人気ブログランキング |

伊豆に住み、八ヶ岳を巡り「空と森と水」の美しい風景を求めて・・・。 自然に包まれて暮らそう!---Martinのフォトエッセイ
by martin310
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
最新の記事
[車中泊旅] 群馬の山上の湖..
at 2019-10-07 14:53
母屋の外壁塗装、遂にてっぺん..
at 2019-10-01 13:39
阿弥陀堂は今もひっそりとそこ..
at 2019-09-16 15:32
屋根まで届け、単管足場。・・..
at 2019-09-08 22:31
UFOが音楽を奏でる?![純..
at 2019-09-02 16:10
雨の日は、「純セレブスピーカ..
at 2019-08-29 15:00
8月の庭 * コニファーの下..
at 2019-08-26 22:08
真夏の補修月間・・・ガーデン..
at 2019-08-23 10:05
[DIY] バラ用木製コンテ..
at 2019-08-13 19:47
「高原へいらっしゃい」・・・..
at 2019-08-06 22:23
画像一覧
カテゴリ
全体
*D.I.Y
∟タウンエースカスタム
∟18mの土留め柵
∟DIYインテリア
∟ガーデンハウス
∟ガーデンフェンス
∟ウッドデッキ
∟Tool Shed
∟キャンプ系 DIY
ログハウス
キャビン
*キャンプ
∟ならここキャンプ場
∟秋葉神社前C(6)
∟高ソメC
∟奥大井・八木C(3)
∟かじかの里公園C(3)
∟朝霧ジャンボリーC(2)
∟西湖自由C(3)
∟道志の森C(7)
∟田貫湖C(1)
∟駒出池C(6)
∟デイキャンプ(6)
車中泊の旅
ガーデニング
田舎暮らし
サイクリング
八ヶ岳ポタリング
おすすめショップ
カフェ&レストラン
BOOK&CD
風景探勝
とっておきの伊豆
とっておき八ヶ岳
スピリチュアル
日々の思索ノート
アート
文学
音楽
オーディオ
映画
オリジナル動画
YouTube
vimeo
お気楽メモ帳
社会問題
時代の真相
秘史探求
その他
「食」の問題
選挙関連
TPP関連
原発関連
UFO関連
トラックキャンパー
以前の記事
2019年 10月
2019年 09月
2019年 08月
2019年 07月
2019年 06月
2019年 05月
2019年 04月
2019年 03月
2019年 02月
2019年 01月
2018年 12月
2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 08月
2018年 07月
2018年 06月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
最新のコメント
JUN さん、お尋ねの件..
by martin310 at 12:07
一番上のタウンエースバン..
by JUN at 09:24
写真のホイールメーカーと..
by JUN at 09:22
お返事ありがとうございま..
by 風弘法 at 10:09
風弘法さん、コメントあり..
by martin310 at 21:54
シネマ紀行・萌の朱雀をリ..
by 風弘法 at 19:14
ブログジャンル
twitterで更新情報がわかります。
ブログランキング
検索
ファン
記事ランキング


カテゴリ:とっておきの伊豆( 25 )

ある晴れた日、西伊豆の山の上にて・・・山上珈琲。

a0282620_11164333.jpg



よく晴れ渡った日の午後、西伊豆の尾根を走る“西伊豆スカイライン”の途中で、コーヒーブレイクをしました。
かつては、東伊豆の山の上を走る“伊豆スカイライン”の計画線上にあって、その西伊豆線として造られた有料道路だったのに、通行量が余りに少ないので無料化され、その後、静岡県に有償譲渡された路線だそう。

なので、今でも平日はほとんど走る車の影を見ることがないほど閑散としていて、見晴らしのいい高原道路ながら、ちょっと不気味なほど人気のないところです。
もったいないほどいい道路なのに、人の意識からは放置され、忘れ去られているような感じですが、場所によっては絶景が拝めるポイントがいくつかあるところです。

そこでコーヒーブレイクをしようと、最適な場所を探しますが、あるようでなかなかないのがこの道路の不思議なところ。
もう道路が終わってしまうかと思いきや、漸く、おっ、ここは!という場所が見つかりました。

まるでヘリポートのように地面を丸く平らにしたような場所。
そのへりまで行って車を停めました。
向こうに見えるのは、この路線の中の唯一の建物らしきもの。
どうもどこかの宗教施設らしい。
あとは人家も観光施設も一切ない、ただの山の上の道路です。


a0282620_11164897.jpg


4月と云えども、外は寒く、それにここは西と東の海を分ける尾根筋。いつもめっぽう強い風が吹いています。
外にはいられないほど寒い風に煽られます。
車の中に逃げ込んで、さて自前で焙煎した豆を挽きましょう。
ミルで豆を挽いているあいだも、強風に車体が揺らされます。

でも、外の喧噪とは裏腹に、車内は春の陽が当たるサンルームのようであたたか。
ワンコものんびりお昼寝です。


a0282620_11164684.jpg


a0282620_11165126.jpg


a0282620_11165448.jpg


わざわざ、午後の珈琲をいただくために、ここまで山を登って来たのも、この最高のロケーションの中でのコーヒーブレイクで、その甲斐が果たせる気がします。

こういう場に居ると、この四方をガラスで囲まれた車体が、まるで冷たい風を避けるシェルターのような機能を果たし、安楽の場になりますね。
カーペットを張った床に足を伸ばし、高原の大パノラマを眺めながらの自家焙煎珈琲の味は格別です。

う~ん、ワンコのいびきに誘われて、ちょっと横になってお昼寝タイムです。
長閑な休日の午後の過ごし方…、伊豆に住んでいるとこんなことも気軽にできるところがいいですね。


a0282620_11165723.jpg


a0282620_11165953.jpg



by martin310 | 2019-04-12 11:21 | とっておきの伊豆 | Comments(0)

