伊豆に住み、八ヶ岳を巡り「空と森と水」の美しい風景を求めて・・・。 自然に包まれて暮らそう!---Martinのフォトエッセイ
by martin310
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奥大井・八木キャンプ場でのんびりCamp。[2]

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キャンプ場内には、街路灯が何箇所か立っていましたが、夜はそれが灯るわけでもなく、わずかにトイレと炊事場だけに灯かりがあるのみでした。
谷間に挟まれたあいだを流れるこの大井川のほとりは、まさに漆黒の闇に包まれ、だた眼前にはぼーっと薄白く川面が横たわって見えているだけです。

ランタンの灯かりがないと、暗闇の中に取り残されたような感じになります。
4つほどの光源がキャンプリビングを照らすと、大分賑やかになり、あまり寂しい感じはしなくなります。
まわりがとっぷり暮れているだけに、タープ下の世界だけが独立した世界のようで、余計に山間でのお篭り感が強まります。


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車中泊キャンプとなると、持って来る装備は最小限になります。ほぼ、常時積んでいるモノの他に、テーブルとチェアー、それにソフトクーラーを加えたくらいのミニマム装備です。
まだまだ自宅の倉庫には、出番を待つキャンプ道具がどっさりと場を占めていますが、そこからわずかに必要なものだけを選んで持って来ています。


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まだあまり暗くならないうちから夕食のコースがはじまります。
まずは、秋刀魚の塩焼き。
家では匂いと煙でなかなか焼く機会が少ない秋刀魚を、ここではまったく気兼ねなく焼くことが出来るので登場です。
小振りの秋刀魚でしたが、焼き加減も上々で、なかなか美味でした。
車のスライドドアを開けたまま焼いていたので、後で車内に秋刀魚臭が漂っていました。


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あとはいつものスキレットでミニバーベキューです。
毎回思いますが、単に焼くだけなのに、なぜにこんなに旨いのでしょう。
同じ食材でも、キャンプのシチュエーションになると、味覚が倍増するのでしょうか?
大抵のものは、普段と一味違いうまいなあ!ということになる。
それだけでもキャンプの愉しみのひとつになることは確かです。


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しかしキャンプの夜の睡眠10時間とは、いったいどういうことでしょう?
昨晩、食事の片づけが終わり、その後、焚き火をするわけでもなく、何をするあてもないので、どうせなら、眠さがやって来ていたので早々と寝ようということになり、車内の寝床についたのが何と、時計を見ると午後8時前でした。
さすがに唖然としました。8時前に眠りにつくこと事態、普段ではありえないのに、この日は妙に眠かったのです。

で、途中、小用に何度か起きたものの、実質9時間くらいは爆睡していたようです。
キャンプの夜は割りと早寝になる傾向がありますが、ここまでとは意外でした。
こんなに眠っても、朝の目覚めどきにはまだ眠いのですから。

朝はどんよりの天気、深夜には小雨が降っていたようです。


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早朝、雨が止んでいるときに辺りを偵察。
あまりに静かな夜に、他のテントは動きがまだないようです。
我が家が、がさこそ朝食の支度を始めた頃、他でも声や物音がしだしました。
川の流れは、一晩過ぎても尚、未だ白く濁ったままです。


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あまりによく寝たので、いつもは少食に徹しているのにこのときは強欲に食べてしまいます。
やはり自然のエネルギーの充満する場にいると、肉体の細胞そのものが活性化され、代謝が相当上がるからなのでしょうか、食べるもののおいしさは格別になります。
それが原始の頃の細胞記憶の所以なのでしょうか。


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ゆっくりのんびりの朝の時間を満喫していると、まだ食料さえあればもう一泊していってもいいような気になって来ます。
とはいえ、予報は悪く、このあと雨がしとしと降り続くようなので、撤収止ん事無しです。
タープは雨水を拭き取りながら仕舞い、ゴミ袋に入れて持ち帰りです。
晴れた日に乾燥の予定。
雨が止んだ隙を狙って積み込みをして、キャンプ場を後にしました。


