伊豆に住み、八ヶ岳を巡り「空と森と水」の美しい風景を求めて・・・。 自然に包まれて暮らそう!---Martinのフォトエッセイ
by martin310
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カテゴリ:車中泊の旅( 57 )

【早春の車中泊旅】 宿営地は、道の駅「どんぐりの里いなぶ」と「花の里いいじま」

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【車中泊旅】と銘打っているので、そのことも記しておかないといけません。
2泊3日の旅の初日は、ほぼ移動のみとなり、夕方には宿営地と決めていた道の駅「どんぐりの里いなぶに到着しました。
そして、まずは併設の温泉施設「どんぐりの湯」で一っ風呂浴びて、そこから車中泊準備をします。
予報どおり小雨が降り始め、窓にウインドシェードを貼ったり、荷物を仮設の棚に移動したり、食卓の設置などの作業は、雨合羽を着て行いました。
これが小雨程度ならいいのですが、本降りにでもなったら目も当てられません。
これが小型バンサイズの弱みです。
なにせ、荷室を収納とリビング、それに寝室にと併用しなければならない狭さがあるからです。
つまり同じスペースを、その度毎に3通りの使用状態にシーンチェンジするのが必須条件なわけです。


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今晩のメニューは“赤から鍋”です。
もっとも簡単で、寒いときにはこの辛味が自家暖房に役立ちます。
自家暖房とは、自分が辛味で発熱することです。
温泉+激辛で、暖房いらずでした。


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ぐずぐずぐず…、辛味が音を立てています。
ご飯は炊かずに、うどんを後から入れて食べることに。
またもや鍋にいっぱいの具で、やはり二人では食べ切れず、残りは翌朝のスープに。
よく分からずに買った「五番」の辛み。
あまりに辛くてヒーヒー、お湯を足しました。


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気温は6℃くらいでしょうか、前回の長野に比べればそれほど寒くはありません。
暗くなると、ほとんど車が居なくなりました。
ほぼ完ソロ状態です。


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食後は、途中のスーパーで買った“桜ういろう”をいただきました。
季節柄、桜色に惹かれました。
もちもちぷりぷりした食感で、なかなか美味でしたよ。


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我がタウンエースバンのリビングスペースは、縦が1m45×幅1m40、天井までの高さは1m13(ベッド用の床の場合)あります。
狭いながらもけっこう快適な空間で、中央にミニテーブルを2つ並べ、そこで調理と飲食をします。
寄り掛って足を延ばしてもまあまあ余裕で、なかなか居心地がいいわけです。


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寝るときはこんな感じで、荷物はすべて前後の棚に載せて片付け、床面のすべてが就寝スペースになります。(後部棚下にはバックドアまで足が入ります)
長さは2m、幅は1m40なので、一人分は幅70cm確保出来るのでけっこうゆったりです。
ちなみにこのとき、ワンコは助手席シートの上のキャリーでスヤスヤご就寝中です。


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翌朝は空には雲多く、霧も山端には出ていました。
雨は上がったようで、これから天気も回復しそうな気配です。


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毎度の朝食風景です。
旅の朝は、どうにも食欲が出て食べ過ぎます。
食パンをカセットコンロで焼くだけで、どおしてこんなに旨いのか?不思議なほどです。


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出発間近になると、青空になって来ました。
ここ稲武から日本大正村の明智町までは40分ほどの近い距離にあります。
なので、朝はけっこうのんびり出発しました。


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そして、2泊目の宿営地は上伊那の道の駅「花の里いいじままで行きました。
帰路は伊那谷を抜け諏訪に下り、甲府経由で帰るので、大概、この飯島町あたりが車中泊ポイントになります。
「どんぐりの里いなぶ」にしろ、「花の里いいじま」にしろ、過去何度も泊まっている定宿のようなもんで、やはり勝手知ったる場所が一番安心出来ます。


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2番目の夕飯は、これも簡単に煮るだけのおでんです。
またもや具だくさんなので、また残るので他のおかずは考えず、ご飯だけ炊きました。
おでんにはからし…。ですが、持って来たのは生姜のチューブでした。なんてこった。

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お風呂は早々と午後4時頃、平谷村の「ひまわりの湯」で入って来ているので、もうあとは食べて寝るだけだったので余裕でした。
車中泊旅時の定番は、食べて片付けてベッドメイクすると、即寝るというスタイルです。
もう眠くて9時頃には寝てしまいます。
なので夜が異常に長いのです。
小用に目を覚ますと、まだ12時だったり…。
普段では考えられないライフサイクルです。


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なんとも帰路に当てた3日目が最高の晴日になるとは皮肉ですが、いつもこんなもので、なかなか3日間快晴が続くことはないので致し方ありませんが…。
「花の里いいじま」も車中泊組はごくわずかで閑散としていました。
この時期はまだまだ車中泊シーズンではないので、どこに行っても空いていて快適ですね。


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帰りはこれもいつもどおり、伊那の「かんてんぱぱガーデン」に寄って、買い物をして帰りました。
これから花盛りがはじまり、緑の季節が到来するので、益々、出掛け癖に拍車がかかりそうです。
次はどこに・・・。



by martin310 | 2019-03-13 09:33 | 車中泊の旅 | Comments(0)

