伊豆に住み、八ヶ岳を巡り「空と森と水」の美しい風景を求めて・・・。 自然に包まれて暮らそう!---Martinのフォトエッセイ
by martin310
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カシワバアジサイの咲く庭で・・・。


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カシワバアジサイの咲く我が家の庭で、こんなことが・・・。

庭のビューポイントにしている白い木製オベリスクの近くに、以前から、飾りのオブジェとして小さなバードハウスを支柱の上に立ててありました。ブリキで出来たアンティーク仕上げの円筒形のミニ巣箱です。

a0282620_15325627.jpg野鳥の餌台も横についていたので、最初の頃はよくヒマワリの種などを置いておいたものです。次第にそれを目当てに野鳥が寄って来るようになりましたが、気まぐれでものぐさなのでエサ無しの日が多く、やがて目もくれられなくなりました。

大きな木の幹に取り付けてあれば、もしかしたらこんなバードハウスもどきのオブジェにも巣にする野鳥がいたかもしれませんが、人間の家屋に近いこんな庭先の低い位置にあるのですから、ただの庭飾りのオブジェに過ぎません。
もちろん、主はそれで充分と思っていたところ・・・。

ある日、草取りをしていたツレが、この丸穴から鳥が飛び立っていくのを目撃しました。
「えっ、まさか。こんなブリキのオブジェに巣なんてつくるかな?」
と、そう言っていたのですが、ついつい興味津々となり、遂に穴を覗きに行きました。
すると、藁や小枝のようなもので作られた巣の上に、なんと二つの小さな殻の堅そうな卵が産んであったのです。

「おいおい、びっっくりだよ、産んであるよ卵。」
「えっー、うそー。」

でも、それ以来、親鳥が出入りしている姿は見ませんでした。
卵を放置したままどこかへ行ってしまったのでしょうか?
「卵、あっためなくていいのかな。」

そう思いながら忘れていたところ・・・。

今度は雛がいるみたいだと言うのです。
親鳥が何度も餌をくわえて巣に出入りしていると。

本当だ、何かミミズのようなものを子に与えては、またどこかへ消えていく。
するとすぐ帰って来るが、どうもさっきのとは違うようで、もしかしたらつがいで交互に餌を探しに出ているようでした。


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で、お茶の時間に、デッキの上からカメラでズームアップ。
「かわいい!」
「おちびさんが食べてるよ」

少し近づいてみると、どうももう一羽いるようで、あの二つの卵がかえって二羽そこにいるようでした。
ひやー、こんな庭の真中で雛がかえるなんて驚きです。
なんていう鳥かも知らず、野鳥図鑑で調べると、どうもヤマガラのようで、親鳥の胸のオレンジ色と羽根の黒がオシャレな鳥でした。

陽が強く当たるので、あの中、かなり暑いのではないかと心配したり、ブリキの家では直射ではたまらないのではと、板で屋根をつけてやったらなどと言っていました。

楽しみに翌日もどうしたろうと思っていると、なんだか中に居るような気配がありません。
おかしいいな?まさか、もう巣立ったのでしょうか。
いやいや、まだあんな雛なのに飛べるわけがないと・・・。
それとも、猫のように子供を口にくわえて他へ移動したのでしょうか。
外敵のカラスやなんぞが・・・、いやー、それは考えたくない。

どうしたものか、あっというまにもとの閑散としたオブジェに戻ってしまいました。
せっかく小さな住人ができたと思っていたのに残念です。

今もそんな無人の、いや無鳥のバードハウスはひっそりとしています。


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# by martin310 | 2018-06-17 15:36 | ガーデニング | Comments(0)

梅雨の合間に庭先にて。


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急に大気に湿度が増して来て、そろそろ梅雨入りかと思う頃に咲き始める、我が家の庭の入梅期の主役の花、モナルダ(ベルガモット)です。
梅雨の晴れ間の、初夏の太陽が輝くとき、お尻に蜜をたくさん貯め込んだ蜂たちが、ブンブン花から花へと渡り歩くのが見られます。
繁殖力旺盛で、当初、2、3株試しに植えただけなのに、毎年、その数を増し、今や庭の正面の一画に群生とまではいかなくとも、大分、勢力を拡げつつある宿根草です。