春の伊豆半島、戸田へ。(ディアナ号とヘダ号)

a0282620_20381873.jpg
▲ちょうどこの日は、大瀬神社の大瀬まつりと内浦漁港祭だったらしく、祭の大漁旗をはためかせた船が、富士山をバックに沼津湾を祭に向かうところのようでした。


a0282620_20402411.jpg

風が強いよく晴れた日、西伊豆の戸田・土肥方面へぶらっとドライブに出掛けました。
そう遠出するつもりもなく、のんびり長閑な伊豆半島の道を走って、景色のいいところでお弁当を食べるのには、この土肥までの海岸線を行くのがお決まりのコースになっています。


a0282620_20403010.jpg

道が細く、くねくねと海岸に沿っている田舎道だけに、交通量はほとんど少なく、ぼーっと海や山の風景を眺めながら超低速で走るには最適のルートで、道端の無人販売のミカンを買ったり、風景の写真を撮ったりと、何度も停まりながらお目当てのお弁当タイムの場所(戸田の御浜岬まで行くというショートトリップです。


a0282620_20403528.jpg

西浦や井田あたりにはミカンの無人スタンドがいくつかあって、季節によって違う銘柄のものが置いてあり、それを買って車で味見をするのが楽しみのひとつになっています。
今回は、新顔の「黄金柑」と「はるみ」が置いてありました。
食べてみると、どちらも甘く美味…。
なかなかのものです。


a0282620_20415492.jpg
▲大瀬崎を上から。大瀬神社の社務所のあたりがにぎやかだと思ったら、祭禮の日だったようです。
ハシケには、祭用の船がスタンバっています。


a0282620_20423503.jpg
▲岬の先端右に見える建物が造船資料館です。


今回はいつもと違い、ちょっと観に行くべきところがありました。
それは、戸田の御浜岬の先端に建っている「戸田造船郷土資料館」に是非とも寄ろうということにしていました。

それは、戸田へ行こうと思っていた矢先、たまたま観た、NHKのオンデマンドで「ヘダ号の奇跡 日本とロシア 幕末交流秘話」で、その戸田で日本で始めて西洋式の帆船が建造された話の詳細を知ることになりました。
以前から、多少のことはこと知ってはいたのですが、このドキュメンタリーはかなり詳しいことまで紹介していたので、地元伊豆のリアルな歴史的事件として、とても興味が湧いたわけです。
(詳しいことを書いていくと、けっこう長大な文字量になってしまうので、そのほんのさわりだけにしておきます)

a0282620_20441527.jpg
プチャーチン提督



a0282620_20442170.jpg
ディアナ号

a0282620_20442844.jpg
ヘダ号

a0282620_20443522.jpg


a0282620_20443985.jpg


a0282620_20444937.jpg



この一連のヘダ号建造で最も注目したのは、地元戸田の船大工、「上田寅吉」の存在です。
当時若干31歳の船大工でしたが、その腕前はかなりのものだったらしく、この日本初の洋船建造に抜擢されたようです。
この経験と実績から、その後の履歴を調べて驚きの目を向けました。


a0282620_21031602.jpg上田寅吉は、伊豆国君沢郡戸田村大中島(現・静岡県沼津市)の船大工の家に生まれた。
1854年(嘉永7年)11月3日、下田で行われた日露和親条約締結の第1回交渉翌日に発生した安政東海地震による大津波のため、寄港していたディアナ号が損傷した。同艦は修理のために戸田港を目指して駿河湾を北上するが嵐に襲われて数日間漂流した後、宮島村(現・静岡県富士市)沖で沈没した。艦長のプチャーチンは、条約が成立した暁に帰国のための代艦建造を江戸幕府に請願し、これに対して幕府は韮山代官の江川英龍を建造取締に任命した。交渉全権人の川路聖謨とその上司である老中の阿部正弘は、ロシア人による洋式外洋船の建造技術を同国から学ぼうと、積極的に資材と人材の手配に奔走したが、上田はこの時、造船世話掛の7人の船大工棟梁の1人に選ばれた。

同年(安政元年)12月24日から、図面等の諸資料もなく、日露両国人の意思疎通もままならない中、上田らは見識のあるロシアの乗組員から指導を受けつつも、手探り状態で日本初の本格的洋式帆船の建造を開始し、翌年3月には87トン、50人乗り2本マスト状の帆船「戸田(ヘダ)号」が進水した。幕府はヘダ号の優秀性に注目、同型船を追加建造を決定。そのうち6隻を戸田で建造。幕府は長さ12間(約21・8メートル)2本マストのスクーネル船を君沢形と唱えることと江川代官あてに通達。君沢の由来は戸田村が当時君沢郡に属していたことによる。造船はまた寅吉ら7人の造船世話係を中心に進められた。その後、上田は鈴木七助とともに長崎海軍伝習所に出張を命ぜられたが、6隻を残り5人が中心となり一挙に約6カ月で6隻を完成させ、江川代官に引き渡された。

すでに欧式船舶建造の知識を備えていた上田であるが、さらに1862年(文久2年)には榎本武揚らとオランダに留学し、蒸気船機械製作の伝習を命ぜられた。こうして開陽丸船匠長としてオランダに6年間、大野規周らとライデンのレーベンダール(オランダ語版)346番地(現・27番地)に同居滞在し、1867年(慶応3年)には開陽丸を運転して帰国した。日本に戻ってからは、幕府軍に加わり榎本の下で箱館戦争を戦うも降伏した。明治政府による拘留を経て1870年(明治3年)に釈放されると横須賀造船所に造船技術者として出仕し、横須賀の海軍工廠初代工場長に就任した。1876年(明治9年)頃に赤松則良の設計で建造された軍艦四隻(清輝・天城・海門・天竜)の製図を引いたのが横須賀造船所、後の横須賀海軍工廠所長を務めていた寅吉で、赤松とともに近代日本の造船技術と海軍の基礎固めに大きく貢献したことから、「日本造船の父」とも呼ばれた。 以後、日本の西洋式船艦の造船は、日本人技術者だけにより次々と成し遂げられていった。

