伊豆に住み、八ヶ岳を巡り「空と森と水」の美しい風景を求めて・・・。 自然に包まれて暮らそう!---Martinのフォトエッセイ
by martin310
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カテゴリ:車中泊の旅( 30 )

酷暑の夏、阿寺ブルーで涼む?!

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「阿寺渓谷」の“犬帰りの淵”。



よりにもよって、あんなに、夏の暑さのもとでは車中泊は無理とシーズンオフを宣言していたのにもかかわらず、もしかして場所によっては可能?と思い、酷暑を甘く見て、ついぞ出掛けてしまったこの日・・・。
ニュースによれば多治見では40.7℃という記録的な高温になったという。
どうりで暑いわけだ、宿営地にしていた信州・遠山郷(標高400m)では、陽が落ちて夜になっても一向に気温が下がらず(夜7時時点で29℃)、さらに温泉に入った後なので、余計に暑く、どうにもこうにも車内に入っていることさえ出来ずにいました。
ずっとエアコンをかけるため、アイドリングを続けているわけにもいかず、遂にもっと気温の低い場所へと移動することにした次第です。

そして、標高920メートルにある道の駅・信州平谷に。
ここなら換気ファンを回しているだけでも充分涼しく、ワンコもすやすや眠ることが出来ました。
暑い夏の車中泊地は、まずは標高が肝心なのを実体験。
1000メートル近くないと、この時期は車内での安眠は無理ということがわかりました。


で、その翌日、またも朝から灼熱の太陽は照り出していて、ぐんぐん気温は上昇していきます。
車内温度はエアコンなしではとてもではありません。
そうなると、外で気軽にのんびりとも叶わず、涼しいと確信出来る場所にしか行く気が起こりません。
そこで地図を眺めて目に止まったのが、ここ、長野県大桑町にある「阿寺渓谷」です。
有名な「阿寺ブルー」を堪能しながら、清流の流れに足を浸す・・・、これをやってみたいと思ったわけです。


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これがいわゆる「阿寺ブルー」というやつです。
水の透明度がはんぱなく透き通っていて、水底の小石まではっきりと見えます。ああ、飛び込みだい!


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木陰に入れば、清涼な風が吹いて汗ばむ頬を冷やしてくれます。
白砂の上に行きたい気がしますが、とても足場が悪く無理な場所です。


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まるで水がないようにさえ見えるほど、限りなく透明なのです。


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水に触れられる場所に下りるのも、ちょっと危ないような自然の河原です。特に、ワンコをだっこしていると、おそるおそる岩場を下り、やっとの思いで水辺へ。


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暑くてはーはー、ワンコも楽ではありません。
冷たい渓流の水で足を冷やしましょう。
不思議と嫌がらず、気持ちよさげです。
足だけニワトリのようで、笑えます。
ちなみに、この状態では前足は犬掻きをしています。
条件反射で犬掻きするのが、また笑えます。


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見ているだけでも涼しげではないでしょうか。
水温はけっけう低いので、そう長くは入れていられないかも。


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真夏の渓流・・・。
こういう頭がぼーっとするような夏の時間がいいですね。



by martin310 | 2018-07-20 12:34 | 車中泊の旅 | Comments(0)

インスタからお気に入りの「バンライフ」フォトを集めてみた。


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↓こういうのが理想のバンライフ、車旅だなぁという画像をインスタから拾ってみた。
何度見ても、こちらの旅心を刺激して来る秀作。
こういう車旅写真を撮りたいし、こういう旅こそ本望のバンライフ。






大雑把な旅ルートを基に、その日そのときの直観に任せて、
行ってみたい場所へ行ってみる。
その場所を味わって一夜を過ごしたら、さらにそこからまた次の場へ・・・。

遭遇に次ぐ、遭遇によって旅の行程が道になって行く。
実り多き旅とは、そういう必然の偶然な連鎖が生み出していく。







森の中に宿営すべき平地を見つける。
まさに用意されていたかのように一夜の占有が許される。
好きな場所で、好きなように泊まれる自由。
そんな自由こそ自然の大きな懐のうちに。
偉大なる大陸と大自然。



*VANLIFER OF THE DAY* @vanlifejam "Before I turned 20 years old, I used to live very materialistically! I always wanted the newest gadget and bought a lot of stuff and things and things and things.... I guess that was the reason why I never had enough money to realize my dream: to buy a van! But in the last years, I was wise enough to notice that MONEY and WORK are two related words! The less you need, the less time you need to work! Simple as that! I started to get rid of everything I didn’t need in my life!" Read the full vanlife story of Marc Schär in the @vanlife.magazine. Link in bio! + #VanlifeMagazine Daily Vanlife Stories by Vanlifers from all over the World! 🌏 Get featured! 🚐 Submit your story! 📝