天気のいい日に、後回し、あとまわしして来た庭作業を漸くし始めた午前のお茶の時間・・・。
デッキの上でワンコも一緒に、庭を眺めます。
デッキの手すり越しに一番に目に入るのがこのモナルダ・ダブルラベンダーです。
頭がモジャモジャして、逆毛立ったような不思議な花が、そよ風にゆらゆら揺れます。

我が家ではこの何となく不思議な形の花のことを、通称「宇宙人」と呼びます。
まるでマントの襟のようなものを付け、頭にアンテナがたくさん立っているようで、どこか知らない星から来た人のように思えるからでしょうか。

「ウチュウジンが咲きはじめたね。」
「ほんとだ。」
お茶を飲みながら、そういう会話をしています。

時に、
「今年は宇宙人が大分増えたみたいね。」
「うん、どんどん増えてる。」

そんな会話を傍で聞いた人は、きっと「えっ!」って思うだろうな。

今年は今までになく、たくさんご来場の宇宙人たちです。



# by martin310 | 2018-06-15 11:20 | ガーデニング | Comments(0)

車中泊の旅 ~温泉・道の駅・車内飯など~


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※画像は、帰路で立ち寄った群馬県嬬恋村のバラギ湖の風景。


<旅の楽しみ、温泉は?>

旅の行き先を魚沼・奥只見方面ということに決めると、まずは、温泉併設の道の駅を調べます。
それと、駐車台数から車中泊しやすい場所かどうかを判断して、宿営地としての道の駅を決定するわけです。
あらかじめ1泊目と2泊目の道の駅を、移動コースから選定して目星をつけておくのですが、これが事前の情報からイメージしていたのと大分違うようなこともあり、行ってみるまでわからないことも多いものです。

実は今回も、1泊目の予定地は行ってみてこれはちょっとと??、急遽変更し、そこから次の候補地へ暗くなりかけた道をひた走るという事態になりました。
それでやっと辿り着いたのが、道の駅「南魚沼 雪あかり」なのでした。
ここは、タウンエースバンで最初の車中泊をした場所で、勝手知った場所で安心して寝られる算段がついていたので、有無を言わずここにしたわけでした。
ですが、残念なことに道に駅としての規模は大きいのですが、温泉併設ではないのです。
なので、前回見つけたローカルな立ち寄り温泉へと、とっぷり暮れた南魚沼の町を移動することになりました。


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道の駅「南魚沼 雪あかり」から車で30分かからないほどの地にある、五十沢温泉にある「さくり温泉健康館」です。
露天はないふつうの温泉ですが源泉掛け流しで、夜9:00までの営業と、料金が420円というのがいいですね。
他にもいろいろ調べればあるのでしょうが、前回、たまたま見つけた温泉で、肌がしっとりつるつるになる泉質だったので、今回もここに。


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2日目の温泉は、沼田市白沢の道の駅「白沢」にある白沢高原温泉「望郷の湯」です。
ここは道の駅に併設の施設で、宿営場所の駐車場からすぐなので、すべて寝る支度を済ませてからでも行くことが可能です。
建築物自体も凝ったつくりで、浴室も内湯、外湯ともちょっと建築家の意匠性がそうさせたような設計に見えました。


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<宿営地の道の駅は?>

道の駅「南魚沼 雪あかり」は、普通車168台というかなり規模の大きな道の駅なので、車中泊場所を確保するには問題ないところです。
国道17号(三国街道)沿いであるために、多少、通行音は聞こえますが、気になるほどではありません。
大型車用スペースがあるため、トレーラーのアイドリング音は大きい方で、そこからはやや駐車場所を離す必要があるかもしれません。
道の駅の建物の裏側、今泉記念館の駐車スペースもあるので、ひっそりと静かな場所を求めるのならそちらの方もあります。
但し、ちょっと暗がりで物騒な気がしたので、我が家は表側で寝ました。


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道の駅「白沢」も大型道の駅で、普通車200台という駐車スペースのだだっ広い場所です。
ここは、国道120号(日本ロマンチック街道)から200mほど中へ入った場所にあるのでかなり静かで、トレーラーなどもほとんど入って来ない場所のようで、宿営環境としては最適な場所のようでした。
それに、近くにはあの巨大テーマパークのような道の駅「川場田園プラザ」があるためでしょうか、そちらに集客されて、案外穴場として空いている気もしないでもなく、とても静かな夜を過ごせた場所でした。