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キャンプで宿営する場所は、自分的には、どこかに向かって何か眺める対象のあるところが最適だと思っています。
目線の先に見るべき風景があるところ。
ここでは川があり、その後ろの山の森があり、ずっと眺めていても飽きない景色が現前にあること。
しかも、川の流れがあるというのは、そこに動きや時間というものを感じさせ、同時に途切れることないその流れが、「悠久」というような無限感をちょっと思い起こさせます。
そうやって、自然に脳内のエンドルフィンを喚起するようです。

ゆっくりのんびり、何もせずただぼーっとチェアーにもたれる幸福…。
そういう何でもないようでも、どこか意識の深みに触れるような愉しみ、それがここの川キャンプならではなのかもしれません。


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―おしまい―


by martin310 | 2018-09-24 14:04 | *キャンプ | Comments(0)

奥大井・八木キャンプ場でのんびりCamp。[1]

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奥大井・八木キャンプ場と言えば、昨年の4月半ばの“強風キャンプ”を思いお越しますが、まさかまたもや…ということはないだろうと、すこーし秋の気配がする涼しい日に行ってみることにしました。

奥大井とは、大井川(静岡県を流れる一級水系)の上流エリア、その川根本町までは我が家から下道でのんびり行っても3時間余り、今まで丸一日走って漸く夕方到着の遠方キャンプ場から見れば随分近場です。
なので、寄り道をしたり、買出しやお昼を食べたりして行ったものの、到着は余裕の午後1時過ぎでした。

去年ここへ来たときは物量キャンプ。
あるったけのキャンプグッズを持ち込んで、テントとタープと陣幕まで設営した重労働の末の強風攻撃でしたが、今回は最近のお手軽車中泊キャンプで、設営は実に簡単です。
あっという間に完了で、のんびりお昼寝というんですから、まったく前回とは状況が異なるキャンプでした。


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またもや完全貸切かと思いきや、午後に到着したときには、すでに2組が設営中でした。
夕方にバイクのソロの方が加わったので、我が家も入れて今回は計4組が大井川の河原に幕営です。
いや、我が家は車中で寝るので幕営ではないのですが、広い河原の林間サイトにほどよい距離感で宿営しました。


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一段下の川に近い方もキャンプサイトで、かなりの長さがありますが、おそらく夏場はここもいっぱいになるほどテントが張られるのでしょうね。
そういう季節には、まずもって来ませんけど。
我が家のキャンプイメージとしては、今回の4組くらいが最良の人口密度ですね。


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あいにく、雨の日が続いていたからでしょうか、川の水は白く濁ったまま、澄んで来ることはありませんでした。
すぐ上流には長島ダムがあり、そのさらに上流には井川ダムがあるので、川の流れといってもダムからの放流量に左右される水量なのでしょう。
青く透き通った清流になるには、まだまだ日数がかかるのでしょうか。


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設営後は眠気が襲って来たので、車内でのんびりお昼寝です。
バックドアを開けておくと、風が通って最高に気持ちがいいのです。
陽が翳って寒くなって目が醒めました。
風はそよ風程度が吹くだけで、あの去年の悪夢とは打って変わって快適でした。


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3時の珈琲タイムです。
今までのキャンプで、こんなのんびりした時間が持てた記憶がないほど、珍しい今回のゆったり時間を過ごしました。
近場キャンプもたまにはいいなと…。
でも、また遠出するだろうな。


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スーパーでおまけに買ったたこ焼きをスキレットでちょっとあっためて食べました。
熱を加えるだけでけっこうおいしくなります。
焦げ目もまたいい味に。
でも、お昼に食べたカツ丼が未だ消化がおぼつかなく、なかなかお腹が減りません。
夕飯どきまでのタイムリミットが迫る。


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どのキャンプ場へ行っても、大抵、大きな樹のもとへサイトを設営します。
これがどうにも自分流のようで、後は、その樹を見上げて眺めるのです。
今回も一番奥のサイトに、いい樹がありました。


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いつもキャンプに来ても、家に居るとき同様、何かと動き回っているツレも、この日は多少のんびりする瞬間もあったようです。
川の向こうの急斜面に生える木々の森をぼーっと眺めるのです。