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キャンプ場でもなく、ましてや道の駅でもなく、
大自然のもと、ほかに誰もいない世界。
なんという豊かさだろう。
憧れは国を超えて広がっていく。
だが、それだけに自分の置かれた足元を見ざるを得ないのだ。
小さな島国に、それを求めるのもまた無理がある。
わかっていながら、旅への思いはこの広大な世界への
夢の広がりを追い求めることには変わりはないのだ。

















by martin310 | 2018-07-16 20:34 | 車中泊の旅 | Comments(0)

「車中泊」を超える「#vanlife」の世界への憧れ。


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インスタをかじっていて初めて「#vanlife」という世界があるのを知った。
「車中泊」というスタイルは、かなり日本の実情に合わせた旅の形式で、世界はもっとワイルドで自由、相当開放感が溢れている。
もっとも「life」というだけあって、旅が生活というものに特化している意味であろうが、そこまでは行かなくとも、やはり「車中泊」というカテゴリーの限界を意識して来ると、このワールドワイドな開放系を持った「バンライフ」こそ、旅心を強烈に刺激させるものがあるのは確かだ。


※「バンライフ」については、以下のサイトなどで雰囲気がわかるはずだ。







そして、YouTubeでこんな動画を見てみれば、もう、激しくカルチャーショックを受けるのではないだろうか。

日本でもし、この「バンライフ」を実践するとなると、様々な問題に直面しそうだ。
すなわち、その問題こそが、まさに現代日本におかれた車中泊フリークたちが、そこに留まらざるを得ない条件になっている気がする。

あの大自然の中で野営する自由は、この国では夢の世界だ。
だいいち、その大自然のスケールがまったく異なる。
それは国土、大陸の違いで致し方なくとも、やはり日本の旅のベースは箱庭的自然なのだろうか?とついつい思いたくなる。
そこに様々な法的、常識的縛りの数々・・・。
こじんまりと閉ざされた世界で、限られた自由エリアでの小さな旅をしているに過ぎない、そういう心境に襲われる。


「バンライフ」の画像や映像を見ていると、やはり彼らの先祖が営んで来た、幌馬車の暮らしが透けて見えて来るような気がする。
あのコンパクトな古いワーゲンバスのスペースの中で、よくもあれだけの装備と、実践的な空間活用が実現できるものだと、関心至極だ。
それはきっと幌馬車生活のDNAがあるからかもしれないと思ったりもする。

車両サイズも排気量もそれほど違いのない車で、なぜそこまで行かないのかと思い、我がバンスタイルをさらに模索したい衝動にかられる。
そしてなにより、旅に求める自然界との出会いというのは、このような「バンライフ」の自由なスタイルにこそ実り多きものを感じるし、まさにそこには「旅」の旅たる旅人のスピリットが濃厚に宿っているに違いないと思えることしきりだ。






by martin310 | 2018-07-12 19:05 | 車中泊の旅 | Comments(0)

【車中泊・信越の旅】 映画「阿弥陀堂だより」のロケ地だったこと、帰ってから知る。


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今回の【車中泊・信越の旅】 、初日の宿営地は道の駅「花の駅・千曲川」だったため、翌日はまず、その周辺のスポットを巡ってみようと、飯山市の観光パンフを片手に主だったところを目指しました。
最初に行ったのは、そこから一番近い「菜の花公園」。
でも、当然のこと、花期ではないので何にもありませんでした。
当たり前ですが、でもひょっとして、季節の違う期間はまた違う花があるのか・・・、と思ったからでしたが、そのまんま菜の花畑の花無しの風景だけでした。

で、次に寄ってみたのが、この画像の巨木・老木・ご神木の「神戸(ごうど)のイチョウ」でした。
その姿は遠くからでも望めて、近づけば、その巨大さに圧倒されます。
けっこう絵的には、この鳥居のデザインが印象的で、上部だけ赤いというのと、中央の額の色との対照がよく、形もなかなかいいもので、大銀杏の崇高なお姿と好ましいバランスに見えました。


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案内板には樹齢は記されていませんでしたが、調べるところ、どうも500年超のようです。なので、逆算すると西暦1500年代の生まれ。
なので戦国時代から現在まで、この地に根を張り、生き永らえておられることになります。
そんな老木中の老木なのにもかかわらず、なんという樹勢でしょうか、葉の繁りはご覧のとおりもの凄い量感で圧巻です。

