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伊豆に住み、八ヶ岳を巡り「空と森と水」の美しい風景を求めて・・・。 自然に包まれて暮らそう!---Martinのフォトエッセイ
by martin310
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カテゴリ:車中泊の旅( 62 )

[Van Tour] 新緑の妙高高原へ。

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毎年、我が家ではGWの終わった翌週の、どこもスキスキの絶好の穴場タイムを逃すことなく、新緑を求めて高原へと出掛けます。
今年も御多分に洩れず、ガラガラな信州・信濃の観光地を、天候にも恵まれ、至って快適に巡ることができました。

この辺り、今までも何度も来てはいるものの、未だ立ち寄ったことのないところも加え、ワンコを連れてのんびり散策。
宿営地を“道の駅しなの”とし、行ったところは、「苗名滝」「笹ヶ峰高原」「いもり池」そして「野尻湖」。

例によって、動画撮影に気を取られ気味で、静止画はあまりにも撮れ高少なく、しかも、こういうblog用の小さな画像サイズではそれ向きのものはさらに少なく、結果、このようにほぼ「いもり池」のみしか適当なものがありませんでした。

それにしても、何度も訪れているこの「いもり池」、今回は水芭蕉の群生も最盛期で、最高のロケーションに恵まれた感じでした。
春の暖かな光と風を受けながら、ワンコと歩く遊歩道からのこの妙高山と水芭蕉の咲き乱れる風景は、まさにこの世の天国のようで、あらためて自然の崇高な美の世界に感嘆した次第です。
やはり妙高に来たら、ここ、「いもり池」は外せないナ。


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by martin310 | 2019-05-13 14:22 | 車中泊の旅 | Comments(0)

白馬はまだ桜前線来たらず・・・。[車中泊旅]

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白馬の雪の峰々と桜が咲き誇る景色を期待して、今回は若干時季が早めかと思うも、とにかく行ってみることに…。
絶景の噂の高い、大出公園から眺めてみました。

毎春、4月末が桜の時節のようで、それにはまだ一週間ほど早いので、どうかなと思っていましたが、行きの信州新町や小川村あたりは見事な咲きっぷりで奇麗だったので、もしかして?と思いきや、やはり白馬ではまったくと言っていいほど桜色は目に出来ませんでした。
蕾すらまだ目立ってピンク色にはなっていないほどです。
代わりに、白馬の峰と桜の裸木のシルエットの競演風景を鑑賞して来ました。

それでも、白馬地方にしては気温は高く、薄着でいられるほど暖かな陽気で、とても快適な日でした。
快晴で、視界も良好です。
白馬三山(白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳)は、間近で見るとやはり凄い迫力でした。


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ちなみに、桜の満開時期はこんな感じになるそうです。
(白馬村観光局の画像より)


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大出公園は、姫川流域のかなり広いエリアの公園のようですが、つり橋のある辺りだけを散策しました。
ワンコはご機嫌にお散歩して、喉が渇いたのか普段、なかなか水を飲まないのに、このときは用水の清流を手ですくって飲ますと、ぐいぐい飲みました。
よほど犬ながら清冽な水の旨さを感じたようです。



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この分だと、10連休のGW中に桜が満開になる公算が大のようですね。
さすがに白馬の春はゆっくりやって来るようです。



by martin310 | 2019-04-21 16:16 | 車中泊の旅 | Comments(0)

[車中泊旅] 飛騨古川への旅・・・【温泉と山風景】

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【今回立ち寄った日帰り温泉】


●付知峡倉屋温泉「おんぱいの湯」

おんぱいの湯」は、
中津川から下呂へ向かう国道256号(257号)の付知峡口にあります。
2日目の朝、「道の駅 きりら坂下」を出て、ほどなく着いてしまいました。
オープンの10:00をワンコを散歩させながら少し待って、さあ一番風呂です。
(地元の年配者がぞろそろ入って行きます)

ところで、「おんぱいの湯」の「おんぱい」って何でしょうね?
その昔、裏木曽地方は木材の一大産地だった。
木材の輸送は川に筏を組んで流して運んでいたそう。
そのときの作業の掛け声が「おんぽいェー おんぽいェー」 だったそうです。


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この温泉の【泉質】は、
アルカリ性単純泉(アルカリ性低張性高温泉)。
【PH値】は、8.6。
加水、循環はせず、加温と消毒のみということで、けっこう掛け流しっぽい仕様です。

アルカリ性の温泉は肌の不要な角質をとるはたらきがあり、ツルツル肌になると云われますが、まさにそのとおり。
入った瞬間から、肌がヌルヌルです。
一日目の夜に温泉に入れなかっただけに、この朝風呂はさっぱり感も格別でした。
ちなみに入館料は¥600。
ラッキーなことに、この日はたまたま“温泉の日”だとかで¥100割引で入れました。