【早春の車中泊旅】 “日本大正村”に行く。#2

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この日の明智町の天気はいろいろ様変わりが激しく、どんよりした雲間から陽光が明るく射したかと思えば、一気に空が掻き曇って雨粒が落ちて来たり、さもなくば、パラパラと霰が降ったりと、なかなか変化に富んだ天候でした。

カメラ3台と交換レンズを持って、静止画と動画を交互に録りながらの散策は、けっこう不自由で、少し歩いては何をどう録ろうかと迷いながら、頭の中はカメラと被写体の相性を考え、取っ替えッ引っ換えしながら益々思考停止になりつつ、ワンコのことなどかまってもいられずのフラフラ歩きになっていました。

観光マップすら持たずに、ネットで見た主なスポットだけ頭にある中で、適当に気の向くまま街中を移動して行きます。
実際に歩いて見ると、町全体がテーマパークといえども、そう広い範囲ではないことがわかり、ワンコを連れて歩いてもちょうどいいお散歩コースになる感じです。


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蔵の中と奥の館が展示場になっている「大正村資料館」です。
なんとこの蔵、元銀行蔵で預かった養蚕の繭を保管する場所だったそうで、
かつて生糸の町だった名残のようです。
で、内部の見学は早々にパスして、先を急ぎました。


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黒い羽目板と白壁の蔵の間の空が印象的でした。
鋭角的な線で区切られた抽象的な隙間から、空の雲だけにゆっくり動きがあるという、静寂と時間を感じます。


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大正路地」という通りです。
米蔵と呉服屋の蔵の並ぶ真っ直ぐな路地で、緩く傾斜しながら上がっていく様がとても魅力的な坂です。


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大正路地を登り切ったところの左にあるのが元町役場で、当時としてはかなりモダンなデザインの町庁舎だったようです。
明治39年建立というのですから、よくここまで奇麗に保存されているものだと思います。


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これが外観です。
高台の路地からすぐに玄関があるという、今では立地条件からも考えられない位置にある役場です。
駐車場などいらない、人が立ち寄るためだけの小規模でよかった時代の建築物ですね。


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迫り出した玄関のつくりが、これまた、小屋マニア的にはかなり魅力的な造りです。
木組みといい、そのカラーリングといい、ここまで凝った造作をしていたのには驚きです。
外壁の淡ーいブルーと、この玄関の濃いブルーのコントラストが見事です。


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小屋マニアックな外壁の鎧張りと、この縦型の上げ下げ窓がいいですね。
当たり前ですが、窓はすべて木製で、縦にスライドするタイプです。
窓枠の階段状の重なりが窓に重厚さを出しています。
硝子だってわざわざ井桁に切って組み入れているわけですね。
このデザインが大正ロマンっぽい味を出しているのでしょう。
さらに窓枠と少し傾斜のある板壁の隙間がないことに驚きです。
コーキング材などない時代はどうやって防水をしていたのかとか見てしまいますが、
板に収縮がなく隙間が見当たらないのが匠の技かと。


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1階の硝子窓だっていい味です。
これって昔の木造校舎はこうでしたね。
今のアルミサッシでは感じられない、風で揺れる窓硝子の音なんかも感じられたもので、
微妙に歪む外の景色なんてのもいい味わいでした。
室内では樹の影が動いたりして、まさにフォトジェニックな世界があるのですが、
なかなか見ることが出来ないだけに、いつまでも残してもらいたいものです。


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大正路地の突き当りから見た街並みです。
ちょっと大正ロマン風に古写真化してみました。
しばらく眺めていると、古い時代にタイムトリップするようで、なかなか眩惑的な風景です。


~つづく~


by martin310 | 2019-03-11 14:15 | 車中泊の旅 | Comments(0)

【早春の車中泊旅】 “日本大正村”に行く。#1

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前回の旅は信州の中部から北部だったので、今回は逆に太平洋側から三河に入り、南信州へと向かうルートにしました。
伊豆の我が家から、国道1号線で東海道を浜松の天竜川までひた走り、そこから内陸部へ入り込み、豊田市の道の駅・どんぐりの里いなぶで初日の車中泊。
翌日は、そこから40分ほどの岐阜県恵那市明智町にある「日本大正村」へ行きました。

「日本大正村」はこれもまた、いつものように旅のポイント探しでGoogleマップを見ていて発見した場所。
どこかで聞いたことはあったものの、実際、古い町全体がテーマパークになっているようなところだとは、ネットで調べるまで知りませんでした。
しかも、今まで何度も車中泊拠点にしていた道の駅・どんぐりの里いなぶからこれほどの近場にあるなんて、まったく気づかずにいました。

ネットの情報を見る限り、大正村である明智町自体の街並みも魅力的で、古い貴重な建物は大正ロマンの雰囲気が漂い、フォトジェニックな撮影向きの場所であることがわかり、それに、ワンコを連れての町散策にもいいので、ここに旅の第一目標を設定しました。

最初に行ったのが、明智郵便局の隣の「逓信資料館」です。


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ここがかつての「明知郵便局」だったところで、現在は右隣に鉄筋の大きな建物があります。
旧郵便局の庁舎を「逓信資料館」として開放しているようです。
外観からからいって、まずはカメラを向けたくなるほどレトロな魅力に溢れた建物です。