すぐ横の祠と比べればわかるかと思いますが、幹周は14.7メートルと、数字以上に身近に目にすればその巨漢ぶりがわかります。
一本の巨大な幹というより、何本もが一体化して個体になったように見えるのがおもしろい。


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どのようにして、ここまでに保たれ、巨木化出来たのかを知りたくなります。
樹ならいくらでもあるわけで、その中でこの銀杏がどうして?
すると説明版に、
「中世から小菅庄内の良蔵坊門前の木と伝えられた雄木」とあるので、修験道隆盛の頃、「小菅神社」を中心に、いくつもの坊があったうちのひとつの門前にあった「雄木」が残された・・・というようなことが想像できますが、どうでしょうか。


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明治の頃の書物に、このような大銀杏の絵図があるようで、当時、すでに今のような大きさを有していたことがわかります。
そこからすでに130年も経っているのですから、巨木になっての時の長さと、遡ってこの樹の命の永さがよくわかると思います。


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ふと静かに大樹を見上げれば、なぜか神聖な気持ちになるものです。
まわりの小菅の村の、まさに守り神である存在感がよくわかります。


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そして、さらのここから坂を登ると、「福島棚田」があるのを知ったので、もう少し細い農道のような道を上って行きました。
確かに棚田の風景ですが、もっと上の方の棚田は、既に耕作放棄地になっているようで、草が生い茂っていて、棚田の面影があるだけでした。
そこでこれ以上行っても仕方ないとUターンして下ってしまいました。


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ですが、帰ってから持ち帰った観光パンフを詳しく見直していると、なんと、なんと、そのUターン地点の目と鼻の先に、あの映画「阿弥陀堂だより」の舞台のその阿弥陀堂があったことがわかったのでした。
「えっーっ!」
前々から映画を見て、一度は行ってみたいと思っていた場所で、以前、ロケ地巡りのブログ記事も読んでいたのに、なんてことでしょう。
せっかくのチャンスに、知らないだけにそこを掠めて帰って来てしまうとは・・・、とほほ。

a0282620_22114604.jpgというわけで、観光マップに小さく「阿弥陀堂」とは記されていたのですが、それがその「阿弥陀堂」だとは思いも寄らず・・・。
行き当たりばったりの旅は発見も多いのですが、このように下調べなしというのは、その分、こういう事態も招く危うい旅計画なのでありました。(右画像は、行っていないのですから、もちろん借り物です)


※映画「阿弥陀堂だより」のロケ地は、ほかに「神戸の大いちょう」付近や、「小菅神社」付近、「馬曲温泉」や「正受庵」でも撮影が行われたようです。
もう一度、そういう目でDVDを観なおしてみたい気がします。


それにしても、この長野県飯山エリア、実際に見て感じた風景の雰囲気と、あの映画の阿弥陀堂世界とは少し隔たりがある感じで、それだけ、映画の世界観は独特のカラーに彩られているものだなあと感じた次第です。
フィルムに映ずる景色と音楽と、そこで起こるドラマで、まったく違う世界が創出される、ということのようです。


by martin310 | 2018-07-02 22:31 | 車中泊の旅 | Comments(0)

【車中泊・信越の旅】 ハート型の湖、北竜湖って意外なほど神秘的だった。

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旅日程とは時系列逆行のブログ記事ですが、2日目に戻って。
初日の車中泊場所は、長野県飯山市の道の駅「花の駅・千曲川」でした。
その名の通り、千曲川沿いを通る国道117号線のとても開けた田園地帯の中にあります。
そこから東の山裾方向へ行くと、野沢温泉にほど近い山中に「北竜湖」という小さな湖があります。

というのも、いつものように道の駅で入手した観光パンフレットで知ったのですが、1泊目のよく晴れた午前中にちょと寄るには最適な場所かなと思ったのが動機で、それほど期待もしていなかったものの、行ってみると、いやいやなかなか神秘性があってとても美しい湖だったのです。


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この湖は、「周囲を走る断層と、火山の爆発によって出来たくぼみに水が溜まって出来た天然湖」だそうですが、なるほどよくあるダム湖のような人工的で死んだような湖とは違う、どこか謎めいたような鮮烈な自然の息吹を感じる湖のようでした。


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何よりまずは、道路寄りの公園のような場所にあるこの松の木立と湖水の碧蒼い色のコントラストがとてもきれいでした。
湖面は鏡のように静まっていて、その向こうに広がる対岸の緑の森がまた、いっそう静寂感を際立たせています。


