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伊豆に住み、八ヶ岳を巡り「空と森と水」の美しい風景を求めて・・・。 自然に包まれて暮らそう!---Martinのフォトエッセイ
by martin310
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キャラバンの電源システムのプチアップデート。

キャラバンの電源システムのプチアップデート。_a0282620_12203338.jpg


真冬の寒気到来の最中、自作キャンピングカーのキャラバンのサブバッテリシステムの再構成をすることにしました。
それはリン酸鉄リチウムバッテリーの充電器を増設したことにより、配線の見直しが必要となったのがきっかけで、今までのやっつけ仕事から、もう一段、安全対策を強化して、セオリーにのっとた配線法に近づけようとの試みです。

これがその配線リニューアルのための新メンバーです。
左上から順に、32SQのケーブル、22SQのケーブル、250A対応のバスバー、温度コントローラー、USB加熱ヒーター、ヒューズボックス、12VからのUSB変換回路。
これらのパーツを使っていざ、取り組んでいきます。


キャラバンの電源システムのプチアップデート。_a0282620_12204171.jpg

32SQの極太ケーブル・・・、こういうのを手にニヤリとする感覚、おわかりでしょうか。無性に電気いじりの好きな輩だけにわかるほくそえみです。


キャラバンの電源システムのプチアップデート。_a0282620_12204816.jpg

250A対応のバスバー・・・、これもネットの画像で見るより大きく、重量感があり、存在の凄みにまたニヤリとします。
こういうものを使って、大電流を使ったシステムが組めることに面白さを感じるのは、いったい何なんでしょうね。
ひゃー、それにしても美しい…。


キャラバンの電源システムのプチアップデート。_a0282620_12205530.jpg

それもこれも、この「Li Time」のリチウムバッテリー専用充電器を増設したのが基です。
今までは、走行充電器のみの充電でしか電力をまかなっていませんでしたが、外部充電からの給電も考えに入れておいた方が得策だと感じ、今回、導入することにしました。
車中泊旅の途上でのキャンプ場やRVパーク等の電源確保がけっこう可能なご時勢になったところ、走行充電だけに頼らずとも給電が可能なのは、特に夏場のスポットクーラーの使用や、冬場の暖房器具の使用にも耐え得るとの判断です。(ちなみに20Aの外部給電設備の場合なら、スポットクーラーを100Vで使用中、サブバッテリーの充電器も余裕で動かせるはずです)


キャラバンの電源システムのプチアップデート。_a0282620_12210206.jpg

これが今までのやっつけ配線でした。バスバーなどのターミナルを使っていなかったので、バッテリー各端子とシャントの端子に配線が集中してしまっています。
それに、2000Wインバーターと電源間に200Aヒューズも入れていなかったのと、バッテリーの低温対策もしていなかったので、これらを改善していきます。


キャラバンの電源システムのプチアップデート。_a0282620_12210993.jpg

外気温は0℃近く、キャラバンの車内だって暖房しなければ2~3℃しかありません。
家から延長コードを何本か使って、車の外部コンセントから車内に100Vを引き込み、ファンヒーターで暖めながらの作業となります。
配電場所はベッド下の奥なので、床に座りつつ作業しています。
まあ、床面は寒いやら、腰が痛いやらで、なかなかの難工事です。


キャラバンの電源システムのプチアップデート。_a0282620_12215371.jpg

バスバー、シャント、ヒューズボックス、USBアダプターなど、最初に板上にレイアウトしたのですが、コードの長さや向き、カバーの都合やらで大幅にやり直し。やっとこのレイアウトで収まりました。


キャラバンの電源システムのプチアップデート。_a0282620_12220003.jpg

それからバッテリーの低温対策に、USB加熱ヒーターをボディ側面に貼り付けて、それを温度コントローラーで管理しようという試み、過熱ヒーターの熱が逃げないように隣のインバーターとの隙間に板にアルミ保温材を巻いて仕切りにしてみました。
このリチウムバッテリーは、低温(0℃以下)では放電は行いますが、充電はシャットダウンするようです。なので。寒い日の朝、バッテリー温度が上がっていかないと充電を始めないということになります。
そういうときに、手動でスイッチを入れておくと、後は設定温度を保って保温してくれるというのを自作したわけです。