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夕が迫って照度が落ちてくると、いっそう森の気配が深まって来ます。
森を見て、空を眺め、目を川面に落とします。
川瀬の音はずっと途切れることなくサーッと鳴っています。


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同じキャンプ場内の他のキャンパーの気配を感じつつ、どこかで夕餉の支度を始め出すと、それにつられて皆が同じように動き出すのが面白いところです。
ランタンを灯すと、あちらにも明かりがつき、焚き火の色が見えると食事の仕度も本格化します。

離れていながら、不思議とひとつの連帯感を感じつつ、徐々に皆が夜の帳に包まれていきます。
気がついてタープの外に出ると、もう漆黒の闇が森を覆っています。
空の方がそれより数段まだ明るく見えます。
雲が多くなった今夜は星は望めそうにないようです。



―つづく―


by martin310 | 2018-09-21 11:57 | *キャンプ | Comments(0)

2018最新オリジナル車中泊旅動画2編。(公開済み)

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▲戸隠山をバックに、水を撒く人。(笑)
我が家のキャンプ・ロケーションを撮ろうとシャッターを切った瞬間、野菜やなんかを洗った水を草地に撒いているのが写っていた。
こういうシーンは撮ろうと思ってもそうは撮れるものではないだけに、貴重なショットとなった。(かな?)
それにしても、家の庭でもよくバケツで水を撒くのは知っているが、キャンプ場でも同じ行動を取るのが面白い。

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3日に亘る旅から帰ると、さすがにいつのまにやら疲労もたまって、やれやれといつもの日常に戻ってわけだが、それと同時に、旅中の新鮮な記憶も徐々にどこか薄れていくものだ。
で、残された画像データや動画データなども、すぐにどうする気もなく、しばし放置状態になったりする。

写真の方はblog用に使えそうなものをチョイスして加工・掲載するものの、動画の方はそう急ぐ気もなく、まあ、そのうちと置き去りにするのが常となる。
そのうちに、一応、どんなものかと目を通しておこうと、一通りプレビューしてみると、意外と、印象や記憶に余り残っていない箇所にこそ、使えそうなものがあるのに気がついて来る。
そう日が経っているわけでもないのに、既にありきたりの日常の流れの中に入ると、旅の記憶は皆、過去のものとなり、過ぎ去ったものの領域に遠のいていくだけに、これらの記録がないと忘却の彼方に消えてしまいそうだ。

すると、せっかくの映像をもったいない気になって、やはりひとくくりの旅のまとめとして、編集しておこうという気が湧いて来るのである。
というか、旅の最中は、まさにその日、その時、その瞬間の旅の楽しさの中にいるが、過ぎ去ってみると、みるみる記憶中枢からは削除されていく、ほんの断片かおぼろげな印象しか残っていかなくなるので、何かに記して残しておきたい衝動にかられる、ということだろうか。

撮り貯めた映像を大画面で映してみると、案外、自分の眼では見えていない細部や背景や画面の隅などに、興味を惹かれたりもするもので、現場では逃していたものを再度認識できる機会にもなったりして、なかなか捨て去り難いものがあったりもする。

それに、過去に編集した動画を久し振りに見てみると、また、今とは異なる過去の時間が蘇ったりもして、それもまた面白さを感じるものだ。
例えわずか2、3年前にしても、いろいろなものが今と違っていて、その時代、時代の空気がそこに充填されている気がして来る。

まあともかく、基本、自分ごとの集積に過ぎない映像まとめの作品ではあるものの、それをネットメディアを通してシェア出来るというのも、また有り難いものだと思うのである。
というわけで、興味を持っていただける方々に視聴願えれば幸いです。


ここ最新の車中泊&車中泊キャンプ動画2編を貼っておきます。













by martin310 | 2018-09-17 20:48 | オリジナル動画 | Comments(0)

夏の終わりの車中泊キャンプ、はしご旅。[#4 フォトジェニックな風景]