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湖の周囲には遊歩道が伸びているので、そこをわんこと散歩しました。
飼い主が好む森の道は、我がわんこも当然のようにお気に入りで、興味津々、鼻をぴくぴくしながら勇んで歩きます。


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a0282620_22182866.jpg北竜湖の説明看板で知ったのですが、この湖、どうも形がハート型をしているようです。ちょっとイラスト地図は形をデフォルメし過ぎかと思いますが、後で航空写真で確認すると、ほほう、ちょっと厳しいけどまあハート型といえなくもないような・・・。
観光資源にはもってこいでしょうが、特にそれが?と思ってしまいますが、まあまあ。


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ハートの窪み部分がこの対岸の出っ張りのようで弁天島というそうで、ボートの船着場のようになっているようです。
このときも、カヤックのようなものと人影が見えていました。

※尚、すぐ近くに「いいやま北竜温泉」があるので、日帰り温泉もいいですね。


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この湖の持つ、静寂性や清澄な佇まい、それに何より神秘性は偶然にあるものではなく、おそらく、それだけ精霊の力が強く働いてのことだと思えます。
そうでなければ、ここまでの清く整った自然界を保持するのは不可能だと思うからです。
伝説や湖の起源などに、きっと何か隠れているものがあるのかもしれませんね。
神秘性すなわち、精霊界に通じているのだと実感する湖です。



by martin310 | 2018-06-29 22:20 | 車中泊の旅 | Comments(0)

【車中泊・信越の旅】 妙高へ行ったら、まずは“いもり池”へ。


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黒姫高原から妙高・赤倉温泉への道も、なかなか気持ちがいいところで、道中、「いもり池」の前を通ります。
来る度に必ずここへは寄って、池の周りを歩きますが、考えてみると割としばらくぶりに来たようで、前回はまだわんこがいなかったことを思い出しました。
なので数年ぶりに見る池の景観は、前回来たときの改修工事が終わって、随分と自然の植生が戻って来たようで安心しました。

「いもり池」って名前的には奇妙なのですが、その謂われが表示板にありました。
知らなかったことに、起源は源平の戦いの木曽義仲に遡るようです。義仲軍がこの地で一休みし、軍馬に水を飲ませようとしたときにいもりがうようよいて馬が激しくいなないたことに端を発し、「いもり池」と呼ばれるようになったそうな。


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この日は梅雨の晴れ間、標高のある妙高高原では雲に覆われていたので、陽の燦々と降る明るい光景は見られませんでした。
なので、せっかくの妙高山の麓の池のバックに、その山の姿はほんの裾程度しか現れませんでした。
でも、ここはなんと言ってもスイレンの群生が池面に広がり、後景の樹木のシルエットが、どこか異国のような雰囲気を醸し出す点に魅力があります。
絵的な風景がそこここにあって、来ればシャッターを押すことに夢中になっている自分がいます。それだけ、お気に入りの場所なのです。

このアングルからの景観が好きで、我が家のリビングにも横長の写真額の中にこのいもり池風景があります。


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池の場所によっては、スイレンの葉がひしめき合うように増殖していて、水面が見えない箇所もあり、花の数も相当多く咲いていました。
紅白のスイレンの花がうまい具合に混ざり合って、遊歩道を歩く目を楽しませてくれます。
花の色があるなしでは全然華やぎが違うので、ちょうどいい季節に来れた感があります。


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遊歩道は歩きやすく土の平坦な道につくられているので、わんこも大喜びでリードを引っ張って我先にと歩きます。
わんこにとっては初めての場所ですが、飼い主が大のお気に入りの場所は、案外、お犬様もお気に召してくれることが多く、この日も見当が見事にあたりました。
不思議とそういう場所は、到着してキャリーのドアを開ける瞬間から、勢いよく外に飛び出して来ます。このときの勢いも凄いものがありました。


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お気づきの方もいられるでしょうか、そうです、ここに来るとスイレンの池が被写体になるのは当然ですが、ファインダーを覗いているときの意識は、もうかのジヴェルニーの池と同じに見えているわけです・・・。




by martin310 | 2018-06-28 11:40 | 車中泊の旅 | Comments(0)