上田はこの他、長崎の三菱造船所など、日本の主な造船所設立にも携わる。後の日露戦争の日本海海戦にてロシア・バルチック艦隊を破った日本艦隊の戦艦4隻の設計も担当。1890年に68歳で死去した。

-Wikipediaより-

a0282620_21025461.jpg
上田寅吉の道具箱



このように幕末から明治維新、そして日露戦争までの日本の歴史に深く食いこんでいる貴重な存在であることを知り、その人が、我がお気に入りのドライブコースのひとつである、今も昔も変わらぬ長閑な漁村である、戸田の出自であることです。
まさに、“造船の父”と呼ばれるだけあって、その半生は輝きに満ちたもので、一介の漁村の船大工が国を左右するほどの立役者に、技術的な世界からなりえたということに、好奇の目を向けざるをえません。
ただ、そのことが余りに地元伊豆をはじめ、広く世間に知られていないことが甚だ残念に思うところです。

一番目が釘付けになってところは、あの旧幕軍・榎本艦隊の一員で、箱館戦争を榎本らと戦ったところです。
ということは、もちろんあの土方歳三とも同士だったわけで、新選組の終末のシーンを思い起こさずにはいられません。



君沢形(ヘダ号)

日露友好150周年記念特別展「ディアナ号の軌跡」報告書


a0282620_20445899.jpg



by martin310 | 2019-04-08 21:00 | とっておきの伊豆 | Comments(0)

西伊豆・戸田(御浜岬で車中ランチ)

a0282620_21420207.jpg



a0282620_21422630.jpg休みの日の1日は家での作業に費やし、次の日は、やはりどこかへちょっと出掛けたい気に…。
天気がいいので海辺でお昼を食べようと、いつもの西伊豆コースでほど近い戸田(へだ)の御浜(みはま)に行ってみました。

戸田港はこんな風に「C」の字のような形になっていて、左側の砂嘴(さし)と呼ばれる、潮流で砂礫(されき)などが流され堆積して出来た岬が特徴的です。
この岬が、けっこう車中でランチするにはいい感じの場所なのです。


a0282620_21430864.jpg
ガードレールの向こうはただただ碧い海があるのみ。
どーんと水平線が空と海を区切っているだけです。


a0282620_21431435.jpg
左が土肥方面。
潮の香りと波の音だけが…。



a0282620_21431728.jpg
さて、車内ランチタイムのひととき。
急に思い立ったので、ご飯の残りをおにぎりに。
そして、昨晩の残りの「餃子鍋」。


a0282620_21432242.jpg
家で食べるより、こんなときは海まで出た方が最高においしくなる。
来る途中もすでにお腹がクークー、なぜか景色のいいところに来ればただただお腹が空くのです。
おにぎり、ちょっと足りないほどでした。


a0282620_21455649.jpg
途中の地元ストアで買ったイカとメギスの天ぷらも追加。
これが今日のランチメニュー。
見てくれはいまいちでも実に旨さは満点。


a0282620_21460079.jpg
お座敷スタイルでミニテーブルでお食事です。
窓からの景色は碧い海と空…。


a0282620_21460483.jpg
自作換気ファンも駆動中。
風はちょっと冷たいけれど、直射の当たる車の中は暑いくらいだ。


a0282620_21460845.jpg
そこで、バックドアを開けて風を通すことに。
中が丸見えになるので、百均グッズで自作した簡易カーテンの登場。
これがちょうどいい程度に風が抜けるのです。


a0282620_21461114.jpg
太陽はずっと熱く海を照らしています。
光の柱が広がったり縮んだり、ぼーっとそんな光の海を眺める。


a0282620_21471526.jpg
食後はちょっと横になって…。
海の音を聞きながらしばしうたた寝zzz。
で、わんこも人間も食後の運動、浜辺のお散歩に。


a0282620_21471928.jpg
歩くと砂がゆるゆるします。
わんこはうれしくて猛烈にリード引っ張る。
湾内は波がないほど静かで、まるで湖のよう。


a0282620_21472396.jpg
動き回ってなかなかこっちを向かないわんこになんとかショットを決める。
うれしいのだろうか、やや笑ってる風にも見えるか。


a0282620_21472642.jpg
鏡のように静まった海面。
戸田の海は静かです。


a0282620_21473262.jpg
水も透き通ってこんなにきれい。
夏なら泳ぎたくなるのも当然。
海水浴客でごったがえす場だもの。


a0282620_21501688.jpg
おしり美人のわんこ。
マンボズボンと噴水おしっぽが決め手です。


a0282620_21501903.jpg
のどかな港の風景を眺めながら、岬の先端まで行ってみる。
砂浜は足が不安定なので、けっこう筋肉に来る。
まあ、いい運動だ。


a0282620_21502441.jpg
お散歩も後半になると、人間もワンコもペースダウン。
さあ、車に戻って休もう。


a0282620_21502867.jpg
で、いつもの珈琲タイムに。
わんこはご満足のようで、キャリイの中でお昼寝中。


a0282620_21503166.jpg
まだ陽が高いうちに、戸田の道の駅「くるら戸田」の日帰り温泉「壱の湯」へ寄ってから帰りましょう。



by martin310 | 2018-11-30 21:58 | とっておきの伊豆 | Comments(0)

秋の西伊豆・松崎を歩く。

a0282620_14355473.jpg


車中泊旅が終わったばかりなのに、休日でいい天気となると、またどこかへ出掛けたい衝動にかられます。
それなら手頃な近場にと、地元伊豆半島内をGoogleマップでどこにするかと探していると、今まで目につかなかったところに良さげな蕎麦屋を見つけて、いっそう出掛ける動機に拍車がかかりました。