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入口を中へ一歩入ると、またそこには一壁があるような二重の構造になっています。
見上げると、2階の天井までが吹き抜けになっていて、前後、両面硝子張り窓になっていて、欄間のようなところの彫刻が凝っていました。


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展示室はこんな感じに。
元はここに郵便局員さんが机を並べていたのでしょうが、かなりアンティークな目をひくグッズが陳列されています。


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まずは、レトロな電話機。
複製しか見たことがありませんが、これは本物です。
マイク部分の部品形状がこの電話機のデザインを決めてます。


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こっっ、これはっ、まさにヤフオクで欲しくてよく眺めていたUnderwoodのタイプライターです。
これ、もし部屋に飾ったらガラっと雰囲気を変えるでしょうね。
この古いデザインと味わいがたまりませんなぁ。


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これはかつての電話交換機ですよ。
一見、初期のムーグシンセサイザーに見えなくもないですが、昔はこれで受けて、ピンプラグを刺して相手方に繋いでいたのでしょうね。
それにしても対応回線が少な過ぎでは?と思ってしまいます。


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この計器は何でしょうか?
ボルトメーターが付いていて、ボリュームのようなものもあるようです。
こういう感じの計器、よく小学校の理科室の倉庫にあった気がします。
懐かしい、超アナログな機器ですな。


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ツレとワンコは外の通りで待っていましたが、あまりゆっくり撮影に浸っていたので、待ち切れず悲鳴が・・・。
最後に、この室内の昼間のしーんとした佇まいを1枚…。
昔の建物ってこういう光の具合だったのですね。
なんだか時間の流れがまったく違うように感じます。
ゆっくりと古い時が静かに過ぎて行きます。


~つづく~


by martin310 | 2019-03-10 16:01 | 車中泊の旅 | Comments(0)

真冬の車中泊旅(2019)-長野 #4 美麻からほりがねの里へ-

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小川村の“おやきの里”を後にして、大町街道を道の駅「ぽかぽかランド美麻」へ向かいました。
お目当ては当然、寒いので日帰り温泉です。
ここは、温泉と宿泊施設のある道の駅で、施設内に入ってみるとほとんどホテルのつくりになっていました。
後から調べてみると、元は日帰り入浴施設でしたが、2014年に起きた地震で被害を受けて1年以上休業した後、宿泊施設としてリニューアルしたようです。


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とにかく凍えるほど寒いので、こういうときは早くあったかい温泉へ飛び込みたい一心になるもので、ほど近いところにこんな温泉があってありがたい気になります。


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どれほど寒いかは、このとおり道の駅の施設の軒を見ればおわかりかと…。
もの凄い超度級の氷柱がお出迎えです。


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こっ、これはかなり危険なつららですよ。
決して軒に近づいてはいけません。
ちなみに車のバンバー下もこんな風に、ミニつららが下がりますからね。
いかに気温が低いかがわかります。


ここ道の駅「ぽかぽかランド美麻」が車中泊に向いている場所なら、ここに泊まろうと思っていたのですが。
どうも、道沿いの細長い駐車場はそういう雰囲気ではありませんでした。
山陰になっているのか、いかにも寒々しい風景なので、次の候補の場所へ移動することに。

ちなみに温泉はリニューアルされ、なかなかきれいな施設でした。北投石の湯もあり、かなりその名のとおりぽかぽかに暖まりました。


大町を出て、次なる候補地は、道の駅が集まっている安曇野へまた戻ることに。
まずは、道の駅「池田」へ。
ここは池田町ハーブセンターが道の駅になったところで、駐車場は道路を隔てて両側にあるようです。
一旦、車を停めてみましたが、どうもまだ明るいせいか、ここを宿泊地にという気が湧いてきません。
で、また次に。
今度は、すぐ近くの高瀬川沿いにある道の駅「安曇野松川」へ。
ここは駐車場があまり広くないので、ちょっと難ありで、また移動。


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そして最後のに辿り着いたのが、道の駅「アルプス安曇野ほりがねの里」です。
ここは“旬の味ほりがね物産センター”で、駐車台数は162台とダントツに大きく、車中泊場所としては最適でした。
トイレにほど近い場所へ駐車し、夜に備えました。
近くに市の体育館などがあるため、その駐車場も兼ねているのか、けっこう遅くまで車の台数はありました。


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暗くなってから到着したので、寒さがしんしんと忍び寄って来ました、
外は身が切れるほど寒く、荷物の移動やウインドウの目隠しなど作業は白い息を吐きながら急ぎました。
すでに温泉入浴を済ませているので、後は夕食と寝るだけです。

今晩のメニューは、具だくさんうどんです。
車内の小さなスペースが我が家の食卓です。


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寒さが身にしみるだけに、あたたかい食べ物が腹に染み込むようです。
手作りの家庭の味がこんな狭い車内でも味わえるのは、車中泊ならではのありがたさです。