【車中泊・信越の旅】 美ヶ原高原に、こんな美しい白樺林があった。


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▲美ヶ原高原白樺平



旅2日目は、長野県小県郡長和町大門にある、道の駅「マルメロの駅ながと」で車中泊したので、翌朝は、そこからほど近い、上田市武石の県道号62線で美ヶ原を目指しました。
この62号線沿いの景観は、長閑な里山風景が続き、なかなか走るには心地いい場所です。まったく初めて通る道なので、いっそうすべてが新鮮に目に映ります。
標高を少し上げて行くと、途中で県道464号線に折れ、そこからは急坂続きの山登りが始まります。
眼下に、山々の尾根が見える頃には、樹間から大展望が垣間見えて来て、思わず、「オーッ!」を歓声をあげてしまいます。

唐松の森が続くと思ったら、一気に雰囲気が変わり、気がつくと、そこからは白樺林が道の両側に回廊のように続いていました。
まったく下調べなしで気ままにコースを選んでいるので、こんな場所に白樺の群生地があるのをまったく知りませんでした。


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空気も冷んやりして心地よく、高原特有の蝉のような声が聞こえて、白樺の森はどこか北欧のような雰囲気に満ちていました。
八ヶ岳の八千穂の白樺林はよく行っていましたが、美ヶ原直下にこんなところがあるのは意外でした。

快晴の空のもと、明るい光が降り注いで、葉の緑と白樺の表皮の白さが際立ってとても美しく見えました。
やはり1000メートルを越えて、しかもほとんど車が通らないこの道沿いの白樺林は、かなり均整のとれた品位の高い森に感じました。
ビーナスラインの裏街道的な、あまり交通量の多くない場所だけに、しかも、冬季は閉鎖されているだろうことから、かなり森の清冽さが保たれているのだろうと想像します。


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こんな素晴らしい森があるのに、誰も来ないのだろうか?と思うほど、わずかにバイク1台と乗用車2台しか、我々がいるあいだには通りませんでした。
白と黒のコントラストが目立つ白樺の姿は、細かい緑の葉の付き方からも、実に清楚で気品のある樹木に思えます。
その群生の醸し出す辺りの空間は、やはりエキゾチックでちょっとメルヘン的な異世界に居るような気にさせます。
あまりに気持ちいいので、道を行ったり来たりしながら、最良のカメラアングルを探したりしてしばらくここを離れられずにいました。


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やはり標高を上げると、天に近いという雰囲気になります。
地上の人界とは一線を画したような、まさに天上界的な波動が降っているような気になります。
ときには、こういう場にしばし身を置くというのは大事なような気がします。
あまりに俗界とは異なるエネルギーに満ちています。


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撮っている人を撮る人を撮っています。


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季節といい、天候といい、光の具合といい、最高のタイミングに来れたからでしょうか、思わぬ聖なる場所の発見に心躍る時を過ごしました。



by martin310 | 2018-06-26 11:43 | 車中泊の旅 | Comments(0)

【車中泊旅】美ヶ原は、その名のとおり実に美しかった。


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夏の暑い時期は、車中泊の旅はシーズンオフに入ります。
そのオフ前の最後になるかもしれない旅に出て来ました。

今回は、あまり無理な距離を移動せずに、エリアを決めてその周辺を小回りに周ろうというプランで、飯山(長野県)、妙高(新潟県)、ビーナスライン(長野県)辺りをのんびり周遊するという旅でした。

旅程の順序は逆になりますが、まずは2泊3日の最終日に行った美ヶ原(うつくしがはら)高原美術館のある、道の駅「美ヶ原高原」からの展望画像を載せておきましょう。


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見てのとおり、梅雨の晴れ間の最高の好天に恵まれ、標高2000メートルからの眺めはこれ以上ないほどの見事なものでした。
4万坪もある屋外展示場の美術館を散策している時間はありませんでしたが、展望駐車場から見える屋外彫刻が点在する丘は、ある種、不思議な雰囲気を醸し出していました。
トップ画像は、そのうち「ビーナスの城」のある風景を切り取ってみたものです。
蒼穹とお城が、どこかお伽の国っぽい、非現実の世界のように感じます。
2000メートルという高度が、さらにその異世界観を助長して、ぼーっと眺めていたい気になってきます。


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遠くなるほど淡くなっていく、山並のグラデーションが美しく、ちょうど見頃のレンゲツツジがいいアクセントになっていました。
あまりに広大な風景なので、このサイズの画像ではとてもでなくスケール感が出ませんが、言わずもがな、これは現場でなければわからない素晴らしさです。


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初日は梅雨前線からのたっぷりの雨をいただきながらの出発で、この最終日の快晴を予報から確信しつつ、その期待感で出掛けられたようなものでした。
梅雨寒から気温の上昇もあったので、この日の高原の大気もなかなか心地いい温度で、決して寒くはありませんでした。