場所は、今まで何度も行っているものの、季節が変わればまたその時期の感覚を味わいたくなる、西伊豆・松崎です。
いつものように、三津から海沿いの田舎道をぐるっと松崎までのんびり走って行きます。
途中、西浦では路上の無人販売でミカンを売っています。
これを買って食べながら向かうのが、このルートのいつもの愉しみ。

松崎港に車を停めて、ワンコと一緒にぶらぶら写真を撮りながらの街歩きです。
といっても、歩き始めの出発点が同じなので、歩くルートも毎回なぜか同じになって、撮る対象物もほとんど同じになってしまうのが、自分でもやや飽きが来る原因なのですが、そこからもう少し違う表現にシフトしたい気もあっての、今回の撮影行でもありました。


a0282620_14360626.jpg

いつもこの同じ場所からカメラを駆動し始めますが、ファインダーの風景の感じは、また違う雰囲気で、あらためて海面の反映と山並み、それに漁船…、やっぱりいいなあと、ほっとする風景です。


a0282620_14360909.jpg

松崎にある橋にはけっこうアーティスティックな意匠が施されていて、なかなか他にないオリジナリティがあります。
よくよく見ると、この金属作品はかなりハイレベルな加工技術で出来ているのに気がつきます。


a0282620_14361113.jpg

この蔵も毎回撮ることになりますが、やはり素晴らしい出来栄え。設計力の凄さに感心しきりです。
それに陽光のあたり加減で明暗のコントラストが魅力的に輝きます。


a0282620_14361527.jpg

ここからは、これもいつも立ち寄る「伊豆文邸」。
元呉服商の商家跡です。
松崎町の管理でお休み処になって自由に入れますが、古い時代の遺物としてよく保存されています。


a0282620_14362286.jpg

内部はかなり雰囲気があって、いにしえの時間がまだ保たれているような気がします。
しーんと静まった中に、ラジオからの音声が流れています。

ときに、ふと、こういう古い屋敷の内部の暗がりに居るときの感覚がやって来ることがあります。
音楽を聴いていて、ある曲の一部にさしかかったときや…、
或いは、郊外を走っているとき、車窓から入って来る風の感じなどから、思いがけず脳裡にこんな古民家の空間に居るような感覚が浮かんで来たりすることが…。
どういうわけか、どこか遺伝子記憶の中にそういう感覚があるのかもしれません。
心の深く静まり返った平静感とは、こういうところにあるのかもしれません。


a0282620_14362487.jpg

入り口の軒の上部にはこの窓が並んでいます。
そこになぜ?鉄の扉が…。
防犯の為だったのでしょうか?それにしても、なまこ壁とアイアン、かなり凝った物質どうしのコントラストに思えます。
今風、男前インテリア、いや、エクステリアでしょうか。


a0282620_14362673.jpg

帳場内部の様子。反物をここへ並べて商談したのでしょう。
自然な光の具合で、けっこういいモノに見えて来るように思えます。
なんでも明るくするだけがいいのではないことが、こういう空間にいるとよくわかります。


a0282620_14362923.jpg

奥の窓辺には小机があって、記帳が出来るようになっているようです。
傍らの棚の上のアンティークな真空管ラジヲがいい味を出していました。


a0282620_14363274.jpg

文邸の裏の足湯の近くにあって、いつもその色の鮮やかさについカメラを向けます。


a0282620_14380120.jpg

日本薬学界の重鎮だった近藤平三郎の生家です。
ここは実際に住まいながら建物を保っているようです。


a0282620_14380329.jpg

街の中に花が飾ってあるのですが、それのどれもが手が込んでいて、入れ物やアレンジの仕方に工夫がかなり見られます。


a0282620_14380553.jpg

観光協会の建物もモダンクラシックで、なまこ壁と円形のステンドグラスが配してあります。


a0282620_14380726.jpg

「ときわ大橋」の欄干です。
橋名の名称は、金属のレリーフになってます。そのフォントがまた味があります。
その上には、意外なことに、マリンランプが。
我が家のログハウスの外壁にも取り付けてありますが、橋の欄干にマリンランプとは、また粋な造りです。


a0282620_14380968.jpg

欄干の壁には、この地ゆかりの鏝絵が。
やはり伊豆の名工・入江長八の地、アートフルな意匠が街のあちこちに見られて、古きものと新しいものがいい感じで融合されているようです。


a0282620_14381139.jpg

「明治商家 中瀬邸」です。
ここも元呉服商の商家跡で、その前にかなりアバンギャルドな時計台が。
それがバックの瓦屋根とそれほど違和感がなく馴染んでいます。
しかし真新しい建築当時は、明治期の建物との取り合わせは、かなり思い切った景観デザインだったことと想像しますが、時が自然に物質感をマージさせ、一体化させていくのでしょう。
(※大正13年の昭和天皇(当時は皇太子)ご成婚記念で青年団が作ったものでしたが、昭和13年の水害により水没。その後、1988(昭和63)年に復元、再デザインされたようです)


a0282620_14381406.jpg

秋の松崎は大気が澄み切って、とても爽やかな雰囲気の中で歩くことが出来ました。
我が家のワンコは、何度か来ている地をどこか記憶しているのか、この街を歩くときは疲れをまったく知らず、ぐいぐいリードを引っ張って、我先にと先導していきます。
どうもワンコ好みの街の何かがあるようで、随分長い距離を軽快に歩いていました。


a0282620_14381634.jpg

そして目的のひとつの蕎麦。
店も器も素材も技も、すべての凝った蕎麦をいただきました。
秋の日の、手近な地、西伊豆・松崎の一日を堪能しました。


by martin310 | 2018-11-12 14:44 | とっておきの伊豆 | Comments(0)