夜も更けてくれば、停まっている車は車中泊者以外いなくなります。
しかも、こんなしばれる夜にこんな場所に泊まっているなど、それはほんのわずかな台数しかいません。
ひっそりとした中に、底冷えの夜が深まっていきました。


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外気温は昨晩の塩尻のマイナス7℃まではとどきませんでしたが、体感的にはそれ異常の冷え方に感じ、冷たさの底力が違うように思いました。
ウインドウの内側の結露は、完全に凍っています。
水滴のまま氷になり、ワンコの足拭きのタオルは湿ったままにしておいたので、棒のように車体の底に固まっていました。
それに、助手席に置いておいた保温水筒は、中でお茶が凍っていました。
まあ、よくも二人と一匹は凍えずに朝まで眠れたものです。


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夜が明けて、必死の思いで寒さに耐えながらシャッターを切りました。
北アルプスの峰々が凍りついたように白く立ちはだかっていました。
このあたりの人は、こんな寒さの中、生活されているのかと、今さらながら暖かい伊豆の暮らしの楽なことを実感しました。


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朝食は毎度同じメニューですが、陽が昇って徐々に暖かくなる車内で食べるのは、また車中泊旅の朝の格別な幸福な時間です。
さて、この後出立して、伊豆の我が家へ向け、帰るのみです。


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泊まっていたのは、キャブコンとバンコンが1台ずつで、後は乗用車や軽バンで眠っていた人もいたようです。
朝方は、道の駅への納品の農家の人の車が次々と慌しく入って来ていました。

真冬の車中泊で、マイナス7℃まで体感したのは今回が初めてですが、これでオールシーズン車中泊旅が可能であることも確認出来た旅でもありました。
もっとも、雪や凍結の怖さがなかっただけに案外快適に過ごせたわけですが…。
信州の冬の様相を垣間見れたのもよかったし、また違う地方へも冬を訪ねて行ってみたい気も益々湧いて来る、有意義な冬の旅でした。


[おしまい]


by martin310 | 2019-02-20 21:09 | 車中泊の旅 | Comments(2)

真冬の車中泊旅(2019)-長野 #3小川の庄のおやき村へ-

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いったい何でしょう?この建物は…。

a0282620_14063161.jpgGoogleマップでたまたま、長野県中部の小川村あたりを見ていたとき、ひょっと目に入ったのは「信州小川の庄縄文おやき村」という文字でした。
マップの拡大率によっては消えてしまうのですが、そのときは見えて気になってクリックしてメインサイトを眺めてみました。
おーっ、なかなか良さげではありませんか。
なかでも炬燵で御膳のようなものを食べている画像に目が点に…。
よし、ここに決まりだと、行ってみることに。

ところが、その他の内容にはそれほど目もくれていなかったので、行ってみるまでなぜ「縄文」かなどとはまったく気にも留めずに。

で、この屋根だけみたいな建物を見ても、一向に縄文とは結びつかず…。


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しかしルートはカーナビの言う通りに任せていると、何だか山間部の雪の凄いところばかり通してくれます。
本当にこれが正規ルートなのか不安になりながらも、従うしかない地理的盲目状態で走っていました。
で、段々、目的地に近づいて来たものの、益々道は細くなり、こんなガードレールもない崖沿いを走らされます。
まるで、“ぽつんと一軒家”状態の道行きに、ほんとにこんな雪の日に店はやってるんだろうか?と、ふたりで顔を見合わせる始末。
大丈夫だろうか。


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坂を登り切ったこんなところにおやき村らしき建物を発見。
いやいや、道路こそ除雪されていて、しかも凍結していなかったからいいものの、雪が本降りだったらかなりヤバそうな場所だ。
で、駐車場なるものは?えっ、ないみたいな。
この時期は路上がそのよう。


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建物のあいだからはこんな風景が見えます。
なかなかこんな場所にある食べ物屋まで来る人はいなそう。
でも、季節がいいときは気持ちのいい場所かも。


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おお、凄い薪の量。
んー、なるほど、これでお焼きを焼くのかも。
薪山の状態から、すでに大分使ったよう。
見た感じ、火力重視の燃えやすい木のようだ。
薪ストーブ用の堅い密度のあるものとはちょっと違うかも。


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んん、ここは何だろう。廊下が見えるが。
棟が別れているみたいだ。


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ここが入口。
「営業中」の文字を見て安堵。
これでやってないなんてことになったらたまらんから…。


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ガラガラと戸を開けて中に入ってみると、先客の姿はなくまたもや不安に。
お焼きは奥の棟のよう。さっきの廊下を歩いて奥へ。


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ぬぬっ、ああ、先に見たあの屋根だけみたいな建物が縄文の竪穴式住居だったのかぁ、とやっと合点がいく。
うす暗い中に煙がもくもくと立ち、中央に囲炉裏がある実に不思議な雰囲気のお焼きの体験館。


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さっそく、野沢菜のお焼きを注文。
おじさんが焼けたものを温めなおしてくれています。


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これがお焼きを焼く囲炉裏です。
自在鉤に下がる焙烙(ほうろく)が実に存在感を醸し出しています。
この地域には、縄文中期の遺跡が多く、それにちなんで縄文の頃の素朴な食べ物の流れとして、このお焼きを名物としたようです。