●飛騨古川桃源郷温泉ぬく森の湯 すぱーふる


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ここは去年一度入ったことがあるので、勝手知ったる温泉施設。
飛騨古川の街からは、古川朝霧街道という道路をぐううっと山の中に入った地にあります。
その道すがらも、如何にもまるで長閑な温泉巡りの旅をしているようで、なかなかいい感じでの道のりでした。

この温泉の【泉質】は、単純温泉(低張性弱アルカリ性低温泉)。
おおっ、またもやヌルヌルになる温泉です。
というか、この日、午前中に入ってまた、夕方にもと温泉のはしごで、ダブルでヌルヌルになったわけです。
一日で2回なんて、角質が取れ過ぎてヒリヒリになるのか、とも思ったのですがそうでもなく、ツレとお互いの顔を見合せて、今までになく見違えるようなツルツルすっぴんの肌に思わず笑いました。
こんな温泉に毎日入れたら、輝く肌で相当に目立ちそうです。
(2、3日すると、いつものふつーの肌に戻りましたけど)

泉温は、28.6度で毎分110リットルも湧き出している温泉だそう。
入館料は¥600。
あとでわかったのは、web割引で¥100引きになるとのことでした。
しまった、ここは失策。


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古川の町並みが見下ろせるこんなところにあります。
地図で調べると、上って行くこの道はあの白川郷に通じているらしい。



* * * * * * * * * * * 


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今回の旅では、もっと春の息吹を感じるような緑や花の色にお目に掛れるものと思っていましたが、いやいや、飛騨は言わずと知れた山岳の地、我が家のある伊豆なんてところより、もっと春の到来は遅いというのがよくわかりました。
車窓からはまだ残雪を森の木々の下に見たり、山野の景色にしてもまだ冬模様の枯れ色です。
高い峰々は斑の雪がかかり、桜色や黄色や若葉色は野にはまだなく、色味のモノトーンな世界ばかりでした。

でも、それが飛騨のこの季節の現実。
画像的に色彩豊かだけが被写体ではなく、こういう春を待ちわびる山深い世界もまた、ひとつの美しい世界なのだということがわかった旅でもありました。

日中でも一ケタ台の気温に寒くて、寒くてなかなか外を歩こうという気が起きない旅の空でしたが、また、別の季節の飛騨の山々を見てみたい気によけいになった今回の旅のでした。


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by martin310 | 2019-04-05 14:13 | 車中泊の旅 | Comments(0)

[車中泊旅] 飛騨古川への旅・・・【宿営地と車内飯】

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【今回の車中泊地と車内飯】

●Day[1]・・・ 道の駅 きりら坂下

この道の駅は、中津川の国道256号線から折れて木曽川を渡った左手にあります。
駐車台数は78台と情報にあったので、この台数ならなかなかの広さがあるなと宿営地として目当てをつけていたのですが、実際行ってみると、思った以上に広いところで、隣接するショッピングセンターの駐車場と合算すれば、優に150台以上はあるのではないでしょうか。
ショッピングセンターとの境界は白線だけで特にないので、見渡せばかなり広大なパーキングスペースに見えます。

ところが何かの集まりがあったようで、その中心部には30台以上の車が停められていたので、一番端の方へ駐車して宿営することに。
夜、9時過ぎると、バタバタと帰って行き、結局は我が家の1台のみが車中泊というまたもや貸切状態になりました。

ここは案外、車中泊場所にはいい隠れスポットではないでしょうか。
国道から少し外れているだけに、あまり出入りが激しくありません。大型車も数台程度なので、離れればそれほどうるさくもないようです。
(もっとも、我が家の旅のように、季節も場所も、一般の観光目的からは外れていることで空いているだけかもしれませんが…)


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夕飯は、簡単に作れるもので、しかも寒いので温まるものということで「うどん」です。
予定宿営ポイントは、家からの距離的にちょっときついものの、ある程度距離を稼いでしまおうということだったので、時間も大分押してしまい、この日の温泉入浴は諦めざるをえませんでした。
夕飯は外食で、ということもあるのですが、ちょうどいいところに手頃な店があるとも限らず、そのためにあちこちとウロウロすることも非効率なので、車内飯で簡単に済ます方が無難ということで、そうしました。
(まあ、これが車中泊旅の楽しみのひとつでもあるのですが…)


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ウインドシェードで窓埋めして、中に灯かりをともせば、こんな小空間が別世界の独立した小さな家になります。
外の音もわずかしか聞こえず、どこに居るのかもわからない不思議な自分たちだけのアットホームスペースになります。
そこが車中泊のいいところでしょうね。