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<車中泊の準備としての寝床づくり>

キャンピングカーであったなら、就寝時の寝床の準備などというのはいとも簡単に出来るでしょうが、こと、車中泊仕様であるだけの我がタウンエースバンでは、毎回、寝る準備のためには、まず就寝スペースである荷室の荷物を移動させることから始めなければなりません。
常時設置のままのベッドスペースなどというのは、ハイエースより短い車体では所詮、無理なことで、ポップアップルーフなどという贅沢な仕様でなければ叶わないものです。
なので、まずは荷室に置いた荷物(ワンコとそのキャリーも含む)を運転席と助手席に積み上げて空間をあける必要があります。

また、ウインドウの目隠しに、サンシェードを8枚も取り付ける作業もあります。

さらに、ロールマットに空気を吸入することもけっこうな労力です。
寝心地を良くするのは、けっこうパンパンに入れるので、ポンプの使えない吸入口のため、毎回、肺活量を酷使して目が回りそうになります。(笑)

この作業は、雨の場合は濡れるのを覚悟しなければなりません。今回も小降りではありましたが、小雨の中で二人掛りであくせく作業してやっと寝床の完成となりました。
大雨のときは無理だとつくづく思うので、荒天のときはもちろん予定変更となります。(長期旅はまだしていませんが、きっとこのあたりがネックになるだろうという気がします)


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けっこう各部のドアを開け閉めしながらの、荷物の移動や、取り出しなどの作業が多くならざるをえない気がします。
晴れているから出来ることで、雨の日はたいへんになりますね。
すべて外食で、車内では寝るだけなら寝具類だけに出来るので大分荷物も少なるでしょうが、朝食は車内でとしているので、そのための調理や食事関係の持ち物が多くなります。
なので、限られたスペースにどう収納して、どう使い易く出来るかが工夫のしどころになります。


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床下のスペースは、タイヤハウスの高さ分(13cm)しかないので、そこに入れられるものは限られて来ます。
水はペットボトル数本を常に入れておきます。
傘やカッパなど雨具類や、ワンコ関係の常備品など、すぐ取り出せる床下に置いておきます。


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朝食の支度風景です。
今回は、車の停める場所や向きで、バックドア側が人目につく位置だったので、朝食用の目玉焼きは室内でスキレットを使いました。
油臭がつくと困るので、自作4連排気ファンをフル回転させてます。
これは、ただ窓を開けているのではなかなか排出出来ないのを強制的に排気するので、なかなか高効率です。
室内にこもった熱気を排出して、外気温と同じにも出来るので、暑いときにも停まったままでは良好な方策ですね。


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外から見た4連換気ファンです。
スライドドアの窓はここまでしか下がらないので、この幅にちょどいいサイズのファンを取り付けています。
走るときは当然、窓を閉めて走行します。締め忘れていると、ブウンブンと後ろで音がするのですぐわかります。
逆回転すれば原理的には発電機になるんですけどね。


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いつも月並みなメニューですが、ひとつ違うのはサニーレタスが自家栽培なことです。
出掛けに、庭先のプランターで育てているのを獲って持って来たものです。
そのうちトマトも我が家の産直ものになるのですが。


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この車種の限られた空間の中で、二人と一匹、それに必須のアイテムが、効率よくシーンに合った配置で、準備の労力を極力少なくしながら快適に寝泊り出きるように工夫するのが、車中泊ライフのひとつの追求どころで、車外のルーフやヒッチキャリアなど、拡張スペースを作ると、それだけ動きや外観のスマートさが損なわれます。
外部に出すのは安全面でもリスクが増えるので、どうしても車内ですべてをカバーしたいものです。
まだまだ工夫、改善の余地ありで、「食べる」と「眠る」のにアイデアを絞っていきたいところです。



# by martin310 | 2018-06-11 20:51 | 車中泊の旅 | Comments(0)

車中泊の旅 ~只見線に沿って田子倉湖へ~


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<思いがけない壮大な風景に脱帽>


2日目は、栃尾又温泉へ寄った後、そのまま樹海ラインで奥只見湖へと思っていたところ、その先の檜枝岐までは銀山平で通行が不可のようなことが表示されていたので(不確か情報)、もうひとつのルート、JR只見線に沿った国道252線で只見町経由で周遊することにしました。
a0282620_13480192.jpgとっ言っても、このコースもかなりの距離。この日の宿泊予定地の沼田付近まで行くには、ナビの時間にしてもかなり押している感があって、ちょっと厳しいところでした。