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蕎麦茶をいただきながら待っていると、お焼きが出来上がりました。
なかなか風情のある素朴な焼き物です。
ひとつずつにしましたが、もっと食べたいくらい美味しかった。
でも、向こうの棟で蕎麦も待っているので、もう2つはお持ち帰りにしました。

おじさんがどちらから?と声をかけてくれてから、伊豆つながりの話でその偶然に驚きました。
話によると若い頃、牧畜の勉強で伊豆の我が家の近くまで来ていたことがあったそうな。
ええっ、そこよく通ってますよ、あそこにいられたんですかぁ。
意外なものです。
こんな信州の山の中と伊豆が繋がるとは。
何だかほんわかと親しみのわく、不思議な邂逅でした。


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さて次は炬燵で蕎麦です。
大きな炬燵が並んで、足を入れればあったかいやら、熱いやら。
けっこう熱くて布団を上げて空気を入れるほどでした。
こんな寒い日に、炬燵で食事が出来るお店なぞなかなかあるものではない。


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堀炬燵の中はこうなってました。
肉眼では炭のようにも見えたのだけれど、電気のヒーターのようにも見えるし、どうなんでしょう。
でも、常に何席もの炬燵を温めておくのもたいへんなことです。
ありがたや、ありがたや。


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お焼きを食べたあとなので、シンプルにざるそばにしておきました。
田舎懐石や鍋料理などはないなぁ。
ネットの写真とはちょっとメニューが違うよう。


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野沢菜と花豆、それに蕎麦茶でしばし待ちます。
どれもおいしく、炬燵に入って待っている時間も心地いい。


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なんだかのんびりこのまま炬燵で昼寝したい気分です。
こういう雰囲気の場所もいいものです。
後からもう一組、ご夫婦が来たようで、我々だけで緊張していたのでほっとしました。


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蕎麦ももちろん手打ちのようです。
撮り忘れてちょっと食べてしまったんですけどね。
もう少し量はありましたよ。
わさびは本物を自分で擦ります。
蕎麦はこしがあってなかなか美味でした。


なかなかご満足な場所でした。
また違う季節にまた寄ってみたくなります。
お焼きの種類も多いので、いろいろ食べ比べてもいいですね。
こんな真冬の寒い日に訪れたのも、きっとこの先も記憶に残っていくことでしょう。


[つづく]


by martin310 | 2019-02-19 14:10 | 車中泊の旅 | Comments(0)

真冬の車中泊旅(2019)-長野 #2塩尻から安曇野へ-

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ここ道の駅「小坂田公園は3ヶ所に分かれた広い駐車場がありますが、トイレのある上段のパーキングスペースには、やはり車が集まります。
この夜も何台かは車中泊の様子で、後からトイレに入れ替わり車の出入りがときどきありました。
そんな中でも、ウインドシェードで窓埋めした室内は別世界となり、まったくのプライベートルームとなり、外の様子はまったく気にならなくなります。

夜は深々と冷え、朝方には今まで経験していない未体験ゾーンへと気温は降下していきました。
羽毛布団や毛布、ブランケットなどを掛け、さらに宇宙服素材の保温シートまで加えて防寒して寝ていました。


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早朝、小用に外に出ようとすると、どうも外の音がいやに静かで様子が違うなあと思っていたところ、スライドドアの向こうにはなんと雪原が広がっていました。
おーっ、知らないあいだに雪が降っていた!

a0282620_14410834.jpg雪の吸音性で物音が静まっていたようで、雪の朝はまた一段と神秘的でした。どうりで寒いわけだ。
この時点で、デジタル温度計は、車外が-6.7℃、車内は5.5℃。
これからもう少し下がって、最低気温は-7℃になりました。
暖かな伊豆の気候とはまるで違い、さすが長野県。
これが普通なのでしょうね。


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さて、寝床を片付けて朝食の支度です。
ドアを開けて荷物の移動を始めると、途端に冷気が室内に入って来ます。
それでもまだ室内の方がまし。早く中へ入るために作業はせわしくなります。

メニューはいつもと変わりなく、サラダと目玉焼きとトースト。
それに昨晩の残りの鍋をスープにしていただきました。
食後の自家焙煎珈琲もいつもどおり挽きたてをドリップ。
ガスピアと2台のカセットコンロで、室内はポカポカして来て快適です。
換気はしっかり自作の4連ファンで行うため、匂いも煙も残りません。
ただ、回せば外気が入って来るので、ちと寒い。
あまり長くはやらず、その都度調整しながらの運転です。
でも、やはりこれは相当に便利な機構。
車中泊旅には換気ファンは欠かせません。


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雪原になった道の駅を後に、一路、安曇野方面へ向かいます。
この道の駅には、今までトイレ休憩以外に停まったことはなかったものの、まさかここが車中泊場所になるとは予想していませんでした。
でも、このうっすらとした雪化粧のおかげで、真冬の車中泊にリアリティが出たようで、なかなかいい宿泊だったようです。


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さて、松本を過ぎると安曇野の平原が広がります。
向かったのは、安曇野の真ん中にある彼の有名な「大王わさび農場」です。
安曇野と言えばここが代名詞になるほどメジャーですが、今まで一度も寄ったことがなく、敢えて人のいないこの真冬の時期に初訪問です。