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途中のスーパーで買ったナスの天ぷらつきです。
鍋にけっこうな量でしたが、二人でペロリといただきました。
食事の片付けの後は、ワンコのお散歩と、寝床の設営です。
すべて終わる頃には、早々と睡魔に襲われ、普段ではありえない9時就寝なんてことになります。
(旅は早起きの上に疲れが溜まりますから)


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夜間には小雨が降っていたようです。
朝方にはあがり始めましたが、空はかなりどんよりしています。
2日目が旅のメインなのですが、どうも天候がいまひとつです。


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朝食はいつもの定番メニュー以外にありえないのです。
普段、ここまで食べないのですが、旅に出るとひたすらお腹が空きます。
特に、トーストが妙に美味いのです。


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どんなとこで寝ていたかというと、ここです。
なんと、この道の駅、すぐ隣に天理教の教会があるのです。
その建物と我がタウンエース君、なかなか意外な取り合わせです。


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*************


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Day[2]・・・ 道の駅 アルプ飛騨古川

この道の駅は、国道41号線沿いにあり、大型車の出入りが割と頻繁にあります。
駐車台数は61台ですが、大型車が27台と、駐車スペースの半分以上が大型車に割り振られているので、なかなかアイドリング音が賑やかです。
ですが、トイレはリニューアルされて最新式のもので、広くて清潔でとても快適です。
車中泊組はここでもわずか(普通車)で、キャンピングカーは外人ファミリーの1台のみでした。

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夕飯は、またもやうどんと、その他、地元スーパーで買った寿司や刺身でした。
うどんに入れた、「「飛騨の三角あげ」という、まさに三角形の油揚げがかなり美味でした。
これ、他でも探したのですが、この地元スーパー以外はありませんでした。もっと買っておけばと思っても後の祭り…。


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飛騨古川の朝です。
温度計を見て驚きました。
もうすぐ4月だというのに、なんと朝方は氷点下1.2℃まで下がりました。
車内温度は3℃ほどしかなく、多めに持って行った寝具が総出演でした。
伊豆の春の世界からは想像出来ない飛騨の気候です。


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by martin310 | 2019-04-02 11:18 | 車中泊の旅 | Comments(0)

[車中泊旅] 飛騨古川の白壁土蔵街へ行ってみた。

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飛騨高山の観光客群の雑踏を離れて、そこから16km(30分)ほど北に位置する“飛騨古川”の古い町並みへ行ってみました。

以前、飛騨を訪れたとき、「道の駅 アルプ飛騨古川」には寄ったことがあったものの、川向うの古川の街中に、堀に鯉の泳ぐ伝統的古い町並があるとはつゆ知らず、まったく寄ることなく通過していました。
ネットでそれを知ったとき、一度は足を運んでみようと思っていたところで、気候的にはまだまだ春が遠く、ここ飛騨地方はかなり寒い3月末、天気もどんよりし、おまけにもう午後の4時をまわった頃の到着でしたが、ワンコを連れて街の中を散策してみました。


おおっ、ここがいわゆる“白壁土蔵街”というところかぁ。
堀の中を水量たっぷりの水が流れています。
あれっ?鯉が泳いでいるはずなのに…。(約1,000匹放流されているそう)
なんと、鯉は、11月下旬から4月上旬まで越冬のため、増島城跡の池に引越しをしているそうで、この時期はお留守のようでした。(泣)


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かなり格式のある建物の造りで、この出窓のように出っ張った出格子が特徴的のようです。


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白壁の蔵だって細かなところが凝っています。
表面の劣化もなく、とても丁寧に補修されているようです。


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瀬戸川は、約400年前増島城の濠の水を利用し新田開発のために作られ、昔は野菜なども洗えるきれいな用水でしたが、高度成長期の頃著しく汚れ、瀬戸川を再び美しくしたいと鯉が放流されるようになったとのこと。


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古川にあるいくつかの老舗造り酒屋の「渡辺酒造店」。
蓬莱」という飛騨の酒は有名だそう。
呑めない人間には縁遠く、店構えの景観だけで満足であります。


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レトロ風な建物、仕上げはとてもきれいで、現代の技術でリニューアルした模様。


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蒲酒造場」。総業300年という老舗酒蔵。


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こんなモニュメントまであります。


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飛騨古川の古い町並みのエリアはこじんまりとして、ちょっとした散策にはほどよい広さでした。
ワンコは、あまりに寒いのでおしりが震えていて、最後は歩くのも嫌なようで、陽も暮れかかって来たので早々に移動することに。


高山の方は、陣屋街を通過するごとに、かえって日本人の方が肩身の狭い感じで歩いて、外国人観光客の多さに圧倒され、ほとんど大陸系の方々と白人の方々の団体さんに包囲されているようでした。