キャラバンの電源システムのプチアップデート。_a0282620_12220745.jpg

で、バスバーのカバーも付け、ケーブル類も固定して、一応、配線作業の完成です。左が配電板で460Aのリチウムバッテリー、仕切り板を挟んで2000Wインバーターという具合です。
予定では、バッテリーのメインスイッチを入れるはずだったものの、ボルト径の違いなどで設置出来ず、改良を考え中です。

それから極太のケーブルの取り回しに集中していたところ、出来上がったら、このバッテリーの上に棚板を置くことをすっかり忘れていました。さて、どうやって棚板を乗せるか、コード類が邪魔で問題です。
はたまた、次の作業はカメラ機材置き場となるこの棚をどうすかということになりますね。(なかなか終わりのない作業)



# by martin310 | 2025-02-08 12:22 | *D.I.Y | Comments(0)

コナラの大木に挑む(激闘編)

コナラの大木に挑む(激闘編)_a0282620_17385584.jpg


我が家の敷地の境界線に立つ、コナラの大木に挑むシリーズも遂に大詰めを迎えています。
高さ10メートルを超す大木の枝を落とし、4メートルくらいの高さにしようと、単管パイプのありったけを組んで、高所作業の恐怖に耐えながら、知恵をしぼって無理をしない作業を続けています。
とはいえ、充分、安全に配慮しつつも何が起こるかわかりません。
決して油断をせず、慎重の上に慎重を重ねて段取りを考えます。


コナラの大木に挑む(激闘編)_a0282620_17390263.jpg

さて、足場組みもこれ以上、単管パイプはありません。
この状態からどうやって伐っていくのか、高所に立って震えながら進むしかありません。
足場板も6枚しかないので、それを有効に段に置いての作業です。
それにしても、この立派過ぎる枝振り、いったい自分の手に負えるのだろうかと、ため息をつきつつ、勇気を奮い立たせていきます。


コナラの大木に挑む(激闘編)_a0282620_17390960.jpg

さすがに最上段になると、とても立つことは叶いません。
腰を下ろして安定のスタイルで、電動チェーンソーを振るいます。
不思議なもので、4メートルくらいまではそれほど恐さを感じないのですが、6メートル、7メートルの高さになると、もう限界を感じます。
急に腰が引けて、身体を何点かで支えないと、とても立つことは出来ません。
プロはこれを何でもなくやるのだから、さすがだなあと思います。


コナラの大木に挑む(激闘編)_a0282620_17391700.jpg

全体を見ると、こんな空中に居ます。決して長居したい場所ではありませんが、致し方なく恐怖に打ち勝ちます。
横に伸びた枝は、案外、伐るのは容易いのですが、とは言え、重量があるので落ちる瞬間、緊張が走ります。


コナラの大木に挑む(激闘編)_a0282620_17392412.jpg

仕事場からの地上の光景を撮ってみましたが、樹木の色が同じなんで、あまりよく判らないようです。
ほぼほぼ、こんな所に人間は居ないので、これはまるでドローンの視野です。
ほとんどいい心地がしません。早く下に降りたい。


コナラの大木に挑む(激闘編)_a0282620_17393172.jpg

どうにか、横振りの枝をすべて伐ることが出来ました。
すっきりとして、景色が違って見えます。
あとは難題の2本の上向きの最大に太い枝を残すのみとなりました。
ああ、見栄えはいいけれど、実際にあの2本に向き合うのは腰が引けます。もう、小枝を伐りに立つ足場がないので、一気に幹を伐る以外に手はないようです。
間近で幹を見ると、もう、それはそれは物凄い重量感を感じます。


コナラの大木に挑む(激闘編)_a0282620_17402496.jpg

ひゃー、下から見上げるとこんな感じですよ。
あれをどうやって伐るって?いやいや、たいへんなことをするものです。
素人が挑むにしては、相手が手ごわ過ぎます。
もう、2年早く手を打っておけばと悔やまれますが、まあ、もうどうにもしようがありません。


コナラの大木に挑む(激闘編)_a0282620_17403104.jpg

切り落とした枝だって山盛りです。
これはほんの一部、これがまわりに広がっています。
後処理がたいへんです。細かくカットして体積を減らさないといけません。


コナラの大木に挑む(激闘編)_a0282620_17404148.jpg

遂に決定的な時がやって来ました。もう後戻りは出来ません。
最後の勇気を奮い立たせて2本に挑みます。
最初に左の枝から倒します。倒す向きも左。

単管パイプの横棒に確実に接触するので、予め強度を高めるのに2本にしておきました。
引っ掛かりをなくすように、縦棒は高さを下げ、当たりのないようにしました。

動画から3カット切り抜いて横に並べてみましたが、画像が小さ過ぎて変化がよく判らないようです。実際は、倒れてパイプの横棒にぶつかり、物凄い衝撃でした。
櫓が横に振れて落ちそうになるくらい。まあ、震度5の揺れですね。
それで悪いことに、木の股が横棒に挟まり、下に落ちずぶら下がってしましました。
いったい何キロあるんだろうか?200kgぐらいの重量あるのではないかと。
枝を落としつつ、重量を減らし、何とか下に落としました。