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カヤの平高原キャンプ場”の朝は、霧が立ち込める中で始まった。
下界から見れば、ただ山に雲がかかり、その雲の中に居ることに過ぎないのだけれど、高原ではせわしく動く霧中で視界が広く開いたり、また閉じたりとしきりと展開が早い。
時折り、空が開いて、朝日がさあっと射し込んで、辺りの草地が輝く瞬間があったり、なかなかドラマチックな朝だ。


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雲の動きによっては、丘の上が翳り、向こうだけが明るくなったりして、ぽつんと立っている樹のシルエットが妙に映えたりすることがある。
朝方の小雨で、草地はけっこう水を含んでいて靴を濡らす。
ただ、その濡れ加減がまた、微妙な緑の色合いの深さを醸し出すようだ。


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道の向こうにある立ち姿のいい栃の木。
近づくと、大きな茶色の実を豊穣につけている。
あの掌に握れるほどの大きさの実がトチノミか、よくお菓子などに入れたり、とち餅などにしたりするので聞いたことがあるが、なっている実物を見たのは始めてかもしれない。


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朝霧と栃の木。
まさにフォトジェニック感いっぱいの風景。


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朝焼けの雲だってけっこうドラマチック。
西洋の聖堂の天井画を見ているようだ。


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雲間に残月。
空の底の深さを感じる光景。


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辺りを霧に包まれた中でのいつもの朝食。
まだこの高原には誰ひとりとしてやって来ていない。
静まり返った中で、朝霧が淡く風景を透かしていく。


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昨晩のごはんの残りは小振りのおにぎりにしておいたので、それをスキレットで焼きおにぎりにした。
普段、朝はこれほど食べることはないのに、なぜかお腹がいくらでも吸収してしまう。
あまりに美味し過ぎて困る、キャンプ飯。



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緑の草地の一画だけにこのレモンイエローの花が咲いていた。



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このあと快晴になる予感のする空。
明るくなる前まで、しとしと小雨が車の屋根に微かな音をさせていたが、陽が高くなるにつれ、青空が爽快に広がり始めて行った。


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そろそろ撤収の時間かと動き始めようとしたところ、牧草地の奥に牛たちの姿が見えた。
思わず口笛を吹いて呼んでみたところ、ちゃんと軍団はこちらに向けて移動を始めた。
どうもリーダーは薄茶色のジャージー牛のようだ。


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この先頭のリーダーの動きに全頭が従っているようだ。
ジャージー牛の親方。
我が愛犬の方をずっと見ている。
優しいまなざしで、ウチのわからんちん犬を見つめてくれているのだ。
ウチのわからんちん犬はただ吼えている。
愛情いっぱいの親方に感謝。
とても可愛い牛たちだった。


―おしまい―


by martin310 | 2018-09-10 16:20 | 車中泊の旅 | Comments(0)

夏の終わりの車中泊キャンプ、はしご旅。[#3 カヤの平高原キャンプ場]

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木島平から“カヤの平高原キャンプ場”へはちょっと暗めの樹林帯を延々くねくね登って行く。
時折り小雨もパラついて、行き交う車もない、暗く細い道を登って行くにつけ段々心細くなっていく。
いったい、この先にそんなロケーション最高のキャンプ場なんて、本当にあるんだろうか…?
予約もいらないからに、管理人も不在だったりはしないのだろうか…?
不安や疑心暗鬼がつのっていく。

山道を登り詰めた頃に、急に白樺林が現れた。
不思議なもので、空が開けて白樺の華麗な姿が続くと、なぜか不安が消えて、なかなかいい所のような気がして来るのだから。

森を抜けると一気に大草原が開けて来た。
おーっ!これは凄い!
一気に悲嘆から喚声に変わり、草地の広々した中に潅木が点在する、素晴しい景色に魅了される。
ここが“カヤの平”かぁ、まさにこれ以上ない最高のロケーションではないか。

朴訥な語りの管理人の説明を受けチェックイン。
今日は我が家一組だけのよう。
夕方5時以降は無人になると…。
携帯は圏外です。
緊急用には公衆電話が1台。しかも無線方式のようで最低300円入れてかけないといけないそう。
標高1500メートルの山の上に、今晩は我々、ふたりと一匹のみの夜を過ごす。
・・・・・。
まあ、仕方ない、緊急のことがないように祈ろう。
(で、熊って出ないですよね)