南伊豆『喚声台』で歓声をあげる?!


a0282620_15065315.jpg
南伊豆『喚声台』からの伊浜風景。


何度も行き慣れた南伊豆なのですが、まだ行っていなところ、見ていない景色はないかと、Google Mapで目を凝らして探します。
すると、意外なことに、伊豆半島の先端から少し西に目を移すと、よく知る波勝崎の途中に『喚声台』という見晴らしがいいところがあるのを知りました。



この日は、放任のままだった庭の手入れもそこそこ一段落ついたことから、伊豆半島を南下しておいしいものでもということで、行き先を検討していたのでした。
で、思いついたのは、いつもなかなかお昼どきのタイミングが合わず、立ち寄ることが叶わないでいたおいしい天丼を食べに行こうということに・・・。

南伊豆、石廊崎に近い海沿いの道にあるその食堂。
かなり以前、いくら走っても鄙びた漁村ばかりで、お昼を食べれるような店がなんにもないなかで発見した、知る人ぞ知るおいしい店です。
よくある大衆食堂的なイメージなのですが、いろいろあるメニューのうち、天丼は驚きの旨さだったから、それ以来、南伊豆と言えば、この天丼がいつも脳裏に・・・。

a0282620_15075871.jpgドライブがてらとはいえ、お昼に天丼を食べるのに、半島の首根っこあたりから先端まで走っていくのですから、贅沢といえばぜいたくなランチで、11時開店の先頭を狙って早出出発するのでした。
久し振りにこの味に会いました。
家族経営のこの店の、腕利きの天ぷら職人はおばあちゃんのようです。
やはり衣の仕上がりといい、タレの奥深さといい絶品でした。
でも、人気店化して来ているので、以前のように静かに海を眺めてという感じでなく、人がどんどん入って来るのでちょっと落ち着かずでした。



a0282620_15092156.jpgここへは、中伊豆から天城峠を越えて河津へ下り、下田へ出て、そこから海沿いの道を石廊崎方面へ走ります。伊豆道中にはいろいろ楽しみがあり、途中、湯ヶ野から下田街道に入ると、くねくね道の道端に地元の柑橘類が売っています。
蜜柑や夏蜜柑・・・、今の季節はニューサマーオレンジでした。
無人スタンドで1袋100円です。
これを車中でむいて食べるのがまた格別においしいのです。
皮をひとむきするだけで、あの酸っぱいいい香りがほとばしります。



店を出て帰路に。
帰りは西伊豆経由で帰ります。
マーガレットラインで妻良(めら)を越え、伊浜を過ぎると波勝崎が近づいて来ます。
道を折れて野猿公園方面へ行くと、カーブから急に見晴らしのいい風景が広がります。
いつも素通りしていましたが、波勝崎苑方向へ入って行けばこの展望地に出るのですが、大抵の場合、知らなければまず入って来ない場所です。

で、『喚声台』の名称由来の看板があります。


a0282620_15105147.jpg

ふーん、画家の林武氏がもとになって・・・。
伊浜の民宿に長逗留して描いていたとは知らなかった。

マーガレットラインを折れてから『喚声台』までは視界の遮られるくねくね道で、ここで一気に南伊豆の海の大展望が開けます。
まさか、ここまで見晴らしのいい場所があるとは思っていないので、やはり、
「おおおっつ!」と思わず歓声をあげました。
そのまんまです。(笑)

どんな南伊豆風景を描いていたのか、ネット上でいろいろ探してみましたが、残念ながら見当たりませんでした。
林武の南伊豆とは、どんな風な絵になったのだろうと、今でも一目見てみたい気がしています。

南伊豆に来たときには、天丼と喚声台は、これからもセットになりそうな気配です。(おまけにニューサマーオレンジもですね)

※「喚声台名称由来」の表示板をあらためて見ていたらわかったのですが、この看板のデザイン、画家・林武だけに、イーゼルに乗せた額縁だったのですね。(気づくの遅し)


by martin310 | 2018-06-19 15:12 | とっておきの伊豆 | Comments(0)

西伊豆・松崎の町を歩く。(with WANKO) -1-


a0282620_16045156.jpg


今週も、出掛け癖のついたところで先週に続き、また近場の伊豆半島内を巡って来た。
もちろん、日帰りプチ旅。
いつもながら、出掛けの朝はあわただしく、なんだかんだで予定より遅れて午前9時を過ぎてしまう。
それでも、近場旅のいいところは、のんびり行きながらも、帰りはちょっと遅めの夕飯時くらいには帰宅できる。

今回の目的は動画撮影。
ちょっと西伊豆の風景、風物を元にした、mv(ミュージックビデオ)風な小品を作ってみたいと、その素材集めに西伊豆へ向かった。
行きがけにも、気になる場所で停まってはカメラを向けるので、なかなか先に進まず、すぐにお昼時がやって来てしまう。

目的地は松崎町
この海沿いの小さな町を、車では入り組んだ路地をゆっくり通ったことはあっても、まだ歩いて巡ったことはなかった。
今日はそこを、わんこと行く。
それに、以前見た映画「つぐみの舞台だった地。
当時のロケ地がいくらか残っているようで、前の晩に再度DVDを視聴して「つぐみ」の世界の松崎を脳裡に呼び起こしておく勉強も怠らない。
昭和63年の松崎の町は、映画の中で生きていた。

カメラはいつものとおり4台持って行ったが、撮影用途別にそれぞれを使うつもりが、動画に静止画もと、それに交換レンズ、露出・・・、頭が回らず、自分の脳の対応能力はせいぜい2台までだと、半分はまたも出番がなく・・・。