コナラの大木に挑む(激闘編)_a0282620_17404854.jpg

もう1本も同じように、木の股が引っ掛かりぶら下がり状態に。
これも慎重に枝を落とし、動きを見定めて蹴って落としました。
凄いな単管の櫓、あの衝撃にも耐えられたとは。
ああ、何はともあれ、無事に枝落としに成功しました。
まだ仕上げのカットはありますが、一応、こんな感じにすっきりしました。
風景一変で、建築当初の景色に戻ったような感があります。

これほど毎回、祈る気持ちで取り組んだ作業もありません。
危険と隣り合わせのたいへんな作業でした。
よい子は決して真似してはいけません。



# by martin310 | 2025-01-27 17:47 | 田舎暮らし | Comments(0)

新春第一弾の大仕事(大木に挑む)

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遂に伸ばしにのばしていた、大木の伐採に取り組むときが来ました。
我が家のシンボルツリー以上の存在であるコナラの大木が、もうこれ以上は自分の手には負えない程の高さに成長してしまいました。毎年、その木をしみじみ眺めては、もう伐らないと大変なことになると思いつつ、すでに3年以上先延ばしにして来て、いやはや既に限界を超えてしまっているほどの巨木化が進んでしまいました。
しかも早くも新葉の芽が既に用意されているようなこの真冬に、枝を落としていかねばその時期を逸してしまいます。

隣地との境界線上に立っているこの樹、もちろん道路もないので重機なんて入る余地はありません。クレーンの上から伐ればお手のものでしょうが、また、一気に大型チェーンで伐って倒せればそう難しくはないでしょうが、これを自力でちびりちびりやろうというのでたいへんなわけです。何でも出来ることは自分でやる―それがいちばんコスパが高いのです。

ということで、寒空の下、重い腰を上げ、まずは伐るための足場作りから開始しました。


新春第一弾の大仕事(大木に挑む)_a0282620_12001920.jpg

ログハウスの外壁の塗装を自分でするために、けっこうな本数用意して在庫していた単管パイプ、まさかこんな大木を取り囲むことに使うなんて日が来るとは…。
縦に背が伸びている木なら梯子でいいのでしょうが、なにせコナラの広大な枝ぶりを見れば、かなり大きな足場で囲まないと伐る位置に自分が行けません。
傾斜した、しかも土の柔らかい山地の地面の上に脚を掛けて、四角形に囲んで行きました。
傾斜して上下に高さが違う地面に、直角に脚を立てることの難しいこと。そこに垂直に支柱を立て、連結していきます。


新春第一弾の大仕事(大木に挑む)_a0282620_12002647.jpg

4メーターの単管パイプを立てても、下の方から見ればこんなもんです。樹高の半分にしかなりません。これにもう1本4メートルを継ぎ足していきます。
そして、そこに足場板を置いて、立ち上がってチェーンソーで伐っていくのですから、どれだけ恐いでしょうか。


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横棒だって下から既に6本を費やしています。果たして本数が足りるのか?なんて、全然考えていません。実際、梯子のようによじ登るには、このくらいの間隔を空けてないとと、いきあたりばったりな建築です。


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如何に大木かがこのアングルではよくわかると思います。
下の方の横に伸びた枝は、案外伐り易いですが、上に伸びた枝の太さを見ると、小枝から落としていかないと重量に負けてしまいます。
そんな上まで伐れるものだろうか、かなり無理なのがわかります。
さて、どうしたものでしょう。
もう、パイプの残りがわずかしかありません。


新春第一弾の大仕事(大木に挑む)_a0282620_12004808.jpg

足場作りでもう3日を費やし、さて、これから枝落としに入ります。
外から見ている分には出来そうに思いますが、実際に上に昇ってみると、もう足がすくむし、恐怖が先立ち、そこで両手でチェーンソーを持って伐ることが果たして出来るのでしょうか。
うーん、慣れかなあ。
母屋のてっぺんの塗装もやったことあるし、今一度その自信を呼び覚まさねばなりません。
ひゃー、恐い。