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急に暗くなると雨が落ちて来たり、さっと雲が切れると陽が射して来たりと、まさに山の天気そのもの。
でも、タープを張り終える頃にはもう傘を乾かすほどになっていた。
道路に沿って細長いテントサイトは、どこへ張ろうか迷うほど。
でも、トイレと炊事場に近いところはこの樹の下あたりになるのでここに。
右方の柵の向こうは牧場で、立ち入り禁止に。
奥の森の中に炊事場。
トイレは管理棟の中にあるだけ。


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ログっぽい造りの管理棟には、管理人が一人。
電線は来ていないので、電気は自家発電のよう。
夜はLED電球が点いて、一応、安心だった。
WiFiも近くに来ればつながるよう。
発電はソーラーで蓄電しているのだろうか?
そこまでは訊かなかった。


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この頃はまだ陽も高く、管理人もいるし、高原植物のパトロールの人もいるし、それにロッジを修理中の大工さんもいるので全然、さみしくもなく…。
それが暗くなる頃には。


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わんこも二日連続の草原とは知らなかったよう。
野生の本質が目覚めるのか、終始、センサーが過敏に緊張気味だった。
獣の微かな匂いでもするのだろうか?


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草原と森と空。
なので空ばかり眺めていた。
刻々と雲が動き、空の様相は変化する。


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a0282620_18495434.jpgタープ下から窓を覗くように外の風景を眺める。
たった布一枚の屋根があるだけでプライベートな部屋になるんだな。
人間はやはり、基本、部屋のようなところに居ると落ち着く生き物だとわかる。
スーパーで仕入れたスイーツでもいただこう。



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ミズナラの大木が点在する不思議な風景。
そのあいだから見える山の姿が、どうも古代の風景に見えて仕方がない。


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夕刻が迫って来た。
そろそろランタンの準備もしなければ。
夕飯の支度もだいぶ出来たよう。
辺りの人たちの車が次々帰って行く。
いよいよ孤立だ。
静まり返った世界に我が家だけ。


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夕陽を浴びた我がキャンプリビング。
携帯の電波はないが、FMはちゃんと入る。
ローカルな長野の地方局の番組を聴く。


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夕飯の献立は、トマトシチュー。
それに、昨日の残りの野菜焼き。
その他いろいろ。


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けっこう品数豊富なこの日のメニュー。
ご飯もコッヘルでうまく焚けた。
ランタンの灯りのもとでの夕餉。
まわりは早くも漆黒の闇だ。
本当に暗い。
気温は17℃くらいで肌寒い。
パーカーを羽織り、さらにウインドブレーカーも重ね着する。
さすがに標高1500メートル。
昨日の戸隠より、ちょっと寒い感じだ。

夜は寒いのと、ちょっと辺りが真っ暗で不気味なので、早々と車内の寝床につく。
テントと違って、厚いボディーに包まれているとけっこう安心。
早々ととは本当に早々とで午後8時にご就寝…zzz。
本当の静寂が訪れる。
あまりの静けさに、耳がキーンとしている。


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―つづく―


by martin310 | 2018-09-06 19:06 | 車中泊の旅 | Comments(0)

夏の終わりの車中泊キャンプ、はしご旅。[#2(温泉と蕎麦)]

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戸隠や飯綱高原を走っていると、白い花をつけたそば畑がやたらに目に入って来る。
まさにそばのご当地。
当然のこと、本場の信州そばを食さないわけにはいかず、2日目の昼はそばと決めていた。
ところが、戸隠を撤収後、ちょうどお腹の頃合いもいい昼どきとなると、もうすでに飯山に着いてしまっていた。
まあ、同じ信州、たとえ戸隠そばでなくともそば処は同じだ。
ということで、まずは温泉へ入って、その後そばをいただくということに。