でも、ここまで来て奥只見に潜り込まねば来た甲斐がないと、ちょっと無理めなコースを行くことにしました。
魚沼からさらに一路北へ向かい、入広瀬から破間川と只見線が入り乱れて交錯して伸びる国道252線を県境を越えて福島県へと入って行くこととなりました。


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大白川あたりからは、道は本格的な山の中の一本道に化して行きます。
もう、集落だってほとんどない、まさに山深い領域へ入って行くというところに、こんな淡いピンクの花が今が盛りと咲き乱れていました。
沿道のあちこちに自然に繁殖しているようです。


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この地域にしかないのでしょうか、他でほとんど見たことがありません。もちろん名前も知らない花です。
ちょうどこの花の時期のようで、緑一色の沿道の中で、その淡いピンクが一際、目を楽しませてくれました。


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国道と只見線の線路が並んで続いています。
但し、行き交う車は皆無です。
まったく人も車も目にしません。
そんな中をずんずん山懐深く入って行きます。
この独特の雰囲気がいいのですが、ただ、その反面不安感も寄り添って来ます。


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やがて道は次第に登りに掛って行き、ずんずん標高を上げて行きます。
いくつものスノーシェッドを超えて行くと、辺りの山に残雪が見えるようになりました。
そして、谷の底の方に青い水を湛えたダム湖の姿を見たときは、思わず、奇声を上げたほど広大な風景がひろがっていました。


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この時期にまだこんなに雪が残っているとは・・・。
そして、通って来たスノーシェッドに大量の水が降っているところは、この残雪の雪解け水だったことが判りました。
もの凄い水の量で、滝になってトンネルの上から落ちています。


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これが雪渓です。
山の頂き近くには点々と見えたものの、道路のすぐ下にもあるとは。
これが融け出してやがて流れをつくっていくのですね。
やはり、生の雪渓はリアルな存在感があります。


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この国道上では、この辺りがおそらく標高の最高地点ではないかと。
車を停めて辺りの風景を撮りに出ました。
道の端は崖で、等間隔にコンクリート壁のないところが並んでいます。
そこには近づけないほどの高さのある崖です。


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これが田子倉湖だというのは、青い水面のエッジの形などから、Google Mapで見ていたものとの一致でわかりました。
でも、ここまで壮大で広域な風景のひろがりは知らなかったので、けっこうな驚きでした。
人間、予備知識なしでこれだけの広大な風景を急に目にするというのは、いい意味で裏切られた感があって、ショックが後を引いたりするものです。
いやー、逆に、ここまで凄いのに、なんで人っ子一人いないのかが不思議でたまりませんでした。


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これを記録しておこうと、何カットもシャッターを切りましたが、所詮写真、それもこんな小さな画像サイズではとてもあらわし切れる訳がありません。
遠く青く霞んでいく山の連なりが、その広大さを物語っています。
例え田子倉ダムによる人造湖であっても、その湖水のあらわす姿には神秘感が漂っています。
これが奥只見独特の山の霊気なのでしょうか。


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写真というものは、この風景のどこかを切り取らざるを得ませんが、どこをどう撮っても、この風景のスケール感は出ません。
諦めながらも記録だけには残しておこうと・・・。


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遙か彼方まで見渡す限りの山域に、自分たち二人だけという・・・、こんな感覚を味わえたのも、ここまでまさに奥只見に来たからのものと、ある種特別な感慨に耽るのでした。
眼下には、静まり返った青い湖水が山影を映しています。


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走っていて、もうすぐ終わりそうな田子倉湖と只見線が接しているところにトイレとパーキングがありました。
というか、このトイレに寄ってみてはじめて、すぐ傍らを只見線の線路が通っているのを発見したのですが・・・。
こんな深い山の中を通る鉄路というのも、なにか不思議な物語性を感じます。
ひっそりと先のトンネルに吸い込まれて行く線路・・・。
何か童話の世界に居るような感覚になります。