# by martin310 | 2025-01-19 12:01 | 田舎暮らし | Comments(0)

キャラバンのプチ快適化DIYあれこれ。

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伊豆の山の上の我が家周辺では、毎冬恒例の寒風が吹き荒れています。時には、家が揺れるほどの強風に、ワンコも驚いて吠えるほどです。
そんなとき、いくらんなでも外仕事をする気にもならず、残しておいた自作キャンピングカーのちょっとした快適化DIYを施すことにしました。

長旅を何度か経験して来ると、もうちょっとここをなんとか便利に出来ないかとか、これが邪魔なのでうまく改善出来ないものかと、アイデアを絞って安価に出来るグッズを検討し、リニューアルすることが必要性をおびて来ます。
必要パーツが揃ったので、こんな寒い時節、キャラバンの室内で暖房を焚きながらぬくぬくと出来るDIY作業をしました。


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まずは去年、既にやってあったRENOGYの走行充電器の加熱防止のファンを、もっと大きなものに替えることにしました。
最初の4cmファン2ヶは、風量はまあまあでしたが、なにせ小さいのに音がうるさく、運転席にいて走行中でエンジン音がしていても気になるほどでした。
なので、今度は倍の大きさの8cmファンで、しかも静音タイプのものに替えました。
ファンが大きいので、走行充電器のヒートシンクのみならず、機器全体に風が当たるので効果は大きいと見ました。しかも、音が凄く静か。ほとんど傍に来なければわからないほどです。


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そしてさらに、前回はスイッチのオンオフを手動で行う方式にしていたのですが、今回は温度センサーを付けて、設定温度以上になったときのみ、ファンが稼動するようにしました。(一応、40℃でスイッチONするように設定)
温度センサーは、走行充電器本体に貼り付けて温度管理をすることになります。
これで65℃以上になって、安全装置が働きサブバッテリーへの充電を止めてしまうことはなくなるかと思います。


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冬場になると、室内の寒さ対策にセラミックヒーターや電気ストーブを使うことがあります。そこで、どの場所でも床に置けるように100Vのコンセントを増設しました。
狭い車内ですが、床に延長コードを伸ばして使うのはどうもよろしくありません。足に引っ掛かったり、見た目にもよくありません。
通路になる床面にはコード類を露出させたくありませんね。

そこで、電子レンジや冷凍冷蔵庫のある壁に設置しました。
こちらはベッド下の見えない奥の壁に沿って100V用電線を引っ張ったのでそう難しくはありませんでした。


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もう一箇所は、テーブル上でIHレンジを使うことがあるので、そのテーブル下の壁面に設置しました。
ここならIHのコードをテーブル下にそのまま垂らすだけで通電出来ます。
ですが、配線はなかなか難題で、床も壁も板張りしてあるところにどう見えないように電線を引くかで、一度既存の鉄板剥き出し面を覆った木材を取り外したりしながら、スライドドア下の上がりかまちの裏を通しつつ配線しました。なので一切コードは見えないようになっています。


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次に、旅のあいだのルーティーンに、毎日のスマホやカメラ類の充電作業がありますが、その充電場所を便利よくすることでの快適化です。
まずは座っているテーブルサイドに2口のUSBコンセントを設置しました。ここにあれば、座ったままスマホケーブルを刺すだけでいいのと、そのままスマホをテーブルに置いておけるのでとても便利です。


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「デュアルUSB充電器ソケット」は、なんと「TEMU」では2ヶセットで¥1500もしない安さです。
で、表示のように「QC3.0」で高速充電タイプになっています。(ほんとかどうかまだ試す必要あり)
電源はDC12Vなので、壁裏にあるLEDのバーライト用の電源から取りました。通電すると青い光で表示されます。上の丸い蓋は回すとジャックを隠せるようにしまえます


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2つ目は運転席背後の壁に取り付けました。
走行中はここにあった方が便利です。スマホやカメラ類のバッテリー充電は、すぐ傍らに充電場所があると、満充電後の取替え作業も楽に出来ます。
すぐ前にソフトボックスの物入れを置いておけば、まとまりよく使えます。もちろん、電源はサブバッテリーからなので、エンジンがかかっていなくとも使えます。