さて、まずは我が家のある山を降りて海に出ると、さっそく出くわすこの小島・・・淡島から。


a0282620_16045822.jpg
今日はことのほか、くっきり海上ピラミッドらしい姿を見せていた。
どこか冒険物語が始まりそうな、不思議な雰囲気が漂っているように感ずる。



a0282620_16050402.jpg
大瀬崎はいつも定番の場所から同じアングルで撮ることになるが、やはりいつ見ても不思議な地形。
戸田の御浜岬と同じ潮流の生み出した特異な砂洲(さす)という岬の形成形体。
岬の中央には引手力命神社がある。


a0282620_16051059.jpg
大瀬崎の根元には、ダイバースクールが密集している。
まるで箱庭の中の建物を見るようで、おもちゃの家のよう。


a0282620_16051755.jpg
松崎へ到着してまずはここ。
ここはなに?
実はここは映画「つぐみ」の“梶寅旅館”のあった場所。
今は建物は取り壊されてはいるものの、外壁の石垣や塀はそのまま残されている。
旅館前のこの広場は、映画には何度もいろいろな角度で登場する。


a0282620_16052276.jpg


a0282620_16115023.jpg
すぐ隣には瀬崎神社が。
この前を主人公「つぐみ」(牧瀬里穂)が歩くシーンでよく登場。


a0282620_16115656.jpg
その瀬崎神社の隣の建物は顕在だった。
この奥にあった建物が、「つぐみ」のいとこの「まりあ」(中嶋朋子)が住んでいる家があった。今は駐車場になっている。
  


a0282620_16120101.jpg
那賀川と岩科川が合流した湾を隔てた向かい側の石組みの倉庫群か。
こちら側からのアングルで梶寅旅館を撮ってるシーンもあった。



a0282620_16120780.jpg
映画「つぐみ」の中に映っている松崎は、今も梶寅旅館跡付近にその雰囲気を残しているようだ。



さて、ここからは松崎町スナップをランダムに。


a0282620_16121245.jpg


a0282620_16145393.jpg


a0282620_16145981.jpg


a0282620_16150586.jpg


a0282620_16151038.jpg


a0282620_16151609.jpg


~つづく~



by martin310 | 2017-11-10 16:19 | とっておきの伊豆 | Comments(2)

西伊豆の海辺でランチピクニック。


a0282620_19460663.jpg


よく晴れて気温がグーンと上がった夏日に、西伊豆の戸田(へだ)海岸にお昼を食べに行って来ました。
つい最近、新車で初の車中泊を経験しただけに、今回はその延長としての車中飯をやろうということに。
車の中でのお座敷スタイルの食事に、けっこう味をしめて、これならいつでもどこでも、気軽に移動食堂車になりうると、おにぎりやサラダを持って、いざ、近場の戸田漁港にやって来ました。

a0282620_19464561.jpg

戸田というところは不思議な地形で、小さな湾の口に、まるで人差指のような形のながーい岬が伸びています。
その御浜岬の内側は砂浜で、岬の先端まで車が入るようになっています。
その途中にある、白亜の白い灯台(戸田灯台)の前に車を停めてランチ場所としました。
※星印がその地点です。


a0282620_19482373.jpg

小振りの灯台の向こうに、かすかに富士山のシルエットが見えます。わかるでしょうか?
視界がよければもっとくっきりと見えるのですが、この日はもやっとしていました。


a0282620_19484275.jpg

海側はずっと堤防が築かれていて、その向こうはこんな大海原が広がっています。
この日の海はけっこう水が澄んでいて、なかなかトロピカルな感じでした。


a0282620_19490311.jpg

灯台の下から見ると、こーんなところに我がタウンエース君が停まっています。
平日なのであまり人もいなく、のびのび快適に過ごせます。


a0282620_19492115.jpg

さて、まずはお湯を沸かしましょう。
それには、このバックドアの下でのスライドテーブルが今日も活躍します。
これは簡単な造りですが、実に便利なアイテムです。
我ながら、これだけはヒット作だと思っています。(ネットのパクリで作っただけですが)


a0282620_19495707.jpg

家からは、ポットに入れてお湯は持って来ていますが、ここで沸かしなおします。
お茶を淹れたり、それにスープがわりに余っていたカップ麺に使うので。
普段、まず食することない体にお薦めでないカップ麺をこの日は解禁しました。
風がけっこう強いので、ミニコンロのまわりを風防で囲みます。


a0282620_19501992.jpg

さあてお昼にしましょうか。
おにぎりが実に旨い!もらいものの、新潟コシヒカリで炊いたので、ごはんのうまみが違うのがわかります。
手作りの質素なランチですが、これが最高です。
なにせ、海辺のランチですから。


a0282620_19505490.jpg

フルフラットなベッド用の床は、広々として快適です。
この日はミニテーブル一つのちゃぶ台スタイルでいきました。
なので、足も十分伸ばせて、背中は後ろの収納棚に寄りかかっているので楽ちんです。
やはり、こういう平たい床に、ゆっくり座っていられるというのは、実に落ち着き、心地がいいものです。
これもDIYのたまもので、作った甲斐のあるというものです。


a0282620_19503677.jpg

なにしろ、海を見ながらのお食事が、こうも気軽に出来るのですから、こういうランチピクをやらないわけがないわけです。
移動食堂車は、これからもいい景色の場所を求めてあちこちに繰り出すことでしょう。


a0282620_19511937.jpg

そんなことを考えているあいだに、すっかり満腹となり、そのまま横になってしばしお昼寝タイムです。
ワンコはお散歩にお出かけしました。
この日は異常な暑さで、この時点で気温29℃です。
海風がけっこう強く吹いているので、バックドアを開け放ち、スライドドアを半開きにすれば、風がどんどん通ってとても涼しいのです。
ああ、いい寝心地・・・。zzz


a0282620_19514689.jpg

あんまり、寝過ぎてもいけません。
今度はわんこと一緒に砂浜に行きましょう。
この静かな入り江の中は海水浴場になって夏はとてもにぎわいます。
波も静かでちょうどいい。
波打ち際までわんこを行かせてと・・・。


a0282620_19520506.jpg

あれっ、ところがわんこは拒否します。
海と反対の方向へ行こうとします。
なんでかなぁと思いつつ、思い出しました。
うちのわんこは波が嫌いだったのです。

こんな小さな波でも嫌なようです。
仕方なく、お散歩もそこそこに。


a0282620_19522321.jpg

ちなみに内海もこんなに水がきれい。
これだけ暑ければ、泳いでもよさそうに思う秋の日でした。

※ちなみにこの日を最後に、気温はぐーんと下がり、雨がしとしと冬寒の日が続きます。



by martin310 | 2017-10-15 19:53 | とっておきの伊豆 | Comments(0)

