたと感ずるのである。


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美し森展望台からさらに森の奥に続く道を行く。
その先は“羽衣池”に続いているしい。

途中、右に折れると九輪草の群落がある。
林に囲まれた狭い湿原の地に自生しているのだ。
行ってみると見事に満開の時期だった。

ひと気のない静寂な森の中で、濃いピンクの花がひっそりと咲き誇っている様は、実に神秘的だった。
まるで九輪草で出来たクロップサークルのようだ。


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クリンソウ(九輪草、学名Primula japonica)は、サクラソウ科サクラソウ属の多年草。
a0282620_21424327.jpg山間地の、比較的湿潤な場所に生育し、時に群生する。高さ50cmほどになり、日本に自生するサクラソウ科の植物のなかでは最も大型である。10-20cmほどの鋸歯を持つ葉のロゼットを作り、花季となる6-8月にその中心から花茎が伸びる。花は花茎を中心に円状につき、それが数段に重なる姿が仏閣の屋根にある「九輪」に似ていることから名前の由来となっている。

花が大きく美しいため山野草として人気があり、庭に植えられることも多い。
-Wikipedia-


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by martin310 | 2013-07-01 21:47 | とっておき八ヶ岳

いわゆる“KIYOSATO”Pin-up(清泉寮・Baum Collection・まきば公園)

最新の清里界隈で撮りためた画像の中からいくつかを・・・。
高原の光と空気をどうぞ。

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【清泉寮】清泉寮本館にあるシンボルマーク。この「X」は、アンデレクロス(聖アンデレの十字架)だそうだ。
~清泉寮公式サイトより~ http://www.seisenryo.jp/index.html
「これは、清泉寮を創設した日本聖徒アンデレ同胞会のシンボルです。
X型の十字架は、イエス・キリストの弟子(12使徒)の1人であった聖アンデレが、迫害に遭い、キリストと同じように十字架にかけられることになった際に、キリストと同じ十字架では恐れ多いからと、当時は罪人が処刑される際に用いられたX型の十字架に張り付けになり殉教することを望んだことに由来しています。 」


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【清泉寮】清泉寮本館の正面玄関のフロント。右にある人物写真は、もちろん創設者のポール・ラッシュ博士。そしてわかるだろうか?フロント奥の壁には、このキープ協会の森の中にある家を舞台に撮られた映画「西の魔女が死んだ」のポスターが貼られている。当ブログでもこの記事がある。“行ってみたい西の魔女・おばあちゃんの家。” http://martin310.exblog.jp/17719669


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【清泉寮】ジャージーハット(shop)のデッキにて


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【清泉寮】ジャージーハット(shop)のデッキにて


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【Baum Collection】清里・牧場通りにあるコテージ。
HPは、http://www.baumcollection.com/index.html
※当ブログに4月に記事あり。
http://martin310.exblog.jp/17577886
http://martin310.exblog.jp/17583294


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【Baum Collection】


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【Baum Collection】


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【Baum Collection】


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【まきば公園】 公式サイト http://www.yatuboku.jp/makiba/index.html
by martin310 | 2013-06-30 21:37 | とっておき八ヶ岳