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そう、1日目は自宅から戸隠までの移動にほとんど時間を費やしてしまっため、お風呂なしで就寝。
なので、翌日はまずは汗を流したいというので、木島平村にある「馬曲(まぐせ)温泉」に向かった。
※この“まぐせ”が読めずに、「ばきょく」や「うままわり」だの「ばくつ」だのと、ふたりでいろいろに呼んでいた。


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鞍掛の茶屋入口で料金のワンコインを払って、内湯と外湯に分かれるとは初耳だった。
あの大パノラマの展望風呂は、そこから下へ降りて行くらしい。
で、展望風呂には洗い場がないらしい。
シャンプーなどは内湯のみという。
なら内湯へと。
でも、外湯へはまた服を着替えて歩いていくらしい。
そりゃ無理でしょ。


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で、内湯は人気がないのか、ガラガラ。
男湯は最後まで誰も入って来ず。


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そこで、初の温泉内撮影。
ロッカーまでカメラを取りに行って、貴重な内部画像を保存。


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小さな檜風呂だが、なかなかレトロな雰囲気がいい。
お湯は、無色、無臭で柔らかな感じ。
窓越しの緑をぼーっと眺めてはあったまる。
こんなに早くからの風呂も珍しい。昼風呂を堪能。
ネットにあった展望露天風呂、また次回に持ち越しだ。


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鞍掛の茶屋にもそばはあるけど、途中にぽつんとあった蕎麦屋にしようと、馬曲温泉を出て坂を下る。
「十割そば」の暖簾が目を惹く。
まあ、十割でなくともウマけりゃなんでも。


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お品書きも凝ってる。
値段も凝ってる。
期待が膨らむが…。


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えっ!これだけ。
器やなにやらはいいにしても、これがお昼ですか。
・・・・・・・。
これが十割っていうもんか。
別に何割でもいいから、おいしいのを満腹でお願いしたい。


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というわけで、我が家は蕎麦に縁がない可能性が大に。
余りに少なく、味もないので余計に空腹。
そば湯だけは濃厚だった。


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そして、そば特集、その翌日。
ここは女神湖へ向かう立科町のそば店。
昨日の仮を返そうと、再度、そばに挑戦。
意外にこういう感じのところがイケるかもと。


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んぎゃ、昨日の悪夢が残っているので、少量は嫌だと大盛り。
でも、ここまで大盛りは望んでないのに…。
おいしければ多くてもどんどんいけそうだが、いやいやすぐに飽きて来る。
こりゃ無理だ半分いかない。


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ツレはつゆだくものと天ぷら。
これも味が薄くて難儀のよう。
ふたりで無言のまま顔を見合わせる。
まいった、今日も敗北だ。
なんてこった。
完敗のそば道中でした。


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わんこはジャーキーが旨いという。
重たい腹を抱えながら、羨ましく思うのだ。



―つづく―



by martin310 | 2018-09-04 16:50 | 車中泊の旅 | Comments(0)

夏の終わりの車中泊キャンプ、はしご旅。[#1(戸隠)]

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ちょうど3連休がとれるのが8月末になり、これなら夏休みも最終で、おそらくキャンプ場は空きすきを期待出来るのではないかと、今回は2箇所連続の車中泊キャンプとした。
キャンプ予定地は、“戸隠キャンプ場”と“カヤの平高原キャンプ場”。初のキャンプ場のはしご旅。
いずれも標高1200メートルを超える高原なので、平地が30℃以上の気温であってもまずは快適間違いなしということで、天気は予報がいまいちのもののいざ決行とあいなることに。


【初日は戸隠キャンプ場

しかし、伊豆の我が家から長野県の戸隠村まではさすがに遠い、とおい…。
途中、いつもは下道のんびり旅なのに、奮発して効率よく高速を使ったものの、漸く辿り着いたのは、なんと受付終了時の30分前。
いつぞやも、戸隠イースタンのとき、5時ぎりぎり入場という経験があったものの、またほとんど同時刻の到着と、一向にアクセスが改善されていないという。(汗)
長野市内に入って、そこから山登りを始めて、戸隠までがまた長い、ながい。
しかし、他にここほどのロケーションとキャンプ場条件のいい場所は他になく、どうしてもここということに。