西伊豆の山の上で外ランチ。(後編)


a0282620_15455654.jpg


外ランチの場所は、西伊豆スカイラインのどこか景色のいいところ、ということで、だいたい目星をつけてはいたものの、途中の船原峠から入ったので、どうも方向を間違えて、もう道路が終わる仁科峠にほど近いところまで来てしまいました。

ここまで来てしまったら、もう適当な場所はないのでは?と思った瞬間に、道を外れた向こうに、なにやら崖の上の展望のよさそうな草地が見えました。
未舗装の道をそこまで行ってみると、そこは登山道で、ちょっとした開けたスペースがありました。
いい場所があるではないかと、ここを外ランチ地に決定!


a0282620_15472559.jpg
そこには、登山道の道標が立っていました。
「風早峠 0.38km」とあり、おそらくそこに見える小山の上がその場所では。


a0282620_15481671.jpg
この道の先に「風早峠」があるのでしょう。


a0282620_15464691.jpg
さっそくテーブルとチェアーを出して、ランチの準備です。


それにしても日差しが強い。
気温はそこそこなのですが、半袖の腕が陽にジリジリ焼かれるよう。
タープなんて元から準備してません。
炎天下のお昼ごはんです。

さて、今日のメニューは、簡単でおいしいホットサンドです。
コンパクトバーナーを風防で囲んで準備OK。

風はわずかにそよ風程度。
ここは「風早峠」と名の付くほど、超強風吹きすさぶ風の通り道。
いつ来ても大抵、風がびゅうびゅう吹いている場所。
なのに、今日は微風という絶好のコンディションです。


a0282620_15520079.jpg
崖下にはV字谷が続き、遙か先には駿河湾が見えます。


a0282620_15553612.jpg
風倒木の残骸が・・・。
根こそぎ抜かれたような無残なものもあるほど、ここは想像以上の強風が通るようです。


a0282620_15563354.jpg
いつもの、ハムとチーズとサラダのホットサンドをいただきます。


a0282620_15590253.jpg
そして、丸ごとポテトコロッケを乗せてオープンサンド。
これもホットサンドで挟みたかったのですが、ペシャンコになって破壊されると思ってこの方法に。


a0282620_15593244.jpg
コーヒーはいつもの自家焙煎豆をその場で挽いてドリップします。
カップは今回初登場の[KUKSA]です。でも、本物ではなく模造品ですが・・・。
まあ、雰囲気はウッディということで、口元は熱くなく、持った感じもほどよい重さで、不思議とステンレスカップで飲むのと味も違って超マイルドに感じます。



さてさて、ところがです。
こんないい自然の場所で、のんびりまったりとランチをいただくという思惑は、見事に空の奴等に覆されたのでした。

a0282620_16000902.jpg“空の奴等”とはこの方々です。ホットサンドを頬張り始めると、どこからともなく、まるでドローンのように黒い影の奴等が飛来。
どうやら鳴き声から、トンビのようです。
上空の風にホバリング状態で食い物を狙っています。
Uターンを繰り返しながら、しきりと我々の上を滑空しています。
ときには、かなりの低空で近づき、おちおちしていられない緊急事態です。

くそー、やられはしないぞ!と、応戦です。
パンを口いっぱいに頬張りながら、石を投げる真似やら、上着を煽っておっぱらいます。(他に対抗の方法がありません)
ですが、大して効果なく、気がつくと数が増えて4機が頭上を徘徊しているではありませんか。(汗がぎらり)


a0282620_16014835.jpg

幸い、急降下爆撃は免れましたが、わんこを外に出していなくてよかったと思いました。
あんな大きな奴ですから、足に掴んで連れ去られる危険性だって想定されますからね。

くそー、せっかくの外ランチタイムに。(怒)
まさか4機もの空襲に遭うとは・・・。

走り回りながら腕を振って追い払っていたので、呼吸はぜいぜい、せっかくのホットサンドも食べた気がせず。
早々に撤収作業です。


a0282620_16023979.jpg

奴等のセンサーは、はっきりもう食物がないのを感知して、遥か遠くへ飛び去って行きました。
現金なものです。
食べ物がこちらの腹の中に入ったら退散ですから。

まあ、もっとも考えてみれば、こちらが彼等のテリトリーの侵入者なのですから仕方ありません。
彼等にしてみれば、闖入者なんだから手土産くらい寄こしたら?というのでしょうね。(油揚げのひとつも献上すべきだったか)


a0282620_16033205.jpg

それにしても、アウトドアというのは何が起こるかわからないワイルドなものですね。

くれぐれも、トンビにご注意を!
と(飛)んだ外ランチの巻でした。


-完-



by martin310 | 2017-06-17 16:08 | とっておきの伊豆 | Comments(0)

西伊豆の山の上で外ランチ。(前編)


a0282620_19132899.jpg
※画面クリックでポップアップで1000px.に拡大します。
 大きな画像でご覧ください



予報では一日中カンカン晴れのはずの朝、太陽は見えず、雲が覆っていて、これで晴れとはどういうことだ?と、衛星画像を見る。
すると、太平洋に極大な雲の太い筋が・・・。
これにほんの少し、伊豆半島がかかっているのでした。
気流の流れのルートがほんの少し変われば、快晴間違いなしと読んで、いざ、西伊豆の山の上へ出発です。

読みどおり、陽が高くなるにつれてどんどん雲が切れて陽が燦々と輝き出しました。
初夏特有の光のものすごくきれいな日です。
映し出される空も海も緑も、実にクリアに、コントラストよく美しく見えます。

コースはいつもの海岸線から。
三津、西浦、大瀬崎と、べた凪の沼津湾を眺めながらのんびり走ります。
浅瀬の底がくっきりと見えるほど、今日の海は透明度が驚くほど高いようです。
それに、ここが沼津湾とは思えぬほどの鮮やかなトロピカルブルー。
かつてここで、こんな海を見たことがあっただろうか?