そんななか、ここ古川の町はひっそりとして、静かでのんびりと写真を撮りながら歩くのに最適でした。
ただ、気温は3℃くらいしかなく、あまり長居する気にならず、、まだ花も緑もなく、鯉もお留守で、またいい季節に来てみたいと思いました。

このあと、古川の街中にあるスーパー「ママショップうえの」で夕飯用の買い物をして、飛騨古川桃源郷温泉 ぬく森の湯「すぱーふる」へ向かい、「道の駅 アルプ飛騨古川」で車中泊しました。
地方へ来たときは、出来るだけその地のローカルなスーパーに入ることにしていますが、ここ「ママショップうえの」はとてもユニークで、売っているものもここしかお目にかかれないものがあり、値段も安く、店員の方々の熱気であつく、また寄ってみたい魅力的なスーパーでした。
(夕方は、すぐ見ている前で¥100引きのシールを張ってくれます)
(繰り返しの安売りのアナウンスもおもしろく、なかなか笑えます)


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by martin310 | 2019-03-31 15:19 | 車中泊の旅 | Comments(0)

【早春の車中泊旅】 宿営地は、道の駅「どんぐりの里いなぶ」と「花の里いいじま」

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【車中泊旅】と銘打っているので、そのことも記しておかないといけません。
2泊3日の旅の初日は、ほぼ移動のみとなり、夕方には宿営地と決めていた道の駅「どんぐりの里いなぶに到着しました。
そして、まずは併設の温泉施設「どんぐりの湯」で一っ風呂浴びて、そこから車中泊準備をします。
予報どおり小雨が降り始め、窓にウインドシェードを貼ったり、荷物を仮設の棚に移動したり、食卓の設置などの作業は、雨合羽を着て行いました。
これが小雨程度ならいいのですが、本降りにでもなったら目も当てられません。
これが小型バンサイズの弱みです。
なにせ、荷室を収納とリビング、それに寝室にと併用しなければならない狭さがあるからです。
つまり同じスペースを、その度毎に3通りの使用状態にシーンチェンジするのが必須条件なわけです。


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今晩のメニューは“赤から鍋”です。
もっとも簡単で、寒いときにはこの辛味が自家暖房に役立ちます。
自家暖房とは、自分が辛味で発熱することです。
温泉+激辛で、暖房いらずでした。


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ぐずぐずぐず…、辛味が音を立てています。
ご飯は炊かずに、うどんを後から入れて食べることに。
またもや鍋にいっぱいの具で、やはり二人では食べ切れず、残りは翌朝のスープに。
よく分からずに買った「五番」の辛み。
あまりに辛くてヒーヒー、お湯を足しました。


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気温は6℃くらいでしょうか、前回の長野に比べればそれほど寒くはありません。
暗くなると、ほとんど車が居なくなりました。
ほぼ完ソロ状態です。


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食後は、途中のスーパーで買った“桜ういろう”をいただきました。
季節柄、桜色に惹かれました。
もちもちぷりぷりした食感で、なかなか美味でしたよ。


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我がタウンエースバンのリビングスペースは、縦が1m45×幅1m40、天井までの高さは1m13(ベッド用の床の場合)あります。
狭いながらもけっこう快適な空間で、中央にミニテーブルを2つ並べ、そこで調理と飲食をします。
寄り掛って足を延ばしてもまあまあ余裕で、なかなか居心地がいいわけです。


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寝るときはこんな感じで、荷物はすべて前後の棚に載せて片付け、床面のすべてが就寝スペースになります。(後部棚下にはバックドアまで足が入ります)
長さは2m、幅は1m40なので、一人分は幅70cm確保出来るのでけっこうゆったりです。
ちなみにこのとき、ワンコは助手席シートの上のキャリーでスヤスヤご就寝中です。


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翌朝は空には雲多く、霧も山端には出ていました。
雨は上がったようで、これから天気も回復しそうな気配です。


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毎度の朝食風景です。
旅の朝は、どうにも食欲が出て食べ過ぎます。
食パンをカセットコンロで焼くだけで、どおしてこんなに旨いのか?不思議なほどです。


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出発間近になると、青空になって来ました。
ここ稲武から日本大正村の明智町までは40分ほどの近い距離にあります。
なので、朝はけっこうのんびり出発しました。


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そして、2泊目の宿営地は上伊那の道の駅「花の里いいじままで行きました。
帰路は伊那谷を抜け諏訪に下り、甲府経由で帰るので、大概、この飯島町あたりが車中泊ポイントになります。
「どんぐりの里いなぶ」にしろ、「花の里いいじま」にしろ、過去何度も泊まっている定宿のようなもんで、やはり勝手知ったる場所が一番安心出来ます。


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2番目の夕飯は、これも簡単に煮るだけのおでんです。
またもや具だくさんなので、また残るので他のおかずは考えず、ご飯だけ炊きました。
おでんにはからし…。ですが、持って来たのは生姜のチューブでした。なんてこった。