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正面の建物が道の駅兼、高原美術館の入場口です。
ひろーい駐車場は、景色の展望がいい方に固まって車もバイクも停まっています。
ビーナスラインは、長く有料だったので、今まで無料化になったのを知らず、ついぞ、この美ヶ原高原にも一度も来たことはありませんでした。(※2002年に全線無料開放)
意外に、行き止まりの観光道路の有料道路は行き先には選ばないものです。今回、もしかして・・・と、いろいろネットで調べるうち、全区間無料なのを知って行ってみようと思った次第です。


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兎に角、空がどこまでもきれいな日でした。
360度のパノラマというほど、空は無限に広がっています。
ワンコをお散歩させたり、道の駅でおみやげを買ったり、お焼きをほおばったり、帰路のスケジュールもそれほどきつくないので、けっこうのんびり出来たようです。


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旅の記録としては珍しく、最後から逆走する今までにないパターンで記しています。
この後も、順序はランダムに、気ままに記していく予定でいます。



by martin310 | 2018-06-24 20:26 | 車中泊の旅 | Comments(0)

車中泊の旅 ~温泉・道の駅・車内飯など~


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※画像は、帰路で立ち寄った群馬県嬬恋村のバラギ湖の風景。


<旅の楽しみ、温泉は?>

旅の行き先を魚沼・奥只見方面ということに決めると、まずは、温泉併設の道の駅を調べます。
それと、駐車台数から車中泊しやすい場所かどうかを判断して、宿営地としての道の駅を決定するわけです。
あらかじめ1泊目と2泊目の道の駅を、移動コースから選定して目星をつけておくのですが、これが事前の情報からイメージしていたのと大分違うようなこともあり、行ってみるまでわからないことも多いものです。

実は今回も、1泊目の予定地は行ってみてこれはちょっとと??、急遽変更し、そこから次の候補地へ暗くなりかけた道をひた走るという事態になりました。
それでやっと辿り着いたのが、道の駅「南魚沼 雪あかり」なのでした。
ここは、タウンエースバンで最初の車中泊をした場所で、勝手知った場所で安心して寝られる算段がついていたので、有無を言わずここにしたわけでした。
ですが、残念なことに道に駅としての規模は大きいのですが、温泉併設ではないのです。
なので、前回見つけたローカルな立ち寄り温泉へと、とっぷり暮れた南魚沼の町を移動することになりました。


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道の駅「南魚沼 雪あかり」から車で30分かからないほどの地にある、五十沢温泉にある「さくり温泉健康館」です。
露天はないふつうの温泉ですが源泉掛け流しで、夜9:00までの営業と、料金が420円というのがいいですね。
他にもいろいろ調べればあるのでしょうが、前回、たまたま見つけた温泉で、肌がしっとりつるつるになる泉質だったので、今回もここに。


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2日目の温泉は、沼田市白沢の道の駅「白沢」にある白沢高原温泉「望郷の湯」です。
ここは道の駅に併設の施設で、宿営場所の駐車場からすぐなので、すべて寝る支度を済ませてからでも行くことが可能です。
建築物自体も凝ったつくりで、浴室も内湯、外湯ともちょっと建築家の意匠性がそうさせたような設計に見えました。


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<宿営地の道の駅は?>

道の駅「南魚沼 雪あかり」は、普通車168台というかなり規模の大きな道の駅なので、車中泊場所を確保するには問題ないところです。
国道17号(三国街道)沿いであるために、多少、通行音は聞こえますが、気になるほどではありません。
大型車用スペースがあるため、トレーラーのアイドリング音は大きい方で、そこからはやや駐車場所を離す必要があるかもしれません。
道の駅の建物の裏側、今泉記念館の駐車スペースもあるので、ひっそりと静かな場所を求めるのならそちらの方もあります。
但し、ちょっと暗がりで物騒な気がしたので、我が家は表側で寝ました。


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道の駅「白沢」も大型道の駅で、普通車200台という駐車スペースのだだっ広い場所です。
ここは、国道120号(日本ロマンチック街道)から200mほど中へ入った場所にあるのでかなり静かで、トレーラーなどもほとんど入って来ない場所のようで、宿営環境としては最適な場所のようでした。
それに、近くにはあの巨大テーマパークのような道の駅「川場田園プラザ」があるためでしょうか、そちらに集客されて、案外穴場として空いている気もしないでもなく、とても静かな夜を過ごせた場所でした。