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入ってすぐにその規模の大きさに驚きです。
伊豆にもわさび田はいくつもありますが、こんな平原に広大にひろがった場所は始めてです。
さすがに大気は凍えるほど冷たく、ここも長居出来ないくらい身体がしんしんと冷えて来ます。


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それでもせっかくだからと、ワンコを連れながら場内を散策します。
それも入り口から近い辺りだけですけど。
少し遊歩道を歩くと、あっ!、あの有名な水車小屋が…。
へー、映画「夢」で見た世界がここにあるのか。
何かもっと非日常的な別の世界に密かにあるのかと思いきや、農場内にぽこっと存在しているとは…。意外でした。


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うーん、さすがです、冬の景色といえども、やはり雰囲気のある場所です。
映画の世界観が宿っているような気配を感じますね。
蓼川と三連水車
また緑の溢れた季節に見てみたいものです。


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水の里にふさわしく、蓼川の湧水量は凄いもので、水の透明さにも驚きます。
ゆっくりと川の流れを眺めてたいたい気もしますが、どうにも寒さには勝てず、じっとしていることが出来ません。
ツレは寒い、寒いを連発し、涙目になる始末。
うおーつ、冬の安曇野はさぶい!


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観光客だってこんな寒さではやって来ません。
わずかに数組を見ただけで、場内はひっそりしていました。
大王広場で薪で火を焚いてくれていたので、すかさず暖を取り、おまけにおしるこをいただきます。
風に乗って雪がちらついています。


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ワンコはいつもは決して着ないワンコ服を着用しています。
着るのが大嫌いで、着せようとすると暴れるので服も買うことがなく、今回は近所の人に貰ったお古を着せています。
不思議なことにこれは抵抗せず着たのです。
さすがにワンコもこの寒さを予想していたのでしょうか?


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なぜかこのような自然の場に近いところを歩くと、神経や感覚や脳が活性化するのでしょうか、いつもとは違う精悍な顔つきをしています。
やはり野生の遺伝子が頭をもたげるのでしょう。
ですが、このあと大分お疲れのご様子で、あったかな車内ではいびきを高々とかいて、お眠りになられていました。


次は、小川村を目指します。


[つづく]


by martin310 | 2019-02-18 14:47 | 車中泊の旅 | Comments(0)

真冬の車中泊旅(2019)-長野 #1諏訪湖周辺-

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今年初めての車中泊旅は、2月の真冬の真っ只中に出掛けることになり、いつものように距離を伸ばし遠くまで行く旅ではなく、割と近めでゆっくりのんびりする旅とすることにして、信州の中央あたりを目指しました。

まずは諏訪湖あたりまで行き、早めに温泉にでも入って、湖畔の公園駐車場で車中泊という段取りで、午後の3時頃に諏訪湖畔の「片倉館」という、昭和3年に建てられた洋風建築の日帰り温泉施設へ行きました。

諏訪湖自体、いつもの旅では各方面へ向かう中継地点という感覚で、めったにゆっくり散策したこともないので、今回、初めて湖畔周辺を巡ってみました。
ところが、時は真冬、諏訪湖の寒風の厳しさを知らず、散策どころではありません。寒過ぎてひとときもゆっくりしている暇もありませんでした。
なので、身体を温めるため、まずは温泉へ直行です。


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なんと、これが温泉施設ですから驚きです。
片倉館千人風呂
見事な建築美に見とれますが、これが昭和3年(1928)当時からからここにこのまま建っているのにも驚きです。
まさに国指定重要文化財の風格があります。


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深さ1.1mもある大理石の浴槽はなかなか広く、半立ちで入る不思議な姿勢ですが、湯量の豊富さで全身しっかり温まることが出来ました。
着て来た上着は、1枚づつしか着れず、なかなか外に出るまでほてりが引きません。
ですが、外気はそのぬくみも一気に冷やし始めます。


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2階への吹き抜けの階段だってモダンです。
洋風に似せたイミテーションでなく、ほんものの古い建築美です。


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ボイラーの煙突でしょうか、これだってデザインの大きなポイントです。
諏訪湖側からの景観では、この煙突がひときわ際立って見えます。


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湖畔の車中泊場所としては、いくつもある公園の中で、下諏訪の「赤砂崎公園」の駐車場を目当てにしていました。
不思議なことに、この諏訪湖周辺には道の駅はなく、車中泊場所としては何ヶ所かある公園駐車場がポピュラーのようです。

よく車中泊動画などで登場するこの3本のポプラが印象的な場所で、一度は泊まってみたいと思っていたところです。


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で、車を置いて周辺を歩いてみると、まあ、その風の強いこと、強いだけでなく、とてつもなく冷たい風が肌を刺します。
景色は素晴らしいのに、とてもではなく長居出来る状態ではありません。


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ワンコのお散歩も、寒風に吹かれながらただオシッコだけ済ませて車に戻って来ました。
うわ~っ、これは泊まるだなんてとても無理だ!
ひとたび外に出ると、とてつもなく厳寒の強風に打ちのめされる。