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ちなみに、この赤いBAREBONESのLEDランタンは、元々はバッテリー駆動だったのをUSB直結にして車内固定で使っているものです。
つまりは専用バッテリーを交換しようとしたところ、余りに高価だったのでLED電球にコードを直付けしてUSB駆動にしただけですが…。
電球の発光点があまりに眩しいので、ホヤガラスにスモークフィルムを貼って光を和らげてあります。
USB電球直付けの場合、内臓の調光ボリュームが使えなくなるので、USB用の調光コントローラーを途中に挟んで光量調節出来るようにしています。

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最後にこの突っかえ棒です。これは車中泊時に車体の揺れを防ぐために、家具用の調節可能な金属製脚を利用しました。
これも「TEMU」で2個パックで¥1000しませんでした。
当初、建築用の金属の束で作ったのですが、どうも重くてがさばるし、サイズが大き過ぎたのでこの家具用脚を見つけました。


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地面につく脚の部分は、建築用のプラスチックパッキンを取り付け、最上部の丸い台座のところには、ゴム板を丸く切って貼り付けて、車体に傷がつかないようにしました。
回転して回せば伸び縮みするので長さが変えられます。
風が強い日の車体の揺れや、車内を移動したときの揺れなどを防げて便利です。
もちろん過重はかけられないので、ちょっとした揺れ抑えです。
ただし、出発時に必ず外すのを忘れないようにしなければなりませんね。


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そんなこんなを寒空の下、小さなファンヒーターを車内に持ち込んで、ぽかぽかの空間で作業していました。もちろんマックファンで換気しながらです。
このファンヒーター、情報によると意外に灯油がこぼれにくく、移動しても使えそうな気配です。
しばらく実験して、厳寒期の車内暖房に使えたら万全だと思います。



# by martin310 | 2025-01-10 13:31 | *D.I.Y | Comments(0)

冷え切った冬の自作部屋にて。

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母屋と物置のあいだの空間に屋根を架け、空いた二面に壁を作って部屋にしたこの自作部屋も、調べてみると完成してからもう丸4年を経過したようだ。
北側の案外直射が射さない空間なので、ふつうの屋根を架ければ当然、室内がかなり暗くなるので、いっそのこと透明なポリカ波板で全面屋根を葺いた。なので、屋根は半透明、窓が多い、ほぼ温室みたいな不思議な部屋になった。
冬に出来上がったので温室風で見栄えはよかったのだが、まったくの非断熱の構造は外と同じ室温が確定。
そして灼熱の夏はほぼ中にいられないサウナ部屋となるのには閉口した。
だから、実際、部屋に居られるのは春と秋だけという、特殊な季節限定の自室となった。


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ところが、年間のうちでこの部屋に滞在する期間が少ないのは、ついついこの空間を忘れがちになり、いつのまにか置き去りの部屋となって、なかなか主が近づかない、開いてるけど“開かずの間”のような扱いになってしまった。
そういうのも、なんだか気の毒な気がして、年末には久し振りに掃除をして、しばしオーディオ機器などのご機嫌も伺うかのように音楽を鳴らしたりし、滞在時間を出来るだけ稼ぐようにしたりした。
自分で作りながら、もったいないものだと思いつつも、なかなか長居しないのが常なのがもどかしい。


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デスクワークするにも、趣味事に使うにも、やや狭すぎるので、なかなか使わず仕舞いになる。長細い空間で幅がないのがいまいちだ。そんなわけで、ほぼ飾り物ばかりのインテリア実験ルームみたいになっている。


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音楽を聴く部屋にしようと、リスリングルーム風にオーディオ機材を持ち込んではいるものの、狭いのと音が外に筒抜けなのが玉に瑕。
音場の問題なのか、それと機材とのマッチングが悪いのか、いまいち自分の気に入った音にならないので、機材をとっかえひっかえ替えたりして実験を重ねたり、未だにあまりしっくりしない。
これも長居しない原因で、音があまりしっくりこないので途中で終わりにしてしまうことが多いのだ。

いづれにせよ、もともとデッドスペースでしかなかった空間を生かそうと取り組んだ部屋なのだから、そもそもが理想の場でないのも当然のこと。
それよりこんな部屋のひとつも在ることの方が貴重と、もっと何かちょうどいいものに活用出来るよう考えようとも思う、今日この頃でもあります。


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アンティークな中世風の雰囲気で、どこか異国的なのが別空間を感じさせていいものだ。けれど。飽き易い主には束の間の憩いの間かな?


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外に出れば富士がいる。



# by martin310 | 2024-12-31 13:33 | 田舎暮らし | Comments(0)