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<車中泊の準備としての寝床づくり>

キャンピングカーであったなら、就寝時の寝床の準備などというのはいとも簡単に出来るでしょうが、こと、車中泊仕様であるだけの我がタウンエースバンでは、毎回、寝る準備のためには、まず就寝スペースである荷室の荷物を移動させることから始めなければなりません。
常時設置のままのベッドスペースなどというのは、ハイエースより短い車体では所詮、無理なことで、ポップアップルーフなどという贅沢な仕様でなければ叶わないものです。
なので、まずは荷室に置いた荷物(ワンコとそのキャリーも含む)を運転席と助手席に積み上げて空間をあける必要があります。

また、ウインドウの目隠しに、サンシェードを8枚も取り付ける作業もあります。

さらに、ロールマットに空気を吸入することもけっこうな労力です。
寝心地を良くするのは、けっこうパンパンに入れるので、ポンプの使えない吸入口のため、毎回、肺活量を酷使して目が回りそうになります。(笑)

この作業は、雨の場合は濡れるのを覚悟しなければなりません。今回も小降りではありましたが、小雨の中で二人掛りであくせく作業してやっと寝床の完成となりました。
大雨のときは無理だとつくづく思うので、荒天のときはもちろん予定変更となります。(長期旅はまだしていませんが、きっとこのあたりがネックになるだろうという気がします)


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けっこう各部のドアを開け閉めしながらの、荷物の移動や、取り出しなどの作業が多くならざるをえない気がします。
晴れているから出来ることで、雨の日はたいへんになりますね。
すべて外食で、車内では寝るだけなら寝具類だけに出来るので大分荷物も少なるでしょうが、朝食は車内でとしているので、そのための調理や食事関係の持ち物が多くなります。
なので、限られたスペースにどう収納して、どう使い易く出来るかが工夫のしどころになります。


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床下のスペースは、タイヤハウスの高さ分(13cm)しかないので、そこに入れられるものは限られて来ます。
水はペットボトル数本を常に入れておきます。
傘やカッパなど雨具類や、ワンコ関係の常備品など、すぐ取り出せる床下に置いておきます。


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朝食の支度風景です。
今回は、車の停める場所や向きで、バックドア側が人目につく位置だったので、朝食用の目玉焼きは室内でスキレットを使いました。
油臭がつくと困るので、自作4連排気ファンをフル回転させてます。
これは、ただ窓を開けているのではなかなか排出出来ないのを強制的に排気するので、なかなか高効率です。
室内にこもった熱気を排出して、外気温と同じにも出来るので、暑いときにも停まったままでは良好な方策ですね。


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外から見た4連換気ファンです。
スライドドアの窓はここまでしか下がらないので、この幅にちょどいいサイズのファンを取り付けています。
走るときは当然、窓を閉めて走行します。締め忘れていると、ブウンブンと後ろで音がするのですぐわかります。
逆回転すれば原理的には発電機になるんですけどね。


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いつも月並みなメニューですが、ひとつ違うのはサニーレタスが自家栽培なことです。
出掛けに、庭先のプランターで育てているのを獲って持って来たものです。
そのうちトマトも我が家の産直ものになるのですが。


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この車種の限られた空間の中で、二人と一匹、それに必須のアイテムが、効率よくシーンに合った配置で、準備の労力を極力少なくしながら快適に寝泊り出きるように工夫するのが、車中泊ライフのひとつの追求どころで、車外のルーフやヒッチキャリアなど、拡張スペースを作ると、それだけ動きや外観のスマートさが損なわれます。
外部に出すのは安全面でもリスクが増えるので、どうしても車内ですべてをカバーしたいものです。
まだまだ工夫、改善の余地ありで、「食べる」と「眠る」のにアイデアを絞っていきたいところです。



by martin310 | 2018-06-11 20:51 | 車中泊の旅 | Comments(0)

車中泊の旅 ~只見線に沿って田子倉湖へ~


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<思いがけない壮大な風景に脱帽>


2日目は、栃尾又温泉へ寄った後、そのまま樹海ラインで奥只見湖へと思っていたところ、その先の檜枝岐までは銀山平で通行が不可のようなことが表示されていたので(不確か情報)、もうひとつのルート、JR只見線に沿った国道252線で只見町経由で周遊することにしました。
a0282620_13480192.jpgとっ言っても、このコースもかなりの距離。この日の宿泊予定地の沼田付近まで行くには、ナビの時間にしてもかなり押している感があって、ちょっと厳しいところでした。

でも、ここまで来て奥只見に潜り込まねば来た甲斐がないと、ちょっと無理めなコースを行くことにしました。
魚沼からさらに一路北へ向かい、入広瀬から破間川と只見線が入り乱れて交錯して伸びる国道252線を県境を越えて福島県へと入って行くこととなりました。