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お風呂は早々と午後4時頃、平谷村の「ひまわりの湯」で入って来ているので、もうあとは食べて寝るだけだったので余裕でした。
車中泊旅時の定番は、食べて片付けてベッドメイクすると、即寝るというスタイルです。
もう眠くて9時頃には寝てしまいます。
なので夜が異常に長いのです。
小用に目を覚ますと、まだ12時だったり…。
普段では考えられないライフサイクルです。


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なんとも帰路に当てた3日目が最高の晴日になるとは皮肉ですが、いつもこんなもので、なかなか3日間快晴が続くことはないので致し方ありませんが…。
「花の里いいじま」も車中泊組はごくわずかで閑散としていました。
この時期はまだまだ車中泊シーズンではないので、どこに行っても空いていて快適ですね。


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帰りはこれもいつもどおり、伊那の「かんてんぱぱガーデン」に寄って、買い物をして帰りました。
これから花盛りがはじまり、緑の季節が到来するので、益々、出掛け癖に拍車がかかりそうです。
次はどこに・・・。



by martin310 | 2019-03-13 09:33 | 車中泊の旅 | Comments(0)

【早春の車中泊旅】 “日本大正村”に行く。#2

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この日の明智町の天気はいろいろ様変わりが激しく、どんよりした雲間から陽光が明るく射したかと思えば、一気に空が掻き曇って雨粒が落ちて来たり、さもなくば、パラパラと霰が降ったりと、なかなか変化に富んだ天候でした。

カメラ3台と交換レンズを持って、静止画と動画を交互に録りながらの散策は、けっこう不自由で、少し歩いては何をどう録ろうかと迷いながら、頭の中はカメラと被写体の相性を考え、取っ替えッ引っ換えしながら益々思考停止になりつつ、ワンコのことなどかまってもいられずのフラフラ歩きになっていました。

観光マップすら持たずに、ネットで見た主なスポットだけ頭にある中で、適当に気の向くまま街中を移動して行きます。
実際に歩いて見ると、町全体がテーマパークといえども、そう広い範囲ではないことがわかり、ワンコを連れて歩いてもちょうどいいお散歩コースになる感じです。


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蔵の中と奥の館が展示場になっている「大正村資料館」です。
なんとこの蔵、元銀行蔵で預かった養蚕の繭を保管する場所だったそうで、
かつて生糸の町だった名残のようです。
で、内部の見学は早々にパスして、先を急ぎました。


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黒い羽目板と白壁の蔵の間の空が印象的でした。
鋭角的な線で区切られた抽象的な隙間から、空の雲だけにゆっくり動きがあるという、静寂と時間を感じます。


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大正路地」という通りです。
米蔵と呉服屋の蔵の並ぶ真っ直ぐな路地で、緩く傾斜しながら上がっていく様がとても魅力的な坂です。


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大正路地を登り切ったところの左にあるのが元町役場で、当時としてはかなりモダンなデザインの町庁舎だったようです。
明治39年建立というのですから、よくここまで奇麗に保存されているものだと思います。


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これが外観です。
高台の路地からすぐに玄関があるという、今では立地条件からも考えられない位置にある役場です。
駐車場などいらない、人が立ち寄るためだけの小規模でよかった時代の建築物ですね。


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迫り出した玄関のつくりが、これまた、小屋マニア的にはかなり魅力的な造りです。
木組みといい、そのカラーリングといい、ここまで凝った造作をしていたのには驚きです。
外壁の淡ーいブルーと、この玄関の濃いブルーのコントラストが見事です。


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小屋マニアックな外壁の鎧張りと、この縦型の上げ下げ窓がいいですね。
当たり前ですが、窓はすべて木製で、縦にスライドするタイプです。
窓枠の階段状の重なりが窓に重厚さを出しています。
硝子だってわざわざ井桁に切って組み入れているわけですね。
このデザインが大正ロマンっぽい味を出しているのでしょう。
さらに窓枠と少し傾斜のある板壁の隙間がないことに驚きです。
コーキング材などない時代はどうやって防水をしていたのかとか見てしまいますが、
板に収縮がなく隙間が見当たらないのが匠の技かと。


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1階の硝子窓だっていい味です。
これって昔の木造校舎はこうでしたね。
今のアルミサッシでは感じられない、風で揺れる窓硝子の音なんかも感じられたもので、
微妙に歪む外の景色なんてのもいい味わいでした。
室内では樹の影が動いたりして、まさにフォトジェニックな世界があるのですが、
なかなか見ることが出来ないだけに、いつまでも残してもらいたいものです。


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大正路地の突き当りから見た街並みです。
ちょっと大正ロマン風に古写真化してみました。
しばらく眺めていると、古い時代にタイムトリップするようで、なかなか眩惑的な風景です。