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遂に一度も、その姿を見せなかった只見線の車両はどんななのでしょう。
本当にここを走っているのでしょうか?
ただ、川と鉄橋のある箇所で、三脚を立てた鉄男さんらしき人を見たので、きっと長い間隔を空けて車両がやって来るのでしょうね。
只見線沿線の秘境風景のよさって聞くことがありますが、これだけの深山幽谷エリアを走るのでしょうから、さざかし魅力的であることは間違いないでしょう。
ローカル線の旅もいいなと思いました。

田子倉湖につながって小さな只見湖があり、そこを下ると町が出て来ました。
ここが只見町。もうここは、福島県なのです。(福島県南会津郡只見町)


つづく


# by martin310 | 2018-06-05 14:11 | 車中泊の旅 | Comments(0)

車中泊の旅 ~魚沼・奥只見~


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<南魚沼再び。さらに奥只見まで>

a0282620_22071767.jpg去年、タウンエースバンで初めて車中泊した場所は、新潟の南魚沼でしたが、そこへ再び梅雨入り前の5月末にやって来ました。
伊豆の我が家からは、走りに走って350km。
旅の初日はほぼ、この長距離移動で終わりました。

さて、旅の二日目は、越後三山の懐深く入り込むように伸びる樹海ラインで、温泉が集中するさらに先の奥深く、「栃尾又温泉」まで足を伸ばしてみました。

といっても、温泉目当てという訳でもなく、ただ、八海山の麓の山深い地へと行ってみたいと思ったからです。



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こんなに温泉が集中しています。
どんなところだろうと、旅気分を増幅させてくれます。
最奥の銀山平温泉は、もう奥只見湖のすぐ近く。
それはそれは最深の地にある温泉ですね。
でも、そこまではちょっと無理。
栃尾又温泉までが妥当というもの。


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ここが栃尾又温泉。
ここには「自在館」と「宝巌堂」と「神風館」の3軒の旅館というか、湯治宿があります。
(※下段に各温泉宿のHPへのリンクあり)
中央の屋根付の通路が特徴的です。
これは3軒が共同で使っている湯小屋の「したの湯」への通路のようです。


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左手の建物が「宝巌堂」のようです。
ここはホームページで事前に見ていて、とてもユニークなスタイルの湯宿だと感心していました。
「心がほどける 五感を愉しむ 栃尾又温泉 宝巌堂」という、名称自体もも興味を惹きます。


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栃尾又温泉のバス停の向かいにある看板地図。
400年前からの温泉地だという、その歴史を感じさせる絵地図です。
まわりの地名やお堂などからも、かつての修験の地の様相が見て取れます。


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レトロな昭和風雰囲気の栃尾又温泉のバス停。
ちょっと色を抜いて、それらしくしてみましたけど。
ここに居ると、不思議と時間の流れがまったく違う気がします。
というか、時計が不要のゆったり時間が流れています。


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道路脇の欄干から下を覗けば谷川が音を立てて流れています。
その音が辺りにサーっと響いています。


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宝巌堂へ登って行く道です。
なぜか雰囲気があります。
ここで何日も湯治で長逗留する生活って、どんなだろうと想像したくなります。


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バス停前に停めて、しばらく辺りをうろうろしていました。
何かよくわからない魅力がある場所です。
古くからの湯治場の空気が立ち込めているのでしょうか。


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バス停の傍らの小さな花にも目が行くのです。
向かいには、湧き水がこんこんと噴出しています。
ポットに詰めて持っていきました。


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「万病の湯」といわれる薬効パワーの優れた「ラジウム温泉」。
36℃の湯に1~2時間入る栃尾又温泉の伝統的な入浴法というのですから、きっと心身共に効き目があらわれる不思議な湯なのでしょう。まさに霊泉ですな。
“カラスの行水”のたちでなかったら、一度味わってみたいと思うのですが、まあ、忍耐しきれないでしょう。

さあて、さらに奥深く県境を越えて、福島県南会津郡只見町の方まで行ってみることに・・・。


◆栃尾又温泉 自在館 http://www.jizaikan.jp/index.html

◆心がほどける 五感を愉しむ 栃尾又温泉 宝巌堂 http://www.ho-gan-do.com/

◆湯治の宿 神風舘 http://www.yunakai.esy.es/jinpu/


つづく


# by martin310 | 2018-06-02 22:17 | 車中泊の旅 | Comments(0)