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大白川あたりからは、道は本格的な山の中の一本道に化して行きます。
もう、集落だってほとんどない、まさに山深い領域へ入って行くというところに、こんな淡いピンクの花が今が盛りと咲き乱れていました。
沿道のあちこちに自然に繁殖しているようです。


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この地域にしかないのでしょうか、他でほとんど見たことがありません。もちろん名前も知らない花です。
ちょうどこの花の時期のようで、緑一色の沿道の中で、その淡いピンクが一際、目を楽しませてくれました。


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国道と只見線の線路が並んで続いています。
但し、行き交う車は皆無です。
まったく人も車も目にしません。
そんな中をずんずん山懐深く入って行きます。
この独特の雰囲気がいいのですが、ただ、その反面不安感も寄り添って来ます。


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やがて道は次第に登りに掛って行き、ずんずん標高を上げて行きます。
いくつものスノーシェッドを超えて行くと、辺りの山に残雪が見えるようになりました。
そして、谷の底の方に青い水を湛えたダム湖の姿を見たときは、思わず、奇声を上げたほど広大な風景がひろがっていました。


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この時期にまだこんなに雪が残っているとは・・・。
そして、通って来たスノーシェッドに大量の水が降っているところは、この残雪の雪解け水だったことが判りました。
もの凄い水の量で、滝になってトンネルの上から落ちています。


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これが雪渓です。
山の頂き近くには点々と見えたものの、道路のすぐ下にもあるとは。
これが融け出してやがて流れをつくっていくのですね。
やはり、生の雪渓はリアルな存在感があります。


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この国道上では、この辺りがおそらく標高の最高地点ではないかと。
車を停めて辺りの風景を撮りに出ました。
道の端は崖で、等間隔にコンクリート壁のないところが並んでいます。
そこには近づけないほどの高さのある崖です。


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これが田子倉湖だというのは、青い水面のエッジの形などから、Google Mapで見ていたものとの一致でわかりました。
でも、ここまで壮大で広域な風景のひろがりは知らなかったので、けっこうな驚きでした。
人間、予備知識なしでこれだけの広大な風景を急に目にするというのは、いい意味で裏切られた感があって、ショックが後を引いたりするものです。
いやー、逆に、ここまで凄いのに、なんで人っ子一人いないのかが不思議でたまりませんでした。


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これを記録しておこうと、何カットもシャッターを切りましたが、所詮写真、それもこんな小さな画像サイズではとてもあらわし切れる訳がありません。
遠く青く霞んでいく山の連なりが、その広大さを物語っています。
例え田子倉ダムによる人造湖であっても、その湖水のあらわす姿には神秘感が漂っています。
これが奥只見独特の山の霊気なのでしょうか。


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写真というものは、この風景のどこかを切り取らざるを得ませんが、どこをどう撮っても、この風景のスケール感は出ません。
諦めながらも記録だけには残しておこうと・・・。


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遙か彼方まで見渡す限りの山域に、自分たち二人だけという・・・、こんな感覚を味わえたのも、ここまでまさに奥只見に来たからのものと、ある種特別な感慨に耽るのでした。
眼下には、静まり返った青い湖水が山影を映しています。


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走っていて、もうすぐ終わりそうな田子倉湖と只見線が接しているところにトイレとパーキングがありました。
というか、このトイレに寄ってみてはじめて、すぐ傍らを只見線の線路が通っているのを発見したのですが・・・。
こんな深い山の中を通る鉄路というのも、なにか不思議な物語性を感じます。
ひっそりと先のトンネルに吸い込まれて行く線路・・・。
何か童話の世界に居るような感覚になります。


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遂に一度も、その姿を見せなかった只見線の車両はどんななのでしょう。
本当にここを走っているのでしょうか?
ただ、川と鉄橋のある箇所で、三脚を立てた鉄男さんらしき人を見たので、きっと長い間隔を空けて車両がやって来るのでしょうね。
只見線沿線の秘境風景のよさって聞くことがありますが、これだけの深山幽谷エリアを走るのでしょうから、さざかし魅力的であることは間違いないでしょう。
ローカル線の旅もいいなと思いました。

田子倉湖につながって小さな只見湖があり、そこを下ると町が出て来ました。
ここが只見町。もうここは、福島県なのです。(福島県南会津郡只見町)


つづく


by martin310 | 2018-06-05 14:11 | 車中泊の旅 | Comments(0)