~つづく~


by martin310 | 2019-03-11 14:15 | 車中泊の旅 | Comments(0)

【早春の車中泊旅】 “日本大正村”に行く。#1

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前回の旅は信州の中部から北部だったので、今回は逆に太平洋側から三河に入り、南信州へと向かうルートにしました。
伊豆の我が家から、国道1号線で東海道を浜松の天竜川までひた走り、そこから内陸部へ入り込み、豊田市の道の駅・どんぐりの里いなぶで初日の車中泊。
翌日は、そこから40分ほどの岐阜県恵那市明智町にある「日本大正村」へ行きました。

「日本大正村」はこれもまた、いつものように旅のポイント探しでGoogleマップを見ていて発見した場所。
どこかで聞いたことはあったものの、実際、古い町全体がテーマパークになっているようなところだとは、ネットで調べるまで知りませんでした。
しかも、今まで何度も車中泊拠点にしていた道の駅・どんぐりの里いなぶからこれほどの近場にあるなんて、まったく気づかずにいました。

ネットの情報を見る限り、大正村である明智町自体の街並みも魅力的で、古い貴重な建物は大正ロマンの雰囲気が漂い、フォトジェニックな撮影向きの場所であることがわかり、それに、ワンコを連れての町散策にもいいので、ここに旅の第一目標を設定しました。

最初に行ったのが、明智郵便局の隣の「逓信資料館」です。


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ここがかつての「明知郵便局」だったところで、現在は右隣に鉄筋の大きな建物があります。
旧郵便局の庁舎を「逓信資料館」として開放しているようです。
外観からからいって、まずはカメラを向けたくなるほどレトロな魅力に溢れた建物です。


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入口を中へ一歩入ると、またそこには一壁があるような二重の構造になっています。
見上げると、2階の天井までが吹き抜けになっていて、前後、両面硝子張り窓になっていて、欄間のようなところの彫刻が凝っていました。


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展示室はこんな感じに。
元はここに郵便局員さんが机を並べていたのでしょうが、かなりアンティークな目をひくグッズが陳列されています。


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まずは、レトロな電話機。
複製しか見たことがありませんが、これは本物です。
マイク部分の部品形状がこの電話機のデザインを決めてます。


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こっっ、これはっ、まさにヤフオクで欲しくてよく眺めていたUnderwoodのタイプライターです。
これ、もし部屋に飾ったらガラっと雰囲気を変えるでしょうね。
この古いデザインと味わいがたまりませんなぁ。


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これはかつての電話交換機ですよ。
一見、初期のムーグシンセサイザーに見えなくもないですが、昔はこれで受けて、ピンプラグを刺して相手方に繋いでいたのでしょうね。
それにしても対応回線が少な過ぎでは?と思ってしまいます。


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この計器は何でしょうか?
ボルトメーターが付いていて、ボリュームのようなものもあるようです。
こういう感じの計器、よく小学校の理科室の倉庫にあった気がします。
懐かしい、超アナログな機器ですな。


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ツレとワンコは外の通りで待っていましたが、あまりゆっくり撮影に浸っていたので、待ち切れず悲鳴が・・・。
最後に、この室内の昼間のしーんとした佇まいを1枚…。
昔の建物ってこういう光の具合だったのですね。
なんだか時間の流れがまったく違うように感じます。
ゆっくりと古い時が静かに過ぎて行きます。


~つづく~


by martin310 | 2019-03-10 16:01 | 車中泊の旅 | Comments(0)

真冬の車中泊旅(2019)-長野 #4 美麻からほりがねの里へ-

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小川村の“おやきの里”を後にして、大町街道を道の駅「ぽかぽかランド美麻」へ向かいました。
お目当ては当然、寒いので日帰り温泉です。
ここは、温泉と宿泊施設のある道の駅で、施設内に入ってみるとほとんどホテルのつくりになっていました。
後から調べてみると、元は日帰り入浴施設でしたが、2014年に起きた地震で被害を受けて1年以上休業した後、宿泊施設としてリニューアルしたようです。


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とにかく凍えるほど寒いので、こういうときは早くあったかい温泉へ飛び込みたい一心になるもので、ほど近いところにこんな温泉があってありがたい気になります。


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どれほど寒いかは、このとおり道の駅の施設の軒を見ればおわかりかと…。
もの凄い超度級の氷柱がお出迎えです。


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こっ、これはかなり危険なつららですよ。
決して軒に近づいてはいけません。
ちなみに車のバンバー下もこんな風に、ミニつららが下がりますからね。
いかに気温が低いかがわかります。


ここ道の駅「ぽかぽかランド美麻」が車中泊に向いている場所なら、ここに泊まろうと思っていたのですが。
どうも、道沿いの細長い駐車場はそういう雰囲気ではありませんでした。
山陰になっているのか、いかにも寒々しい風景なので、次の候補の場所へ移動することに。