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天気の予報では、我が家のある太平洋側の方は問題なくカンカン晴れだが、北上するほど前線に近づくのでぐずつく模様で、ちょっと小雨も覚悟していたものの、着いてみたらこの青空。
初めての王者“戸隠キャンプ場”は、その噂どおりまさに広大。
緑に包まれて最高のロケーション地だった。
そして、期待どおりガラガラの様相。
フリーサイトは、かなりの距離を置いて点在するテントという感じで、我がサイトはそこより人里離れた隅の方の森の前に設営。


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設営、とは言うものの、まずもって、カーサイドタープを張るだけ。
あとはテーブル・チェアー、その他を簡単に配置。
まあ、いつもの物量キャンプにしてみれば、まさに超軽量、短時間作業のコンパクトサイト。
寝床は車中なので、テントを張る必要がないことがかなり労力を軽減。
夕方、5時台からのサイト設営なので、まさにこの車中泊スタイルが理に叶っているもの。
※向こうに見える建物は炊事場。トイレ棟はその向こうのバンガロー側にある。カメラ位置手前、右後方にもシャワー棟とトイレ棟がある。


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キャンプリビングは、こんな感じでタープの下に。
3×5mのタープを、ルーフにカージョイント金具で3ヶ所固定して、2本のポールで屋根型に張り、小雨の心配から中央にもう1本のポールを立てて少し山型にした。
これでかなり広々としたリビングが完成。
2人と1匹なら充分な広さだ。
それにこんな簡単なタープで屋根をつくるだけで、ひとつの部屋のような空間が生まれ、何もない野天とは比べようもないほど、快適な居住性が出現するのだから不思議だ。
夜露が降りはじめたのか、タープのおもてを触ると濡れている。


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今回はテーブルライトの他に、上面からの照明も考えて、まず、ポールランタンハンガーに「ジェントス」を吊るし、それにニューアイテム、「LEDストリップライト」をロープ状に張ってみた。
電源は、車内のサブバッテリーからUSB供給。
この効果は絶大で、夜の漆黒の闇の中、我が家のキャンプリビングは煌々と明るかった。
ランタンは光源からの拡散光だけだが、ストリップライトなら線状に光が伸びるので辺りが広く明るくなる。
これってけっこうイケる照明かと。


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夕飯は、シンプルに肉と野菜のスキレット・バーベキュー。
ご飯も炊いて、家からの余りおかずも追加して、けっこう満腹。
やはり、はるばる来た高原で食べるキャンプ飯は格別なものが。
大抵はその前にビールで乾杯なんていうのだろうが、我が家は呑めない同士なので、何もなし。完結。


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このキャンプ場、草地の中にも立木をけっこうそのままに点在させていて、その形がまたいい雰囲気を出していたりする。
バックの戸隠山とも絵になる構図があるよう。


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翌朝は陽が高くなるにしたがって、青空が広がり快晴に。
気持ちいい涼しげな高原の大気の中、あちこち歩き周りながらシャッターを切る。


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朝食は毎度お馴染みのメニュー。
少食につとめたいのだが、どうも爽快な環境下お腹が空いてパンも追加に。(サラダと卵くらいにしていたものの、徐々に増量中)


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キャンプ犬のわんこも、高原の朝の雰囲気はお気に入りのようで、憩っているのか、実に大人しい。
お鼻をくんくん、終始、空気中の匂いを検索中。


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ここへ来ると、どうも空と樹ばかりを撮っている。
葉の繊細なシルエットなどに目を惹かれる。


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草地と大木と山と空…。
鳥の声にトンボも飛ぶ。
広々としたキャンプサイトで、心も体も解放そのものに。


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チェクアウトが一応10時というので、あちこちで撤収作業が始まる。
我が家ものんびり作業しながら、次のキャンプ地、木島平に移動を開始する。
さて、次なるキャンプ場はどんなだろうか。


―つづく―


by martin310 | 2018-09-02 14:45 | 車中泊の旅 | Comments(0)