あまりに外光が明る過ぎるので、一眼のモニタをプレビューしてもよくわからず、木陰に入って再度確認してみると、おやっ、やはり、今までこんな海に写ったことがないので一瞬驚く・・・。
何か、別の世界へ紛れ込んだくらい、ありえない風景のイメージです。


a0282620_19142792.jpg


a0282620_19151862.jpg



a0282620_19160186.jpg沿道の無人スタンドには、季節によってはミカンやレモン、ネーブルなどが袋詰めで売っているのですが、今は旬のビワが置いてありました。
さっそく一袋購入して試食。
ああ、子供の頃に食べた懐かしい味。
ちょっと甘くて、種ばかりでかい。
見れば、海に迫る山には、あちこちにビワの実が鈴なりになっています。
もっと大粒で美味なのをいただきたく、つい目がそちらに向くのですが・・・。



a0282620_19173152.jpg

さてさて、お腹もそこそこ空いてきて、西伊豆バイパスを土肥から船原峠へと急ぎます。
西伊豆スカイラインを仁科峠方面へ。
まったくの対向車ゼロの尾根道を、入道雲を見ながら走ります。
そして、風早峠付近でルートを外れ、外ランチによさげな場所に到着。


~後編に続きます。~



by martin310 | 2017-06-15 19:18 | とっておきの伊豆 | Comments(0)

ワンコを背負って下田町歩きと、笑えるワンコ動画。

a0282620_13591210.jpg


爪木崎ウォーキングの後は、下田の町に入り、この古い町の中をワンコを背負いながらの、のんびり歩きをしました。

下田公園の無料駐車場に車を置いて、ワンコを古い登山用ザックに入れてさあ、町歩きに出発です。
ペリー艦隊来航記念碑を過ぎて、角を入ればすぐペリーロードです。
何度も立ち寄って、その都度、写真を撮っているので、今更ながらなのですが、まあ、一応、来た証に今日の様子を撮っていきましょう。


a0282620_13595644.jpg


a0282620_13592700.jpg


a0282620_13590844.jpg


無料開放の旧澤村邸は、花が咲き、果樹が実り、とてもいい香りがしていました。以前入ったことはあるので、今日は遠慮しました。
ワンコが背中にいると、まさかザックの上から犬の顔が出ているとは思わないので、観光客の方々はびっくりします。
普段、家や車に居ると、異常に吼えかかるはずが、なぜか、背中に背負われているとしずーかにしているのが不思議です。


a0282620_13594499.jpg


平日なので、観光客はペリーロード界隈にいるだけで、狭い碁盤目状の下田の街中には、ほとんど歩いていませんでした。
すっかり普段どおりの生活の町になっていましたが、かつての賑やかしい感じはなくなって、今やシャッター通り化が進んでいるようで、めぼしい見てみたい店はあまりありませんでした。
それでも、歩いてでなければ発見できない、小さな甘味処を見つけて、わずかに残っていた自家製おだんごとアンドーナツをゲット。(※あとで調べたところ「ふじ乃家」というらしい)
ペリーロードの欄干に座って、ひとときむしゃむしゃと・・・戴きました。
たくさん歩いた後の甘いものは格別です。(あんこと枝豆のおだんごはかなり旨かった)

なので、今日はいつも買って帰る、日新堂のレモンケーキや平井製菓の下田あんパンはもういいなという感じで買いませんでした。


a0282620_13592157.jpg


a0282620_13593388.jpg


さて、日帰り下田ツアーはまだまだ続きます。
次は、南伊豆の弓ヶ浜に向かい、そこでワンコの海岸散歩をしました。
ちょうど白砂の浜には誰もいない時間帯で、すっかり我が家の貸切状態になりました。
もうワンコは柔らかい砂地に大喜びです。
飛び跳ねる如くに、砂の上を駆け回ります。

でも、波打ち際に連れて行くと、なんと波が怖くて石のように固まってびくとも動きません。
そのうちにそそくさと波間から退散して行きます。
そんな光景をアクションカムで動画に撮ってみました。
まあ、それが今回の大きな目的でもあったのですが、1年前に買ってもなかなか使うことがなかった、このカメラの試し撮りをしたかったわけです。

自撮り棒にカメラを取り付けて、砂地すれすれの角度からの映像を撮ってみました。
まさにこの高さがワンコ目線のアングルになりますね。
これで見える光景から、ワンコが大きな波を怖がるのももっともだなとも思います。
見慣れたアングルでないものを見ることが出来るのも、この超小型カメラの持ち味です。

試し撮りでありながら、さっそく動画に編集して、YouTube にアップロードしました。
現場ではどう映っているのか、再生が出来ないので、帰ってPCの大画面でハイビジョン映像を見てみると、けっこういける気がしたからです。
さて、どんなもんでしょう?


[笑えるワンコ動画] 波が大の苦手なワンコ

https://www.youtube.com/watch?v=9rZstBM83F0


by martin310 | 2017-04-03 14:07 | とっておきの伊豆 | Comments(0)