ちなみに温泉はリニューアルされ、なかなかきれいな施設でした。北投石の湯もあり、かなりその名のとおりぽかぽかに暖まりました。


大町を出て、次なる候補地は、道の駅が集まっている安曇野へまた戻ることに。
まずは、道の駅「池田」へ。
ここは池田町ハーブセンターが道の駅になったところで、駐車場は道路を隔てて両側にあるようです。
一旦、車を停めてみましたが、どうもまだ明るいせいか、ここを宿泊地にという気が湧いてきません。
で、また次に。
今度は、すぐ近くの高瀬川沿いにある道の駅「安曇野松川」へ。
ここは駐車場があまり広くないので、ちょっと難ありで、また移動。


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そして最後のに辿り着いたのが、道の駅「アルプス安曇野ほりがねの里」です。
ここは“旬の味ほりがね物産センター”で、駐車台数は162台とダントツに大きく、車中泊場所としては最適でした。
トイレにほど近い場所へ駐車し、夜に備えました。
近くに市の体育館などがあるため、その駐車場も兼ねているのか、けっこう遅くまで車の台数はありました。


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暗くなってから到着したので、寒さがしんしんと忍び寄って来ました、
外は身が切れるほど寒く、荷物の移動やウインドウの目隠しなど作業は白い息を吐きながら急ぎました。
すでに温泉入浴を済ませているので、後は夕食と寝るだけです。

今晩のメニューは、具だくさんうどんです。
車内の小さなスペースが我が家の食卓です。


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寒さが身にしみるだけに、あたたかい食べ物が腹に染み込むようです。
手作りの家庭の味がこんな狭い車内でも味わえるのは、車中泊ならではのありがたさです。

夜も更けてくれば、停まっている車は車中泊者以外いなくなります。
しかも、こんなしばれる夜にこんな場所に泊まっているなど、それはほんのわずかな台数しかいません。
ひっそりとした中に、底冷えの夜が深まっていきました。


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外気温は昨晩の塩尻のマイナス7℃まではとどきませんでしたが、体感的にはそれ異常の冷え方に感じ、冷たさの底力が違うように思いました。
ウインドウの内側の結露は、完全に凍っています。
水滴のまま氷になり、ワンコの足拭きのタオルは湿ったままにしておいたので、棒のように車体の底に固まっていました。
それに、助手席に置いておいた保温水筒は、中でお茶が凍っていました。
まあ、よくも二人と一匹は凍えずに朝まで眠れたものです。


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夜が明けて、必死の思いで寒さに耐えながらシャッターを切りました。
北アルプスの峰々が凍りついたように白く立ちはだかっていました。
このあたりの人は、こんな寒さの中、生活されているのかと、今さらながら暖かい伊豆の暮らしの楽なことを実感しました。


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朝食は毎度同じメニューですが、陽が昇って徐々に暖かくなる車内で食べるのは、また車中泊旅の朝の格別な幸福な時間です。
さて、この後出立して、伊豆の我が家へ向け、帰るのみです。


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泊まっていたのは、キャブコンとバンコンが1台ずつで、後は乗用車や軽バンで眠っていた人もいたようです。
朝方は、道の駅への納品の農家の人の車が次々と慌しく入って来ていました。

真冬の車中泊で、マイナス7℃まで体感したのは今回が初めてですが、これでオールシーズン車中泊旅が可能であることも確認出来た旅でもありました。
もっとも、雪や凍結の怖さがなかっただけに案外快適に過ごせたわけですが…。
信州の冬の様相を垣間見れたのもよかったし、また違う地方へも冬を訪ねて行ってみたい気も益々湧いて来る、有意義な冬の旅でした。


[おしまい]


by martin310 | 2019-02-20 21:09 | 車中泊の旅 | Comments(2)

真冬の車中泊旅(2019)-長野 #3小川の庄のおやき村へ-

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いったい何でしょう?この建物は…。

a0282620_14063161.jpgGoogleマップでたまたま、長野県中部の小川村あたりを見ていたとき、ひょっと目に入ったのは「信州小川の庄縄文おやき村」という文字でした。
マップの拡大率によっては消えてしまうのですが、そのときは見えて気になってクリックしてメインサイトを眺めてみました。
おーっ、なかなか良さげではありませんか。
なかでも炬燵で御膳のようなものを食べている画像に目が点に…。
よし、ここに決まりだと、行ってみることに。