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もっと暖かい季節なら、とても気持ちのいい場所なのに残念です。
せめて風がなかったのなら、まだやり過ごせそうでしたが、いかんせんこの吹きさらしでは無理です。


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これで陽が翳ったのならどこまで気温が下がっていくものやら。
食事用のレイアウトや就寝用のそれなど、我が家のタウンエースバンの車中泊スタイルでは、荷物の移動や設定で何度も外に出て作業をする必要があり、こんな風の中ではまずはこの場は適さないのは必定、さて、ここから一番近い道の駅まで移動すること確定です。


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そして、国道20号で岡谷を越え、塩尻の道の駅「小坂田公園」に着きました。
駐車可能台数262台というだけに、駐車場は広く、今晩はここを宿営地にすることに。

そして、まずは夕飯の支度です。
荷室の半分のリビングスペースを確保し、ミニテーブルを2台出し、調理器具をセットし、それにテントポールを利用して、前の記事に記した「エジソンペンダントライト」と「ストリップライト」で食卓の照明をセットします。


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今晩のメニューは、おもち入りのごった煮なべです。
もちは家でついたものを持参し、スキレットで軽く焼いていたのですが、ついつい火加減が強過ぎ真っ黒こげに。(泣)


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でもまあ、多少こげ味入りですがなかなか旨かったです。
やはり寒いときは鍋に限ります。
ちなみにこの時点で外気は-2~3℃、室内はミニストーブと火器類で15℃くらいはあったでしょうか。


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今回はさらに、前記事にある運転席・助手席の上に仮設する棚が大活躍。
530×1290ミリの棚板の上には、かなりの荷物が置けて、今まで荷物の片づけに苦心惨憺していたのが、一気に収納量アップに快適な食事タイムとなりました。

満腹で早くも眠気に襲われ出しました。
でも、これからまた外に出て、寝床の設営にかからなければなりません。
気温はさらに下がって、すでにマイナス4℃くらいになっています。
寒さに耐えながらも、快適なおやすみタイムを目指し作業開始です。


〈つづく〉


【関連記事】




by martin310 | 2019-02-17 15:34 | 車中泊の旅 | Comments(0)

[車中泊] 渥美半島・南信州の旅より -3- ~旧木沢小学校へ~


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2晩目は南信州の遠山郷、道の駅「遠山郷」車中泊。
この晩は、完全孤立の我が家1台きりの宿営。
早々と付随する温泉施設かぐらの湯で入浴後は、車中で夕食を摂り、ひとっこひとりいない駐車場の隅で就寝。
またもや実に、10時間近くも床に入っていたという新記録。
もはや、車中泊の夜は、まるで子供のように相当な早寝になる習慣になってしまったよう。
それにしてもよく眠れるのだから不思議だ。


翌日は朝食後はさっそくに帰路に着く。
ただ、近くにある木造のあの懐かしい小学校校舎が残されているという旧木沢小学校に寄ってみることに。

一応、装備もつけずただカメラ1台を手に持って入っていったところ、中に入ればこれは撮らずにはおれない貴重な被写体ばかり。
古い校舎の窓から入る光と影のうつくしさ。
教室の中の様々なものの発する色彩の素晴らしさ。
古材の光沢とその深い味わい。
アンティークな味わいの様々な教材や道具類。
それはそれは動画の創作力を刺激されないわけのない世界がそこに。

カメラ機材を取りに行く間も惜しむほど、夢中で1台のミラーレスですべてを撮りに。
レンズもズームひとつで工夫もなく。
でも、この初見の驚きと興奮のまま、とにかく撮っていた方がいいと、やみくもにレンズを向けていた。


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**********************************



そして、旅から帰って2点の動画が出来上がった。

まずは、渥美半島、伊良湖辺りの海景を撮った走行映像。


「Seascape, & Light shines」
 -渥美半島&南信州の旅より-






もう1点が、

「懐かしい木造校舎の旧木沢小学校へ行ってみた。」
 - Kizawa Wooden School Building -






by martin310 | 2018-12-13 18:41 | 車中泊の旅 | Comments(0)

[車中泊] 渥美半島・南信州の旅より -2- ~田原城跡へ~

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▲田原城桜門


今回の渥美半島への旅は、ここ田原の地を訪れることが大きな目的でした。
それは田原藩士であり、画家でもあった“渡辺崋山”先生の故郷でもあり、臨終の地でもある場所なので、一度は足を運ぶ必要をずっと感じていたからです。

渡辺崋山なる人物とその作品を知ったのは、もうかれこれ二、三十年前になるでしょうか、その頃からずっと、このゆかりの地を一度訪れたい気持ちは内にあったように思います。
伊豆からはそう遠くない太平洋沿いの東海道の端にあって、日帰りでさえ可能でもある距離にありながら、なぜか未だに行く日を迎えていない、気になる地でした。

車中泊旅を続ける中で、その気になっているこの地へは、少なくとも今年中には行っておきたい気がなぜか起こり、サーフィンが盛んな渥美半島だけに、暑い時期を避け、寒さを感じる頃こそがベストタイミングと密かに12月に時機を期していたのでした。


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まずは、渡辺崋山の作品を収蔵する田原市博物館のある田原城跡へ。
田原の街並みを移動しながら、ここかぁと目に入ったのは、かなり立派な博物館の建物でした。
これを見ただけでも、田原の歴史のなにものかを感じたものです。


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作品を観ようと、記念館の入り口まで来たものの、ちょうど在郷の画家の企画展をやっていたので、入るのに躊躇し、崋山作品だけ観たかったもののそうもいかないようなので、今回はパス。
城跡を巡って、次の崋山先生臨終の地へ向かいました。


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それにしても、ここはかつての田原城の場内、二の丸に博物館は建っているのですが、ことに紅葉が実に美しい。
小さな城郭ですが、気品と格式を感じさせる雰囲気が漂っていました。


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城郭図を見て、はじめてこの階段下がかつての空堀だったことを知りました。
この上が本丸で、階段下の空堀のスペースは今は駐車場になっています。


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そして、歩いて「池ノ原公園」へ向かいました。
ここは崋山先生が自刃した幽囚の家があります。


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崋山先生像を遠くから見たとき、ぐっと胸がわななきました。
聡明で才知溢れ、その画才は天性の至高のものがあります。ですが、運命の重圧には生涯苦しめられた人生だったようです。


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そして、案内地図にあった墓地のある城寶寺を探し当てました。


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渡辺家の墓所へ辿り着くと、その前になんと待っていたようにカタツムリが…。
いったいどういう意味だろうか?カタツムリ。
崋山先生の悲哀を込めた何かを象徴しているのだろうか。
(もっとも殻を被ってのんびり移動する我が動く仮の家―タウンエースバンこそ、カタツムリなのかも?つまり車中泊の比喩だったりして…、そんなわけが?)


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by martin310 | 2018-12-11 11:59 | 車中泊の旅 | Comments(0)

[車中泊] 渥美半島・南信州の旅より -1-

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▲伊良湖岬に続く砂浜“恋路ヶ浜


12月だというのに、着るものがまったく季節外れと思えるほど、生暖かい風がビュービューと吹く日に、太平洋岸沿いにぐるっと走って、愛知県の渥美半島へ向かいました。


冬物を順に脱いで、遂には、Tシャツ1枚でもいいくらいなおかしな陽気の日に、これまた南国の風景のようなヤシの繁る渥美の地は、まさに季節のないまるで常夏のような暖かさでした。
確かに12月だと確認するほど、宛が外れた気候で、冬だというのに、終始車の窓を開けて、腕を出しながらの走行を続けるほどでした。

伊豆からは渥美半島へは、国道1号線バイパスをひた走れば、そう遠い距離の場所ではないのですが、遂に今まで一度も行くことなく、初の半島入りとなりました。


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▲表浜街道の伊良湖ビューホテル下辺りからの海景。
 (後景が鳥羽方面。三角の島影は神島)



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生まれて初めて、伊良湖岬側から神島の姿を見た。
学生時代に2度、神島へは鳥羽から渡っている。
そう、映画の「潮騒」、そして原作のそれの舞台として、電車を延々乗り継いで鳥羽まで行って、そこから定期船で島へ渡った。

神島漁港を右に、ニワの浜の海岸を左に目視できる。
若かりし頃に憧れた文学や映画の世界を、時を超えてまた別の場所から眺めるという、この島影に特別のものを感じたのでした。
まるで青春の1ページを遠く振り返る懐かしさで…。
「あの神島が今、あそこにある・・・。」



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この日の車中泊場所は、伊良湖岬のフェリーターミナルにある道の駅「伊良湖クリスタルポルト」。
その前に、ホテル「伊良湖シーパーク&スパ」の日帰り温泉へ。
調べると、渥美半島には温泉は湧いていないらしく、唯一、ここが内陸から温泉を運んで天然温泉として運営しているところ。
何でもないように見えるが、もの凄い風が吹いている。
でも、寒くなく、生暖かい風が…。



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そして、今晩のねぐらは、「伊良湖クリスタルポルト」。
と言っても、フェリーターミナルの広い駐車場で車中泊させてもらうだけなのだけれど。
海鳴りが聞こえ、相当、海は強風に荒れているよう。
風は海から容赦なく吹き荒れている。
夜中、一晩中、風に揺られ車体は揺り篭のようだった。

ドアを開ける度に、何かが風に飛ばされ、再三、走って必死に取りに行くはめに。
ツレのぬいだズックまで飛んで行く…。

この夜、ここにはあと1台キャブコンが停まっていただけで、他車中泊組はいないようだった。
その1台もまったく車からの出入りがなかったので、駐車したままフェリーで鳥羽へ渡っているのか?
結局、我が家だけ完ソロだった模様。

これほどの強風の中でも、まさに鉄壁の車の中。
ボディーで囲まれた寝床のありがたさや。
これがテント泊であったなら…。
想像したただけでゾッとする。
閉じられた空間で、人間とワンコは寝息の狂騒状態に。

ちなみに、深夜でも外気温16℃、室内は24℃で暑いくらい。
用意して来た冬用寝具類は棚の上に。
結局、夏掛けの薄い羽毛で寝るという。
間違って南国に来てしまったのだろうか?



by martin310 | 2018-12-07 14:15 | 車中泊の旅 | Comments(0)