ところが、その他の内容にはそれほど目もくれていなかったので、行ってみるまでなぜ「縄文」かなどとはまったく気にも留めずに。

で、この屋根だけみたいな建物を見ても、一向に縄文とは結びつかず…。


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しかしルートはカーナビの言う通りに任せていると、何だか山間部の雪の凄いところばかり通してくれます。
本当にこれが正規ルートなのか不安になりながらも、従うしかない地理的盲目状態で走っていました。
で、段々、目的地に近づいて来たものの、益々道は細くなり、こんなガードレールもない崖沿いを走らされます。
まるで、“ぽつんと一軒家”状態の道行きに、ほんとにこんな雪の日に店はやってるんだろうか?と、ふたりで顔を見合わせる始末。
大丈夫だろうか。


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坂を登り切ったこんなところにおやき村らしき建物を発見。
いやいや、道路こそ除雪されていて、しかも凍結していなかったからいいものの、雪が本降りだったらかなりヤバそうな場所だ。
で、駐車場なるものは?えっ、ないみたいな。
この時期は路上がそのよう。


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建物のあいだからはこんな風景が見えます。
なかなかこんな場所にある食べ物屋まで来る人はいなそう。
でも、季節がいいときは気持ちのいい場所かも。


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おお、凄い薪の量。
んー、なるほど、これでお焼きを焼くのかも。
薪山の状態から、すでに大分使ったよう。
見た感じ、火力重視の燃えやすい木のようだ。
薪ストーブ用の堅い密度のあるものとはちょっと違うかも。


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んん、ここは何だろう。廊下が見えるが。
棟が別れているみたいだ。


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ここが入口。
「営業中」の文字を見て安堵。
これでやってないなんてことになったらたまらんから…。


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ガラガラと戸を開けて中に入ってみると、先客の姿はなくまたもや不安に。
お焼きは奥の棟のよう。さっきの廊下を歩いて奥へ。


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ぬぬっ、ああ、先に見たあの屋根だけみたいな建物が縄文の竪穴式住居だったのかぁ、とやっと合点がいく。
うす暗い中に煙がもくもくと立ち、中央に囲炉裏がある実に不思議な雰囲気のお焼きの体験館。


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さっそく、野沢菜のお焼きを注文。
おじさんが焼けたものを温めなおしてくれています。


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これがお焼きを焼く囲炉裏です。
自在鉤に下がる焙烙(ほうろく)が実に存在感を醸し出しています。
この地域には、縄文中期の遺跡が多く、それにちなんで縄文の頃の素朴な食べ物の流れとして、このお焼きを名物としたようです。


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蕎麦茶をいただきながら待っていると、お焼きが出来上がりました。
なかなか風情のある素朴な焼き物です。
ひとつずつにしましたが、もっと食べたいくらい美味しかった。
でも、向こうの棟で蕎麦も待っているので、もう2つはお持ち帰りにしました。

おじさんがどちらから?と声をかけてくれてから、伊豆つながりの話でその偶然に驚きました。
話によると若い頃、牧畜の勉強で伊豆の我が家の近くまで来ていたことがあったそうな。
ええっ、そこよく通ってますよ、あそこにいられたんですかぁ。
意外なものです。
こんな信州の山の中と伊豆が繋がるとは。
何だかほんわかと親しみのわく、不思議な邂逅でした。


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さて次は炬燵で蕎麦です。
大きな炬燵が並んで、足を入れればあったかいやら、熱いやら。
けっこう熱くて布団を上げて空気を入れるほどでした。
こんな寒い日に、炬燵で食事が出来るお店なぞなかなかあるものではない。


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堀炬燵の中はこうなってました。
肉眼では炭のようにも見えたのだけれど、電気のヒーターのようにも見えるし、どうなんでしょう。
でも、常に何席もの炬燵を温めておくのもたいへんなことです。
ありがたや、ありがたや。


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お焼きを食べたあとなので、シンプルにざるそばにしておきました。
田舎懐石や鍋料理などはないなぁ。
ネットの写真とはちょっとメニューが違うよう。


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野沢菜と花豆、それに蕎麦茶でしばし待ちます。
どれもおいしく、炬燵に入って待っている時間も心地いい。


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なんだかのんびりこのまま炬燵で昼寝したい気分です。
こういう雰囲気の場所もいいものです。
後からもう一組、ご夫婦が来たようで、我々だけで緊張していたのでほっとしました。


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蕎麦ももちろん手打ちのようです。
撮り忘れてちょっと食べてしまったんですけどね。
もう少し量はありましたよ。
わさびは本物を自分で擦ります。
蕎麦はこしがあってなかなか美味でした。


なかなかご満足な場所でした。
また違う季節にまた寄ってみたくなります。
お焼きの種類も多いので、いろいろ食べ比べてもいいですね。
こんな真冬の寒い日に訪れたのも、きっとこの先も記憶に残っていくことでしょう。


[つづく]


by martin310 | 2019-02-19 14:10 | 車中泊の旅 | Comments(0)